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2017年4月17日月曜日

松浦亜弥さんの何回目かのデビュー記念日に「トロピカ~ル恋して~る」を

 松浦亜弥さんの復帰騒動から1ヶ月です。そして、デビュー記念日・・・。

 結局、何も起きませんでした。まあ、想定の範囲内のことですし、もとより今年か来年という話でしたから、のんびり待つことにしましょう。

 で、動画再生の方は、引き続き堅調のようです。特に、ふくちゃんさんがタイトル名を書き換えた動画が伸びているみたいですね。結構、若い人たちが見ているみたいで、皆さん優しくって、僕の古く拙いコメントにも「イイね」を押してくれるものですから、僕宛にもGoogle+からお知らせメールが届きます。
 コメントを寄せている人たちには「マエケン」さんや「はるな愛」のモノマネを知らない世代の若者も実際いるわけでして、先入観にとらわれていない彼らの意見って考えさせられるものが多いんです。 
 そう云えば、以前、盛んに行われていた、AKB叩きに「あやや」を利用すると云う、ハロヲタさんのコメントは、だいぶ少なくなったようです。あれも、あればあったで迷惑に思っていましたが、なければないで寂しくもあります。

 「松クリスタル」の「渡良瀬橋」も視聴回数が200万回を越えましたし、100万回越えの動画も、ざっと数えたところ20本ほどあるみたいです。どの動画も長寿ですから、視聴回数が増えるのは当たり前と云ってしまえばそれまでですが、広く聴かれていると云うことは、1人のファンとして嬉しい限りです。

 で、今、コメントがたくさん書き込まれている動画の1つがこれ。「トロピカ~ル恋して~る」の2007年のライブテイクです。「MC+歌」というタイプの動画で、歌が始まるのは、6分30秒後になります。歌以外のものが付いている動画というのは、編集機能が無くなってしまった現在の再生リストでは使い難いことこの上ないんですけど、この動画に関しては、歌が始まるまでのMCの方が有名になっているみたいです。


 残念ながら「トロ恋」は、この2007年のライブを最後に、完全に封印されてしまいました。折角コールを覚えたのに残念ですw
 素晴らしいパフォーマンスだと思いますよ。15歳の時の持ち歌を21歳で歌っているのに「残念感」が全く無いんですから。

 そして、このライブテイクと双璧を成しているのが、2002年のサマーライブだと思います。
 二度押ししないと再生しないかもですw


 松浦亜弥さんがアイドルとしてデビューしたことを間違いや悲劇とする意見があることは十分理解しています。でも、この時の彼女は、本当に輝いていたし、皆に元気を与えていたことは確かです。

 もはや、アイドル時代もSTBライブの頃も、どちらも遠い過去になってしまいました。 

 松浦亜弥さんには、是非とも一流の歌手として復活して欲しいと願っています。でも、「あやや」はいつまでも「あやや」であって欲しいし、幾つになっても「あやや」っぽさを持ち続けて欲しいです。「あやや」である限り一流の歌手にはなれないって考えているとしたら、それは本当に寂しいことだと思います。

2017年2月4日土曜日

「100回のKISS三昧」①~松浦亜弥13年のキセキ~ ファーストステージ編

 YouTubeに置いてある再生リスト「松浦亜弥歌うまいベスト」の18番に「100回のKISS三昧」というのがあります。作ってから3年ほどたちますけど、この3年間での視聴回数は、850回ほどで、全20集の「歌うまいベスト」の中で最も使ってもらえてません。同じような企画の「Love涙色三昧」の方は、5000回を越えているので、随分差がついてしまいました。しかも、850回視聴の中には、僕が使った分がかなりありますから、実質はもっともっと少ないことになります。

 「100回のKISS」は、松浦亜弥さんの4番目のシングル曲です。「LOVE涙色」と「桃色片想い」の両ヒット曲の間、彼女の絶頂期にリリースされたにもかかわらず、世間の知名度はイマイチ。YouTubeにおけるPVの再生回数も、「桃色」や「めっちゃ」が400万回を越えているのに対して、いまだに80万回にも届いていません。
 そんな「100KISS」が、彼女の真の代表曲とされているのは、様々なスタンスをとる彼女の幅広いファンから等しく指示され、また、彼女自身も、デビュー前から2013年のマニアックライブまで、歌い続けてきたという楽曲だからです。

