2015年7月31日金曜日

サプライズ連発 「FNSうたの夏まつり」

 何となく途中から見たんです。チャンネル適当に回していたらやっていたものですから。そしたら、司会の女性の方、見覚えあるんですけど・・・でも、こんなアナウンサーいたっけかな、って思っていたら「森高千里」さんじゃないですか。サプライズですよ。

  で、会場が何となく見覚えあるんですよ。ライブなんてあまり行ったことないのに、懐かしいていうか。そしたら、代々木第一体育館じゃないですか。サプライズですよ。あややの2004年のDVDばっかり見てたんで、行ったこともないのに懐かしく思えたんですね。あの3階席知ってる、みたいな感じでw

 そしたら、いきなりモーニング娘が出てきたんですよ。こんな歌番組にモー娘が出てくるなんて思ってなかったんで、またもやサプライズですよ。
 で、新メンバーになってから見るのって初めてかな、なんて思いながら「ズッキ」を探したんですけど、いつもは、すぐ見つけられるのに、分からないんです。そしたら、別人のようにスッキリしているじゃないですか。これが最大のサプライズでしたよwwww

 なんか、以前は、後ろの方でしか歌わせてもらえなかったみたいなんですけど、今回は、結構カメラにも撮してもらえてて良かったです。もともと可愛い子だし、性格も良さそうだし、歌もメンバーの中では安定しているほうだから、影ながら応援していきたいと思いますよ。でも、前の「ズッキ」も魅力的だったんで、ちょっと寂しかったです。で、「小田さくら」さんですけど、以前このブログで、どこにいるのか分からないって書きましたけど、いろいろと動画を見たおかげで、今回は一発で見つけられましたよ。はやくソロデビューして欲しいですww

 でも、そのあとで「AKB」とかが出てくると、やっぱり「モー娘」って垢抜けてないというか。AKBが都会のアイドルならば、モー娘は、田舎の健康的な体育会系女子なんですよね。

 で、視聴率は、過去ワーストだったみたいです。でも、これは森高さんのせいじゃないですよ。しいて云うならば、AKBグループとか、ジャニーズグループとか、EXILEグループとか、結局いつも同じで、目新しいパフォーマンスもないし、完全にマンネリで行き詰まっているからだと思います。

 こういう、肝心なところでサプライズが必要なんでしょうけどね・・・w

2015年7月30日木曜日

尾崎亜美「マイピュアレディ」feat.藤本美貴


 このCMは、衝撃でしたよ、っていうか、思春期の男子には、刺激が強すぎましたね。こんな素敵なお姉さんがこの世にいたなんて。当時は、このCMが流されるのが楽しみでした。時刻を覚えて、テレビの前で待ってたりしてw。僕が好きだったのは、「陸上編」の方だんたんですけど。随分、スマートなお姉さんだなって、思ってました。今は、田辺エージェンシーの社長夫人だそうです。事務所のタレントに手を出すなんて・・・w
 それから、流れている曲がまた良いんですよ。出演した「小林麻美」さんにとっても、楽曲を提供した「尾崎亜美」さんにとっても、ブレイクするきっかけになった記念すべきCMです。


 で、早速検索して、再生したら、いきなりミキティが出てきたんで、びっくりしちゃいましたよ。ファイル名にはミキティなんて書かれてないし、てっきり尾崎亜美さんのテイクだと思っていたもんですから。

 知らなかったんですけど、ミキティは、2003年にこの曲をカバーしていたんですね。ちゃんとアルバムにも入っているようです。
 というわけで、2003年のテイクと2008年とどっちを貼り付けようか迷ったんですけど、可愛さでは、甲乙つけ難かったですw。で、2008年のテイクの方がしっくりきているように思ったので、こっちを貼り付けさせていただくことにしたんです。
 
 こういう透明感のある曲は、松浦さんより藤本さんの方が、良い感じに歌ってくれるように思います。

 では、御本家の登場です。比較的最近のテイクでしょうか。
 

 尾崎亜美さんの作品って、それほど個性的でないので、誰かに楽曲を提供していても、気がつかないことがありますよね。「オリビア」だって、僕は、杏里さんのオリジナルだと思っていたんですよw
 でも、本当に良い曲が多くって、大好きなんです。松浦さんにも一つ作ってくれないかな。

2015年7月29日水曜日

ボカロP「椎名もた」 ~20歳という早すぎる死~

 7月27日、一人の若者の死が発表されました。

  7月23日、ボカロP・作曲家の「椎名もた」(ぽわぽわP、本名 溝口 遼)さんが亡くなりました。20歳。椎名さんは、なくなる当日Twitterに投稿し、新曲「『赤ペンおねがいします』feat.初音ミク」を公開したばかりでした。

 最後のツイートに残した新曲「赤ペンおねがいします」を貼り付けさせていただきます。彼の遺作になります。ニコニコ動画の方は、コメントで埋め尽くされていて、画面が全く見られない状態になっていました。
       

 椎名もたさんは中学生のころから作品を発表し、ニコニコ動画発のアーティストとして、16才でCDデビュー。その若さが話題になり、Eテレの番組に出演したり、新聞社に取材されたりもしていたそうです。

 死因は公表されていませんが、以前から、鬱病を患っていたこと。最後に投稿した動画に、作品への批判とも受け取れるコメントがあり、椎名さんの最後のツイートが「大人になったから魅力がなくなった、と。大人になってはいけないらしいですね。」というものであったこと。そして、そのツイートの数十分後に、自宅近所の小田急線で飛び込み自殺をした同年齢の人物がいることなどから、死因は自殺ではないのかという噂が広がっています。

 彼の代表曲の1つとされている。「ストロボラスト」です。現代アートを鑑賞しているような気分にさせてくれる曲です。「青春の葛藤を投影した言葉や旋律」というコメントがありましたが、正にその通りだと思います。


  CINRA.netに「批判や精神不安定からサバイブした、椎名もたの漫画みたいな人生」というインタビュー記事がありました。かなり繊細な方のようで、彼の死が自殺かどうかは別としても、ネットによる批判で心を痛めていたことは、間違いないようです。ネットにより生きがいを見つけられた若者が、ネットにより心を傷つけられたというのは、皮肉なできごとという言葉では、片付けられない悲しいことだと思います。


 アルバムの表題にもなっている「夢のまにまに」のMVです。親しみやすいというわけではありませんが、前2曲に比べれば、おじさんにも受け入れやすい曲になっていました。


 どれも楽曲は、典型的な最近のボカロ曲のようです。此の手の曲は、今までほとんどスルーしていたのですが、何曲か聴いてみて、十代の若者の作品とは、思えないほどのクオリティーを感じた反面、十代だからこそ表現できた世界観なのだとも思いました。

 20代になった彼が新たな世界観での作品を発表する可能性、全く異なるジャンルで別の才能を開花させる可能性、そのいずれの可能性も失われてしまったことが残念でなりません。

2015年7月28日火曜日

いきものがかり「ありがとう」feat. 松浦亜弥

 まあ、一言で云えば、カラオケ上手なお姉さんが、プロの生バンドの伴奏で歌っているのを、聴かされているってことでしょうか。クオリティーの高い、「歌ってみた動画」という見方もできるかと思います。歌詞カードを見ながらの、探り探りの歌い方がそれを物語っています。っていうか、カラオケだって得意なレパートリーだったら歌詞カードなど見ることもありませんから、何かの余興といったほうが正しいかもしれません。

 歌った後で、気持ちよかった、などとコメントしていますが、そょりゃあ、出来の良い楽曲を一流のミュージシャンの伴奏で歌うんですから当然だと思います。

 歌っているお姉さんが、史上最高の「元アイドル歌手」だったってことが、この動画を貼り付けさせていただく唯一の根拠であります。 御本家の「いきものがかり」さんのテイクは、YouTube上に存在が許されていないようですし。

歌は、3分26秒からです。


 いやー、さすがですね。誤解しないで下さい、バンドがですよ。完璧に「ありがとう」をコピーしているじゃあないですか。涙が出てきました。こんな生伴奏で僕も歌ってみたいです。






 この曲をリクエストして下さった「あやもと」さんの想いをこの曲を聴きながら考えてました。

 僕も、松浦亜弥さんが、こんな曲に巡り会ってくれることを願っています。世間の奴らに、「あの『あやや』が」って云わせるような、インパクトを与えるような楽曲に巡り会って欲しいです。
  松田聖子さんが、34才で「あなたに逢いたくて」をリリースしたように。

2015年7月27日月曜日

GReeeeN 「キセキ」feat.初音ミク

 高校野球の地区予選もいよいよ大詰めですね。以前、地区予選を見に行く機会があったんですけど、甲子園常連校による画一化された全国大会なんかより、千差万別、様々な学校が出てくる地区予選の方が、よっぽど面白いんじゃないかって思いました。

 で、また昔話なんですけど、僕のいた高校は、僕の入学する前年に、野球部が不祥事を起こしまして、1年間の対外試合禁止中だったんです。だから、高1の時って野球の応援がなかったんですよ。なのに、応援練習はあったんです。おかしいですよねw。で、応援団に怒鳴られながら大声で校歌を歌わされたりして・・。まあ、応援団なんてのは、不良な上級生のガス抜きの場でしたから、先生たちも、やらせないわけにはいかなかったんでしょう。

