ちょっとググっただけでも、知っている曲が次から次へと出てきて、今更ながら驚いた次第です。で、どの曲を取り上げさせていただこうかなって、リストを眺めていたんですけど、「また逢う日まで」とか「魅せられて」だと世代的にはちょっと上な感じだし、近藤真彦は個人的に許せないし、なんて思っていたら、「AMBITIOUS JAPAN !」が出てきたんですよ。これもそうだったんだって、再び驚いた次第です。
でも「AMBITIOUS JAPAN !」は、「のぞみ」のCMソングで、静岡県には、のぞみは1本も停車しません。駅のホームで「こだま」を待っているときに、颯爽と通過していく「のぞみ」を見て格好いいなぁって憧れてるのが、僕ら静岡県人なんです。まあ、疾走する「のぞみ」をこんなに間近に見られるのが、静岡県人の特権・・・ということにしておきましょう。小田原駅とかで、通過する「のぞみ」を待つために、10分近く停車させられている時は腹立ちますけどね。
で、YouTubeに溢れている「AMBITIOUS JAPAN !」の新幹線動画からセレクトしたのは、これ。テーマは、静岡県を通過していく「のぞみ」です。
車内清掃が終わるのをホームで凍えながら待ち、乗り込むと音も無く発車。車内放送から流れてくるオルゴール調にアレンジされた「AMBITIOUS JAPAN !」。
で、映画が始まったのですが・・・至って普通なんですよね。ニュースでは、ペンライトを振って盛り上がる映画館の様子が流されてましたけど、地方の映画館では、そんなことは全然起きていない。
そもそも、映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、フレディの伝記映画です。ですから、ライブシーンと云っても、楽曲をフルコーラスで流すことはなくって、どれもさわりだけです。本格的なライブシーンが映されるのは、ラストのライブ・エイドくらい。だから「Radio Ga Ga」で手拍子したり、「We Are the Champions」を一緒に歌う程度で、極めて温和しめな応援上映でしたよ。
僕がライブエイドのステージで一番好きなところは、「Radio Ga Ga」から観衆との掛け合いを経て「Hammer to Fall」を演奏するところです。
口髭、短髪、筋肉、・・・どう見てもゲイですね。
映画でも「エアークイーン」による「Hammer to Fall」の前奏で泣きそうになってしまいました。「Bohemian Rhapsody」も「We Are the Champions」も良いんですけど、ライブエイドに限って云うと「Hammer to Fall」が最高です。4人のメンバーがそれぞれの役割を完璧にこなしていて、ロックバンドとしてのクイーンの格好良さが、存分に発揮されているテイクだと思います。