 再生リストは、PVを除くと、10本のライブテイクが年齢順に並んでいます。

 まずは、デビュー前、「あやや」のファーストステージとされているテイクです。彼女を語る上で、このテイクから始めることには、ご異論は無いかと思います。


 マニアックライブ4番のMCで、松浦亜弥さん自身がこのステージについて語っているところがあります。急に出演が決まったので私服で出たとか、歌い終わった後、楽屋で大泣きしたとかです。
 そう云われれば、着ている服は、ステージ衣装にしては、あまりにも地味ですし、髪の毛などは、とりあえず縛って、それなりに見えるようにしただけのように思えます。

 ただ、出演したとされる「Hello! Project 2001 すごいぞ!21世紀」は、単発のイベントでは無く、「中野サンプラザ」「大阪厚生年金会館」「名古屋センチュリーホール」の3会場で8日間、のべ20公演行われたコンサートツアーです。中野の公演は、2001年の1月2日から6日までとなっているんですけど、ファーストステージってこの中のどこになるんでしょうか。
 他にも、初日の公演からセットリストの中に組み込まれていたのかとか、2月に行われた大阪や名古屋の公演にも出演していたのかとか、いろいろと疑問が出てきます。まあ、当時のハロプロファンの方のお話を聞くことができれば解決することではありますが、全てが遠い過去のできごとになるについて、当時の事情を知る方からの証言を得ることが難しくなってきております。

 そもそも、急遽出演が決まったとか、未だ2番の歌詞ができていなかったと云われているのに、楽曲のオケが会場に用意してあるというのも不思議な話です。
 もしかしたら、いきなり歌わされたというのは、本人の感覚だけで、裏では、既に大人たちが準備を進めていたように思えてなりません。
 まあ、確実に云えることは、つんく♂氏の気まぐれの一言で即決定されるほどに、彼が絶対的な権限を持っていたと云うことと、松浦亜弥が破格の特別扱いをされるほどに、お気に入りであったと云うことでしょうか。

 2001年というのは、ハロプロの絶頂期。しかし、単独ライブじゃないとは云え、4日間で10公演ってすごいですね。公演開始が12:00、15:30、19:00とありました。こんなことしていて体とか壊さないかと心配になります。まあ、大箱でまとめて1回なんて云う最近のやり方より、こんな風に中規模のホールで数多くやってくれた方が、ファンとしては嬉しいことだったと思います。

 歌唱に関して云えば、鼻に抜けるような上滑りの歌い方が気にはなります。評価すべき点としては、彼女のステージ度胸でしょうか。極度の緊張感の中でもほとんどピッチを崩ずに歌いきれているのは、歌唱における彼女の地力の強さを物語っています。
 特筆するような歌唱ではないにせよ、歌手「松浦亜弥」を語るに、このようなテイクが残されていることは、貴重で有り嬉しいことです。  

 ただ、動画のコメント欄には、絶賛の言葉が並んでおりますが、これは、松浦亜弥さんが、この後に国民的アイドルへと成長したことを分かっての話です。ハロプロのライブコンサートの中盤で、いきなり出てきた子が、こんな地味な格好で、こんな地味な歌を歌ったところで、当時のハロプロファンにどのくらいのインパクトを与えられたかは疑問です。
 このテイクは、期待の大型新人のお披露目にしては、あまりにも無計画に思えます。ってことは、つんく♂氏の気まぐれでいきなりステージに上げられたというのは、やはり本当のことかもしれません。

 上京してきた松浦亜弥をレコーディングスタジオで歌わせたとき、「橋本慎」氏と「つんく♂」氏が「これで俺たち5年は食える」と抱き合ったというのは有名な話です。僕は、この話を読んだとき、松浦亜弥ほどの逸材に対してたった5年とは何事か、と思いましたが、考えてみれば全くその通りになったわけで、ハロプロ斜陽の元凶としてファンから槍玉にあげられる両氏ですが、先見の明は確かにあったことになります。