 まずは、初音ミクによるカバーです。ちょっと癖のある調教なんですが、1つの試み、楽曲への挑戦的アプローチとしては、面白いと思います。カバーとモノマネは違いますしね。


 「ROOKIES」は、2008年の作品だそうですから、もう7年前になるんですね。僕は、平和主義者なんで暴力とか不良なドラマは嫌いなんですが、これは、喜んで見てましたよ。佳境に入ったところで、バレーボールの中継による放送休止が入って、ガッカリしたことを思い出しました。
 で、続編を見るために、映画館にまで行きましたけど、テレビドラマの出来が良かった分、映画版はちょっとちょっとでしたね。
 
 では、些細なことなんですけど、応援にちなんだエピソードを1つ紹介させていただきます。記事を読むときのBGMとしてお使い下さいww


 その女性は、高校時代に生徒会の役員だったそうです。で、生徒会の仕事の1つに、応援団と共に生徒を指導するって云うのがあって、試合では、彼女は、応援席に向かって選手の名前を書いたプラカードを掲げる仕事をしていたそうです。「今、バッターボックスにいるの誰?誰?」ってならないように応援席に打者名を知らせるアレです。

 彼女は、野球のことは本当に何も知らなくって、初めのうちは、いろいろと戸惑うこともあったようですが、試合を重ねるにつれて、仕事にも慣れていき、そしてついに、監督の采配のパターンを見抜き、この場面ではコイツだろうって、代打の発表を告げられる前に事前にプラカードを用意してしまう、という域にまで達したそうです。
 
 で、あるとき、彼女は、不思議なことに気づきます。それは、試合の終盤に相手チームがやたらと代打を出してくることでした。時には、中心選手に替えてまで。
 そして、それが、監督による温情采配であることを知ります。まだ、一度も試合に出たことがない3年生を試合に出させるという、いわば「思い出代打」ってやつです。

 さて、彼女の学校は順調に勝ち進み、この試合に勝てば明日は準決勝、というところまできました。しかし、今日の相手は、甲子園に何度も出場している強豪校。さすがに苦しい闘いを強いられます。
 
 そして、試合も終盤にさしかかったとき、監督が指名した代打に、彼女は戸惑います。今まで一度も試合に出てなかった選手。慌てて、その名前の書いたプラカードを束の一番底の方から引っ張り出して、どうにか間に合わせましたが、その真新しいプラカードを掲げた時、彼女は、ついにこの日が来たことを察します。

 次々と送り出される代打、それに応じて、束の底の方からこの夏初めて使うプラカードを引っ張り出しながら「ああ、私たちは、負けるんだ。」「私たちは、負けるんだ。」と。彼女は、応援団と過ごした夏が終わることを知ったそうです。
 
 では、御本家のテイクです。「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」でしたね。こんな陳腐な言葉に素直に感動できたなんて、僕らも未だ未だ捨てたもんじゃないってことでしょうか。


2015年7月26日日曜日

松田聖子「赤いスイートピー」 VOCALOID合唱団VS松浦亜弥

 名曲「赤いスイートピー」については、本当に様々なカバーが行われています。有名なところでは、「デーモン小暮」閣下のテイクがありますね。カバーとは何ぞや、と考えさせられる作品なんですが、今回はスルーさせていただいてw、まずは、ボーカロイドのテイクからお届けさせていただきます。

  最初に貼り付けさせていただくのは、合唱団Pさんの作品です。合唱団Pさんについては、 ニコニコ大百科に次のような記述がありました。
 「様々なボーカロイドを同時に合唱させているにもかかわらず、非常に透明感の高い調整をおこなっており、思わず聴き惚れるような曲を多数作成している。…が、その完成度に対していまいち再生数が伸びない今のところ不遇なPである。」
 不遇でも良いんで、僕も大百科に載せてもらえるような存在になりたいですw


 伴奏がピアノだけということは、合唱用のスコアを元に歌わせているのかも知れません。僕としては、ドラムかパーカッションだけでも入れれば、曲にメリハリがついて良いのに、なんて思うんですが、きっとこだわりをお持ちなんでしょう。
 楽曲の良さを味わうならば、こういうカバーもアリだと思います。

 では、続いて、松浦亜弥さんに登場していただきましょう。この曲のポイントは、やはりどれだけ可愛く歌えるかですよね。ご本人も仰っている通り、大人になった松浦さんの最も苦手な分野だと思います。まあ、余興だと思えばww
 歌は、2分8秒からです。


 何て云うのかなあ、松浦亜弥にとって、松田聖子のカバーって、特別な意味を持たせたくなっちゃうんですよね。僕もマニアックライブでこの歌を歌ったと知ってから、ずーと聴きたいって思っていました。期待が大きかった分、あれって感じだったけど、改めて聴いてみると、まずまずの出来でホッとしたってところでしょうか。

 では、いよいよ御本家、松田聖子さんです。ドリフの「8時だヨ、全員集合」のテイクのように見えますが・・・。


 素晴らしいでしょ。これぞ松田聖子ですよ。絶賛させていただきます。ぼくが、この記事を書こうって思ったのも、このテイクを見つけたからなんです。消えてしまう前に皆さんに紹介したくって。
 ねちっこい歌い方は、既にこの頃からのものだったんですね。聖子さんの数ある「赤いスイートピー」のテイクの中でも、ビジュアル面も含めて、かなりできの良い方だと思います。

 最後に、初音ミクのちょっと変わったカバーテイクを紹介させていただいて、お終いにします。結構、可愛く歌えてると思います。僕的には、閣下より良いかとww

2015年7月25日土曜日

N.S.P.

 時々、テレビや新聞にでる著名人の死亡報道。大抵は、過去の人ですし、僕はそういうことにあまり感情を動かされないタイプなんですが、NSPの「天野滋」さんの死亡報道には、その若さのこともあって、やはりショックを受けました。
 と云っても、天野さんが亡くなったのを知ったのは、追悼ライブの記事を読んでのことでして、「えっ死んでいたの?!」っていうのが正確なところなんです。リアルタイムで知ることができなかったことが、僕のような人間でもショックを受けてしまった原因なのかも知れません。

 「NSP」は、1973年にヤマハのポプコンからデビューした、一関高専出身の3人組フォークグループでした。彼らのあまりにもな、素人っぽさは、ギターを始めたばかりの中学生がコピーするには最適で、僕らも当時、「NSP」とか「かぐや姫」の曲集を買ってきては、その1ページ目から最後の曲まで、とにかく、片っ端から弾きまくり、歌いまくっていました。

 特に年齢的にも比較的近いNSPは、もしかしたら、自分たちもあんなふうになれるのかもしれない、という想いを持たせてくれる、ちょっと手を伸ばせば届きそうなアーチストでした。

 とにかくどの曲にも、思い入れがありすぎて、1曲を選ぶのは、とても難しいのですが、まずは、デビュー曲「さよなら」を貼り付けさせていただきます。ギターやベースの1つ1つの音、全部覚えてましたよw


 何が良いのか上手く云えないんですけど・・・、歌にそれほどメッセージが込められているわけでもないし、歌唱力もたいしたことないし、テクニックは、もっとたしたことないし、だいたい、こんな女々しい歌のどこが良かったんでしょうかw。

 「NSP」は、ヒットチャートとは無縁だったし、テレビに出てくることもなかったし、大きなコンサートホールなんて似合わなかったし、昭和の名曲になんて、あげてもらえないだろうけど、僕らは、NSPを聴いて感動し、懐かしさに胸を震わせることのできる、ピンポイントともいえる世代に入っているんです。
 「NSP」が「かぐや姫」や「さだまさし」と最も大きく違うところは、当時の大人たちには全然評価されてなかったところかもしれません。でも、中学生だった僕らは、偉大な「吉田琢郎」より「井上陽水」より、やはり「NSP」だったんです。
 
 2曲目は、「雨は似合わない」を貼り付けさせていただきます。最大ヒット曲は、「夕暮れ時はさびしそう」なんですけど、僕は、この「雨は似合わない」が、NSPのもっともNSPらしい曲だと思っているんです。
 このベースなら、僕にでも弾けそうですw


 NSPに影響されて、僕らは、親にせがんでギターを買ってもらい、仲間を集めてバンドを組みました。僕は、ひょんなことから、ギターでなく、キーボードを弾くようになったけど、「NSP」や「かぐや姫」をカバーしたくて、ギターコードを覚え、バイエルすら弾けなかったのにもかかわらず、ピアノでアルペジオやスリーフィンガーを練習してたんです。
 僕にとってのキーボードは、ギターと同じでした。フォークギターをきちんとギター教室で教わる奴なんていないように、僕は、ピアノを誰からも教わることなく、自分の好きな曲を、好きなように弾いてました。思うように弾けないときは、自分でも弾けるように勝手にアレンジしながらw

 中3の予餞会で、僕らは、ステージに立ちました。ボーカルの女の子にベースとギターとピアノの4人組。どんな曲を演奏したのか、もう記憶もあやふやなんですけど、「なごり雪」とか数曲やりました。
 全校生徒の前でのファーストステージは、感動する余裕もなく、ただ緊張したことだけ覚えています。

