2020年5月23日土曜日

いきなりですが、交響詩篇「エウレカセブン」を語ります

先月、声優の「藤原啓治」さんが、癌で逝去されました。ニュースでは、アニメ「クレヨンしんちゃん」の「野原ひろし」役として紹介されていました。55歳だったそうです。

有名な声優さんですから、他にも出演作品は数え切れないほどあって、「鋼の錬金術師」の「マース・ヒューズ」や「交響詩篇エウレカセブン」の「ホランド・ノヴァク」などが印象に残っています。主人公と深く関わる大人の役が多くって、格好いいんだけど、どこか抜けているようなキャラクターを得意とされていたように思います。


エウレカセブンは、今から15年前に放送された、4クール、全50話というアニメ大作です。大空を舞台に変形ロボットが活躍するという、ロボットアニメはこうでなくっちゃっていう作品でした。

この子が物語のヒロイン「エウレカ」です。とっつきにくい性格や人間のようで人間でない神秘的な設定は、エヴァンゲリオンの綾波レイと共通するところです。


そして、これが、藤原啓治さんが演じたホランド・ノヴァクですね。主人公が所属している「ゲッコーステイト」のリーダー。天才リフボーダーで、塔州連邦軍の特殊部隊の元エースという一見完璧な設定ですが、大人げない言動もあったりして、ツッコミどころ満載なキャラクターだったように思います。


エウレカセブンは、放送期間が一年という長丁場ですから、1クール毎にオープニングとエンディングの主題歌が新しくなりました。最初の主題歌は、FLOWの「DAYS」でしたね。


YouTubeには、FLOWの海外公演の動画がアップされていますけど、この曲が始まると観客が一斉に(日本語で)歌い出すのにはビックリしました。アニメファンは地球の裏側にも存在しているようです。

そして、これがホランドの実兄で最大の敵役「デューイ・ノヴァク」です。敵の方が格好良いっていうのは、ガンダムからの伝統ですね。
彼の声を担当したのが、声優の「辻谷耕史」さんです。辻谷さんも2年前に56歳という若さで急死されています。


第2クールのオープニング曲は、HOME MADE 家族の「少年ハート」。


「HOME MADE 家族」は、ヒップホップにしては歌っぽい要素が多くって、親しみやすかったんですけど、2016年から無期限活動休止に入っているとのことでした。

ビーム撃ちまくり、ミサイル撃ちまくりで、これぞロボットアニメ。この自動追尾するタイプのやつは、マクロスからの伝統ですけど、エウレカのスタッフには、河森正治氏をはじめ、マクロスを手がけたクリエーターが多く参加していたようです。

それにしても、ロボットアニメの話題って全然聞こえてこなくなりました。最近流行ったアニメといえば「鬼滅の刃」とか「進撃の巨人」でしょうか。でも、「マジンガーZ」に始まり、「ゲッターロボ」から「イデオン」まで見ていたロボット世代からすると、なんかグロく思えてしまうんです。

ロボットアニメの戦闘シーンって、生身で対戦していないので、血の描写がないんですよね。ロボットの戦いの裏では、大勢の人たちが命を落としているんだろうけど、格好良さだけが強調されてたわけで、もちろん、これを良しとするかどうかは、別の問題ですけど。
       
「マクロス」がロボットアニメをヲタク化してしまった、みたいな記事がありました。だとすると、その系統を引く「エウレカセブン」が、思いの外、幅広い支持を得られなかったのも必然だったのかもしれません。

変形ロボットがビームと誘導ミサイルを撃ちまくるのって、もうウケないのかなぁ。

2020年5月16日土曜日

黒島結菜「行列の女神~らーめん才遊記~」ゆとりちゃんの艶めかしさにアシラバが抱いた一抹の不安

再放送中のNHKラブコメ時代劇「アシガール」。3年以上前の作品にもかかわらず、NHKの情報誌「ステラ」最新号では、表紙と巻頭10ページの特集記事が掲載されるそうです。コロナ禍での非常時とは云え、何百とあるNHKの過去作品の中から選ばれただけでも、大したものだと思います。


アシラバさんたちは、これを続編制作の布石ではないかと思っているようです。コミックでは次回発売の第15巻が1つのクライマックスになりそうだということで、年末あたりに続編のSPドラマを期待しているファンも多いのではないでしょうか。


で、テレビ東京の新作ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」も4話まで進みました。今回は、前野朋哉さん(auのCMの一寸法師)演ずるラーメンオタクの須田君が主人公。登場人物のプロフィールもだんだんと揃ってきて、物語も佳境に入りつつあるようです。

今回の格言は「やると云うクライアントに、やるなと云うコンサルティングをしてはいけない」でした。
絶望的な情況の中でも可能な限りの提案を出すのがコンサルの役目。だけど失敗したら100%クライアントの自己責任。ただしコンサル料はしっかり頂戴するってことでしょうか。最終的な判断や責任は全てクライアントが負うってのは、当然と云えば当然ですけど、厳しい話です。