 次回からは、松浦亜弥さんの「100回のKISS」13年の歩みを、のんびりと振り返っていこうかと思います。

2015年8月30日日曜日

松浦亜弥 「YOKOHAMA SING A SONG」

 松浦亜弥さんのファンに成り立ての頃、この曲と「横浜ロンド」がごちゃ混ぜになっていました。地味なシングル「草原の人」のカップリング曲と、地味なアルバム「Click You Link Me」の収録曲ということで、馴染みもありませんでしたからね。
 で、「横浜ロンド」は、すぐに僕のお気に入りの1曲になりましたけど、「YOKOHAMA SING A SONG」は、その後も、何となく捉えようのないままだったんです。

 「YOKOHAMA SING A SONG」は、ミュージカル「草原の人」の劇中歌とされてますけど、その劇中歌が、シングル「草原の人」のカップリングとして発表されているということからして不思議です。「草原の人」のリリースが企画された段階で、ミュージカル化も同時に進行していたと云うことなんでしょうか。
 そもそも僕は、「YOKOHAMA SING A SONG」を、16才のアイドルに歌わせるという意図が、理解できませんでした。ミュージカルのストーリーの流れでこういう曲が必要とされていたのなら分かりますが、独立した楽曲として考えると、あまりにも不自然です。やっぱり「YOKOHAMA SING A SONG」は、ミュージカルのために制作された楽曲なんでしょう。

 ということで、まずは、2002年、あやや16歳、ミュージカル「草原の人」からのテイクです。


 やはり、「お前、何歳だよ。」と突っ込みたくなりますよね。もっとも、観客の大部分は、ミュージカルよりも、その後に行われるミニライブがお目当てだったようですけどw。

 続いては、2012年マニアックライブⅣからのテイクを貼り付けさせていただきます。このテイクで重要なのは、歌った後のMCの部分ですよね。ミュージカルについて、松浦亜弥さんが語っています。MCは4分17秒からです。
 

 最後に若干フォローを入れましたけど、相変わらずのネガティブ発言ですね。こういう発言は、部分的に活字にされたりしたら、誤解の元になりますから、気をつけた方が良いんですけど、ファンクラブイベントだという安心感が云わせるのでしょう。
 発言の内容だけを聞いていると、練習嫌いの天才肌ということなんでしょうけど、反抗期の入った天邪鬼と云えなくもありません。本番の後は誰でも褒めるものです。舞台監督さんの心中お察し致しますw

 この曲が、ライブで歌われたのは、2006 秋「進化ノ季節…」、大人の雰囲気を前面に出した演出においてでした。この時期、松浦亜弥さんは、ストリングスを入れたり、ブラスを入れたり、ちょっとエッチぽくしてみたりと、いろいろ試行錯誤していたように思いますが、「YOKOHAMA SING A SONG」を歌うには、この演出が一番合っているんでしょうね。
 では、3つめは2006年のテイクです。


 当時のコメント欄に、アイドルのライブはカラオケで十分みたいな発言もありました。ブラスの方たちは、結構有名なミュージシャンだそうですけど、この時期のアヤヲタさんたちは、「あやや」を観にくるのであって、バンドを見にきてたわけでは、ありませんからね。

 今回は、年齢の異なる3つのテイクを、貼り付けさせていただきました。大抵こういう場合、僕は、アイドル時代のテイクが一番の好みになるんですが、確かに背伸びをしているところも可愛いし、頑張ってもいますけど、「可愛い」と「似合っている」は、やっぱり別ですからね。

2015年8月7日金曜日

亜弥VSあやや 「ドッキドキ!LOVEメール」 ~あなたはどっち?~

 第何弾か忘れてしまいましたけど、しつこく「亜弥VSあやや」ですw

 早速、先手は、「シンガー松浦亜弥」。2008年の名ライブ「AYA the Witch」からです。


 アイドルソングとしてのノリは、そのままに、見事に歌い換えていますよね。このテイクもそうですし、聖子ちゃんの動画などもそうなんですけど、大人になったからってアイドルソングが似合わなくなるなんてことは、ありませんよね。魅せる、聴かせる手段はいくらでもありますから。結局は、本人の気持ち次第ということでしょうか。

