2019年5月26日日曜日

あいみょん「君はロックを聴かない」feat.初音ミク&スキマスイッチ&三阪咲

今、最も乗っているミュージシャンと云えば「あいみょん」さんで間違いないでしょう。紅白歌合戦の出場を果たすなど、この1年間で知名度もうなぎ上りですし、FMラジオでも「ハルノヒ」とか「マリーゴールド」とかたくさん流れています。

そういえば、こんな写真がありました。「マリーゴールド」のリリース直後ですよね。今は、更にビッグな存在になって、手の届かないところに行っちゃった感じがします。
まあ、すーちゃんも逆な意味で、手の届かない存在になりましたけど・・・。


たしか、丸山純奈さんは、どこかのライブで「君はロックを聴かない」を歌ってたはずですけど、動画がないのでコメントのしようがありません。寂しい限りです。

「君はロックを聴かない」は、ちょうど2年前に発表された、彼女のメジャー3枚目のシングルだそうです。ロック好きの野郎が、彼女を部屋に招いて、自分の好きなレコードを聴かせようという歌で、「へぇ~、○○君って、こういうの聴くんだぁ。」とか、昭和のノリそのものです。
彼女に自分の好みの曲を紹介するのって、要は自分の内面を晒すことですから、ドキドキするし・・・そう云う気持ちって、時代を超えて共通の想いなんだろうなって思います。でも、ロックならまだマシな方だと思いますよ。ボーカロイドだったら彼女にドン引きされてしまうでしょうから。

22歳の彼女が描く世界にしては、ちょっとセピアっぽいなあと思っていたんですけど、「あいみょん」さんは、音楽的には父親の影響を強く受けているとのことで、ここに描かれている人物は、もしかしたら、彼女の父親そのままなのかもしれません。

なかなかの良曲ですから、YouTubeにもたくさんのカバー動画が投稿されています。
まずは、melodylightsさんの初音ミクによるカバー作品から貼り付けさせていただきます。


さすがの伴奏ですね。もちろん調教も素晴らしい。

ボーカロイド歌唱の観点から云うと、同じ「あいみょん」でも「貴方解剖純愛歌」とか、インディーズ時代の楽曲とかの方が向いているのかもしれません。でも、そういったインパクトのある曲って、人生に疲れてきた身には、聴くだけでもしんどくなるわけで、それに比べると、「君はロックを聴かない」以降の彼女の歌って、どこか安心できるって云うか、これだったらカラオケでも歌えるかも、って思わせてくれるんですよね。ホッとできるし、男目線だし、歌詞も分かり易いし・・・「あいみょん」って昭和のオジさんの救世主なのかもしれません。

次は、スキマスイッチによるカバーです。YouTubeでも人気のカバーテイクで、視聴再生数も200万回近くまで伸びてきています。コメント欄の記述によると、彼らはカバー曲中心のライブを行っていて、その時の録音なんだそうです。


僕は、「ゆず」よりも「コブクロ」よりも「スキマスイッチ」なんですが、お似合いのカバーかと思います。もともと、男歌でもありますし、彼らの世界観がこの楽曲にビンゴだったのでしょう。もし「マリーゴールド」だったら「コブクロ」がカバーすると味が出てイイ感じかもしれませんね。

次は、「三阪咲」さんです。
「三阪咲」さんは、中学生シンガーとして活躍の現在高校1年生の女の子です。「丸山純奈」さんとは同学年で、すーちゃんとは「パフォーマート5thアニバーサリーライブ」などで共演もしています。で、この時の共演者だった「冨金原佑菜」さんを含めた3人は、同学年で、それぞれ音楽チャンプに出演するなど共通点も多く、現代版の「花の中三トリオ」っていう感じでした。


いろいろと共通点の多い3人なんですけど、それぞれ個性があって、歌唱のタイプも異なり、面白いです。いつか「花の歌姫・高一トリオ」として、じっくり取り上げさせていただこうと思っていたんですが、すーちゃんが、あんな状態になってしまい残念至極でございます。

三阪咲さんは、音楽チャンプでは優勝できなかったようですが、その歌唱スタイルやルックスがうけて人気急上昇。現在では、インスタグラムのフォロワーも17万人を越えていて、ライブの動員力などは、その辺のメジャーデビューしているタレントさんよりあるんじゃないかって人気振りです。
                                                                 
彼女は、この歌を十八番にしているようで、ネット上には、たくさんのライブテイクがあります。もう少し、ちゃんと歌っているテイクもあるんですけど、今回は、面白さという理由で、こちらをセレクトさせていただきました。


彼女のファン層は、同年代、つまり若い男どもが中心のようですね。それにしても、動画撮りのスマホの数がハンパなくって、ちょっと前までの、中国でのライブみたいです。
もちろん、撮影OKだからカメラを回しているわけで、考えてみれば、これも1つのマナーかもしれません。だって、撮影してもイイですよって云ったのに、誰もカメラを回してくれなかったら、それはそれで悲しいですからね。

それにしても、たいしたステージ度胸です。とても15歳とは思えません。ファンに支えてもらっているタイプのタレントが多い昨今では、珍しいことに思います。

どうやら彼女は、1つのステージの中で、この歌はじっくり聴いてもらおうとか、この歌はお手振りに使おうとか決めているようで、そのためには、歌が多少崩れても構わないという思いっきりの良さを感じます。その辺が卓越したタレント性という評価につながっているのでしょう。ただ、このお手振りは、ファンサービスっていうよりも、振り付けの一部のようにも見えます。もちろん、手を振っている先には、誰もいないなんてことは無いとは思いますけど。

ただ、ステージを重ねるごとに歌が下手になっていく・・ていうのは言い過ぎかもしれませんけど、もう少し、歌う方にエネルギーを費やしてもイイのかなって思いました。折角の歌唱力が勿体ないです。松浦亜弥さんが、彼女と同い年の時、「あやや」は、もっとアイドルでしたけど、もう少しきっちり歌えてましたからね。

彼女って、どんなタレントさんを目指しているんでしょうか。メジャーデビューする前に、燃え尽きてしまわなければいいんだけど、なんて心配をしてしまいました。

では、御本家に登場していただいて、お終いにいたします。直に無くなりそうな動画ですので、今のうちに。


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