2024年10月6日日曜日

「流星群」covered by丸山純奈 ~2016と2024、2つのテイクから~

赤レンガ倉庫での有料ライブに向けて調子も万全そうな丸山純奈さん(すーちゃん)。心配なことは、当日の天気くらいでしょうか。ボクも体調には気をつけて、当日を迎えたいと思います。

さて、今回取り上げさせていただくのは、9月26日に歌舞伎町シネシティ広場で行われた「歌舞伎町ミュージックライブ vol.21」のテイクであります。この日も絶好調で、オリジナルの2曲はもちろんのこと、ピアノ伴奏ヴァージョンでの「炎」とか良い感じで唱えてたようです。その中でも印象的だったのが「鬼束ちひろ」さんの「流星群」です。

流星群は、以前、高崎でも歌っていたようですが、その時は特に思わなかったんですよね。何が違っているのか聴き比べてみますと、歌舞伎町の方が自信をもって歌えてるように感じました。自信が伴えばオーラも付いてくるってことでしょう。この半年でもだいぶ調子を上げてきたんだなぁっと実感しました。


「流星群」は鬼束ちひろさんが作詞・作曲、2002年2月6日に発売された6枚目のシングルです。鬼束さんは、2000年19才の時にシンガーソングライターとしてデビュー。楽曲が深夜ドラマ「TRICK」のエンディングテーマに使われるなどいきなりの活躍でしたが、その後は、体調不良によるツアー中止とかいろいろあって休業、2009年に活動再開とありました。20代という一番大事な時期を棒に振っちゃってたんですね。最近話題になったのは、救急車を蹴っ飛ばして逮捕(不起訴)されたことでしょうか。流星群の歌詞を読んだだけでも、希有なソングライティングの才能の持ち主であることを伺い知ることができますから、勿体ない話であります。

御本人が歌っている動画もYouTubeにいくつかあったので、聴きに行ってきたんですけど、思いの外、普通に歌っていたのでビックリしました。名前とか佇まいから、もっと個性的なシンガーさんかと勝手に思い込んでいましたよ。すーちゃんも決して個性的ではないし、普通に唄っているだけなんですけどね。そのすーちゃんよりも、さらに普通な印象でした。


では、たくさんアップされている動画から、今回は「ストリートカメラマン」さんの動画を貼り付けさせていただきます。

今現在のシンガーで、此手の楽曲を歌うのであれば、すーちゃんが一番だと思いますよ。上手な歌手ってたくさんいますけど、楽曲の良さを伝えるというのと、優れた歌唱を披露するというのはイコールではありませんからね。


で、こちらは、あべのAステージでのテイクです。2016年8月とありますから、すーちゃんが中学1年生。お誕生日前ですから12才のステージになります。実は、この5日後くらいに別のイベントで唄っている動画もあって、そっちのほうが雑音も無くって聴きやすいんですけど、麦わら帽子が可愛いこちらのテイクを貼り付けますね。

このときは「手紙~拝啓十五の君へ~」「流星群」「雪の華」と3曲歌っていて、「雪の華」が一番できが良かったかなぁ。オーディションに出始めの頃ですから、まだ余裕が無くって、「歌詞間違えたらどうしよう」とか「声がひっくり返ったらどうしよう」とか、とにかく、ちゃんと歌うことしか考えていないように思います。良く云えば「真っ直ぐで純心な歌声」。「人を好きになったことがないから、どう歌って良いか分からん。」って云ってたころ。ただ、気持ちよさそうに唄っているのは、今と同じですね。

歌に気持ちをのせなければ、聴き手が感動しないってわけでもないのも、唄の不思議で面白いところ。未熟だけど生命力に満ちあふれたこの歌唱も、また魅力なのであります。

この後、バンド「POLU」に参加して、Mステのオーデションに参加したのは、さらに、この1年後であります。

2024年9月28日土曜日

黒島結菜「夏目アラタの結婚」鑑賞記(ネタバレは無いかと思います)

3連休に映画を観てきました。ボクはシニア料金なので1000円です。郊外の映画館の小さな劇場で、観客は2人キリであります。題名は「夏目アラタの結婚」。原作は「乃木坂太郎」氏。「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて、2019年14号から2024年4号にかけて連載とありました。主演は「柳楽優弥」さん、相手役が「黒島結菜」さんであります。作品の深読みや批評については、原作ファンの方々にお任せするとして、ここでは、映画鑑賞をしての想いを述べていきますね。

黒島結菜さんについては、ずーっと記事を書いてなくって、久しぶりの投稿になります。この間にも、事実婚からの出産とかいろいろありましたね。映画のお仕事が終わったあとで赤ちゃんができたのかなぁ。まあ、元気そうで何よりであります。

予告動画は、こんな感じ。

原作コミックは未読でしたし、あらすじも予告編も見ること無く、全くの予備知識なしで行ってきました。サスペンスですからね。最後のドンデン返しとか知ってたら面白くなかったでしょうから、正解だったと思います。家に帰ってちょっと調べましたら、原作はもっと複雑で、カットされている設定などもあったようですが、全12巻106話を2時間チョットの映画に収めるためには致し方ないことでしょう。

公開されているあらすじはこんな感じ。

日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人で、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」の異名で知られる死刑囚・品川真珠。児童相談所職員の夏目アラタはその事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の首を探すため真珠に接触を試みる。アラタの前に現れた真珠は、残虐な事件を起こした凶悪犯とは思えない風貌だった。アラタは真珠から情報を引き出すため、大胆にも彼女に結婚を申し込む。毎日1回20分だけ許される面会の中で、会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されるアラタ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白をする。

死刑囚に対して出任せで「結婚しよう」と云ってしまったアラタが、本当に結婚したいと思うようになるまでの心理描写が、この話の重要な要素だと思うのですが、そこは展開が早すぎて追いついていけませんでした。実際の裁判だと公判と公判の間は何ヶ月もあるわけですし、コミックは連載に何年もかけているので、読者は時間軸を共有できるのかもしれませんが、2時間の映画では難しいですよね。季節の移り変わりを示すようなシーンがあったりすると助かったかもしれません。

あと、拘置所の面会受け付けって、本当にあんな感じなのかなぁ。いろいろと勉強になります。

見所としては、本心を隠して、互いに探りを入れながらの面会室での会話でしょうか。ドキドキな駆け引きに引き込まれてしまいました。一言毎に豹変する黒島さんのサイコ的なキャラは、薄気味悪くもアリ、可愛くもありです。

黒島結菜さんが演じる殺人鬼「品川ピエロ」こと「品川真珠」は、幼少期の虐待(?)のために歯並びが悪いという設定になっていました。特注のマウスピースを装着して撮影に臨んだようですが、笑ったときの顔が不気味なんですよ。こんなの黒島結菜じゃない!って(心の中で)叫びながら見ていました。あまりにもリアルなんで、本当の歯だと誤解されないかと心配になってしまいます。

過食症で肥満の特殊メイクは良いんですよ。でも、歯並びが悪いなんて設定は無くても物語は成立するでしょうから、事務所NGにしていただきたかったです。まあ、原作者が「ここは絶対に譲れない」と主張したとのことで致し方ないんですけどね。そう云えば、時をかける少女2016のときも、美容院で前髪を失敗したという設定で、へんてこな髪型で登場して、せっかくの可愛いお顔が台無しでした。そういうところでリアルさを追求する必要ってあるのかなぁ。やっぱり、女優は可愛く美しくあって欲しいです。

中川大志くんは、品川真珠の弁護士で、彼女の無罪を勝ち取るために奔走しています。のめりこみ過ぎてる感もあって、死刑囚にマインドコントロールさせているんじゃないかと心配になりました。原作では別の設定もあったみたいですけど、映画の大志くんは、ひたすら格好良くって、鎌倉殿の13人に出てた「畠山重忠」と同じキャラの同じ演技。

佐藤二朗さんは、趣味が死刑囚のアイテムコレクションという怪しい役どころ。「会社でイヤなことがあったときは、死刑囚と面会すると心が休まるんです。フフフフ。」だそうです。これぞ佐藤二朗という完全なハマリ役で、楽しそうに演技してました。でも、悪い奴では無くって、アラタに死刑囚の心情や裁判の行方など有益なアドバイスをしてくれる、意外と頼りになる存在。 

他には、児相の相談員でアラタの同僚役の「丸山 礼」ちゃんが良かったです。原作では重要な役柄のようですけど、映画での出番は多くは無かったかな。演技はコントの時と同じですが、脇役としての存在感がありました。映画は初出演とのこと。これからお仕事が増えそうな予感です。

制作にあまりお金をかけてないし、宣伝もそれほどしてないようですから、映画としてはかなり地味で、ネットや地上波のドラマでも十分かなってところでしょうか。ただ、黒島さんの体当たりな演技は伝わってきました。