 では、後手、「アイドルあやや」です。伝説の2002年サマーライブからのテイクです。


 いいですね。いつまでも見ていたいです。慣れたステージングとはいえ、野外ライブでこれだけのパフォーマンスは、簡単にできるものでは、ありません。
 何度でも云います。いつまでも見ていたいです。過去厨と言われても全然構いませんw

 並べてみて、改めて分かったんですけど、6年経っても、アヤヲタの皆さんが全然進化していないんですよねw

 で、亜弥VSあややのプレイリストをチャンネルに置いて、一年半くらいになります。アイドル時代と大人になってからとでは、歌のスタイルなど全く変わっているのに、そのどっちも良いという、他に例を見ない歌手、松浦亜弥さんならではの、この企画なんですが、若干行き詰まり気味なんです。

 元々は、「今」の亜弥さんと「昔」のあややを比べて楽しんでいたんですが、亜弥さんのテイクも既に「今」とは、云えなくなりつつあります。つまり、「昔」の亜弥さんと、「もっと昔」のあややを比べている状態になっているんですよね。

 でも、同じ曲を大きくアレンジを変えることなく同じ歌手が歌っているのにも関わらず、それぞれに異なった魅力を感ずることができる、ということを広く皆さんに伝えたいんですよ。例えそれが過去のできごとになってしまったとしてもね。

2015年6月25日木曜日

亜弥VSあやや 「絶対解ける問題 X=♡」

 確か第4弾でいいんだろうと思いますが、「亜弥」さんと「あやや」の対決です。
 
「絶対解ける問題 X=♡」は、ファーストアルバムの収録曲。単純に盛り上げるには、使える曲ですので、大人になってからのライブでも比較的歌われていたようです。でも、活動の場がマニアックライブやコットンクラブになってからは、スタンディング禁止とかサイリュームご遠慮いたしますってことで、ご無沙汰になってしまい、寂しい限りです。

 で、先手は、歌って踊って、僕らを煽ってくれる、今はもう会うことのできない、「亜弥さん」です。


 この歌でいう、X²-9=0は、中学3年生で習う数学の計算問題ですね。ちなみに
   X²-9=0
     X²=9     (-9を右辺に移項)
           X=±3   (平方根をとる)     となります。-3を忘れないでくださいね。

  そうそう別解がありましたw
      X²-9=0
   (X+3)(X-3)=0     より、 X=3、X=-3      です。   

 さて、後手は、とっても可愛くって、歌って踊って、僕らを煽ってくれる、今は、もっともっと会うことのできない、「あやや」です。


 いつも不思議に思うんですけど、なんでこんなに動き回っていて歌えるんでしょうか。

 このテイクは、僕の大好きな2002年のサマーライブからなんですが、このライブで唯一の切り取り動画なんです。なぜこの曲だけが今も残っているのか、これもまた不思議です。
 で、ファーストコンサートと比べるとよく分かるんですが、動きがまったく同じなんですよ。全ての動きは、かけ声も含めて、振り付けと同じで、決められたものです。だからこれをもって、煽りが上手いとか云えないんですけど、16歳のアイドルらしい、素敵なステージだと思います。

2015年6月21日日曜日

松浦亜弥VSあやや 「私のすごい方法」

 亜弥VSあややシリーズの第3弾は、「私のすごい方法」です。

 先手「あやや」。めっちゃライブからのテイクです。ハート星の某だそうですが、このノリについて行くのは、当時のファンであっても、ちょっとキツいのではと思います。それにしても、似合わない衣装だと思いますけど、何をしたかったんでしょうか。


  後手「亜弥さん」。マニアックライブⅢからのテイクです。アレンジが楽曲にピッタリ。


 この曲って結構ファンからの支持も多くて、僕も大好きな曲の一つなんですが、よくよく聞いてみると、歌詞の内容と曲の雰囲気が、何となくアンバランスな気がするんですよ。詩の内容は、「あやや」の方が合っているんだけど、曲の雰囲気ってちょっと大人っぽいですよね。

      こんなものね 人生って 楽しまなきゃそんだね 
     学校も時々さぼって、気が向けばお掃除したり 
     平凡な女の子みたいな フリした日もある  
      私じゃないとできない方法 此の手で摑んでやる
 
