2015年7月13日月曜日

「時をかける少女」初音ミク&原田知世そして島田淳子

 まずは、初音ミクのカバーからです。


 では、さっそく本題にw

 「時をかける少女」は、筒井康隆氏の少年少女向けSF小説です。1967年の作品と云いますから。もう50年も前なんですね。で、主人公の「芳山和子」といえば「原田知世」ってならないところが、僕らオジさん世代なんですよ。
 
 実は、角川映画に先立つこと10年ほど前、NHKが少年少女向けに「タイムトラベラー」というタイトル名で、この原作をドラマ化してたんです。30分番組の全6話、かなりの人気ドラマで、僕も楽しみに見てました。物語では、ラベンダーが重要なアイテムなんですが、その頃は、富良野のランベンダー畑なんて知りませんでしたから、母親に「ラベンダーって何?」って聞いた覚えがあります。あと、途中から見たような記憶もありますので、もしかしたら、初回放送は、見逃しているかも知れません。とにかく昔のことなので記憶も曖昧なんですが、何となく暗ーい雰囲気のあったドラマでした。
 で、今でも再放送のリクエストがあるとのことですが、NHKにも映像が残っていないそうで、幻のテレビドラマと呼ばれているみたいです。

 そこで、「芳山和子」を演じていたのが「島田淳子」さんでした。もちろん、当時は、女優さんの名前など知りませんでしたが、僕、子ども心に彼女に淡い想いを抱いていたんですw。今では顔も忘れてしまいましたが、セーラー服を着て好奇心旺盛な子だったイメージだけは、残っていました。

 で、ネットで検索してみたらありましたよ。僕の抱いていたイメージとかけ離れていたらどうしようって、ちょっとドキドキだったんですけど、思っていた通りの健康的で大きな瞳の可愛い女の子だったんで、ほっとしました。「浅野真弓」の芸名で時代劇の娘役などをやっていたみたいです。で、柳ジョージの奥さんだったんですね。ちょっとショックですww

 だから、角川映画で「原田知世」が「芳山和子」をやった時は、凄く凄く凄く違和感がありました。だってイメージが全然違うじゃないですか。
 でも、すぐに慣れましたよ。島田さんは、僕にとって、憧れのお姉さんでしたけど、知世ちゃんは、可愛い妹って感じになりました。まあ、単純に僕が歳をとったってことなんですけどw

 映画版は、テレビで見たんですけど、最大の見せ場、ラストシーンでは、知世ちゃんもがんばっていたような気がします。タイムトラベラーの掟とはいえ、人生で一番大切にしたい初恋の想い出を消去しなくてはならないなんて、なんと切ない結末でしょう。

 では、貼り付けさせていただきます。伝説の歌唱力、原田知世ちゃんの生歌です。ご承知のことと思いますが、再生は、あくまでも自己責任でお願いします。


  まあ、これに関しては、歌ってる方も、歌わせてる方も、聴いている方も全て承知の上でのことですから、もう、笑うしかありませんよね。で、最初に貼り付けさせていただいた、ミクの歌が、知世ちゃんのイマイチな部分まで忠実にカバーしていることに改めて感心してしまいましたw
 もっとも、こういうことばかりやっていたから、アイドルの歌は、聴く価値がないってことになっていったのかもしれません。

  アイドルの歌は、聴く価値がない。
  松浦亜弥はアイドルである。
  ゆえに、松浦亜弥の歌は、聴く価値がない。

って、いうことになっていったとしたら、知世ちゃんも罪作りなことを・・・。いえ、知世ちゃんは、悪くありません。悪いのは周りの大人です。知世ちゃんは、なーんにも悪くありませんから。

 では、生歌が怖くて聴けない方のために、最後に、もう1つ貼り付けさせていただきます。
 映画のエンディング映像です。スタジオ録音盤でしょうから、最低限、聴いて不快にならない程度には、つくってあるはずです。尾道の街並みと共にお楽しみください。
 では、エンドロールとともに、今日は、これでお終いですw。


2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

 はじめまして。今年4回目の年男を迎えた、どこからどう見てもおじさんの駄言(だごん)です。
 実は、昔、熱烈な原田知世ファンでありました。『原田知世の星空アイランド』は、私が当時住んでいた青森では聴取困難でしたが、無理やり、札幌や福岡の放送局を受信して、受信状態不安定ながらも、どうにか楽しんでいたものです。映画も、『満月』くらいまでは出演作品を見たものですが、それ以後はあまりそんな余裕もなく、過ごしていました。
 あと、10年前からの初音ミクファンでもあります。何というか、初音ミクの声質は、原田知世が15歳だったころとよく似ています。…まあ、さすがにミクはシンセサイザーの一種ともいえますから、音程は当人ほど乱れませんが(^_^;)
 それはともかく、娘が成長するにつれ、段々ミク、および娘との関係が複雑になりますね、これは。娘は私がミクのファンであることを知っているのですが、何分、ミクが発売される7日前に満2歳の誕生日を迎えているわけです、簡単に言うと、思春期に差し掛かる頃ですね、これは。ハードディスク上、あるいは二次元の存在であるにもかかわらず(…だからこそ?)、お父さんがミクのファンであることについて、少々気味悪がっている様子があるのですよ。まあ、これはしようもないのですが。
 まあ、知世ちゃんのことは、私の青春の思い出として、取っておきたいという事です。
 

さんのコメント...

本物の「原田知世」及び「初音ミク」のファンの方ですね。
”初音ミクの声質は、原田知世が15歳だったころとよく似ています。”
素敵なコメント、ありがとうございます。

原田知世さんについては、近年の歌唱の再評価で、
先日もNHKの歌番組で「時をかける少女」を披露するなど、
タレント活動も順調のようで、松浦亜弥ファンからすると羨ましい限りです。

それから、女の子の反抗期は、父親の否定から始まるそうですから、致し方ないかと・・・。
ただ、初音ミクがデビューした当時、
人気を支えていたファンの中心は、女子中高生だったように思います。
思い切って、娘さんをライブに連れて行くというのも、1つかと。