 そうなんですよ、高校で、僕がいきなりバンドに誘われた理由。あの目立ちたがり屋のベーシストは、僕と同じ中学の奴で、キーボードが欲しいって話が出たときに、ステージに立っていた僕のことを思い出したみたいなんです。
 と、話が繋がったところで、今日はお終いです。
 
 最後の曲は、「弥生つめたい風」で、いかがでしょうか。
 


2015年7月24日金曜日

「トロピカ〜ル恋して〜る」松浦亜弥 ~絶頂期を飾る至極の1テイク~

 今日は、この1本を紹介させていただくためだけに投稿いたします。

 2002年のサマーライブのアンコール曲です。僕は、このテイクが全アイドル動画中最高のテイクだと信じています。あややの中で最高ではありませんよ。この世に存在した全アイドル中です。
 

 歌の安定感、振り付けも完璧、歌いながら小芝居も挟んで、最後にちょっとだけ息切れするのも最高ですよ。これで息切れしなかったら完璧すぎて、「口パクだろ」とか、「人間じゃないだろ」とか思われちゃうでしょ。あとちょっとのところで完璧にならないというのも重要なポイントなんですよw
 
 最後の、お目々をくるっと回すところでのドヤ顔、最高です。こういう態度は、同年代の同姓からは、嫌われること必至でしょうが、このドヤ顔こそ「あやや」だと思いますよ。最後の決めポーズ、決してファンに媚びることなく「これでどうだ!」っていう態度。歌舞伎の見得と一緒です。

 落ち込んでいるときに、この1本。元気を出して、また明日も頑張ろうって、気持ちにさせてくれる。これこそ、アイドルの正しい姿だと思いますw。

2015年7月22日水曜日

阿部尚徳「ARiA」「SPiCa」feat.初音ミク

 「とくP」こと阿部尚徳氏は、主にアニソンの作・編曲を手がけているプロの音楽家で、ミクに楽曲を提供したプロのミュージシャンの先駆けとされている方です。初音ミクも発売当初は、ヲタクの玩具という扱いでしたから、ボカロPが、やがてプロの作曲家になることはあっても、プロの音楽家が初音ミクに関わるという例は、ほとんどありませんでした。そういう中での阿部尚徳氏の存在は、かなり珍しかったようです。ただ、プロであるが故のプレッシャーも大きかったようです。プロがニコニコ動画というアマチュアの土俵に乗り込んできて、簡単に負けるわけにはいきませんからね。

 まずは、「ARiA」から貼り付けさせていただきます。この曲、2011年のライブ動画もアップされているのですが、このライブでは、透過型のディラッドボードではなく不透明なブラックスクリーン(黒箱)を使用しています。で、これが、かなりの不評だったようで、確かにミクの視認性は良くなったかもしれませんが、完全にアニメっぽくなっているんですw

 というわけで、貼り付けさせていただくのは、MVです。でも、これ、なかなかの出来だと思います。


 この曲は、ミクのオリジナルとしては、2曲目になると思いますが、クレジットによると、伴奏はコンピュータの打ち込みではなく、スタジオで録音されているようですし、CGも専門の方がかなり本気で作っています。

 ミクも初めの頃は、ヲタクが、全て一人で、つまり、作詞作曲はもちろんのこと、ミクの操作から伴奏の打ち込みまで、全て自宅のパソコンで一人でやって(だからヲタクなんですけど)、静止画を1枚付けて、ニコニコ動画に投稿していました。で、その作品にみんなで寄ってたかって、N次創作をしていったわけですけど、この頃から、スタジオ録音された音源、細部まで作り込まれたCGというように、チームで制作するようになっていきます。つまり、みんなで創りあげていくものから、最初から質の高い完成品として発表していくものに変わっていったようです。
 また、視聴者も意識が変わってきて、MV作品としてのクオリティーを求めるようになってきました。実際、楽曲は既に出来ているんだけど、CGが未だなので発表を延期している、なんていうことも普通にあるようです。
 こうなってくると、アマチュアが一人で太刀打ちできることではありません。ミクのコンセプトであった「Everyone Creator」は、完全に過去のものになったと云えます。

 次は、「SPiCa」のライブ動画を貼り付けさせていただきます。何度も言ってしまいますが、間奏での黒田氏のギター、格好イイことこの上ありませんね。彼の演奏だけでもお金を払う価値があると思います。


 楽曲の感想を全然書いていないことに気づいたんですけど、まあ、聴いていただければお分かりの通り、阿部尚徳氏の楽曲の特徴は、何と云っても洗練された格好良さに尽きるのではないかと思います。最近のボカロ曲は、どうも、こういう、普通に良い曲というのがなくなってきたように思うんですけど・・・。

2015年7月20日月曜日

ディープ・パープル

 高2の終わり、理系ヲタクだった僕は、突然バンドに誘われました。相手は同級生ではありましたけど、今まで話をしたことなんてなかった奴です。音楽部でギターやってるんだけど3年生で最後の文化祭なんでバンドを組んでステージに上がりたいって云うんです。で、僕にキーボードをやってくれってことでした。うちの高校に音楽部なんてあったっけ?と思ったんですけど、部員が2・3人しかいない潰れそうな音楽部が確かにあったんですよ。
 で、ディープ・パープルをやるって云うんです。僕、ディープなんとかなんて知らなかったんですけど、面白そうだし、分からないままOKしたんですよね。

 で、次の日、これ聴いといてって、ディープ・パープルのライブ録音盤のLPを持ってきたんです。聴いてみたら「Burn」とか「HighwayStar」とか格好いいじゃないですか。

 ということで、動画をいくつか探したんですけど、実は僕、彼らの顔をよく知らなくって、これで合っているのか、ちょっと自信ないんですけどw。では、「Smoke on the Water」貼り付けさせていただきます。


 改めて聴くと凄いですね。キーボードとギターとボーカルのレベルが同じで、伴奏が全然伴奏になってないし、間奏になると、延々とアドリブが続いて自己主張だらけなんですから。

 で、春休みに、隣町の楽器屋さんの上にある、貸し練習場にみんなで通って、まあ、とにかく楽しかったです。

 実は僕、ピアノとかちゃんと教わったことがなくって、キーボードは完全な自己流なんですよ。だからバンド譜なんか見ても、音符通りになんて全然弾けないんです。でも、ギターコードは読めるんで、レコードで聴いたジョン・ロードの雰囲気をギターコード頼りに適当に耳コピして弾いてました。
 
 モノマネで、韓国語っぽく聞こえるけど本当はデタラメに喋ってるって芸がありますよね。あんな感じで、デタラメなんだけどなんとなくジョン・ロードっぽく弾くんです。4連符無理だから3連符にするとか、B♭だと指が動かないから♭無視したり、でもコードは合ってるという、まあ、要するにジョン・ロードのアドリブにさらにアドリブかけて演奏したんです。

 2曲目は、「HighwayStar」です。僕が誤魔化した4連符分かりますか。


 こう書くと、僕がバンドのお荷物みたいに思われるかもしれませんが、僕なんてまだ良い方だったんですよw。 

 バンドメンバー紹介しますね。

 ドラムは、音楽部の1年後輩の奴で、彼は一番まともでした。うちのバンドがどうにか体裁を保っていたのも彼のおかげだと思います。
 サイドギターは、僕を誘ってくれた音楽部のリーダー。一応バンドにかける情熱は一番。音楽部員は、この2人だけで、あとは、彼が集めてきたメンバーです。
 ベースは、完全にKISSのジーン・シモンズになりきっていて、パフォーマンスすることしか考えてない目立ちたがり屋。火を噴きたいとか本気で云ってました。
 ボーカルは、アメリカ帰りの奴で、確かに英語は上手くて、迫力のあるボーカリストでしたけど、はっきり言ってちょっと音痴。
 リードギターに至っては、全く周りに合わせられない奴でした。間奏とかでギターを弾き始めると自分の世界に入っちゃって、ドラムの音とか全然聴いてないんですよ。で、しょうがないんで、ドラムの後輩をみんなで説得して、コイツがギター弾いてるときは、みんなでコイツに合わせようってことにしたんです。
 て、ここまで書いていて思ったんですけど、ギターに合わせられるドラムって凄いですよねww

 文化祭に出るためのオーディションの時なんて、まず最初に音合わせしようってなったんですけど、いつまでたっても終わらないんですよ。みんな音は出しているんだけど、自分の音が合っているかどうか分からないんです。で、「もういいから、やっちまえ」ってことで、本当にノリだけのバンドでした。けど、リーダーが実行委員長に泣きついたみたいで、オーディションでは、2番の評価をもらったんです。で、1番のバンドが2日目のトリ、僕らが1日目のトリを務めることになりました。

 演奏は、KISSとディープ・パープルのコピーでした。KISSは楽曲も分かりやすいし、テクニックもあまり必要としない割に格好いいので、僕らみたいな初級のバンドがコピーするには、最適でした。
 オープニングは「デトロイト・ロック・シティー」続けて「ラブ・ガン」、で、ここで僕が登場、バラードの「ベス」を挟んで、「ブラック・ナイト」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「ハイウエイ・スター」って感じだったと思います。

