2015年12月19日土曜日

「クイーン」  ~フレディ・マーキュリーよ永遠なれ編~

 今回のテーマは、今更ながらの「クイーン」です。久しぶりに聴いて、ハマり直してしまいました。

 では、早速、「ボヘミアン・ラプソディ」貼り付けさせていただきます。楽曲に併せて制作されたビデオ映像なんですが、これって世界初のPVなんだそうです。さらに、イギリスで最も売れた楽曲。演奏時間6分越え。オフィシャル動画の視聴回数、一億八千六百万回。低評価数が23,000個って、何もかもスケールが違いますね。しかも、クイーンって、オフィシャルも含めてYouTube上に動画が豊富にあるんですよ。太っ腹ですね~。


 「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンが1975年に発表した、フレディ・マーキュリー作の楽曲です。クィーンファンの皆様なら、スタートは、「輝ける7つの海」とか「キラー・クイーン」辺りからでしょうけど、ライトなファンの僕は、「ボヘミアン・ラプソディ」からになるんですよ。

 この曲を初めて聴いたのは、中学校の給食中の校内放送です。僕は、その頃は、かぐや姫とかN.S.P.なんかを聴いて、必死にコピーしていた頃で、せいぜいビートルズ止まり。レッド・ツェッペリンなんて理解不能のウブな中学生でした。
 当時、僕のいた中学って、放送委員会と先生たちの熱い闘いがあったんです。放送委員が、流行の曲をかけると、先生たちが放送室に乗り込んできて強制終了させられて、また、次の日に、放送委員が、これならどうだってムキになってかける、というバトルを繰り広げてたんですよ。ところがこの曲をかけた時、何故かストップがかからなくって、そのまま流れたんですよね。理由は、分かりません。先生たちの中にファンがいたのか、或いは、この曲がロックだなんて思わなかったのかも知れません。

 その時は、僕はクイーンなんて全然知らなかったんですが、凄い衝撃を受けたんですよね。その後、僕の弟がクイーンにハマりだして、LPとかを買ってきたんですよ。で、一緒に聴いてました。確か、家にあったLPは、「オペラ座の夜」から「華麗なるレース」「世界に捧ぐ」「ジャズ」までだったと思います。まあ、一般常識としては、十分でしょうw

 次は、これまた有名な「Somebody To Love」のライブ動画。在りし日のフレディの雄姿です。


 お馴染みの、スタンドから引っこ抜いたようなマイクで、モノマネしてくださいといわんばかりの、パフォーマンス。声のキーが低くなって、高音が出なくなったら、出ないんだからしょうがないだろって感じで、そのまま低く歌っちゃうなんて、逆に格好良すぎますww。

 日本のフォークソングと昭和歌謡しか知らなかった僕は、この曲の構成とか、コード進行とか、いったいどうなっているんだろと思いました。こんな曲の構成は、絶対理解不能だし、アマチュアバンドでコピーなんてできるわけ無いし、素人は、ただ憧れながら聴いているだけなんだって思い知らされましたよw

 まあ、純粋な(?)ロックファンからは、世界で最も過大評価されているアーティストなんて云われてますけど、昭和の中学校教師にもストップされることなく、ロックのことなど何も分からない僕に衝撃を与えたという事実は、彼らが偉大なアーティストであることの何よりの証明だと思います。
 音楽なんてのは、いくら偉そうなこと言ったって、聴いて貰ってなんぼ、買って貰ってなんぼ、のモノなんですから。

 書き始めてみて、時間つなぎなんて言ったことが、恥ずかしくなってしまいました。

 フレディは、親日家としても有名で、日本語もある程度話せたそうです。そして何よりHIV感染者であることを告白した最初で最大の有名人。改めて、彼って唯一無二の存在だったんだなって思います。
 
 お終いは、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」でいかがでしょうか。これぞ、フレディ、これぞクイーンって感じなんで。


これは打って変わって、分かりやすい格好良さに溢れた楽曲ですよね、クイーンが多くのCMなどに採用される理由も此所にあると思います。

 貼り付けたい動画が有り過ぎて、困ってしまいました。結果的にベタな選曲になってしまいましたが、やむを得ませんww。
 キリが無いんで、今日のところは、ここまでにしときます。いずれまた。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

クイーン来ましたか。
わたしも嵌まってました。それもビートルズより前からです。
でもわたしは「オペラ座の夜」と「華麗なるレース」で終わってしまいました。
ビートルズを知ったのも原因なのですが、それよりも音楽の雰囲気がこの2枚以降変わってきたような気がして段々と離れて行きました。
ちょっと商業的なポップス系の曲に聴こえてきたんですね。エエかっこ言うと大衆に媚びて来たなとwww で、なんか違うかなと。
そうは言ってもわたしもディープパープルやレッドツェッペリンなどは全く理解不能でした。雑音にしか聴こえなくて。
この頃のクイーンが丁度良かったのですけどね。

そうそう、書いてて思い出したのですが、ももくろの曲がクイーンの曲に似ているとファンのあいだで言ってるとかいないとか。
どうなんですか? わたしはまったくももくろの曲を知らないし聴く気もしないので真偽のほどが分からないのですが。
ギタリストのマーティフリードマンもももくろのある曲を日本のボヘミアンラプソディだと言っていたのを聞いたことがあります。
ほんとならどういう意図なんでしょうね。
よく分からないことです(笑)
気が向いたら聴き比べでもしてみましょうかね。

ちなみにこのマーティフリードマンは日本で一番歌が上手いのは松浦亜弥さんだと笑っていいともで言ってくれた人ですね。

さんのコメント...

マーティフリードマン氏ですね。
マニアックライブにも来ていたと聞きましたが、ふくちゃんさんは会いませんでしたかw
氏は、ももクロの楽曲にもギターで参加しているらしいです。
劇場型の凝った造りの楽曲は、似ているといえば全部似ているように聞こえてきますんで、「ボヘミアン・ラプソディ」との共通点は、よく分かりませんです。
アイドル界の「バンド・オンザ・ラン」って云うより、「ボヘミアン・ラプソディ」って言った方がずっと格好いいですからw

どんなアーティストも行き詰まったり、叩かれたりしていきますよね。
彼らが、コアなロックファンだけで無く、僕らのような一般人にまで、ファン層を広げていたことも、影響してしまったのかもしれません。
細く長くか、太く短くかってことでしょうけど、どちらがいいかなんて分かりませんし。

今回は、フレディ編ですので、いずれまた投稿します。次回もよろしくお願いします。