今回は、間借り店舗が舞台でした。僕の街にも、夜はバーで昼はカレー屋さんってところがありました。駅前通りにある、カウンターとテーブル2つくらいの小さなバーで、とってもお洒落な雰囲気なところです。(入ったことありませんけど)で、そこにこだわりのカレー屋さんが、お昼限定で開店したんですよね。お店の構えが、カレー屋さんにも不思議とマッチしていて、如何にも美味しそうなカレー屋さんって感じ、それなりに繁盛していました。

今回の兄ちゃんも、居酒屋を借りての開店でしたけど、いきなりお客さん入れちゃったりして、営業許可とか大丈夫なのかなって、ドラマとはいえ心配になってしまいました。


あとは、新メニューの試作で、焼き味噌ラーメンとかキーマカレー湯麺とかをバンバン作っていたゆとりちゃんが、調理が簡単で原価率を抑えるっていう縛りを受けたとたん、いきなり作れなくなっちゃったところが面白かったです。毛血旺つけ麺とか、コスパなんて全然考えてなかったですからね。まあ、お嬢様育ちの天才料理人ですから致し方ありませんけど。


勉強になったのは、兄ちゃんがグリストラップを詰らせて、居酒屋の店主の大友康平さんを怒らせてしまった場面。清流企画が詫びを入れて清掃するんですけど、あそこで、詰らせた兄ちゃんに掃除させただけだったら、次からは貸せないってなると思います。芹沢社長が自ら出向いて掃除して、トラブルが起きた時は、清流企画がちゃんとフォローしますっていう姿勢を見せたからこそ、大友康平さんの態度も軟化したわけですからね。

人情たっぷりの青春物語のように見せておいて、やる気のあるバカがコンサル会社にとって一番のカモっていうオチも面白かったです。


さて、黒島結菜さんの演技は、相変わらずでしたけど、新メニューを試作しているときの、やつれ髪姿を見てビックリしてしまいました。黒島結菜さんって、良くも悪くも、女性としての色気を感じさせないところが、最大の特徴だと思っていたので、こんな艶やかな雰囲気を出せるなんて思いもしませんでしたから。


艶っぽい女優さんといえば、主役の「鈴木京香」さんもその一人かと思いますが、黒島結菜さんも、そんな女優さんの仲間入りをしつつあるというのは、嬉しい限りであります。

ただ、黒島結菜さんが、大人っぽくなればなるほど、心配になってくるのが、アシラバさんたち。ネット記事にも「アシガールは奇跡の1本。黒島結菜×伊藤健太郎のかけがえのない瞬間がここに」なんてのが出ていました。あの時が奇跡だとすれば、今はどうなんでしょう。健太郎君はまだしも、黒島結菜さんは、もう唯之助を演じられないんじゃないかと不安になってしまうんです。

それから、伊藤健太郎君のサイドも、アシガールに対して何となく前向きじゃない印象を受けるんですよね。

最新号のステラの表紙も、昨年の特集時に撮られたものです。(今回の方が良い感じに思うけど)続編の制作なんて危ういんじゃないかと、どうしても考えてしまうわけなんです。


原作コミックは「新婚編」を連載中ですけど、現実の2人は、もっと大人になろうとしています。それはそれで有るべきことなんだろうけど、再放送を見ていたら何だか寂しくなってしまいました。

「行列の女神」の次回は、高畑淳子さんも再登場して神回の予感。過去に頼らず、推しのタレントさんの活動をリアタイできるだけでも幸せなことなのかな。

2020年5月9日土曜日

「行列の女神~らーめん才遊記~」失敗から学ばない汐見ゆとり(黒島結菜)が羨ましい?!

オープニング曲のタイミングで、緊急地震速報が入ってビックリしましたけど、何事も無かったかのようにドラマを流し続けるのは、さすがテレビ東京さんですね。そういえば、東日本大震災の時も通常放送を続けてましたし、っていうか、このご時世で「行列の女神」なんていう密なドラマを放送していることが、すでにテレ東かもしれません。


で、3杯目、面白かったです。神回の有力候補ではないでしょうか。コミックファンの方々は、いろいろと思うこともあるでしょうけど、原作を知らないことの幸せをかみしめながら、楽しく視聴させていただきました。

今回は、出てきたラーメンがどれも美味しそうで、前回のように食べ物を粗末にしているような描写が無かったことも、高評価の理由です。(監督さんが変わったからかな)ゆとりちゃんは、「社長の名前が思ったほど威力がなかった」とか平気で云っちゃう、相変わらずの礼儀知らずでしたけど。