 「バーン」は練習したんですけど、難しくって無理でした、って云えばバンドのレベルもお分かりいただけるかと思いますw
 それから、お小遣い出し合って、ドライアイス買ってきたんですけど、それって、素人が良くやる間違いの典型で、煙なんて出ないんですよ。

 僕は、本当に気楽なつもりでバンドに参加したんですけど、それでも下手なりに真剣に取り組んでいました。授業中も机をキーボードに見立てて、指を動かしてましたしw。みんなも親に怒られながらも、夜遅くまで練習していたみたいです。
 あと、実行委員さんたちが、ステージの演出を準備してくれたり、みんなを盛り上げてくれたり、ライブって多くの人に支えられてるんだって思いました。僅か数ヶ月間のできごとでしたけど、楽しい思い出を作れたし、バンドに誘ってくれたリーダーには感謝しています。

 では、僕らができなかった「Burn」でお終いにします。ドラムの彼は、もちろん出来てましたけどね。


で、何で理系ヲタクの僕が、いきなりバンドに誘われたかってことですけど、これには、中学時代の伏線があったんですよ。それについては、機会がありましたらまたww

2015年7月19日日曜日

冨田勲×初音ミク 「イーハトーヴ交響曲」

 2012年、シンセサイザーの神様、冨田勲氏が、宮沢賢治の世界を音楽化した交響曲「イーハトーヴ」のソリストに初音ミクを採用したことが、話題になりました。今年は、北京でも公演されたとのことで、冨田先生、御年83になっても益々ご活躍のようです。

 冨田勲先生は、初音ミクのライブにも参戦されたことがあるそうで、サイリューム(先生は、ライトペンと仰っていましたが)もお振りになったそうです。シンセサイザーの神様がご存命の間にミクのライブをご披露できたことは、ミクファンの一人として嬉しいがぎりですw。

 で、先生は、「イーハトーブ」のコンサートを開くにあたって、「ミクを指揮に合わせて歌わせて欲しい」という無理難題をいとも簡単に要望されたそうですが。ナント今回の公演では、指揮者に合わせて、マニピュレーター?がミクを操作するという新システムを導入したそうです。なんでも言ってみるものですねw。


 ダイジェスト版や切り取り動画を見た限りの感想ですが、曲も親しみやすそうだし、話の筋も分かっているし、堅苦しさもない楽しそうな公演のようですね。
 
 こちらは、交響曲のBlu-ray盤で映像付きです。CD盤を買うのであればちょっと付け足して、こっちの方が良いかもしれません。せっかくの初音ミクなんですからww


 で、冨田勲氏といえば、何と云っても、組曲「惑星」のシンセサイザーアレンジですよね。僕もこのレコード聴きましたよ。本家のオーケストラよりも先に聴いてしまったので、こっちの方が刷り込まれたって感じです。あと、「展覧会の絵」もシンセサイザーの方が先だったような気がします。
 

 パピプペポで歌う男声が出てきますけど、今思えば、ボーカロイドの始まりといってもいいかもしれませんw。

  ウィキペディアによると「冨田のシンセサイザー作品群は、すべての音色づくりはもちろん、全パートの演奏、録音、編集までを含めて冨田自身の一人の手による制作であり、現在のパーソナルスタジオによる音楽制作の先駆けであったといえる」とありますから、まさに、現在のボカロPの先駆けであり、履歴を読めば読むほど、先生の業績の偉大さに感服するばかりです。

 イーハトーブ交響曲は、日本では2013年にも再演されましたが、残念ながら今後の予定は、ないようです。再々演されれば話のタネに一度は、参戦・・・失礼しました、鑑賞させていただきたいと思います。
 100人のフルオーケストラ+200人の合唱団+初音ミクでS席9500円だそうですから、ミクのライブのアリーナ席9000円がいかにぼったくりか分かりますねww

2015年7月18日土曜日

「桃色片想い」松浦亜弥 ~これぞ「あやや」の2テイク~

 「あやや」こと松浦亜弥さんの最大ヒット曲「桃色片想い」についての記事を、まだ投稿していませんでしたね。

 何はともあれ、僕の最高のお気に入りをご覧下さい。


  ね、凄いでしょ。これぞ「あやや」ですよ。野外ライブにしてこの安定感。過去厨なんて云われてもぜーんぜん平気です。良いのもは良い、好きなものは好きなんですからw

 可愛い、スタイル良い、歌上手い、これ以上何を望むことがあります?

 身長が157cmとのことですが、デビュー時は、もう少し小さかったかもしれませんね。でも、小顔なので、映像になると実際以上に大きく感じますし、小柄なことを意識してか、ライブでは、振りをかなり大きくして演じますので、本当に映えます。歌のピッチが崩れないこと、ステージ度胸の良さと合わせて、本当に人前で歌うために生まれてきたような子だったと思います。

 続けてもう1テイク、「桃色片想い」初期のテイクの中では、最高傑作だと思います。


 こんなブログを始めたので、いい歳をして、最近のアイドルたちの映像を見ることも多いのですが、なかなか、「これは!」っていうテイクにお目にかかりません。まあ、最初に「あやや」を見てしまったというのが最大の不幸なんですけど。

 当時は、チャンネルをひねれば、バラエティとか、歌番組とか、CMとか、いつでも見ることができましたし、街には、ポスターがあふれてました。何であの時、もっと評価してあげられなかったんでしょうか。今となっては、ため息しか出てきません。

 もう、愚痴しか出てきませんね。せっかくのテイクが台無しですから、今日は、これでお終いですw。

2015年7月17日金曜日

「カラフル×メロディー」「プロミス」 初音ミク&鏡音リン

 前回は、2人(正確に言うと2本のソフト)のカバー曲を紹介しましたので、今回は、オリジナルでいきたいと思います。

 キャラクター的には、天真爛漫で多少ドジなところがある初音ミクと、しっかり者の妹分鏡音リンちゃんという感じなんですが、人間もボーカロイドもデュオは、ソロとは違った魅力がありますよね。また、2人、4人などの偶数グループならば誰がセンターだ、みたいな争いが起きないのもいいところですw

 まずは、「カラ・メロ」から、こんな2人組のアイドルって昔、本当にいたかもって気がします。サビのところで、いっちょ前にハモったりするんですけど、思わず笑ってしまいます。やっぱり、こういうCG演出は、アイドルとは何ぞや、ということが分かっている人でなければできないと思います。
  ネットには、人間の女の子が2人組になって「踊ってみた動画」がよく投稿されていますが、人間がボーカロイドのマネをするというのは、それだけ完成度が高いという証拠に他なりません。


2曲目は、「Promise」。発表された頃は、アニメのテーマソングみたいだと云われたそうですが、確かにロボットアニメのオープニングに出てきそうな格好良さです。


 本当に、このままデビューしてもいいんじゃなかと思いますよ。こういう2人組、やっぱり昔いましたよね。ここまで出ているのに思い出せないんですw

 2010年のライブ動画なんですが、ミクが発売されて、2年半、ディラッドスクリーンを使った初めてのライブから半年後にこれだけ完成度の高いバーチャルライブが行われていたと云うことは、奇跡としか言いようがありません。
 最近は、ライブ会場も大きくなって、スクリーンまで遠いこと、この上ないんですけど、この頃の、手を伸ばせばスクリーンに手が届くようなところで、サイリューム振って参戦していた人たちが羨ましいです。ミクのライブならではの白ネギ(長ネギとも根深ネギとも云いますが)を表す、上に緑2本、下に白1本の持ち方、LEDのキンブレが主流となった今では、絶滅の危機にある持ち方です。

 結局、人間にも言えることなんですけど、デュオってソロでも出来る実力を持っている者が組んで、個性と個性が火花を散らしてぶつかり合うから、格好いいと思うんです。だから振り付けなんて多少ズレていても、それがまた良いってことになるし、ファンの人気も2分してるような状態が最強のデュオじゃないかなって思います。
 
  で、やっぱり思い出せませんw

2015年7月16日木曜日

「松浦亜弥歌うまいベスト Vol.6 カバー曲集」

 前回、視聴回数80万回記念の記事を投稿して4ヶ月、「松浦亜弥歌うまいベスト Vol.6カバー曲集」が、視聴回数100万回になろうとしています。100万回になったときに、祝○○みたいにしようか、なんて思ってたんですが、よくよく考えてみると、これって自分で投稿した動画でもないわけで、あまり僕の手柄みたいに振る舞うのも、おかしなことじゃないかなって思ったんです。
 で、今回、投稿記事がちょうど100本目なものですから、ちょっと早いんですけど、100つながりで合わせて記事にしようって考えた次第です。
 
 実は、視聴回数って、再生リストと元の動画とダブルでは、カウントされないみたいです。ということは、再生リストの視聴回数の100万回は、本来、リストにある各動画に振り分けられるべきものなんですよ。だから、この再生リストがなければ、「渡良瀬橋」なんて、もっと早くに100万回を越えていただろうし、「あなたに逢いたくて」だって、すでに100万回を越えているかも知れません。そう考えると申し訳ない限りなんですw


 この再生リスト、今でも、週1万回のペースで、視聴されています。動画の視聴回数は、リピーターの数を表していると思いますが、このペースを維持していくためには、何人のリピーターさんの存在が必要なんでしょうか。その方々が全て松浦亜弥さんのファンだとは云いませんが、松浦さんの歌に対する潜在的な需要が確実にあるのは、確かだと思います。

