以前、松浦亜弥さんの結婚記念日について、記事を投稿させていただきましたが、最近は、入籍日と結婚式が同じ日でないことが多いようです。
で、実際あったんですけど、ご祝儀ってどちらのタイミングで渡せばいいのか悩んでしまいます。披露宴に呼ばれていれば、入籍祝い+ご祝儀でしょうけど、呼ばれていないときも、やっぱり入籍祝い+結婚祝いなんでしょうかね。
っていうか、こんなややこしいことになっているのも、それぞれを別な日に設定しているからなんですよ。
結婚に関連する項目をざっと思い浮かべてみると、「入籍」「結婚式」「結婚披露宴」「新婚旅行」「同居」それと「子作り」と・・・、まあこんな感じでしょうか。
松浦亜弥さんで考えさせていただくと、たしか、8月4日が入籍された日ですよね。式は、10月の上旬にハワイで挙げられたようですけど、披露宴ってあったんでしょうか。式の参列者だけで済ませたのであれば、いわゆる披露宴はやってないことになりますよね。同居は、確かその年の初めには、既に始めていたと思います。
こういうことは、今では珍しくないというか、こっちの方が一般的になっているように思います。
僕らみたいな昭和の人間は、全てを一度に済ませるのが普通でした。一番自由にならないのが、披露宴の日程ですから、まずそれが決まって、それに合わせて、全てが設定されていきました。
役所に行って届けを出して、神社に行って式を挙げて、ホテルに戻って披露宴。終わったら旅行に出発。で、新居に帰るって具合です。それを今の若者に話すとビックリされるんですよ。信じられないって。いつ頃から、こんなに意識が変わったんでしょうか。
つまり、なぜ入籍だけを何ヶ月も前に済ませるのか、言い換えれば、なぜすぐに結婚式をやらないのか、逆に言うと、なぜ遅らせてでも結婚式をやるのかってことです。
で、調べてみましたら、結婚式が遅れる理由としては、仕事の関係をあげている人が多いですね。式を挙げられないほどの仕事を抱えている人間が、そんなにいるとも思えないんですが、まあ、雇用の不安定さがこういうところにも影を落としているのかもしれません。
披露宴は、生活が落ち着いてから、という考えが多いようです。人生で一番落ち着いていられるのが独身時代だと思うんですけど・・・。で、本音としては、面倒なことは後回し、あわよくばやらずに済めば、という感覚もあるようです。結婚は、昔はムラの行事でしたけど、今は個人的なもので、親戚一同や友人はともかく、会社の上司・同僚、さらに隣組まで集める披露宴というのは、現代の感覚に馴染まなくなっているのかも知れません。
入籍日については、やはり何かの記念日に合わせたと云うのが多いようです。そう言えば、松浦亜弥さんも、8月4日は2人しか知らない秘密の記念日だとか云ってましたっけ。
昭和の時代は、入籍日は式場の予約次第で、同じ日にするのか普通ですから、理由なんてありゃしませんでした。でも、記念日って、そもそも、何かが起きるまでは、だたの日ですよね。何でもない普通の日が、記念日に変わるからイイんだと思うんですけど。何もわざわざ11月22日とかに入籍したりして、せっかくの記念日を意図的に操作するほうが、味気ないと僕は思うんですけど。
で、結論には至りませんでしたけど、入籍だけは済まして、一緒に住むけど、結婚式はもう少し先で、という、結婚したいけど簡単にはできない若者の置かれている現実があったようです。
戦後のもっと貧しい時代であったのなら、結婚式なんてろくに挙げられない夫婦もたくさんいましたけど、今は、そこまで貧しくはないんですよね。だけど昭和の気楽な若者のようにもいかないといったところでしょうか。彼らの親の世代も、自分たちのことで精一杯ですし。
それと妙に真面目で知恵があり、失敗を恐れるという現在の若者の傾向が、結婚に関して自分たちでハードルを上げちゃってるという一面も感じました。相性を確認するために、入籍前に同棲してみるなんていうのは、その典型だと思います。
そんな中で、懸命に新しい人生をスタートしようって頑張ってるんですから、入籍祝いだろうが、結婚祝いだろうが、ケチ臭いこと言わずに、何度でもお祝いしてあげなきゃって思った次第ですw。
ということで、ベタですけど「dearest.」を貼り付けさせていただきます。今回は、数あるテイクの中からこれにしました。
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