で、また昔話なんですけど、僕のいた高校は、僕の入学する前年に、野球部が不祥事を起こしまして、1年間の対外試合禁止中だったんです。だから、高1の時って野球の応援がなかったんですよ。なのに、応援練習はあったんです。おかしいですよねw。で、応援団に怒鳴られながら大声で校歌を歌わされたりして・・。まあ、応援団なんてのは、不良な上級生のガス抜きの場でしたから、先生たちも、やらせないわけにはいかなかったんでしょう。
まずは、初音ミクによるカバーです。ちょっと癖のある調教なんですが、1つの試み、楽曲への挑戦的アプローチとしては、面白いと思います。カバーとモノマネは違いますしね。
「ROOKIES」は、2008年の作品だそうですから、もう7年前になるんですね。僕は、平和主義者なんで暴力とか不良なドラマは嫌いなんですが、これは、喜んで見てましたよ。佳境に入ったところで、バレーボールの中継による放送休止が入って、ガッカリしたことを思い出しました。
で、続編を見るために、映画館にまで行きましたけど、テレビドラマの出来が良かった分、映画版はちょっとちょっとでしたね。
では、些細なことなんですけど、応援にちなんだエピソードを1つ紹介させていただきます。記事を読むときのBGMとしてお使い下さいww
その女性は、高校時代に生徒会の役員だったそうです。で、生徒会の仕事の1つに、応援団と共に生徒を指導するって云うのがあって、試合では、彼女は、応援席に向かって選手の名前を書いたプラカードを掲げる仕事をしていたそうです。「今、バッターボックスにいるの誰?誰?」ってならないように応援席に打者名を知らせるアレです。
彼女は、野球のことは本当に何も知らなくって、初めのうちは、いろいろと戸惑うこともあったようですが、試合を重ねるにつれて、仕事にも慣れていき、そしてついに、監督の采配のパターンを見抜き、この場面ではコイツだろうって、代打の発表を告げられる前に事前にプラカードを用意してしまう、という域にまで達したそうです。
で、あるとき、彼女は、不思議なことに気づきます。それは、試合の終盤に相手チームがやたらと代打を出してくることでした。時には、中心選手に替えてまで。
そして、それが、監督による温情采配であることを知ります。まだ、一度も試合に出たことがない3年生を試合に出させるという、いわば「思い出代打」ってやつです。
さて、彼女の学校は順調に勝ち進み、この試合に勝てば明日は準決勝、というところまできました。しかし、今日の相手は、甲子園に何度も出場している強豪校。さすがに苦しい闘いを強いられます。
そして、試合も終盤にさしかかったとき、監督が指名した代打に、彼女は戸惑います。今まで一度も試合に出てなかった選手。慌てて、その名前の書いたプラカードを束の一番底の方から引っ張り出して、どうにか間に合わせましたが、その真新しいプラカードを掲げた時、彼女は、ついにこの日が来たことを察します。
次々と送り出される代打、それに応じて、束の底の方からこの夏初めて使うプラカードを引っ張り出しながら「ああ、私たちは、負けるんだ。」「私たちは、負けるんだ。」と。彼女は、応援団と過ごした夏が終わることを知ったそうです。
では、御本家のテイクです。「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」でしたね。こんな陳腐な言葉に素直に感動できたなんて、僕らも未だ未だ捨てたもんじゃないってことでしょうか。
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