 もう、1年以上そのままですが、せめて、曲順ぐらい変えてみましょうか。

 さて、5ヶ月前、このブログをスタートさせるとき、松浦亜弥さんのネタだけでは、絶対続かないって分かっていました。(それはそうですよね。何も活動してないんですから)かといって、何でも有りだとやりにくいかなと思って、松浦さんと初音ミクの2本立てにしたんです。
 で、1つだけ決めていたことがあって、とにかくペース配分なんて気にしないで、最初から飛ばしていこうって考えました。よく、マラソン大会でスタートから全力で走るお調子者がいましたよね。で、途中で息切れして皆に抜かれるんですけど、ああいう感じでいこうって思ったんです。

 記事を読んで下さった方なら分かると思いますが、僕は、好奇心が旺盛なほうで、何にでも首を突っ込みますが、今まで、どれ1つとして、長続きしたことがありません。松浦さんが将来復帰しても、その時までファンだと自称できるだけの関心を保っている自信もないんです。
 だから、1週間に1本ずつ出していけば、100本で2年間続けられるわけですけど、そういうことは考えないで、テンションが高いうちに、走れるだけ走っていこうって思ったんです。「ウサギとカメ」のウサギ作戦です。だから、更新が止まったら、自分に満足してお昼寝中ということで、ご理解をいただければ嬉しいです。

 最後に、YouTubeに素敵な動画を投稿して下さっているたくさんのファンの方々に、心より感謝して、100本目の記事を終わります。

2015年7月14日火曜日

「好きすぎて バカみたい」 DEF. DIVA・松浦亜弥・矢島舞美

  DEF. DIVAは、2005年に、安倍なつみ・石川梨華・後藤真希・松浦亜弥の4人で結成されたユニットとのことです。ハロプロ史上最強ユニットとされましたが、いろいろゴタゴタがあって、出したCDは、「好きすぎてバカみたい」ぐらいでしょうか、どうもこの頃から、ハロプロは、何をやっても上手くいかなくなっていったようですね。


 2006年冬とありますから、この時、4人の平均年齢が21才くらいでしょうか、凄みさえ感じられます。
 で、当時のコメントなどを見ますと、4人の中で梨華ちゃんの歌唱力が一段低く評価されていて、一人だけオマケみたいに扱われています。でも、3人でやっていた「後浦なつみ」と比べると、癒やし系の梨華ちゃんが入ったことにより、ユニットとしては、明らかに良くなっていると思います。もし、これが梨華ちゃんじゃなくってミキティだったら、歌唱力は多少上がるかもしれませんが、かなりクドくなって、聴いてるこっちが消化不良を起こしかねません。
 9年後の今、この4人の中で,一番賢い人生を歩んでいるのは、結局のところ松浦さんってことになるのでしょうか。

 で、この曲、松浦亜弥さんは、GAMのコンサートの中でソロでも披露していますよね。


 完璧ですねw。4人で歌割りされていて、不完全燃焼気味だったのが一気に燃え上がったって感じです。松浦亜弥さんは、デュエットとかユニットとか何でも器用にこなしますけど、やっぱり根っからのソロ歌手なんだと思います。

 この曲は、その後もハロプロで歌い継がれていくようです。先程の動画の半年後でしょうか、2006年の夏のライブテイクがアップされています。


 これも凄いです。だって、この子たち、この頃14・5才くらいでしょ。こんなことばかりしていて、ちゃんと学校行ってたんでしょうか。
 
 歌割りを見比べてみると、安倍なつみ→田中れいな、石川梨華→矢島舞美、後藤真希→村上愛、松浦亜弥→嗣永桃子となっているようです。
 年上でリーダー格の田中れいなが安倍なつみのポジションというのは当然でしょうね。あと、一番安定感のある「ももち」が「あやや」のところに入っています。後藤さんのところの愛さんは、ちょっと荷が重いような気がしますが、舞美さん可愛いですね。梨華ちゃんのところにピッタリです。

 この子たちも、今ではアイドル卒業の時を迎えていますが、くれぐれも賢い人生を歩んでくれるよう、願わずにはいられません。

2015年7月13日月曜日

「時をかける少女」初音ミク&原田知世そして島田淳子

 まずは、初音ミクのカバーからです。


 では、さっそく本題にw

 「時をかける少女」は、筒井康隆氏の少年少女向けSF小説です。1967年の作品と云いますから。もう50年も前なんですね。で、主人公の「芳山和子」といえば「原田知世」ってならないところが、僕らオジさん世代なんですよ。
 
 実は、角川映画に先立つこと10年ほど前、NHKが少年少女向けに「タイムトラベラー」というタイトル名で、この原作をドラマ化してたんです。30分番組の全6話、かなりの人気ドラマで、僕も楽しみに見てました。物語では、ラベンダーが重要なアイテムなんですが、その頃は、富良野のランベンダー畑なんて知りませんでしたから、母親に「ラベンダーって何?」って聞いた覚えがあります。あと、途中から見たような記憶もありますので、もしかしたら、初回放送は、見逃しているかも知れません。とにかく昔のことなので記憶も曖昧なんですが、何となく暗ーい雰囲気のあったドラマでした。
 で、今でも再放送のリクエストがあるとのことですが、NHKにも映像が残っていないそうで、幻のテレビドラマと呼ばれているみたいです。

 そこで、「芳山和子」を演じていたのが「島田淳子」さんでした。もちろん、当時は、女優さんの名前など知りませんでしたが、僕、子ども心に彼女に淡い想いを抱いていたんですw。今では顔も忘れてしまいましたが、セーラー服を着て好奇心旺盛な子だったイメージだけは、残っていました。

 で、ネットで検索してみたらありましたよ。僕の抱いていたイメージとかけ離れていたらどうしようって、ちょっとドキドキだったんですけど、思っていた通りの健康的で大きな瞳の可愛い女の子だったんで、ほっとしました。「浅野真弓」の芸名で時代劇の娘役などをやっていたみたいです。で、柳ジョージの奥さんだったんですね。ちょっとショックですww

 だから、角川映画で「原田知世」が「芳山和子」をやった時は、凄く凄く凄く違和感がありました。だってイメージが全然違うじゃないですか。
 でも、すぐに慣れましたよ。島田さんは、僕にとって、憧れのお姉さんでしたけど、知世ちゃんは、可愛い妹って感じになりました。まあ、単純に僕が歳をとったってことなんですけどw

 映画版は、テレビで見たんですけど、最大の見せ場、ラストシーンでは、知世ちゃんもがんばっていたような気がします。タイムトラベラーの掟とはいえ、人生で一番大切にしたい初恋の想い出を消去しなくてはならないなんて、なんと切ない結末でしょう。

 では、貼り付けさせていただきます。伝説の歌唱力、原田知世ちゃんの生歌です。ご承知のことと思いますが、再生は、あくまでも自己責任でお願いします。


  まあ、これに関しては、歌ってる方も、歌わせてる方も、聴いている方も全て承知の上でのことですから、もう、笑うしかありませんよね。で、最初に貼り付けさせていただいた、ミクの歌が、知世ちゃんのイマイチな部分まで忠実にカバーしていることに改めて感心してしまいましたw
 もっとも、こういうことばかりやっていたから、アイドルの歌は、聴く価値がないってことになっていったのかもしれません。

  アイドルの歌は、聴く価値がない。
  松浦亜弥はアイドルである。
  ゆえに、松浦亜弥の歌は、聴く価値がない。

って、いうことになっていったとしたら、知世ちゃんも罪作りなことを・・・。いえ、知世ちゃんは、悪くありません。悪いのは周りの大人です。知世ちゃんは、なーんにも悪くありませんから。

 では、生歌が怖くて聴けない方のために、最後に、もう1つ貼り付けさせていただきます。
 映画のエンディング映像です。スタジオ録音盤でしょうから、最低限、聴いて不快にならない程度には、つくってあるはずです。尾道の街並みと共にお楽しみください。
 では、エンドロールとともに、今日は、これでお終いですw。


2015年7月12日日曜日

松浦亜弥&森高千里「渡良瀬橋」と聖地巡り

 今日、最初に貼り付けさせていただく動画は、ライブテイクではありません。森高千里さんが「渡良瀬橋」の舞台になっている足利市を再訪する、というオフィシャル映像です。歌無しの渡良瀬橋がBGMに流れて、森高さんが歩いているんですけど、森高さんの声も入ってなくて、全編、字幕で進んでいくんです。これが何とも良い感じで、ちょっと感動ものなんですよ。で、僕も足利に行きたいって思わせるという、観光PRビデオとしても使えそうな動画です。但し、10分かかりますので、お時間があればどうぞ。


 で、字幕を読んで思ったんですが、歌詞って、こんなテキトーな考えで書くものなんですか。感動していた僕の立場が微妙ですww

 僕は、観光で物語の舞台を訪ねることはあっても、いわゆる聖地巡りってやつは、やったことがありません。でも、好きな人は、好きなんですね。
 僕の住んでいる町の近くの施設も、某アイドルの映画ロケに使われたってことで、結構遠くからもヲタクが訪ねてくるそうです。映画で、ほんの数秒しか映っていない建物の壁を見つけて喜んだり、アイドルと同じ位置に立って、写真を自撮りしたりして満足して帰るそうです。近所の人が道を尋ねられることがあるそうですが、大抵は、訪ねてくるヲタクの方が、住んでいる地元の人より詳しいということでした。