大きなドラマの脇役というよりも、小さな仕事の主演級をコツコツとやっていくのが、彼女に合っているのかもしれません。とりあえず育休に入るのでしょうが、突然の引退なんてこともありえるし、これが最後の作品になる可能性を否定できないのが、ツラいところであります。

2024年9月16日月曜日

炭焼きレストラン「さわやか」に爽やかな気分で来店するために

3連休を迎え、静岡県限定レストラン「さわやか」の待ち時間が、とんでもないことになっています。従業員の働き方改革(?)で、木曜日を定休日にし営業時間を22時までに短縮したことと、10月から再値上げが予告されていることが、混雑に拍車をかけている要因のようです。

で、恐いモノ見たさもあって、この時期に、敢えて「さわやか」に行ってきました。午後1時に整理券を取りに行って、320分待ちであります。ご案内予想時刻18時16分ですから、お夕飯にちょうど良いですね。待ち時間は、ホームページを見ればリアルタイムで分かりますから、食べたい時刻から逆算して整理券を取りに行ったわけで、全ては計画通り。午後は、家事などをして過ごしました。

よく「3時間待ちとか5時間待ちとかして食べる価値ある?」なんてコメントを見ますけど、ハッキリ言って「無い」です。生焼けのハンバーグを食べるために半日費やすなんて悲し過ぎます。「さわやか」で並ばずに食べる方法などを紹介しているサイトもありますけど、そもそも320分を待ち時間と考えることが間違っていて、これは、320分後に予約が取れたと解釈すべきことであります。だって、来週の土曜日にイタリアンレストランの予約を取ったときに、96時間待ちなんて云いませんでしょ。

大事なことは、この320分間をどう過ごすかってことです。な~んにも無くってぼ~としてたら、本当の待ち時間になっちゃいます。地元民なら、一度帰って出直しますけど、観光で来ているのなら、この待ち時間をどう過ごすのか、計画をしっかり立てて来店することを強くお勧めします。

開店が11時で整理券の発券が10時からでしょうか。たまに、店頭で8時頃から整理券をもらうための行列を見ますけど、あれってツラいですよね。並ぶのがスキって云うのなら良いんですけど、発券までの2時間って只の待ち時間じゃないですか。で、1番の整理券をもらったところで、入店は3時間後の11時ですからね。だったら、開店の11時に行って、3時間待ちの整理券もらった方が、時間を自由に使えるぶん、良いんじゃないかと思います。

御殿場店はアウトレットがありますから、整理券をゲットしてから、アウトレットで1日遊んでいれば問題ありませんが、他店では、待ち時間の過ごし方の計画を立てておくのがベストに思います。短い時間でしたらタリーズとかコメダ珈琲でしょうけど、長泉店だったら箱根方面かな。三島スカイウォークとか、巨大アスレチックとかが人気スポットですけど、芦ノ湖まで足を伸ばせばノンビリできるところはたくさんあります。函南店だと、待ち時間1時間なら「かんなみ仏の里美術館」がお勧めです。涼しい展示室で、重要文化財の阿弥陀如来さんが、食事前の高ぶった気持ちを厳かに静めてくれるでしょう。あとは、「函南ゲートウエー」、ここには「めんたいパーク」なんかもありますから、ちょっとした時間を潰すには良いと思います。ただし、美味しそうな「明太子おにぎり」の魅力に負けて食事に差し支えることのないようにしましょう。3時間あれば「韮山」「伊豆長岡」。5時間あれば「三津シーパラダイス」にも行けますけど、ここまでくると、何しに来たのか分からなくなってしまいますね。函南店の待合室には、観光案内マップもあるようですから、待ち時間を予約時間にするためにも活用していただければと思います。

整理券のQRコードから、残り何組待ちか分かりますし、来店案内のメールも来ます。でも、300分待ちとかになると、整理券をもらっていても来店しない奴とかが結構いるので、思いの外、早く呼ばれてしまうことがあるんですよね。こんなときは、整理券に印字されてる「ご案内予想時刻」が大事になります。予想時刻より前であれば、順番が過ぎていたとしても、すぐに案内してもらえます。ただ、予想時刻を過ぎてしまうと、原則キャンセル扱いになりますから、時刻を確認してから予定を立ててくださいね。

連休中の「さわやか」は激混みなのが分かっていますから、地元民は寄りつきません。平日の夕方でしたら、待ち時間0分なんて日も多いですからね。ですから、連休中の駐車場は県外ナンバーの車ばかりです。この日は、北は「八戸」から、西は「長崎」。首都圏の車も多くって、品川ナンバーのフェラーリとかありました。

さて、開店時から閉店までずっと満席状態の「さわやか」店内ですけど、とにかく笑顔で溢れておりました。さわやかのバイトさんは、高給だけど激務と云われてますが、とにかく笑顔の接客です。メニューを置いて水を出してくれると「決まった頃に伺います。」と云って去って行きます。呼び出しボタンはありませんが、頃合いを見てオーダーを取りに来ます。料理をサーブされた後は、焼き加減を聞きに来て、水をついでくれます。満席なのになんでこんなことができるのかと云うと、クルーが多いんですよね。ざっと見ても、フロアーで5・6人、キッチンに4・5人はいます。人的に余裕があって、店員さんがテンパってないからこそできるサービスであります。だから、「さわやか」の店舗は集客力は凄いけど、人件費がかかるので、利益率はそれほどでもないと云われています。

大好きな「さわやか」の季節のパフェも、メロンとかシャインマスカットとか1000円超えのものが多くなり、来月の再値上げでは、看板メニューのげんこつハンバーグも1500円を超えることになります。接客のクオリティを維持するために、働く環境を整え、来店者数の減った分は客単価を上げて対応するという方針でしょうか。お客さんを笑顔にするには、まず従業員が笑顔であること。そして、その笑顔には、コストがかかるってことなんでしょう。


過去の記事です。古い情報もありますが、参考までに。         

さわやか」にひたすらウンチクを傾けてみた

GWの御殿場店が400分待ち!

パフェ歳時記

「さわやか」語る。その6

          


2024年9月14日土曜日

「変わらないもの」covered by丸山純奈

10月の有料ライブが決定し、路上ライブを精力的に開催している丸山純奈さん(すーちゃん)。若干、鼻声気味なのが気になりますが、新曲発表の告知もあって嬉しい限りです。

路上ライブの後は、チケットの手売りもしているようです。僕は、現場を見てないので分かりませんが、手売りのチケットを買ってる人っているのかなぁ。路上ライブの告知を受けて集まる人たちって、大抵チケットを買ってる人ですよね。たまたま通りかかって、ライブを聴いて、チケット買いますって人がいたら、それはそれは凄いことでありますけど・・・。まさか、どこかのアイドルヲタみたいに。手売り目当てで、一人で何回も買ってる奴とかいないですよね。チケット1000枚売れたけど、観客は300人しか集まりませんでしたでは、悲し過ぎますw


さて、次から次へとライブの動画が上がってきますが、今回気になったのは、こちらのテイク。空港オフィスさんは初めて聴かせていただくチャンネルです。9月6日に歌舞伎町で開催された公認ストリートライブ「もっちゃん。ストリートvol.9」(名前合ってます?)からになります。

いやぁ、絶好調ですね。これだけ声が出ているすーちゃんは、本当に久しぶり。このところライブをやりまくっているのも、赤レンガライブの宣伝のためよりも、歌うことが楽しくって仕方ないからかもしれませんね。シンガーってのは、ライブを重ねて、人前で歌うことによってのみ上達していくのがよく分かります。5曲目の「明日への手紙」のデキも良かったし。

こちらは、一年前の新宿路上のテイクです。この時も、調子が良かったようで(ちょっと声が詰ったところがありますが)良い感じに歌えています。

聴き比べてみると、こちらは呟くような感じで抑え気味。曲の歌詞からすると、この歌い方の方が合っているかもしれません。聴き心地が良くって子守歌のようです。


「変わらないもの」を制作した「奥華子」さんは、千葉県出身のシンガーソングライターとありました。キーボード弾き語りによる路上ライブの驚異的な集客が話題となり2005年にメジャーデビュー。2006年公開、細田守監督の劇場版アニメーション「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」、挿入歌「変わらないもの」で注目を集める・・・だそうです。デビューしていきなりですから、大抜擢に思います。

楽曲としては、まず「変わらないもの」ができて、それから、より映画のテーマに合わせたものとして「ガーネット」ができたそうです。あくまでも主題歌は「ガーネット」で、「変わらないもの」は挿入歌、CDではカップリング曲の扱いでしたけど、今では「変わらないもの」の方が、多くの歌い手さんにカバーされているようです。「ガーネット」は、如何にも学園ドラマの主題歌って感じですから、映画を離れると「変わらないもの」の方が、汎用性が高かったのでしょう。  

こちらは、「時をかける少女2016」の映像に、すーちゃん13才の「変わらないもの」を重ねた動画であります。アナログ編集でしたので音質の悪さはご了承くださいませ。

では、7年半前のテイクを貼り付けさせていただいて、お終いにします。中学2年生になる前の春休みでしょうか。画家さんには、作風の違いで年代を推定するなんてのがありますけど、すーちゃんも、同じ曲を歌っていても、そこそこ歌唱に違いがありますから、この先、年代当てクイズとか作れるようになるかもです。