 「オシャレ!」の時もそうでしたけど、この陰気なw雰囲気が、大人になっても歌えるポイントかもしれません。

 この曲って、あの「DEATH NOTE(デス・ノート)」のトリビュート・アルバムに収録されたそうです。どういういきさつで、この曲をアルバムに突っ込んだのか分かりません。トリビュート・アルバムといっても、金儲けの便乗商品であることも多いので、何とも云えませんけど、まあ、ファンとしては、広く世間に知ってもらえるチャンスであったわけで、それなりに嬉しかったでしょう。でも、インパクトってあったのでしょうか。一つだけ変なのが混じっている、なんて言われてなければ良かったんですけど・・・。今頃こんなこと心配しても、遅すぎますねww    

 勝敗をつけるとしたら、僕的には、今回は、亜弥さんに軍配を上げたいと思います。
 
 あと不思議なことなんですが、どちらのテイクも、視聴回数に比べてコメント数がやたら少ないんですよ。有無を云わさぬ雰囲気を持っているのかなあw。

2015年5月12日火曜日

松浦亜弥VSあやや 「オシャレ!」

 亜弥VSあややシリーズの第2弾は、「オシャレ!」 

 先手、あややさんです。

 ファーストアルバムの中では、一番に上げている方もいるほどの人気曲ですね。僕も大好きな曲です。僕的にベストテイクは、ファーストコンサートのテイクなんですが、この衣装って、「桃色片想い」に合わせてあるんでしょうが、「オシャレ!」にもピッタリだと思います。
 

 振り付けも可愛くきまっているし、歌うときの表情がいいんですよ。僕の死んだじいちゃんが昔、「歌は楽しく歌うもんだ。」ってよく口癖のように言っていたんですけど、このテイクを聴いていて不快になる人なんかいないと思うし、それでいて、時たま見せる、憂うような表情も最高じゃあないですか。

 後手、亜弥さんです。

 これも名ライブの評価の高い、「AYA The Witch」からのテイクです。生バンド伴奏の格好良さもさることながら、ステージさばきも余裕のパフォーマンスですよね。

 十代のライブでは聴くことのできなかった歌唱スタイル。一つだけ注文するとすれば、まだ22歳なんだから、こんなおばさんメイクじゃなくって、もっと可愛いカッコすればいいのにってことくらいでしょうかw。
 

 いかがでしたか、もう何回も言っていますけど、これだけ違っていて、尚且つどちらも素晴らしいという松浦亜弥さんならではの歌合わせでした。
 
 で、この詞に出てくる女の子って結構スレているというか、厭な子ですよねw。
   「笑顔が不自然 ほっといてほしいわ 自然と出るのよ 無難な愛想笑い 
    まじめに生きると 少し疲れも出る そんな空気出しておく方がかまわれにくいし」 ですよ。
                                                                                                                    
 「私のすごい方法」なんかもそうですが、こういう醒めた詞、暗いイメージが、大人になって歌っても似合うポイントなのかもしれません。また、こういう「陰」の雰囲気をあっさりと歌ってしまうところも、あややの面白いところではないでしょうか。

  しかし、松岡修造先生が聴いたら確実にお説教ものです。

2015年4月17日金曜日

松浦亜弥VSあやや  「待ち合わせ」

 松浦亜弥さんのライブの楽しみ方の1つに、十代と二十代のテイクを比べてみるというのがあります。
 YouTubeなら簡単に連続再生できるので、手軽に楽しむことができますが、こんなことができる最大の理由は、十代でも二十代でも、しっかり歌が歌えているからです。若い頃は良かったけどいまはもう面影もない。とか、今は良いけれど昔は聴けたもんじゃあなかった、なんていう歌手では比べる気もおきませんし、昔も今も変わらない、というのでは、聴き比べる意味がありません。昔と今が違っていて、尚且つどちらも良いという、松浦亜弥さんだからこそ、こんな楽しみ方ができるのだと思います。

 で、亜弥VSあややの歌合わせ勝負として、対決方式で動画を聴き比べてみたいと思いますが、とりあえず今回は、デビュー曲「ドッキドキLoveメール」のカップリング曲「待ち合わせ」を課題曲にさせていただきました。