 で、せっかくですから、森高さんのテイクを貼り付けさせていただきます。PVとか、他にもいくつかあるんですか、これにしました。


 やっぱアルトリコーダーですよね。これがないとイケません。この前、テレビで歌った時、リコーダー吹かなかったんですけど、誰かに何か言われたんでしょうか、寂しい限りです。

 で、引き続き松浦亜弥さんのテイクです。これに決めた理由は、バックに渡良瀬橋と夕日の映像が流れているからです。
 渡良瀬橋は、森高さん24才の時の作品で、大人になった「私」が、昔の恋を想い出すという歌なので、本来は、ある程度、年齢を重ねた方が似合うはずなんですが、「あやや」の場合、この18才くらいで歌っているテイクの方が良いんですよ。


 人生初の聖地巡りしてみたくなりました。写真撮ったらブログに載せますねw

2015年7月11日土曜日

ボサノバの神様カルロス・ジョビンと「黒いオルフェ」feat.初音ミク

 一時、ボサノバにハマっていた時期がありました。たまたまテレビでカルロス・ジョビンのライブを見て、大人の格好良さに魅了されました。たぶん、「ワンノートサンバ」とかをやっていたと思います。で、早速ボサノバのCDを買ってきて、ヘビーローテーションで聴いてました。最終的には、CDを3・4枚買ったところで、熱も冷めたたんですけど、今でも好きなことには、変わりありません。
 

 本家ブラジルでも、若者はロックばかり聴くので、ボサノバは、日本の演歌と同様、年配層が聴く音楽になっているとのことです。いま世界中で一番ボサノバファンが多いのは、おそらく日本だそうで、ボサノバは、もともとブラジルの中流層で流行った音楽ですから、中流意識が高い日本に愛好者が多いという説がウィキペディアで紹介されていました。まあ、ボサノバ聴いてると、気分だけでも中流になったような気がしないでもありませんが・・・。
 

 カルロス・ジョビンがもう少し歌唱力があれば申し分ないのですが、何て云うと怒られてしまいますね。でも、いろいろ聴き比べても、やっぱり彼のテイクが一番なんですよ。
 あと、なんで女性コーラスが5人もいるのか不思議なんですけど、聞くところによると奥さんとか娘さんたちだそうです。5人もいてハモらないというのも凄いですね。


 で、自分としては、今日は、これで十分なんですが、このブログは、ミクのブログですので、一応、初音ミク&南下洋海の「黒いオルフェ」を貼り付けさせていただきましたw。
 我が儘を言わせて頂くと、もう少し速いほうが僕の好みなんですが、つぶやくように歌わせているのが特徴です。前奏にかぶせてある、パラパラな拍手が雰囲気を演出していて面白いですね。


 初音ミクに歌わせている世代とボサノバが好きな世代は、全然重なりませんので、ボサノバのミクのカバーは、本当に少ないのですが、既存の曲のボサノバアレンジは、DTMを使えば、リズムパートなどを入れ替えれば比較的簡単に作れるので、何曲かはアップされています。でも、「みっくみくにしてあげる、ボサノバ・バージョン」なんていうのより、やっぱりボサノバはボサノバで聴きたいですねw

2015年7月8日水曜日

「ホームにて」  松浦亜弥とスガシカオ

 「ホームにて」は、2006年リリースのスガシカオさんの作品です。「19才」のカップリング曲とのことですが、スガさんのファンでなければ、知らない人も多いのではないでしょうか。僕も松浦亜弥さんのファンでなければ知らずにいたと思います。

 スガシカオさんといえば、ブログで松浦さんを絶賛したことが今でも引用されますが、スガさんは、アルバムの中の楽曲を提供している側、大げさに言うと利害関係をお持ちの方ですから、歌唱力を認めてくださっていることは確かだとしても、あまり絶賛、絶賛と取り上げるのもいかがなものかと思いますw

 以前、ふくちゃんさんのブログで、コットンクラブのテイクの半音下げが話題になりましたが、松浦さんのカバーは、スガさんのオリジナルと随分雰囲気が違っています。松浦さんのカバーといえば原曲の良さを生かしているものが多い中で、このカバーは、珍しいと思います。

 スガシカオさんのオリジナルバージョンです。ご本人の云うところによると「俺のソウルフルなナンバー」ということです。松浦さんのテイクと雰囲気は大分違いますが、素敵な曲であることには変わりありません。


  続けて、松浦バージョンです。歌は、44秒からです。


 もともと、松浦さんのカバーは、オリジナルよりテンポがゆっくりになる傾向があるのですが、これは、かなり極端な方だと思います。アレンジとかも随分違うのですが、それよりも僕が気になるのは、「僕」を「わたし」に歌い変えている所なんです。実は、最初このことに全然気が付かなくって、動画に寄せられたコメントを読んでいて初めて知ったんです。

 まあ、確かに、変だと思っていたんですよ。だって、「わたし」が父親のインクの匂いのする手で、殴られるんですよ。次の日まで痛いくらいに。いくら出来の悪い娘だってやり過ぎです。「お前いったい何をしでかしたんだ!」って感じで、聴いていて何となく後味が悪いんですよ。
 スガシカオさんのテイクならば、軽快なリズムで、歌詞は聞き流すような感じになりますが、松浦さんはテンポが遅い分、詞の内容が伝わってきます。そうすると、違和感がより気になってしまうんです。
 
 松浦さんって、例えば、「女Day by Day」でも年齢を歌い変えたりしますけど、それとこれとは、訳が違いますよね。他のカバー曲の中に、もし「僕」の歌があったとしても、全部が全部「わたし」に変えているわけでもないでしょうし。
 ライブのMCによると、スガさんが「云ってくれれば、俺が書き直したのに。」と語ったそうですが、もしかしたらこの不自然な件、殴られた件のことを指して言ったのかもしれません。

 それにしても、何で「わたし」にしたんでしょうか。

 自分を歌の世界に置きたかったのでしょうか。歌の主人公に自分自身がなりたかったのでしょうか。そのために、「わたし」と歌う必要があったのでしょうか。殴られる件での多少の違和感は仕方ないとしても。
 もっとも、彼女は、子どもの頃から、結構厳しく育てられたそうですから、彼女の中では、父親に叩かれるくらいのことでは、違和感など感じなかったのかもしれません。

 僕は、どちらかというと「僕」派です。中途半端に変えるのであれば、そのままでも良かったように思います。父親が娘を殴ることは、松浦家では普通でも、聴かされる方は辛いですからね・・・w

 皆さんはどう思いますか。

2015年7月7日火曜日

あみん「待つわ」feat.初音ミク&鏡音リン

  「あみん」は1982年、ヤマハポプコンからデビューした現役女子大生デュオでした。グランプリを受賞した「待つわ」は、そのままデビュー曲になり、さらに1982年唯一のミリオンセラーであり、「あみん」はこの曲で紅白歌合戦にも出場しました。


 で、「あみん」の特徴は、何と云っても素人っぽいハモりですよね。これなら自分にも歌えそうってことで、カラオケの定番にもなっています。でも、親しみやすい曲を作るというのは、簡単にできることではありませんから、やっぱり「待つわ」は名曲であり、「あみん」は素敵なデュオで、岡村さんは才能豊かなアーチストだと思います。

 ということで、ボーカロイドでもハモれますww。初音ミクと鏡音リンだとこんな感じです。オケは、オリジナルからの転用みたいです。


 あまり違和感ないでしょw
 誤解しないでくださいね、あみんの歌唱力がボーカロイド並みだって云っているわけでは、ありませんから。

 デュエットの相方、鏡音リンは、キャラクター・ボーカル・シリーズ第二弾のボーカロイドです。現在は、改良版のACT2が販売されていますが、近々新バージョンが出るとのことです。キャラクター設定は14歳の女の子、身長152cm、体重43kg。推奨音域は、 F#3~C#5となっています。
 しかし、なんといっても鏡音リンの最大の特徴は、声優の下田麻美さんの一人二役による男の子「鏡音レン」と対になっていることですね。元は同じ声優さんの音声データですから、相性が良いのは、当然ってことで、リン・レンのデュエットで使われることが多いんですけど、ソロで使ったり、ミクとのデュエットでも使われます。独特のマシンボイスが特徴で、どんな歌にも合うというわけではありませんが、好んで使うボカロPさんも多いようです。

 あと、どうでもいいことですけど、初音ミクが「ミク」って呼び捨てにされることが多いのに対して、鏡音リンは「リンちゃん」って呼ばれることが多いようです。

 さて、「あみん」ですが、相方の加藤晴子さんが芸能生活に消極的であったことなどから、活動期間は、わずか1年あまり。4枚のシングルと2枚のアルバムを出しただけで解散してしまいます。その後、加藤晴子さんは芸能界から引退、岡村孝子さんは、ソロとして活動を再開します。1987年に発表した「夢をあきらめないで」は広く知られた曲で、音楽の教科書にも採用されていました。
 ということで、「夢をあきらめないで」。初音ミクがお届けいたします。