YouTubeの動画には、いろんな「すーちゃん」の歌唱があります。年齢を重ねて少しずつ変わっていくなかで、変わらないものって何でしょうかねぇ。

2024年8月15日木曜日

POLU音楽花火「sing」「ミズイロ」丸山純奈

 先日、徳島でライブを開催した丸山純奈さん(すーちゃん)。5年ぶりの地元ライブは大盛況だったとのこと。長く疎遠にしても、こんなに応援してくれるのだから、故郷とは有り難いものです。他にも、イベントに参加したり、ゲリラ的(?)路上ライブを開催したりと積極的に活動しているようで、嬉しい限り。オジはYouTubeの動画を追いかけるだけで精一杯ですが、ビタッと張り付いて動画をアップし続けるYouTuberさんには、尊敬を通り越して畏怖の念さえ抱いてしまいます。

で、徳島のライブを視聴して驚いたのは、すーちゃんのMC。あんなにお喋りなすーちゃんは初めてです。聴衆の中には、知り合いも多いだろうから、リラックスして歌えていたのでしょうか。故郷とは有り難いものです。気になったのは、万代中央埠頭のsingの出だしで裏声を使ったことと、富街おどり広場でのアンコール曲「I Love You」に難色(?)を示したこと・・・まあ、どうでも良いことですね。

一部には「丸山純奈さん、故郷に錦を飾る」とか、「丸山純奈凱旋ライブ」みたいな見出しもありましたが、すーちゃんには、勝ち取った実績や飾るべき錦などありませんから、今回は、帰省を兼ねたデビュー前の挨拶回りってところでしょう。とは云え、錦を織るための準備は整いつつあり、その1つが10月の赤レンガ倉庫での有料ライブであります。徳島でもチケットの手売りをしたそうですが、チケット代の10倍以上の交通費をかけて参戦するって(もし参戦する人がいるとしたら)やはり故郷とは有り難いものであります。

それにしても、第二倉庫でsingを歌うというのは、POLUからのファン(あおぐみ)にとっては、感慨無量、此上無いサプライズだったのではないかと思います。

今回は、さびのアカペラから始まるバージョンですね。出だしが、ちょっとおっかなびっくりでしたね。singには、Aメロから始まる編曲もあって、インパクトは控えめですが、そっちの方が歌いやすかったかもしれません。

今回の「丸山純奈ストリートライブ@徳島万代中央ふ頭」は、トライストーンのHPで告知されていましたが、第二倉庫で開催するためには、NPO法人アクア・チッタの協力が不可欠。すーちゃんが東京に出てきたときの前後を思うと、こんな日が再び来るとは考えもしませんでした。だって、トライストーンのプロフィール欄には、POLUのことなんて一切触れられてませんでしたからね。徳島での活動は、封印したと思ってましたよ。

で、和解の証(?)でもないでしょうけど、2つの動画がアクアチッタから突然再アップされました。中学2年生シンガー「すーちゃん」が所属したご当地バンド「POLU」の音楽花火イベントのテイクです。これは、大サプライズであります。気が変わって、いつ削除されるか分かりませんから、丸山純奈さんに関心のある方は必聴です。

生演奏での音楽花火は、AQUA CITTA FESTAが日本初と説明欄にありました。Singは、2曲目、5:00あたりから始まります。


バンドボーカリストとしては、まだまだかもしれませんが、この頃から華はあったように思います。イベントのために1回限りで結成されたバンドが、2年以上活動を続けたのも、すーちゃんの存在があってこそ。バンドマンの最大の夢は、最高のボーカリストに巡り会うことってのは、バンさんのコメントでしたっけ?

折角、再アップしていただいたので、もう1つの動画も貼り付けましょう。1年後の同じイベントのテイクです。聞き比べるとPOLUのバンドとしての成長が実感できますよ。

この後、POLUの解散、すーちゃんの上京と活動休止の発表となっていったのですが、ホントに長いトンネルでありました。

10月29日には、ようやくのソロライブが開催されます。なんでファーストライブの会場が赤レンガ倉庫なのか、小さな疑問があったのですが、今回のライブで、一人で納得してしまいました。


いつまでも路上で歌ってないで有料ライブをやるべしと云ってた手前、これは行かねばなりませんね。

2024年7月16日火曜日

「明日への手紙」covered by丸山純奈

夏になり、活動全開の丸山純奈さん(すーちゃん)。露出が増えるのは嬉しい限りですが、オーバーワークにならないかと不安になります。中3の夏もそうでした。北海道から宮古島まで、全国を飛び回ってライブをして、9月に体調を崩してしまいましたからね。もう、オジは心配で心配で仕方ありません。しかしながら、そういうスケジュールを組めるのも、精神的にも絶好調であればこそ。今後も、アップロードされてくるであろう動画を視聴させて頂きながら、地味に応援したいと思います。


さて、先日開催された浦和駅前の路上ライブをもって、関東1都6県を制覇したすーちゃん。以前、残るは埼玉県だけですね、なんてブログに書きましたが、本当に浦和でやるとは思いませんでした。そんな「すーちゃん」は、最近「明日への手紙」を良く歌ってくれます。直近でも3・4回ほど続けて歌っているでしょうか。浦和でのライブも、慌ただしい中でしたが、なかなかのデキでしたね。

YouTubeで確認できる「明日への手紙」の最初の動画は12才の時ですから、本当にずーっと歌ってきた曲です。すーちゃんは、ライブではMCを挟むことが全然無くって、曲名さえも紹介しないくらいですが、この時は、珍しく「新宿で路上ライブをしていたときに歌わせて頂いてた、想い出深い曲です。」と語りました。過去形で語ったのは、新宿ではもう路上ライブはしないってことでしょうか。やっぱり、ストップがかかったのかなぁ。思い出深いってのは、昨年の新宿の路上ライブのことではなく、上京する前に歌っていたことを指しているのでしょう。

「明日への手紙」は、フジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌だそうです。リリースが2016年とありましたから、すーちゃんが歌い始めたときは、まだ本当の新曲だったわけで、もしかしたら、家族でドラマを見ていたのかもしれませんね。

いろいろなコンクールで「明日への手紙」を歌っていたすーちゃんですが、中学生シンガーとしての完成形と云えるのが、これ。2017年3月 横浜O-SITEからのテイクです。

僕は、どうしても、この歌唱のイメージから離れられないんですよね。新宿での路上ライブがバズって277万回も再生されても、何か違うって思ってしまうんです。

ハスキーな声で呟くように歌う手嶌さんの歌唱はインパクト大ですから、「明日への手紙」の歌い方はこうあるべきみたいな雰囲気があって、すーちゃんの歌唱にも「これは違う」みたいなコメントが付くことがあります。本家へのリスペクトは大切ですから、それはそれで良いんですけど、だからと云ってモノマネになってしまったら、これもまた意味の無いことであります。

実は、この曲は手嶌さんのオリジナルではなく、声楽家で作詞・作曲家の「池田綾子」さんの作品です。本家のそのまた本家のテイクがYouTubeにありました。デビュー20周年の記念ライブのダイジェスト動画とのことで、「明日への手紙」は4分27秒から6分10秒にあります。


美しいです。歌唱はこうあるべきというお手本ですね。記事に「地声とファルセットの境がほとんどなく、澄んだトーンのままメロディを連結させ・・・」という文がありました。すーちゃんに目指して欲しいのも、正にこれであります。地声も裏声も綺麗なすーちゃんですが、頑張って歌っていると、どうしても裏声の部分が取って付けたように聞こえてしまいます。地声とファルセットをスムーズに連結させ、「あれっ、今、どっちの声で歌ったんだろう」なんて域にまで達したら、どんな歌だって、歌いこなせるんじゃないかと期待しちゃいます。

ここって、天王洲のライブハウス「KIWA」じゃないですか。ここは、すーちゃんの歌を聴くために行ったことがあります。世間(東京)は狭いですね。びっくりしました。この時は、200人くらいだったかなぁ。今のすーちゃんだって、KIWAを満席にするくらいの動員力はあると思うんですけどね。いつになったら、有料ライブしてくれるのかなぁ。


さて、今回取り上げさせて頂くのは、歌舞伎町のテイクであります。歌舞伎町のイベントは、ちゃんとステージを組んであるし大きなモニターもあるしで、歌う環境としては1番良いところじゃないでしょうか。この日は、全体的に抑え気味の歌唱が多く、肩の力が程好く抜けていて良かったと思います。平日でなければ行きたいところでしたが致し方ありません。 


動画をアップしてくださったのは、MASKMANchannelさん。お気付きになられましたか。最初に貼り付けさせていただいた13才の歌唱と同じチャンネルなんですよ。7年の時を経て、同じチャンネルで同じ歌手の同じ歌を聴けるなんて凄いじゃないですか、って一人で感動してました。