Paraviは有料ですけど、最新話だけなら番組ホームページに見逃し無料配信があります。こちらは緊急地震速報も入ってないので、安心して視聴できます。


母親に毒づいてるところとか、コンペに負けたところとか、怒っても凹んでも可愛いってところは、さすがコメディヒロインの演技。全部同じとか云われちゃうんですけど、まあ、それが黒島結菜ですから。

以下はネタバレです。


まずは冒頭のシーン、橋爪先生が、月替わりの「鶏だし白湯らあめん」を「小綺麗にまとめて」とダメ出ししたところ。ゆとりちゃんの「特製肉だし清湯麺」の「ふむふむ」と同じダメ出しでしたね。やっぱり親子なんだなぁって思いました。

そして、何と云っても「客は情報を食べている」の台詞。唐突にとび出した感がありましたが、コミックでは有名な言葉のようです。

確かに、外食しようとなれば「食べログ」とかで調べてから行くのが、普通になってしまいました。予習して想定どおりの料理が出てくれば、それで満足してしまいます。ノープランで行って、出会いや発見を楽しむってこともありますけど、僕は、どちらかというと、旅を計画することを楽しむタイプですから、この名言のように情報を食べることが中心になってしまいます。

ただ、今回の「つけ麺対決」で、この言葉ってどうなんだろう。限られた放送回で、いろいろと名言を詰め込まなくてはならないのは分かりますが、普段から情報を食べている僕からすると、つけ麺激戦区に豚骨ラーメン屋さんがあっても、検索の対象外になっちゃうと思うんですよ。
逆に、「毛血旺つけ麺」なんてが検索に引っかかったら、話のタネに一度食べてみようと思うかもしれません。


それにしても、出してきたのが鴨の血豆腐を使った「毛血旺つけ麺」!?。コンサルタントが料理の腕前を披露してどうするんだ、って思わずツッコんでしまいましたけど、ゆとりちゃんの「私の体にはラーメンのスープが流れている」という台詞が伏線だったようです。高級中華レストランで、シェフのおまかせフルコースの〆に出てくるような一品を、23才の女の子がコンサルするんですから面白過ぎです。

最後のレシピ交換は、ムリヤリ感はありますけど、物語のオチとしては面白かったし、ラストで芹沢社長が全部持ってっちゃうのも、非現実的で痛快でした。
SNSにレシピ交換よりもお店交換の方がよくね、といった書き込みがありました。・・・まあ、わざわざコンサルタントに依頼してくるくらいですから、その土地を離れられない事情があったのでしょう。


さて、3杯目は、ゆとりちゃんが挫折を味わった回でしたが、「美味しいだけじゃダメ」ってことは、初回にも出てきた話ですよね。あの時も、「鶏白湯生姜ラーメン」では京来軒は救えないってことを学んだはずです。

行列の女神が描こうとしているのは、主人公の成長だと思います。つまり、ゆとりちゃんが一人前のフード・コンサルトになることだと思うんですけど、ゆとりちゃんは、前回の失敗から何も学んでいませんでした。河上部長からアドバイスをもらっても、全然分かってませんでした。

でも、ラーメンと若君の違いはありますけど、愛するモノに一直線に突き進んでいく姿に、妙な清々しさを感じてしまうんです。そして、芹沢社長は、失敗から学ばないゆとりちゃんにイラッとしながらも、それを羨ましく思う。


そうそう、ゆとりちゃんの「毛血旺つけ麺」だって、役には立っていたと思います。依頼主の店主が、腹を括ったのは、ゆとりちゃんのつけ麺を食べたからです。レシピ交換の提案だけだったら、豚骨ラーメン屋に変える決心はつかなかったのではないでしょうか。そして、ゆとりちゃんの提案に乗らなかったのは、店主もプロだったからに他なりません。


毎回のゲスト出演者も個性派ぞろいで、ますます面白くなってきました。
原作を読むのは、ドラマの放映が終了するまで我慢しようかと思います。その方が、どちらも楽しめそうですから。

2020年5月4日月曜日

「黒島結菜」と「行列の女神~らーめん才遊記~」番組を愛するが故のダメ出し

この春の貴重な新作ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」。登場人物も出そろってきて、ますます面白くなってきました。何より、汐見ゆとり役の黒島結菜さんが、とても可愛く撮ってもらえて嬉しい限り。アシガールの再放送もあって、知名度も好感度も上昇中。鈴木京香さん演じる芹沢社長との掛け合いもイイ感じです。


その芹沢社長は、原作コミックではハゲ男なんですね。原作のある物語をドラマ化(3次元化)する時に、ある程度の改作が行われるのは、よくあることです。「テセウスの船」なんて犯人を変えちゃいましたし。

