それから、お姉様方のテイクを経て、後半となるんですが、「ドッキドキ! LOVE メール」が始まったときの会場の歓声の凄まじさと云ったら、この上ありません。DVDをヘッドフォンで聴いていても、ゴーッていう地響きのような感じで聞こえてきますんで、実際に会場にいたヲタクたちは、どんなふうに感じていたんでしょうか、是非とも知りたいところであります。
ここから、「絶対解ける問題」「100回のKISS」「トロピカ~ル恋して~る」「LOVE涙色」まで、5曲ノンストップですから、これで盛り上がらないわけがありません。
で、「ドッキドキ! LOVEメール」を是非とも貼り付けたいところですが、この間までYouTubeに有ったのが消えてしまったんですよね。あのテイクは、「ドッキドキ! LOVE メール」の全テイク中でも最高とも云えるデキの良さだと思います。まあ、DVDで見れば良いとは云え、買ってまで見るほどで無い、ライトなファンの方々に御紹介できないことが残念でなりませんw
「ダブルレインボウ」「Blue bird」「灯台」「ダイアリー」「きずな」「元彼」「真珠」「Beautiful Day」「渡良瀬橋」「可能性の道」「風信子」「ね~え?」「Dearest.」「待ち合わせ」「気がつけばあなた」「そう言えば」「LOVE TRAIN」「ハピネス」「チョコレート魂」「THE LAST NIGHT」「女Day by Day」と云ったところです。
一公演当たり、3曲ですから、40曲以上は、演奏されたはずですが、中には、セットリストに入っていないのが不自然な楽曲も含まれています。
今回は、「彼女とTIP ON DUO」について、ボーカロイドカバーとセルフカバーの2つのテイクを紹介させていただきましたけど、全く正反対のアプローチながら、共に楽曲の魅力を伝えていたと思います。特にセルフカバーって、意外と難しくって、なかなか良いテイクにお目にかかれることって無いんですけど、さすが今井美樹さんですね。
「明日に向って撃て!」は、 1969年に制作されたアメリカ映画です。原題は、「Butch Cassidy and the Sundance Kid」で、主人公の名前そのまんまですね。彼らは実在の人物で、アメリカでは有名な列車強盗・銀行強盗ですから、人物名でも映画の題名として通用するのでしょうけど、日本では、そういうわけにはいきませんから、アメリカ映画っぽい格好いい邦題を考え出したんでしょう。出演者は、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス。そして主題歌は、僕の尊敬するバート・バカラック先生作曲の「雨にぬれても」です。こちらの原題は「Raindrops Keep Fallin' On My Head」で、直訳すると「雨粒が、私の頭に降り続けている」ですから、なかなかの名訳だと思います。
始めの2小節で、英語だと「Raindrops Keep Fallin' On My Head」まで歌っているんですけど、日本語だと、「あーめがふってきたー」くらいしか歌えません。
日本語で歌うと、一音で音符1つ使っちゃうんで、全然言葉がのらないんですよね。だから直訳文で歌おうとすると、音符を刻んで、もの凄い早口で歌わなければならないんです。
岩谷時子さんの訳詞がありましたけど、意訳を重ねて、ご苦労が伺えます。でも、伝えきれてなくって、やっぱりイマイチなんですよw
「(They Long To Be)Close To You」は、直訳すると「みんな(私も)あなたのそばにいたい。」だと思いますが、それを「遙かなる影」と訳すセンスってどう評価すればいいんでしょうかね。今だったら、原題のままでリリースするでしょうけど、昔は、庶民が英語を知らないのをいいことに、何となく曲のイメージに合った、売れそうな邦題を勝手に付けてたということでしょうかw。
今回投稿させていただいたのは、皆さんご存じの「UNIVERSAL MUSIC JAPAN」の公式動画、稲垣潤一WITH松浦亜弥「あなたに逢いたくて」についてです。稲垣潤一氏は、たくさんの女性歌手と同様なデュエットをしていますが、松浦ファンだからという立場を差し引いたとしても、数あるなかで、このテイクが最も優れていると思いますw
松浦さんも、このデュエットがきっかけになって、マニアックライブⅡで、「あなたに逢いたくて」をソロで披露することになりましたよね。以前にも書きましたが、松浦亜弥さんは、デュエットやユニットで歌った曲を、ソロで歌い直したがる傾向があります。今回も不完全燃焼というか、まあ、そんな感じでソロで歌いたくなったのだろうと思います。やはり、松浦亜弥さんは、根っからのソロ歌手なんでしょう。
まずは、ライブテイクから、歌は、2分30秒からです。