昨年の新宿路上ライブでは、ファルセットと地声の連結に違和感を感じていた僕ですが、最近のテイクは、良い感じで聴くことができます。最近、セットリストに入れるようになったのも、気持ち良く歌えるようになったからではないでしょうか。

あと少し、もう少し極めて、歌手「丸山純奈」の「明日への手紙」を完成して欲しいのです。そして、僕を、中学生シンガー「すーちゃん」の呪縛から解放して欲しいのです。

2024年6月23日日曜日

「オリビアを聴きながら」「会いたい」「わたがし」covered by 丸山純奈 ~横須賀「街なかミュージックライブ」~

横須賀でのライブは、昨年11月の「ジャズロックフェスティバル」以来。同じ会場のようですが、歌っている場所が前回と反対側になっています。壁を背にしていないので、後ろのギャラリーがチラチラと気になりますが、駅の構内放送が入り込まないようにするには、こちら側の方が良いってことでしょうか。

さて、今回のライブで気になった曲は、何と云っても「オリビアを聴きながら」であります。それから「会いたい」「わたがし」でしょうか。3曲とも、無理なく歌えていて良かったと思いますよ。

それにしても、随分、懐かしい曲をセレクトしたものです。すーちゃんは、勿論、生まれてないですし、お母さんがスキだったと云うよりも、お祖母ちゃんの運転する車で流れてましたという類いの楽曲です。どこから、引っ張ってきたんでしょう。昔、通っていた音楽スクールの課題曲だったとか、それとも、最近、誰かカバーで発表したのかなぁ。「この街」「Love me」と弾き語りして、ギターを置いて「オリビア・・」が、いきなし流れて来たときのギャラリーさんたちの反応が知りたいですね。

「オリビアを聴きながら」は、1978年リリースですから、もう46年前になります。僕的には、尾崎亜美さんの楽曲というイメージですが、杏里さんのデビュー・シングルだったんですよね。オリコンチャートでの最高順位が65位だそうですから、発売時は、全く注目されてなかったことになります。僕も、この曲を知ったのは、20代になってからでした。カラオケスナックで女の子が歌っていたのを聴いて、こんな曲があるんだって衝撃を受けました。杏里さんの持ち歌だって知ったのは、その後の話であります。いろいろと個人的に思い入れのある曲なのですが、まさか、すーちゃんがカバーするとは、思いませんでした。正に「出会った頃は、こんな日が来るとは思わずにいた」であります。横須賀に行かなかったこと、至極後悔しております。

現在、単独でアップされているのは、こちらの動画でしょうか。

改めて聴いてみますと、まあ、真っ昼間にミッキーマウスのTシャツを着て、野外で歌う曲ではありませんねぇ。これ、歌舞伎町のステージで歌って欲しかったなぁ。いつの日か、生で聴きたいです。(できれば、ちゃんとしたステージで)絶対泣くと思う。


「会いたい」は、沢田知可子さんの8枚目のシングルで、1990年発売とありました。僕は、このようなストレートに泣かせにくる楽曲は苦手なんですけど、切々と歌い上げる、すーちゃんの歌唱スタイルには、1番合っていると思います。

それから、すーちゃんとは全然関係ないんですけど、ウィキペディアに出ていた作詞家による「著作者人格権侵害訴訟」の記事が興味深かったです。こんなことがあったんですね。和解が美談として書かれてましたけど、10年後に起きた「セクシー田中さん」の事件を思うと、複雑な気分であります。

駅前で「会いたい」なんてコマセを撒いたものだから、僕みたいな「おじ」たちが集まって来ちゃいましたよ。僕的には、あと5年くらいしてから、もう一度歌って欲しいかなぁ。そしたら泣くかもです。


3曲目は、back numberの「わたがし」であります。前の2曲と比べると、昭和のフォークロック感満載で1番古めかしいんですけど、2012年リリースとありましたから、そんなに昔の曲じゃないんですね。back numberは、老若男女を問わず幅広い層からの支持を集めているそうですが、なるほど納得です。

夏祭りシーズンが近いってことでのセレクトでしょうか。男子目線の曲ですけど、今のすーちゃんには、1番ピッタリの曲に思います。テンポの良い曲ですから、あまり捏ねくり回さずに歌うのが良かったと思います。言葉さえ伝われば、あとは聴き手が勝手に感動しますからね。もし弾き語りだったら、泣いちゃったと思います。

折角ですから、「わかがし」の公式PVを貼り付けさせて頂きましょうか。バンドって良いですよね。すーちゃんは、もう、バンドボーカルする気って、無くなっちゃったのかなぁ。

わぁー、青春ですよね。めちゃめちゃ青春ですよね。今も昔も変わらない、ウジウジ系男子の恋愛ソング。これこそ何十年たっても変わることのない青春であります。

2024年5月28日火曜日

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」「いのちの名前」covered by丸山純奈 ~千葉中央公園・宇都宮駅西口~

丸山純奈さん(すーちゃん)の関東巡業も、残すところ埼玉県のみとなりました。

路上ライブのセットリストは、初出の曲を1つと、最近歌い始めた曲と、昔から歌ってる曲で数曲、オリジナルの「この街」で合わせて6、7曲って感じで固定されつつあるようです。

オリジナル曲については、「この街」ばっかりですねぇ。僕的には、「雨音」なども聴きたいところですが、この曲でデビューするつもりなのかなぁ。だとしたら、高校生の時にデビューしてしまえば良かったのにって思ってしまいます。

さて、今回も、最近のライブで気になった曲を取り上げていきますね。まず1曲目は、千葉で披露してくれた「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」であります。この曲、聴いたことはあるんだけど、思い出せなかったんですよね。で、YouTubeでオリジナル(CHARAさん)のMVを見たら思い出しました。雰囲気があまりにも違うので繋がりませんでしたよ。

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、作詞・作曲「岩井俊二」「CHARA」「小林武史」、1996年に映画「スワロウテイル」主題歌として発売されたとありました。主演の「CHARA」さんが、劇中の架空バンド「YEN TOWN BAND」のボーカルとして歌っていたんですね。

映画の方は、当時だいぶ話題になったようですけど、あの頃の僕は、映画を見に行く余裕など全く無かった時期ですし、あったとしても絶対見ないジャンルの作品でしたから、この映画のことは全く知りませんでした。

近未来の(架空の)日本が舞台。「円」が世界で1番強い通貨で、その「円」を目当てにアジアからの移民で溢れている世界だそうです。バブルですよねぇ。30年後の日本が、円安に喘ぎ、政府が為替介入し、若者がオーストラリアに出稼ぎに行く国になるなんて、誰も想像してませんでしたよね。まあ、映画は架空の話ですから、話が面白ければ、現実がどうあれ関係ないことではあります。

楽曲としての「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、(映画と切り離されても)現在も歌い継がれる名曲となっております。僕のように、映画のことは知らなくても、この曲は知っているという人は多いんじゃないでしょうか。サビがとにかくキャッチーですので、いつまでも頭の中でリピートしていましたよ。

では、「CHARA」さんと「すーちゃん」のテイクを2曲続けてどうぞ。


動画のアップ主の「Daily life in japan」さんは、すーちゃんの路上ライブを多く撮影されている方です。縦画面ですからスマホの手持ち撮影かと思うのですが、音質が素敵ですので時々視聴させて頂いております。

それにしても、何でこの歌を唄おうと思ったのか、それが知りたいです。普通、ライブでは曲への想いとか語るじゃないですか。でも、すーちゃんは、曲名すら云いませんからね。誰かのカバーに影響されたんでしょうか。それとも、ネットか何かで映画を観たんでしょうか。

歌唱については、静かな感じで入って、サビも無事に歌い切ったってところでしょうか。安心して聴くことができました。これから歌い込んでいけば、すーちゃんなりのアジが、もっと出てくるように思います。でも、聴き心地が良いので、何度もリピートしてしまいましたよ。カバー曲の中では、Best10に入るデキに思います。


もう1曲は、木村弓さんの「いのちの名前」であります。これは僕でも知っていました。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲ですね。映画館でもテレビでも観ました。ウィキペディアによると、「いつも何度でも」が主題歌、「いのちの名前」がテーマソングという扱いになるそうです。作詞は「覚 和歌子」さん、作曲が「久石 譲」氏とありました。

オリジナルは「木村 弓」さんなんですけど、YouTubeに「幾田りら」さんのテイクがありましたので聴かせていただきましょう。

人間らしく唄っている「幾田りら」さんです。以前も書かせて頂きましたが、幾田さんの歌唱って性格と育ちの良さを感じるんですよね。それから、聴き手に寄り添うような優しい歌声が魅力に思います。