 せっかくですから、2人のデュオをもう1つ。ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」です。ウィキペディアで調べると、カバーしている歌手の数がもの凄い数ですね。さすが昭和の名曲です。


 調教が出来すぎなんですけどww。
 カバーしている、歴代の名歌手さんたちの仲間に入れてあげたいですね。

2015年7月6日月曜日

小田さくら「Be Alive」 ~13分の1じゃもったいない~

 不思議な動画です。オーディション時の音声と、原曲のボーカルを除去したものをミックスしたものだそうです。90秒ほどの短い動画で、しかも尻切れトンボです。なのに、視聴回数が100万回になろうとしています。歌っているのは、モーニング娘の「小田さくら」さんです。


 デビュー前の女の子の歌で感動するのは、「あやや」の「100KISS」以来です。というか、そんなことは、二度とないと思っていました。テイクの途中で笑顔を見せますけど、これオーディションですよね。信じられません。歌うために生まれてきた子だと思います。この子の歌には、声質がどうとか、音程がどうとか、そんなことは、どうでもいいって思わせる何かがあります。

 モーニング娘も道重さんと田中れいなが抜けてからは、知らない子ばかりになってしまいました。でも、ズッキは分かります。動画を見ていても探しやすいんで。あと、鞘師さんもどうにか分かります。マイクの持ち方とか、醸し出しているオーラがどことなくミキティに似てるんで。
 
 で、小田さくらさんですが、歌が上手いとか、伸びしろがどうとか云われているのは聞いてましたけど、ライブ動画だと、どこ?どこにいるのって感じで、皆さん動きは速いし、カメラワークは激しいしで、僕には見つけられません。でも、ソロイベントなら探す手間もいりませんよね。


 松浦亜弥さんの動画ばかり見ていると、他の歌手は物足りなくなって、歌番組とか見る気力がなくなってしまう「あやや病」ってのがありますけど、この子は、何て云うのかなあ、歌うことが楽しくってしょうがない、っていう思いが伝わってきて、もっと聞きたい、って思わせるものを持っているんですよ。上手いとか下手とか云ってることがバカらしくなるくらいに。
 きっと「あやや」だって、そういう時期があったと思いますけど・・・。


 とにかく、モーニング娘で13分の1をやってるなんて勿体ないです。結局、歌が上手いところだけ、いいように使われて、センターとかになれるわけでもないし・・・。

 彼女には、是非ともソロで、演歌歌手として再デビューしてもらいたいです。演歌歌手っていっても、ド演歌ばかり歌っているわけではありませんから。小田さくらさんだって、イベントでは、バラードっぽい曲とか、歌謡曲っぽいのとか歌っているでしょ。そのままで良いんですよ。幅広いジャンルの歌を歌って欲しいです。「小田さくら」っていう名前もそのまま使えるし、ハロヲタの皆さんには「幸が薄い顔」とか云われているみたいですけど、演歌には、このくらいがピッタリです。


 ね。これなんか、そのまま使えますよ。

 アイドルから演歌歌手って、今までもいましたけど、アイドルで通用しなくなってからの転身じゃ意味ないです。まあ、18才くらいまでは、モー娘で頑張るにしても、是非とも10代の内に、お願いしたいです。何十年も空席のままだった「アイドル系演歌歌手」のポジションに君臨して頂きたいですwww

 絶対、皆さんに可愛がってもらえると思うんですけど・・・・・。
 

  余計なことでした。ファンの皆様、ごめんなさい。

2015年7月5日日曜日

「ハナミズキ」「蘇州夜曲」 松浦亜弥&一青窈

 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)。このアメリカ原産の街路樹は、丈夫で育てやすいこと、樹木としてのまとまりが良いことなどで、最近、あちらこちらで見かけるようになりました。
 僕の家の近くにも「花水木」が植えられています。さもない一方通行の道路なんですが片側に2・30本ほどのハナミズキが街路樹として植えられているんです。普段は地味な街路樹なんですが、春になると、突然、薄紅色というか、限りなく白に近い大きな花を咲かせるので、ああ、花水木だったんだ、なんて思い出すんです。
 まあ、咲いてから思い出すなんてのは、僕だけなのかもしれません。何せ、松浦亜弥さんの誕生日でさえ、当日になるまで忘れていたんですから。

 で、今回貼り付けさせていただくのは、皆さんご存じの、松浦亜弥さんと一青窈さんのデュエットです。
 若干、一青窈さんの態度が上から目線ぽいのが、松浦ファンとしては気になるところですが、これは、決してアーティストがアイドルを見下しているのはなく、単純に、一青さんの方が亜弥さんより10才も年上だからだと思いますw


 YouTubeの動画を検索すると分かるんですけど、一青窈さんは、たくさんのアーティストとこの曲をデュエットしています。夏川りみさんとか、徳永英明さんとか。でも、この松浦亜弥さんとのテイクが一番楽しそうに歌っているんですよね。

 しかし、ファンとしては、松浦亜弥さんのソロで聞きたいところです。松浦さんは、デュエットで歌った曲を、ライブでは、ソロで歌い直すという傾向がありましたから、期待したいところですが、いつになることやらです。

 せっかくですから、もう一つ。蘇州夜曲です。
 

 ピアノを弾いているのは、服部良一氏のご子息、服部克久さんですね。この方には古い思い出があります。
 ものすごく昔なんですけど、僕の中学校の音楽鑑賞会に、彼がミニオーケストラを率いてきたんですよね。あの有名な服部良一の息子さんだってことだったんですが、クラシックのコンサートなんて中学生にとっては、つまらないことこの上ないわけですよ。で、コンサートの途中で、誰かが「まだやるの」みたいなことを言ったのが聞こえたみたいで、急に不機嫌になって、アンコールもやらず、出されたお茶も飲まないで、さっさと帰っちゃったんです。
 そんなことで、翌日、僕らは先生たちに怒られるぞって思っていたんですが、結局、先生たちは、僕らを怒ることは、なかったんです。まあ、克久氏の態度に先生たちも呆れていたわけでw。しかも、この話、話したわけでもないのに、僕の親も知っていて、小さな町ですから噂が回るのも早いんですよw
 今では、いいおじいちゃんですが、克久氏も若かったんですね。

 肝心の歌についてですが、あまりにも古すぎて・・・。ただこういう歌詞だと感情の込めようがないので、松浦さんは歌いにくそうですね。中国っぽい歌は、透き通るようなハイトーンが特徴だと思うんですけど、こういうのもアリかなって感じです。

 テキトーなコメントでスミマセン。

2015年7月4日土曜日

初音ミク、再考 「二息歩行」

  神は、自らに似せて人を創ったという。
  ならば人は、自らに似せて何を造る。

 だいぶ昔になりましたけど、筑波で科学万博が開かれました。僕も理系ヲタクとして何回か通いましたよ。始発で行って、最終で帰ってくれば、どうにか日帰りで楽しめる距離でした。今思えばかなりの強行軍ですけど若かったんですね。

 僕が特に見たかった展示の一つが、ロボットの二足歩行のデモンストレーションでした。やたらでかい、足だけのロボットが今にも倒れそうになりながら、2本足で歩いていました。
 二足歩行は、当時かなり難しい挑戦だったので、実用化なんて程遠いっていう印象でしたし、移動するだけなら、二足にこだわる必要は何もないわけですから、そんなことをやって意味があるのかっていう意見もあったみたいです。
 だけど、それって理系のロマンなんですよね。人と同じように二本足で歩かせたいっていう。で、実現した時にロボットの新たな可能性が一気に広がったわけでしょ。

 で、考えてみたんですけど、ロボットにしたって、ミクにしたって、人が自分たちの分身を作りたがるのって、本能じゃないかって思うんです。
 人って、石コロしかなかった時代から、自分たちの姿を刻んできたわけでしょ。今で云う理系ヲタクみたいな奴がいて、周りからお前何やってんだ、とか云われながら、生きてくのに何の役にもたたない偶像をせっせと作って、喜んでいたんだと思いますよ。
 土偶だって宗教に必要だから作ったんじゃなくって、最初に土偶を作っちゃって、これどうしようって、後から皆で考えたんだと思います。とりあえず拝んでみるかってw

 だから、DTMでコンピューターに音楽を演奏させることが可能になったときに、次は歌わせたい、と考えたのは当然の流れ。だけど、楽器は物、歌は人ですから、そこには、根本的な違いがあります。

 ミクをシンセサイザーの延長線上のもの、オーケストラなどの演奏と同じだと考えれば、ミクの歌に感動するのも、あながちキモいことにはなりません。「ミクには魂がない」というコメントがよくありますが、それを云ったら、ピアノにだって魂はありませんし、感動するのは演奏者に対してだ、というのなら、ミクを歌わせているのも演奏者としての人間です。

 ただ、初音ミクが奏でるのは「言霊」、録音された音声を再生しているわけではありません。器楽というジャンルから完全に一歩踏み出してしまったのも確か、シンセサイザーの演奏の一種だという説明には、やはり無理があります。