 1stアルバムに入っているとばかり思っていましたが、カップリング曲ということで、未収録なんですよね。CD音源を聴こうとしたら、シングルCDを買うしかないのにもかかわらず、広くファンに知られているのは、それだけこの曲が高い評価を受けているからに他なりません。
 
 まずは先攻、亜弥さんです。2009年「想いあふれて」のテイクとどちらにしようか大変悩みましたが、マニアックライブⅣからのテイクにしました。同じカップリング曲の「夕暮れ」などにも云えるのですが、僕としては、あまり感情を入れ込まないで、これくらいあっさりと歌ってくれた方が、これらの曲の雰囲気に合っているような気がします。
 歌は、1分20秒からです。


 後攻は、あややです。ファースト・コンサート・ツアーから、ブランコに乗って歌うあややは、最強でしょう。デビューしてわずか1年、弱冠15歳でありながら、自分の周りに歌の世界を描いてみせています。古いライブレポートに完璧すぎて萌えられない、みたいなことが書いてありましたが、まあ、分からないでもありません。ww


 どうでしたか、どんな名優も子役には勝てないといったところでしょうか。僕は、新参のファンの中では、アイドル時代に軸足を置いている方ですので、どうしても「あやや」に軍配を上げることが多いのですが、もちろん、亜弥さんの方も魅力的なことに変わりありません。

 また、別の曲でも考察してみたいと思います。

2015年3月20日金曜日

松浦亜弥「笑顔に涙」

 卒業式のシーズンということで、安易な話題設定ですけど、まずは、FIRSTコンサートツアーファイナル、国際フォーラムのアンコールから。 


                      

 卒業ソングというと、やたら桜の花びらを散らしたがるシットリ系の歌が多いので、「笑顔に涙」みたいに、明るくて前向きな卒業ソングは貴重な存在ですし、このテイクのように、実生活でも中学校を卒業したばかりの「あやや」が歌うと尚一層輝いています。
 彼女、何かのインタビューで中学校の卒業式は寝ていた、と答えていましたが、桃色片想いのリリース直後で、ブレーク中のアイドルにとって、中学校の卒業式などは、絶好の睡眠時間確保の場だったのでしょう。
 この曲、YouTubeでは、様々なライブのテイクがアップされているんですが、やっぱり、これでしょう。このテイクを初めて見たとき、「桜田淳子!」って思いましたww。どう見ても昭和ですよ。アンコールで、こんな風に歌われて、「またコンサート来てね~♡」なんて言われたら・・そりゃ行きますよ。

 で、ファンの方ならご存じだと思いますが、これを歌う前、あややは延々と10分近くしゃべっています。「故郷の、姫路を出てきて早2年・・・」とか言って、少年の主張を始めるんです。ヲタクたちがザワついていると、「ちゃんと聴け」って感じで黙らせて・・、伝説のMCってやつですww。

 この延々と続くMCをカットもせずにDVDに収録した制作サイドも制作サイドですが、だいたい、アイドルのライブなんて、飢えたオオカミの目の前で子羊をステージに上げているようなもの、その子羊ちゃんが目の前の5000匹のオオカミにお預けさせて、黙らせちゃったんですから、度胸があると云うか、怖いもの知らずと云うか、たいした15歳です。こういう一種のカリスマ性っていうのは、やはり生まれ持ったものなのでしょう。

  次は、2003年秋のライブから。17歳にしてこの余裕。女の子って1年半でこんなにも変わっちゃうんですね。普通に歌うだけなら70%で十分。2番からはフレーズごとに、歌い方を変えて遊び始める。それでいて、ピッチが崩れるわけでもなく、ファンへのレスも忘れない。このテイクを初めて見たときは、「美空ひばり!」って思いました。どれも例えが古くて申し訳ないのですが、彼女の場合、そこまで遡らなくては例えられないんですよ。

               
 最後は、マニアックライブⅣから。大人になった松浦さんて、バラードも良いけれど、こういう明るくて軽い曲が一番似合うのかもしれません。大人が可愛らしさで勝負できるって、貴重な存在だと思います。このテイクを見たときは・・・やめときます。ネタが尽きましたw。