「YOASOBI」のボーカルとして大ブレイクした「幾田りら」さんですが、「YOASOBI」のボーカルって、ボーカロイドで十分に思えるんですよね。寧ろ、幾田さんがボーカロイドに寄せちゃってるって云うか・・・大成功した幾田さんですけど、これって彼女が本当にやりたいこと・・・ですよね。大きなお世話でした。

では、すーちゃんのテイクを貼り付けさせていただきます。まだ速報版の動画が多いんですけど、単独のテイクというと、こちらになりますでしょうか。

頑張ってますよね。ただ、頑張り過ぎちゃうと一本調子になりますし、張り上げた地声と裏声との使い分けが難しくなってしまいます。本当はね、語りかけるように優しく歌って欲しかったんだけど、路上だと致し方ないのかなぁ。こちらは、カバー曲の中でBest30(?)に入るデキかなぁ。


今回も勝手なことばかり書いてしまいましたけど、ライブの度に新しい曲を披露するというのって大変なことだと思うし、チャレンジするってことは、歌への情熱が確かってことですから、嬉しい限りです。正式にデビューする日を気長に待つことにいたしましょうか。

2024年5月19日日曜日

おすすめ動画に出てきた「えくぼっち」って、誰? ~1本の投稿から中高生のインフルエンサーになった女の子の話(妄想)~

連休中に暇してスマホをながめていたら、突然「えくぼっち」なる女の子のショート動画が出てきた。以前から書いているように、僕は普段から女の子の動画ばかりを見ているわけでは無いので、YouTubeのアルゴリズムがこのような動画を送りつけてきた理由は不明である。


そういえば、何ヶ月か前にも、同じ子の動画が送られてきたことがあった。その時は、今時の女の子がTikTokをおもちゃにして遊んでいるように思えたのでスルーしていた。(しつこいようだが、僕は女の子の動画なら何でも喜んで見ているわけではない。)でも、今回はコメント欄に気になるところがあって、チャンネルを開いてみた。ああ、YouTubeもやっているんだって(暇してたから)いくつかの動画を見たわけである。

チャンネルの構成は、TikTokやショート動画が男子向け。YouTube動画は女子向けと云った印象で、全く異なる二系統の動画が1つのチャンネルを構成しているところが面白かった。交際してる彼氏が「えくぼっち」のファンで、嫉妬した彼女がチャンネルを覗いてファンになってしまったなんて話は、彼女のチャンネルの二面性を良く表してるエピソードだ。繰り返し云うが「えくぼっち」が、ただ可愛いだけのTikTokerだったら、僕はブログ記事を書くことなどなかっただろう。


まずは、男子向けのショート動画から幾つかを貼り付けさせて頂こう。いい歳をした大人が見るようなモノではないので、視聴は自己責任でお願いしたい。あと、家族には、決して覗かれないように。


TikTokのようなショート動画は、加工アプリを使って補正することが多いとのことである。加工アプリとは、顔の色艶を良くしたり目をパッチリしたりという、所謂デジタル上の美容整形らしい。最近ではAIによる画像処理機能が付いているモノもあって、加工されていることに気付かないことも多いそうだ。(僕もである。)


ナチュラルメイク+マスク+加工アプリという三重のコーティングを施されている画像が、可愛くないわけが無い。


中には、マスク無しの無加工みたいな動画もあるようで、まあ、結論としては「えくぼっち」は、そのままでも十分可愛い女の子ではある。


彼女がSNSの世界に登場するようになったのは、約束の時間に遅れそうになり、パジャマ着でファミレスにやって来たのを、幼馴染みで親友の「のんちゃん」がTikTokに投稿したのが最初らしい。パジャマ着が天然なのか演出なのかは分からないが、えくぼっちがボケの素養のある女の子であることは確かだ。


極度の人見知りで、進学した高校で「ぼっち」だった彼女だが、投稿がバズり、フォロワーが増えるにつれて、自らを人に魅せる術を学び、周囲から期待される「えくぼっち」を演じるようになったようだ。TikTokのフォロワー40万人、インスタグラムのフォロワー30万人、YouTubeのフォロワーが20万人とあった。もちろん3つの数字は被っているのだろうけど、令和の大女優(?)「黒島結菜」さんでさえ、インスタのフォロワーは30万人ちょっとなのだから、活動歴2年足らずの一般の女子高生で、このフォロワー数は凄いことに思う。


えくぼっちは、現役高校生(未成年)であるので、個人情報は一切公開されていない、とは云っても、素顔をこれだけ晒していれば、近しい者は当然分かっているだろうし、学校にバレそうになったけどシラをキリ通したと語る動画があって、面白可笑しく作られているが、SNSを投稿するにあたって、学校と何かしらの約束が交わされたことは確かなようである。通っている学校についても未公表であるが、ショート動画に写っている背景や他の様々な情報を合わせれば、ネットでの噂は、まあ、その通りなんだろうなと思う。

そんな「えくぼっち」だがTikTokを始めて半年を過ぎた頃、投稿動画がヤラセではないのかということで炎上したそうだ。これはフォロワーが一定の数を超えると必ず起きる現象で、エスカレーターで振り返った姿がわざとらしいといった類いの、本当にくだらない誹謗なのだが、高校生の二人にはキツかったのかもしれない。えくぼっちがYouTubeを始めたのも、この時からのようだ。


動画は「えくぼっち」が美味しそうに独り外食している映像に「ぼっち」ネタを語る音声を被せるパターンだ。兎に角、ボケまくるので突っ込み所は満載である。って云うか、視聴側にツッコませるように、ボケているのかもしれない。独特の雰囲気を持った子である。食べてる姿が可愛い。一見すると、テキトーに撮った映像にナレーションを被せただけのようだが、視聴者が不快に思うであろう瞬間は、ちゃぁんと編集されている。

ぼっち系チャンネルというのは、YouTubeでも1つのジャンルを形成してるらしい。大抵は、ソロキャンプとか、独り外食が多いようだ。って、独りでやれることなんて、それくらいしか無いのだろう。このチャンネルの動画も、ぼっち系のありふれたシチュエーションなのだが、面白いのは、その語りの部分である。

ナレーションで声真似を入れながらボケまくるのは、さすが関西圏の女の子。ただ、語る内容については、わりと重い話もあって、画面とのギャップが、これまた面白い。意外と中毒性もあって、同じ動画を繰り返し見てしまう。動画の内容は多岐にわたるが、取りあえず貼り付けさせていただくのは、これ。


お箸の持ち方から、左利きなのかなと思っていたが、よく見ると映像が反転になっていた。身バレ防止のためにしては、周りの文字が反転してるのはそのままだから、ツメが甘すぎる。店員さんの名札にもぼかしを入れるなど、編集にはちゃんと気を使っていることを思えば、文字の反転に気がつかないなんて有り得ない。実は、左手でご飯を食べる女の子は可愛く見えると云う説があって、もしこれを実践しているのだとしたら大したことに思う。と書いたのに、上の動画は右で持ってる。

こちらは、朝のルーティン。動画の編集力ってのは、1つの才能である。


「ぼっち」なのに、こんなに可愛くて、面白くて、才能がある子がいる。ならば「ぼっち」であることは、恥ずかしいことでも、劣っているわけでもないわけで、だからこそ「私も頑張るから、皆も頑張ろ」という言葉に、多くの中高生が励まされるのだと思う。

「ぼっち活動を楽しみましょう。」と云っても、彼女は友人関係を否定しているわけではない。「学校は無理して行かなくても良い。」と云っても、学校を否定しているわけでもない。彼女自身、勉強を疎かにしているわけではないし、和気藹々としたクラスを羨ましいと思っている。「学校を休んだ日の午前中は、もの凄い罪悪感に苛まれる。」「とりあえず、五月を乗り切ろう。先のことは考えずに、楽しいことだけを考えて。」とか、この言葉に共感する子は多いと思う。

こちらは「銀の盾」を貰った時の動画である。チャンネル登録者10万人というのは、YouTuberならば誰もが目指す目標であり、一人前のYouTuberとして認められる証であり、(収益化の具合にもよるが)YouTuberとして生活できるかどうかのラインだそうだ。


銀の盾をもらって、テンション上がりまくりのえくぼっちと、冷静に語るもう一人のえくぼっち。動画の音声を消すことなく、ナレーションを被せるという手法である。こういう構成にお手本となる動画があるのか僕は知らないが、2つの音声の比率が7:3という、聞こえるかどうかのぎりぎりの比率になっているのが秀逸である。


YouTubeのフォロワー数は、20万人を越えた今も着実に増えている。今年は受験生だろうから、定期的に動画をアップするのは大変なことだと思う。まあ、ツラい時には、学校を休んでも構わないように、大変な時は、動画をアップする必要もないわけで、勉強が忙しいので動画はお休みと云ったとしてもフォロワーは納得するだろうし、むしろ、そういうリアルな姿をファンは支持しているのだと思う。

最後は、謎動画「ASMRウーラーヤハヤハ」で、お終いにしよう。「ちいかわ」の中で1番の推しである「うさぎ」になりきってプルコギピザを食べるだけの動画である。美味しそうに食べているように見せる編集法にも注目したい。ちなみに、僕の1番の推しは「モモンガ」である。「回り込んで、見ろ!」


ASMRって、咀嚼音を延々と聞かされる動画のことだっけ?