 結局、ミクが奏でる音楽は、器楽なのでしょうか、声楽なのでしょうか。

 多くの人たちは、これを声楽とは、認めないでしょう。それならば器楽であるミクの歌に対して、ミクには魂がない、などという批判は矛盾しています。楽器に魂がないのは、当然のことだからです。

 人形浄瑠璃の例を引っ張り出すまでもなく、僕らは、人でないものに対しても等しく感動できる心を持っています。そして、人でないものにも想いをよせることができます。
 ミクには魂はありませんが、ミクの歌には魂があると僕は思います。というか、僕らは、ミクの歌に魂を感じられる心を持っていると思います。
 ミクに歌わせている人の想いがミクを通して僕らに伝わる時、僕は、ミクそのものが想いを伝えているかのように感じるのです。
 バーチャルに感動するということ、それは決して蔑まれるものではなく、人にだけ許された高尚ともいえる精神行為なのです。

  人は、自らに似せて二本足で歩く機械を造り、
  そして、自らに似せて歌う機械を造った。


 で、貼り付けさせていただいたのは、「DECO*27」さんの「二息歩行」です。つくば科学博のロボットと二足繋がりだという単純な理由だけで、他に何もありませんw


 しかし、科学万博とは、真逆の世界観ですね。人類が二足歩行をはじめた理由が、愛する彼女を抱くためだったということ、そして、その前足が意を反して、相手を傷つけるために使われていることなど、
 こういう鬱屈した世界観は、典型的な文系の若者が必ず通る道のように思いますし、こういうことをグダグダ考えていられるっていうのは、若者の特権だと思います。プロの作詞家先生は、こんな詞を書いていたのでは、商売になりませんでしょうし。

 実は、こういった屈折した空想の世界観を歌うことこそ、ボーカロイドの最も得意とするところだと思います。だって、この詞を人間が歌ったら、歌う方も聴いている方も辛すぎると思うんですよ。松浦亜弥さんでは、絶対無理でしょうしw
 
 では、長くなりましたがお終いにします。だいぶ強引でしたね。

2015年7月3日金曜日

宇宙戦艦ヤマト

 僕とヤマトとの出会いは、本当に偶然だったんです。ある日、弟が持っていたテレビランドを何気なく見ていた僕は、衝撃を受けました。それは、新しく始まったテレビ漫画「宇宙戦艦ヤマト」の初回放送を漫画で紹介したものでした。
 その漫画は、一緒に掲載されていたガキ向けの漫画とは、明らかに異なっていました。僕は、この作品の中の1ページ、あの一番有名な、海底に埋もれてたヤマトが発進する場面とカタカナで「ヤマト」と書かれたロゴに一瞬で魅了されてしまいました。


 僕は、月刊誌に掲載されていたヤマトのロゴをスケッチブックに写し取り、時間をかけてポスターカラーで彩色しました。毎週1点提出しなければならない美術の課題にこのロゴを使おうと思ったんです。

 僕が提出したヤマトのロゴを見て、柔道部の顧問でもある美術の先生は、「何だ、これは?」と言いました。級友達もヤマトのことは、知りませんでした。僕は、この強面の柔道家に、なんとかヤマトを説明しようとしましたが、焦れば焦るほど、話は支離滅裂になっていきました。先生は、僕をジロッとにらむと、「何言ってんだ、お前。」といって、再びスケッチブックに目を落としました。僕は、こんな物を課題に選んだことを後悔しました。もっと無難に静物でもスケッチしておけば良かったと。
 先生は、スケッチブックをしばらく眺めた後、片隅に小さく「5」と書きました。4に近い5。小さくどよめきが起きました。たとえ限りなく4に近いとはいえ、5は、滅多にもらえるものではありませんでしたから。「ポスターカラー使用賞だ。」先生は、スケッチブックを僕に返しながら小さな声で言いました。

 当時は、サザエさんのように家族で見ているものは別として、中高生にもなってテレビ漫画を見ていると親に怒られたものでした。かといって小学生では、ヤマトの良さが分かるはずもなく、結局、宇宙戦艦ヤマトは低視聴率のまま39話で終了してしまいます。
 ヤマトがブレイクして社会現象にまでなったのは、再放送が放送された時のことです。

 僕は、ヤマトのコミック本(松本零士氏の作品ではありません)や小説本、主題歌のレコードなどを買い集めました。僕は、ヤマトに登場する、「ワープ」や「波動」などの物理用語に惹かれ、ついに「ヤマト物理学研究会」なるものを、一人で立ち上げ、宇宙戦艦ヤマトのストーリーを物理学的に検証すべく相対性理論の解説書を買ったりもしました。もちろん、ほとんど理解できませんでしたけどw。未知の世界を解き明かしてくれる物理学という学問に、僕は憧れをいだいていました。
 しかし、僕のそんな物理学への憧れは、高校で受けた最初の力学の授業で、あっけなく崩れ去りました。以降、僕は理系でありながら、物理学が苦手科目という、苦難の受験生活をおくることになります。
 
 ヤマトの成功は、テレビアニメを見る年齢層を一気に引き上げ、その流れは、ガンダムへと続いていきます。ヤマトも盛んに続編が制作されましたが、僕は、その頃は、例によって完全に興味を失っていました。いえ、見たいなと思ったこともあったんですが、何故か、次の一歩が出ませんでした。新しいヤマトは、ストーリーの構成もメカニックデザインもアニメーションのできも向上していたと思いますが、僕の中では、何かが違っていました。僕は、第一作至上主義者だったのかも知れません。
 マスコミにもてはやされていた、西崎義展氏への反発もありました。「素晴らしいのは、ヤマトであって、お前でない」プロデュサーの役割など理解できない子どもの僕は、そう息巻いていました。西崎氏のヤマトに翻弄された波瀾万丈な人生を知ったのは、最近のことです。
 
 そんな僕でしたが、木村拓哉さんの実写版ヤマトは見に行きました。いろいろと批評されていたようですけど、僕の採点は、80点。正確に言うと、ガミラスが登場するまでの前半が120点、後半が40点です。
 特に、冒頭部分の地下都市の描写は、映画ならではの映像で、よくできていたと思います。これだけで僕は満足でした。
 
 結局僕は、最後まで、第一作至上主義者のままでした。

2015年7月1日水曜日

初音ミク「桜の雨」 VS音楽の先生

 知らない人は全く知らないと思いますけど、初音ミクのオリジナルに「桜の雨」という有名な?、卒業ソングがあります。とりあえず貼り付けますね。



 で、この楽曲が映画化されるそうです。ネット記事をそのまま引用させていただきますと。

 人気ボーカロイド曲「桜ノ雨」が実写映画化され、年内に公開予定であることがわかった。同曲は、2008年にhalyosy氏が、「ニコニコ動画」で発表し、初音ミクが歌う卒業ソングとして人気に火がついた。
 同曲の関連動画再生数は、2500万超を記録。さらに、ファン有志により合唱を披露する企画がスタートし、09年、10年春と合わせて200を越える中高校の卒業式で合唱されるなど話題となった。
 実写映画は、12年に刊行された小説版を基に制作される。halyosy氏が原作・原案として参加し、VOCALOIDキャラが通う学園の合唱部を舞台に展開。女子高生の未来(ミク)や、鈴(リン)、蓮(レン)などが登場する青春群像劇になるという。 (引用終わり)

 詳しい話は、全然出てきませんので、分かりませんけど、そういうことのようです。

 ただ、この曲のブームは過去のことになりつつあって、最近の卒業式で歌ったという話は、あまり聞きません。そもそも2年間で200校って多かったんでしょうか?
 で、ここにきての映画化ですから、余程キャスティングに凝らないとヒットも難しいのではないかと思います。

 さて、卒業式で歌いたい曲を決める時、最大の障壁になるのが、昔も今も音楽教師のようですね。
 僕が中学生の時も、昼の放送で、放送委員が流行の歌を流すと職員室から音楽教師が怒鳴り込んできて、強制的終了させられたりして。今となっては,笑い話ですが、僕の中学って「レッドツェッペリン」はアウトでも「クイーン」はスルーだったんですよ。

 で、この曲も、歌う・歌わせないで、もめたという話が当時の各コメントに出ています。教師VSボカロファンVSアンチボカロの三つ巴の戦いだったようです。
  しかし、「初音ミクだから歌いたい」、とか「初音ミクだからダメ」というのは、本当はおかしな話で、実際歌うのは、卒業式で卒業生が歌うのですから、その場面をイメージして考えなければならないのに、まるで、ミクが学校に来るかのような議論になってるんですよw

 でも、この曲ってそんなにムキになって歌いたくなるほどの良い歌なのかなって思うんです。いかにも中学生ウケを狙ったような歌詞とかも、僕がこの曲に今ひとつ好感できないところなんですよ。ボカロ使って発表すればウケるだろうって感じで・・・。
 まあ、それはひねくれた大人の見方で、純粋な中学生には、素敵な卒業ソングに聞こえるのでしょう。

 合唱曲は、こんな感じです。お手本のデモ合唱でしょうか。


 合唱部でもない一般の中高生がここまで歌うことは難しいと思いますが、いろいろな学校で合唱しているテイクを聴いているうちに、それなりに感動している自分に気がつきました。

 卒業式の合唱で、聴衆が感動するのは、歌にでなく、一生懸命歌っている君たちに、だったんですよね。