2022年5月29日日曜日

「木蓮の涙」 丸山純奈

丸山純奈さん(すーちゃん)の活動が全然見えてきません。昨年の11月23日に渋谷gee-ge.で2年8ヶ月ぶりのライブ活動があって、その後、ライブ活動の告知が三回。そのうちの2つを体調不良でキャンセルして以降、トライストーンのホームページでの更新がありません。いったいどうしたんでしょうか。高校は卒業したはずなんですけど、何の情報も出てこないのが心配です。しかも、「配信版ウダガワガールズコレクション」については、当日キャンセルでしたから心配です。何事も無きことを祈るばかりです。

さて、丸山純奈さんの活動再開を祈念して、今回貼り付けさせていただいたのは、「木蓮の花」の音楽チャンプでのテイクであります。何と云っても、すーちゃんを全国区に押し上げたテイクですからね。

もう1つ、こちらは、今から5年前。すーちゃん13才のテイクで、大阪京橋ライブハウス「Arc」とありました。歌い終わった後で、「歌詞は間違えませんでした」としらばっくれてますけど、しっかり間違えていますよ。

すーちゃんも18才ですから、大人の仲間入りです。待つのは構いませんけど、見通しが無いのがツラいところ。大人になったすーちゃんの「木蓮の花」を聴かせて欲しいです。

2022年5月18日水曜日

黒島結菜「ちむどんどん」~子役編・沖縄編~

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」を見ている。リアタイは無理なので録画でと思っていたのだが、NHK+があることに気がついた。NHK+ならば視聴率に貢献できるだろうと、アカウントをもらい、隙間時間にスマホで見ている。

僕は、彼女が朝ドラの主演に決まったときから、ずっと不安しか無かった。ヒロインの妹とか親友役くらいが、ちょうど良いのにって思っていた。予感は、悪い方で当たった。ただ、ドラマの評判は散々だけど、彼女自身へのバッシングは、あまり無いようで、ちょびっとだけホッとしている次第である。

SNSでは、いろいろと云われているようだ。多いのは、「役者さんは好きなのに、脚本が酷すぎるので脱落しました」ってやつだ。このタイプの呟きは、ドラマのコメント欄に必ずあるやつで「脱落厨」と云わせていただこう。勿論、見ないのは、個人の自由だ。でも、レストランで食事をしているときに、隣の席で「この料理マズいねぇ」なんて大声で言われたら、不快なこと此上ない。役者が好きなんてのは、誹謗中傷扱いされないための予防線だ。本当に好きなら、簡単に脱落なんてしない。脚本が酷いことは、否定しないけど・・・。

朝ドラは、15分ずつの細切れ番組である。普通のドラマは、1話の中にフリとオチがあって「承・転・結・起」の構成で進んで行く。けれど、朝ドラはフリだけで終わってしまうことが多く戸惑ってしまう。1週間分まとめて見れば良いのだろうけど、NHK+は一週間で配信が終わってしまうし、有料オンデマンドは解約中だから、細切れで見るしか無い。

で、最近になって、ようやく気付いた。これって「ホームコメディ」だったんだ。突っ込みどころ満載なのも、そのため。あまり笑えなかったので、コメディだってことに気付くのが遅くなった次第である。薄っぺらい人物設定も、重みの無い展開も、コメディならば許せなくもない。

「黒島結菜」さんのお芝居の方は、何をやっても既視感満載であるが、子役の「稲垣来泉」ちゃんの走りっぷりの良さには感心してしまった。「逃走中」にも出演していたようだが、そういえば見たような気がする。「戸次重幸」さんは、ネット配信ドラマ「シェアハウさない」の印象が強すぎて、演じている「青柳史彦」をどうしても信じることができない。あとは、親友の「前田早苗」を演じた「高田夏帆」さんが良かったかな。

さて、沖縄編の感想であるが、コメディであっても、当時の沖縄をきちんと描いて欲しかった。沖縄の海が綺麗なこととか、琉球料理が美味しそうなことは伝わったんだけど、それだけだったら、沖縄復帰50年記念ドラマなんて謳う必要などなかったように思う。

沖縄の話題が出ると、僕の母親は、今でも首里高校の「甲子園の土」の話をする。僕が生まれる前の話だけれど、よっぽど印象に残っていたのだろう。本土復帰前後の沖縄は、それだけで大きなドラマが作れるほどの出来事であったはずである。ヤンバルで暮らす家族だって、無縁ではなかっただろう。

脚本を作るにあたっては、それなりに時代考証とかしているんだろうけど、見ている側に伝わってこないのがモドカシイ。「琉球新報」には、ドラマに合わせて「ちむどんどん」キーワード集という特集記事があるが、こういう話をナレーションだけでもいいから、ドラマの中に織り込んで欲しかった。

ツイッターに「#ちむどんどん反省会」っていうのがある。呟きの多くは「脱落厨」によるものであるが、中には共感できる書き込みもある。もっと、1960年代の沖縄に向き合って欲しかったと思っているのは、僕だけではないようだ。それから、これは多くの視聴者が指摘していることであるが、貧乏の描き方が雑で中途半端である。っていうか、この設定、必要だったのかなぁ。

共感できるネット記事を見つけたので、リンクを貼らせていただこう。

本土復帰を残念に描いた「ちむどんどん」          

云いたいことは、おおよそ書いてあったので、この話は、お終いである。

ドラマは、早くも鶴見編が始まった。見知らぬ土地で彷徨って、親切な人に拾われる設定は、完全に「アシガール」。コメディだと思って努めて楽しく視聴させていただこうと思う。