では、では。

2024年5月18日土曜日

「いのちの歌」「Be My Last」covered 丸山純奈 ~横浜マリンタワー「STREET PERFORMER BOX」~

丸山純奈さん(すーちゃん)のストリートライブが、5月4日に横浜マリンタワーで開催されました。このライブは事務所のホームページでも告知されていましたので、公式(?)の活動になるでしょうか。僕、マジで行きたかったんですけど、行動力が足りませんでした。結局、今回も路上ライブ系YouTuberさんのお世話になっております。

それにしても、たくさんの人ですね。ちゃんとした(?)イベントですから、ステージくらい組んであるかと思ったんですけど、これでは後ろの方は、全然見られなかったんじゃないでしょうか。


さて、動画を視聴させて頂いて、まず印象に残った曲は、「いのちの歌」であります。

「いのちの歌」は、双子のタレント「茉奈・佳奈」さんがNHKの連続ドラマで歌った劇中歌で、作詞は竹内まりやさん、作曲は村松崇継さんとありました。この歌は、中学生シンガーの頃もよく歌っていて、(僕は大知直樹先生のギター伴奏にストレスを感じてしまうので、あまり聴いておりませんが)、動画は10万回以上再生されています。いのちの歌は、たくさんのアーティストさんがカバーし、様々な場で歌われていましたが、茉奈・佳奈さんが歌っていたことや、連ドラの劇中歌だったってことは、すーちゃんのカバーを通して知りました。

今回貼り付けさせて頂くのは、music紫乃さんの動画です。music紫乃さんは、すーちゃんの路上ライブを初期の頃からアップしてくださっているYouTuberさんですね。

こういう、普通の歌を普通に歌って聴かせられるのが、すーちゃんの良いところであります。この曲は、合唱曲として学校でも歌われているそうで、このような万人向けで、(例えそれが超ド素人でも)歌い手を選ばない。それが「いのちの歌」が親しまれている理由に思います。

地声とファルセットの使い分けとか、地声からウラ声に上がるところとか、ちょっと雑っぽく感じられましたけど、路上ってこともあるし、最近はそんなに歌い込んでもないでしょうから致し方ありません。もちろん、生で聴いていれば、じゅうぶん感動できると思います。


前回のブログで書き忘れたんですけど、水戸のライブで「この街」の1番を2回歌ってしまい。やり直したテイクがありました。「この街」なんてオリジナル曲だし、何回も歌っているんですから間違えようが無いと思うんですけどね。で、この1番を2回歌うってことなんですけど、「あおぐみ」さんなら分かるかと思いますが、過去にも同じことがあったんですよ。

渋谷のeggmanでの「POLU」ファーストライブ、当時話題になっていた「I Love You」を披露してくれたんですけど、その時も、1番を2回歌ってしまったことがありました。当時のブログ記事です。

丸山純奈が最大の魅せ場「ILove You」でまさかの歌詞飛ばし

この時は、歌詞がとんでしまって、そのまま終わってしまったんですけど、今回は(戸惑いながらも)歌い終えて、その後、ちゃんと、やり直したってところに、すーちゃんの成長を感じました。


で、話を横浜に戻しますと、このライブで僕的に1番良かったと思ったのは、宇多田ヒカルさんの「Be My Last」であります。この曲は、今年の路上ライブでは何回か歌っていたんですけど、この横浜のテイクが最高によかったです。

Wikipediaによると「Be My Last」は、2005年9月28日にリリースされた、宇多田ヒカルの14thシングルで、同年10月公開の映画「春の雪」の主題歌として使用された、とありました。「春の雪」は、「三島由紀夫」の長編小説「豊饒の海」4部作の第1部で、上流階級の若き男女の暴走する恋を描いた作品であります。

たくさんアップされている動画の中で、セレクトさせて頂いたのは、live on-street performance さん投稿の動画です。live on-streetさんは、すーちゃんの高画質・高音質の動画を投稿してくだっているYouTuberさんであります。

この1曲に懸けているっていうか、気魄を感じます。

母さんどうして 

育てたものまで

自分で壊さなきゃならない日がくるの?

Yahoo!の質問箱で、この曲は宇多田ヒカルさんの母親「藤圭子」さんを歌っているのですか。なんていう質問がありました。回答欄では、この曲は映画の主題歌であり母親は関係ありません、と全力で否定していましたけど、歌詞をどう読んでも、原作のイメージは湧いてきません。輪廻転生がテーマである原作の主題歌が、なんでBe My Lastなのか、凡人にも分かるように教えて欲しいです。

宇多田ヒカルが「母さん」と歌えば、そこに「藤圭子」を連想するのは、素朴で当然の発想でしょうし、となれば、この曲を歌いこなせるのは宇多田ヒカル本人だけであり、ファンは彼女以外の者がこの曲を歌うことを認めないと思います。そんな曲に、弾き語りで挑戦するんだから、「すーちゃん」もかなりのチャレンジーといえましょう。

弾き語りというのは、自己で完結していますからね。感情を表現するにこれ以上の方法はありません。大好きな「宇多田ヒカル」さんのカバーでも「traveling」あたりを歌っている時は無難でしたけど、最近は「Gold」のような難曲を歌うことが多くなりました。歌舞伎町の時は、どうなのかなぁって感じでしたけど、横浜での「Be My Last」は、本当にサマになっていて格好良かったです。できることならば、宇多田さん本人にも聴いていただきたいと思った次第です。


「春の雪」に出てくる奈良の門跡寺院は、どう考えても圓照寺しかないし、実際そのようで、映画のロケも圓照寺で行ったそうです。圓照寺は現代では珍しいガチな尼寺ですから、仏像巡りで全国350ヶ寺以上拝観した僕でも、圓照寺には行ったことがありません。まあ、行ったとしても、主人公「松枝清顕」のように門前払いされるのは必至であります。

2024年5月11日土曜日

「桜色舞うころ」「ORION」covered 丸山純奈 ~すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしの話~

新年度が始まり、海老名、高崎、水戸での路上ライブと丸山純奈さん(すーちゃん)の活動も活発になってきました。カオスな新宿駅周辺と違って、この3カ所は路上パフォーマンス公認か黙認エリアのようであります。なかなかの集客力で、地方都市での路上ライブとしては、異例のギャラリーさんが集まっていたようです。僕は、いずれのライブも参戦していないのですが、すーちゃんのファンや路上ライブ系YouTuberさんのおかげで、ありがたく動画を視聴させて頂いております。

撮影の様子もSNSに投稿されておりましたが、まるで駅のホーム端に群がる撮り鉄さんか、富士吉田のコンビニ富士山みたいです。僕も「POLU」のライブにカメラを持ち込んだことがありましたけど、結局は上手くは撮れないし、ライブに集中した方が良かったなぁと後悔したものです。中には、投稿が目的の方もいるかもしれませんけど、お小遣いが稼げるほど回っているんでしょうかね。

で、今回貼り付けさせていただくのは、 Music Collection(Mコレ)さんが投稿された、中島美嘉の「桜色舞うころ」であります。ちょうど桜のシーズンでしたから選曲したのかと思いますが、素晴らしいデキで久しぶりに感動させて頂きました。

バラード歌手「丸山純奈」の真骨頂と云って良いでしょう。このテイクなら、何処へ出しても、誰に紹介しても恥ずかしくないと思います。

海老名のライブは、お隣が随分賑やかだったようで、人間の聴覚にはノイズキャンセリング機能がありますから、生で聴いているときは、さほど気にならないのかもしれませんが、動画で視聴すると歌に集中できません。(音に遠近感がないからかなぁ。)ライブ音源を補正修正することには賛否あるようですが、こういう時には助かります。

すーちゃんは、中学生の頃と比べて、力強さがなくなったんじゃないかとか、音域が狭くなったんじゃないかとか云われてますけど、聴き手に伝える術というのは、確実に向上していますし、それらがドハマリしたのがこの歌唱ではないでしょうか。僕は、この歌を聴きながら、「松浦亜弥」さんの「想いあふれて」を思い浮べてしまいました。まあ、歌詞の中に「想いあふれて」って言葉があっただけのことかも知れませんけど。

もう1つ、Tokyo Street Live 4K (ストラブ4K)さんの動画も貼り付けさせて頂きましょう。ブレス音が多少気になりますが、エコーが控えめで、自然な感じに聴こえます。


すーちゃんは、自分がよくカバーするアーティストさんには「大好きな」宇多田ヒカルさんとか、「尊敬する」アンジェラ・アキさんのように枕詞を付けるのですが、中学生の頃から歌っているのに、中島美嘉さんには枕詞が付きません。とくにファンじゃないのかなぁ。歌唱スタイルが全く異なるので、カバーにありがちな、元歌に引きずられるということがありませんし、声域が合っているんでしょうか、安心して聴くことができます。路上ライブでの「僕が死のうと思ったのは」「一番綺麗なわたしを」「雪の華」など、どのカバーにもハズレがありません。

次は、「ORION」であります。投稿主の「DOOR」さんは、すーちゃんの路上ライブを初期の頃から投稿されていた方です。動画の説明欄に2023年6月29日とありましたから、最初の頃の新宿テイクだと思います。って、その日って活動していましたっけ? 