で、芹沢社長の女性化はコミックファンには、だいぶ評判が悪いようです。でも、原作をチラ読みしたところ、コミックの芹沢はかなりどぎついキャラのようで、このままドラマ化するのは、如何なものかと思いました。
男優にソフトめに演じてもらうのもあるかもしれませんけど、それだと面白さが無くなってしまいそうです。と考えると、女性に変えて、その代わりに思いっきり毒づいてもらうという今回の選択は、アリではないでしょうか。オネエの毒舌みたいに、同じ事を言っても、女言葉だと受け入れ易いってこともありますし。

タイトルを「行列の女神」にしたのは、コミックファンに対する言い訳なんだろうけど、原作をリスペクトするための方便と云えなくもありません。

コンサルティングっぽく云うと、クセが強すぎるラーメンを、万人受けするように味をマイルドにしてしまうのでなく、味付けはそのままにして器を変えてみたってところでしょうか。この改作のおかげで、「行列の女神」は、「コロナが収ったらラーメン食べに行きたいね」なんて言いながら、家族揃って見られるドラマになったと云えます。

でも、最大の改変は、ゆとりちゃんが原作より可愛くなっていることですね。


その一方で、気になる演出もありました。SNSなどでも呟かれていることなんですけど、なるほどなぁと思ったことを思いつくままに上げてみます。


「番組と黒島結菜さんのファンであるがゆえのダメ出し集」 

① ラーメンをほとんど食べずに席を立つ。

自慢にもならないことですけど、僕は食べ物を残したことがありません。正確に云うと、食に対して意地汚い。残すことに罪悪感を持っているとも云えます。そりゃぁ、好き嫌いはありますけど、食べられない物は無いですし、家で食事をするときだって、外食をするときだって(何かの手違いで物理的に食べきれない量を供給された場合は別として)常に完食です。とんかつ屋さんで出てくるパセリだって、勿体ないから食べちゃいます。

だから、ドラマでゆとりちゃんたちが、ラーメンを食べ残しているシーンを見るとツラくなってしまいます。

もちろん、初回の最初のシーンで、ゆとりちゃんが月替わりラーメンを残すのは、ストーリー上の必然ですし、同じく第一話にあった「泉谷しげる」さんに全メニューを作らせたのも、戦略を立てるための味見だから問題ないと思います。試作品を食べる時は、完食などしないのが普通なのかもしれません。

だけど、物語の演出だと分かっていても、アイデアが閃いたからといって、食べかけで席を立ったり、ラーメン屋さんをはしごして、お腹が限界だからといって、気分悪そうな顔を見せられるのは、気持ちの良いことではありません。

ドラマの感想に、番組を見ていたらラーメンを食べたくなった、みたいな書き込みがありますけど、こういうシーンを見てしまうと、少なくとも僕は、視聴後にラーメンを食べたいとは思えませんです。

番組のインタビュー記事で、黒島結菜さんはラーメンが大好きで、撮影のカットがかかった後も、ずっと食べ続けて完食してしまったなんていうエピソードが紹介されていましたけど、これってドラマでのマイナスイメージをフォローしているのでしょうかねw

あからさまにラーメンを残してしまう画を映さなくても、お店を飛び出していくシーンや、食べ歩きでギブアップしている場面を表現することはできると思うんですけど・・・。


② 子どもが店内をウロチョロしている。

これも、第2話のことです。家族3人で力を合わせて、お店を切り盛りしているシーンがありました。子どもが給仕をするのは、「夏川」先輩の回想シーンとリンクしているのだから、絶対に必要な演出なのは理解できますけど、何故、小学校低学年の、しかも男の子を使ったのでしょうか。

家族経営の食堂って、僕もよく行きますけど、手伝いするしないに関わらず、子どもが店内をウロチョロするのは見ていて気分の良いことではありません。お客さんの「お手伝いして偉いねぇ」なんて言葉を、真に受けてはいけません。親が思っているほど、他人は子どものことを可愛いとは思っていないからです。

「とんこつラーメンさかぐち」が流行らなかったのは、お洒落な街で豚骨ラーメン屋を開いてしまったからじゃなくって、セレブタウンで、子どもが店内をウロチョロしているような経営をしていたからだと思います。常連客相手の下町のラーメン屋ならまだしも、仕事に誇りを持っている店主ならば、そのへんのケジメは付けてほしいものです。


③ 客がいる店の中でコンサルティングの話をしている。

まあ、これはドラマの撮影上やむを得ないことかもしれません。

ただ、客が見えているところで、新人教育をしてしまう店なんかが実在しているのは事実です。厨房に近い席に案内されたりすると、たまーーに、新人さんが叱られている場に出くわすことがあったりして、気分の良いものではありませんからね。
店の裏事情ってのは、客も薄々感づいてますけど、せっかく見ない振りをしているんですから、それなりに隠していただきたいものです。


さて、ドラマもついに3杯目。ボスキャラも登場して本格的にスタートって感じです。飯テロ対策として、本放送は録画して次の日の夕食時に見ようかな。