で、その前に、13才の時の歌唱を貼り付けますね。すーちゃんはね、昔から「歌は」上手だったんですよ。


はい、全球ストレート勝負みたいな歌唱でしたね。

そして、こちらが、19才のすーちゃんです。新宿の路上に座り込んで歌っています。いつの日か、この時の心境というか、心情を語って欲しいなって思っています。

これは、最近投稿された動画ですけど、いやぁビックリしました。新宿で「ORION」歌ってたんですね。投稿主さんには感謝です。

僕は、中学生シンガーだったすーちゃんの歌唱を聴いたとき、この子が成長していく様をリアルタイムで見守っていくことが最大の楽しみだったんですよ。まあ、空白の4年間を挟むことになって、その願いは、敵わなかったんですけど、今回投稿された2つのテイクを聴き比べて、この4年間に何があったが感じ取れるかと思って・・・詮無い話をしてしまいました。

やはり、すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしであります。

2024年3月3日日曜日

JR東海 新CMが「静岡」愛に溢れているらしい。

JR東海「新幹線」の新CMが公開されました。JR東海のCMは、素敵なものが多いですよね。まあ、新幹線は、走っているだけで格好いいからCMも作りやすいのかもしれません。過去に何度も貼り付けさせていただいてますが、新幹線と云えば、やはりこれでしょう。

で、この前まで使われていたのが、「賀来賢人」さん出演のこちら。

格好いいですよね。良いCMであることは間違いありませんが、まさか、この曲が車内チャイムになるとは思いませんでした。

さて、今年もダイヤ改正に合わせて、CMが新しくなりました。キャッチフレーズは、「いこう。待ってる人がいる。」。出演は、大河女優「吉高由里子」さんです。

新CMは静岡駅が舞台。インタビュー記事によると「今回、静岡駅は3月のダイヤ改正で16年ぶりに『ひかり』が増えて、ますます便利にご利用いただけるタイミングにもなっているので・・・」だそうです。

改正と云っても、東海道新幹線のダイヤはガチガチですから、ほとんど変わることがなかったのですが、今回の改正では、静岡県東部の僕らにも嬉しいことがあったんですよ。

今までは下りの始発が6時51分だったんですが、それが6時14分発になりました。凄いでしょ、30分以上早くなりました。で、そのまま「こだま」に乗ってても良いんですけど、静岡駅で「ひかり」に乗り換えると、何と8時13分に新大阪に着けるんですよ。京都には8時前に着くことができます。今までは、この「ひかり」に乗ろうとすると、東海道線の始発鈍行で1時間かけて行くしかなかったんですから、利便性爆上がりです。

CMとしては、前作の方が良かったように思いますけど、どうでしょうか。吉高さんの出番が少ないのは、今回のCMコンセプトが「待っている人」ですから、致し方ないところでしょう。


さて、この吉高さんのシーンは、実際に走行している「のぞみ」の1両を貸し切って撮影したそうです。JR東海が、自社の車両を使って撮影するときも、貸し切りって云うんですね。けど、「のぞみ」に乗って降りてくるのが、静岡駅の改札口ってのも・・・

そして、静岡駅の改札口のシーン。牧瀬里穂さんの時は、旧名古屋駅の終電後に撮影したそうですけど、今回は、自然な光の中で、ということで日中に撮影を行ったそうです。スタッフは、エキストラを入れて総勢80人。つまり、周りにいる乗降客は全てエキストラさんであります。そりゃそうですよね。周りで「あっ、吉高だ!」みたいなリアクションとられたら撮影になりませんから。でも短い時間とはいえ、県庁所在地の駅で、営業中に改札口を止めても大丈夫ってのも複雑な気分です。

静岡市は、全国に20ある政令指定都市の中では人口69万人と最小で、若者を中心に人口流失が止まりません。沿線の自治体では、首都圏の大学に新幹線通学する場合は、補助金を出しているそうです。東京に下宿しちゃったら、もう戻ってきませんからね。

CMでは、他にも静岡愛に溢れたシーンがあるとのことでしたが、画面に映っていた「うなぎパイ」と「治一郎」は浜松じゃなかったかなぁ。折角、静岡を出すのなら、例えば・・・?

まあ、ツッコみどころはいろいろありますけど、「1本早いので帰れそう」とか「乗ったらラインしてね」なんてのは、新幹線を普段使いしている人たちのあるあるですし、「直接会うのは、初めて」なんていう台詞も今を表していて面白かったです。

東海道線の鈍行も昔よりは速くなりましたし、高速バスも安くて便利ですけど、やっぱり新幹線が良いです。行きは高速バスでも、帰りは新幹線でってことも多いですしね。新幹線乗客歴50年以上、0系の頃から新幹線と暮らしてきましたから、JR東海が静岡愛に溢れているように、静岡県人、特に沿線の住人は、新幹線愛に溢れているわけです。

お終いに「UA」のフルコーラスバージョンを。


2023年12月27日水曜日

「丸山純奈」路上ライブ曲 10選

今年の総括として、丸山純奈さん(すーちゃん)が今年路上ライブで歌った曲を振り返り、独断で10曲をセレクトし、順序不問で貼り付けさせていただきました。ちなみに、独断とは僕に馴染みのある曲が選ばれるってことであります。


①「One more time one more chance」6.13新宿

路上ライブを始めた頃は、中学生の時に歌っていた曲を、よく歌ってました。で、それらが彼女の進化を実感できるものだったかと云うと、正直どうなのかなぁという印象がありました。まあ、久しぶりに出てきたんだし、環境だって違いすぎますから、致し方ないんですけど、やっぱり微妙ではありました。

そんな時に聴いたのが、このテイクでした。山崎まさよし氏の楽曲は今の彼女だから歌える、そう思うと、ちょびっと嬉しくなりました。歌唱の進化と云うよりも、すーちゃんの成長を感じさせるテイクです。街の音がガンガン入っていますが、それも路上ライブっぽいかと。

前奏が始まっているのに、オジサン(?)が話しかけてきましたね。初めは、動画に声が入り込んでしまって邪魔だなぁって思ってたんですけど、路上ライブというのは、観衆との距離間がゼロで、コミニケーションがあってこそ。頑張っている子に声を掛けるオジサンの行為って、むしろ自然なことじゃないのかって考え直したんです。

YouTuberさんたちが、高画質高音質な動画をアップしてくださるのは、ライブを見に行けない僕らからすると大感謝なわけだし、無観客に近かったライブを動画で拾ってくれなかったら、今のすーちゃんの活動もなかったでしょう。だからと云って、オジサンの行為に対して「煩い黙れ」ってなったら、悪い撮り鉄と同じじゃないかって自己反省した次第です。ここはコンサートホールじゃなくって公共の「路上」なんですからね。


②「みんな空の下」9.30歌舞伎町

絢香さんのカバー曲「みんな空の下」については、このブログでも取り上げさせていただきました。

みんな空の下

9月30日に歌舞伎町シネシティ広場でのライブは、すーちゃんが活動再開を宣言した記念すべき(?)ライブです。緊張気味な歌唱が多かったように思いますが、その中でも良いなぁと思ったのがこのテイクになります。

この曲は、中学生の頃から歌っていました。ただ、怖いものなしに地声を張り上げていた中学生の頃と違って、最近は、裏声を使うことが多い印象があります。そんな中で、珍しく(?)地声で勝負してきたのが、この日のテイクでした。でも、最後の方で、一カ所だけ詰っちゃうんですよね。知らんぷりしていれば分からない程度の事だったんですけど、「やっちゃった」みたいなリアクションをしたのでバレバレです。で、この動画の凄いところは、ずっとアップで撮っていたのに、この前後の画が引きに編集されているところにあります。これ、偶然とは思えません。さらに画質も良くって、観衆のぼかしも自然ですのでセレクトさせていただきました。


③「炎」7.11新宿 

7月11日のライブは絶好調だったようです。歌うのも聴くのも撮るのも気合いが入ってきて、最初の頃の場末感は皆無になっています。やはり、歌は立って唄うべきものであります。このまま配信しても良いんじゃないかって云うくらいの、充実したライブに思います。

僕は、鬼滅の刃はアニメも映画も見てなかったんですけど、この歌は知っております。同じ日に歌った「secret base 〜君がくれたもの〜」もデキが良くって、どちらにしようか悩んだんですけど、こちらにしました。如何にも「すーちゃん」らしい歌唱のテイクに思います。


④「雪の華」7.11新宿

雪の華については、先日のブログで書かせていただいた通りです。

雪の華

今回、たくさんの動画の中から貼り付けさせていただいたのは、縦画面のこちらになります。小学生の頃から歌ってきた「雪の華」の、完成形と云えるテイクに思います。


⑤「I LOVE YOU」8.3新宿

すーちゃんと云えば、この曲。2017年12月3日(日)に放送された第1回「中高生制服チャンプ」の決勝曲でした。僕が彼女を知ったのも、この時であります。当時は、いろんなイベントに呼ばれる度にこの曲を歌わされていましたから、もうイヤになっちゃったんじゃないかと思っていました。だから、路上で歌っているのを聴いたときは、ちょっと意外だったんですよね。

当時は、初めての恋を失ったという感じの、縋り付くような歌唱だったんですけど、今は一歩引いて、終わった恋を振り返っているような情景が浮かびます。路上でも何回か歌っているんですけど、セレクトさせて頂いたのは、8月3日のテイクになります。

で、折角ですから、昔のテイクも貼り付けさせていただきましょう。中学3年生の夏休み、宮古島のロックフェスに参加した帰りに、沖縄のイオンモールで歌った時の動画になります。中学時代の絶頂期のテイクですけど、今思えば、ちょっとオーバーワークだったんでしょうね。

(いろんな意味で)あまり変わってないかもです。


⑥「Y」8.3新宿

この時は、声も絶好調だったようで、観客からのリクエストで歌ったもう1つの曲「Y」もなかなかのテイクでしたね。「Y」は2017年にリリースされた、男性ボーカルユニットC & Kの15枚目のシングルとありました。歌唱力をアピールできる楽曲なので、路上シンガーによく歌われているみたいです。男性ボーカル曲ではありますが、かなりのハイトーンですので、女性にも歌いやすいのでしょう、YouTubeには「三阪咲×富金原佑菜」さんのテイクなどもありました。

この曲は馴染みがなかったんですけど、すーちゃんが歌うスローバラードってやっぱり良いなぁと、改めて思った次第です。あと全然、本家に寄せませんね。何を歌っても丸山純奈って感じです。

それから、動画のタイトルが、ちょっと盛り過ぎですよね。確かに、動画は再生されてナンボ。インパクト大のタイトルで、多くの人に聴かれて新たなファンを獲得する一方、読みたくも無い批判的なコメントを誘発しているかもしれません。まあ、多くのファンを獲得するためなら、少々の不快感は我慢ってことかな。


⑦「僕が死のうと思ったのは」11.16新宿

本家に寄せないってことで云うと、この曲もです。amazarashiというよりも中島美嘉さんのカバーを意識して歌ったのでしょう。何を歌っても丸山純奈ってテイクです。曲については、以前のブログに書かせていただいた通りです。

僕が死のうと思ったのは

この時以降、今日まで路上ライブは行ってません。たくさんの観衆が集まるのは嬉しいことですが、無許可で多くの人を集めてしまうのは、いろいろと問題があるでしょうから、路上での活動はこれで最後になるかもですね。


⑧「KissHug」11.4横須賀

11月に開催された「横須賀ジャズロックフェスティバル」のライブは、今年最高のライブだったと思います。本人は、花粉がヤバいと云って、喉の調子もイマイチだったようで、だましだまし歌っているような素振りも見せましたけど、全然気になりませんでしたよ。オリジナル曲もカバーも良い歌唱ばかりでしたし、雰囲気も明るくって可愛い動画ばかりでした。「KissHug」については、11月24日の記事で書かせていただいた通りです。

KIssHug


⑨「落ち葉」11.4横須賀

横須賀のライブでは、オリジナル曲を3曲披露してくれたようです。3曲とも良い感じの曲ですよね。この中で「この街」と「落ち葉」は、すーちゃんが高校3年生だった、2021年11月に渋谷gee-ge.で開催された「ウダガワガールズコレクション」でも披露してくれました。この時は、コロナ禍での配信ライブ。5人のアーティストによるジョイントで、すーちゃんだけがアーカイブなしの配信料2400円。聴き逃したらアウト、すーちゃんにドタキャンされてもライブが中止になるわけではないので返金無し、というリスク有りまくりな2年8ヶ月ぶりのライブでした。高校を卒業したら、本格的に活動を再開するんだろうなって誰もが信じてました。披露してくれた6曲が全部オリジナル曲でしたので、この路線でいくのだろうと思ってたのに、路上ではカバー曲ばかりだったのでびっくりしましたよ。

あの時は、ギターの弾き語りでしたけど、今回は、打ち込み伴奏になってました。すーちゃんのソングライターとしての才能は未知数なんですけど、オリジナル曲や共作曲、提供曲やカバー曲など、いろいろ取り混ぜて歌ってくれると良いなと思っています。


⑩「Gold~また逢う日まで~」12.10渋谷

お終いは、渋谷区北谷公園でのサイレントライブからです。この曲は、歌舞伎町でも歌っていますけど、楽曲とライブの雰囲気が合っていると思ったので、こちらをセレクトしました。

宇多田ヒカルさんを大好きなアーティストと云っていて、路上ライブでも何曲か歌っています。この「Gold~また逢う日まで~」については、「こんな曲もあるんだ」くらいの気持ちで聴いてたんですけど、これって、最近リリースしたばかりの新曲だったんですね。ご本家の宇多田さんは、歌い方に感情を詰め込まない方ですから、もっと軽快な感じで歌っています。15才でデビューしてから25年、今でも、映画やドラマの主題歌とかを提供し続けているなんて凄いですね。


以上、独断で10曲選ばせていただきました。他にもオリジナル曲や「やさしさで溢れるように」「secret base 〜君がくれたもの〜」「悪魔の子」など選びたかった曲があったのですが、あっという間に10曲を超えてしまい選外とさせて頂きました。

みなさんは、どんな曲を選びますでしょうか。

2023年12月23日土曜日

「雪の華」covered 丸山純奈

この冬一番の寒波がやってきているそうです。僕の住んでいるところは、日本有数の非降雪地帯ですので、ただ寒いだけです。少なくとも20年以上、雪が積もったことがありません。ですから(豪雪地帯の方には怒られそうですが)雪には、なんとなくの憧れがあります。雪の華が、ちょっと舞っただけで、子供も大人もテンションが上がります。

「雪の華」(作詞:Satomi、作曲:松本良喜) は、2003年10月1日に発売された中島美嘉さんの10枚目のシングルとありました。第45回日本レコード大賞の金賞受賞曲で、紅白でも歌唱した中島さんの大ヒット曲であります。この歌は曲調から受けるイメージとは違って、雪が二人の距離を更に近づけるという、前向き恋愛ソングなんですよね。紅白歌合戦では、紅組のトリを務めましたが、時間が押しまくっていたのと、白組の大トリが北島サブちゃんでしたので、じっくり歌わせてもらえず、気の毒に思った記憶があります。

丸山純奈さん(すーちゃん)は、よく中島美嘉さんの楽曲を歌います。音域が合っているのか、曲想が好みなのか、理由はよく分かりません。先日、新宿で歌ってくれた「僕が死のうと思ったのは」も、amazarashiの楽曲と云うよりは、中島美嘉さんのカバーであることを意識して選曲したように思えます。

中島さんのカバーの中でも、最も歌っているのが「雪の華」です。YouTubeで確認できる最も初期のテイクは、すーちゃんが小学校6年生の時の歌唱になります。この頃から、すーちゃんは「雪の華」や「明日への手紙」、アンジェラ・アキさんの楽曲などを持ち歌に、様々なコンクールに出場するようになっていました。

あらら、Cメロの前で終わってしまいましたね。ここからが一番の聴かせどころなのに残念です。この頃のすーちゃんは、奄美民謡のようなコブシが入ります。それが彼女の特徴で、そこが良いと云うコメントもあるのですが、本人は声が裏返ってしまったという意識らしく、コブシが出ると反省していました。今でも、たま~に出ることがありますが、その時も「やっちゃった。」みたいな表情をするので、やっぱりイヤみたいです。

コンクールということもあって、かなり丁寧に歌っています。間違えずに歌うことに100%の力を使い切っているようです。

こちらは、一年後のテイクです。だいぶ歌い慣れてきたようです。中学生シンガーとして、カラオケバトルとか、イベントやコンクールに出まくっていた頃で、たくさんの動画がYouTubeに上がっています。

この頃には、徳島のインディーズ・バンド「POLU」のボーカリストとしての活動も始まって、今につながる歌唱スタイルができています。音楽チャンプに出場し、「I Love You」で一気に全国区になるのは、この一年後のことであります。

さて、それからの長ぁ~いブランクを経て、今年6月の路上ライブのテイクです。伴奏がピアノVer.だったんですね。

歌声が、ビル街にガンガン反響しています。帽子を深く被って座り込み、すーちゃんは、どんな心境で歌っていたのでしょう。何年かしたら路上ライブを始めたきっかけとか、話してくれる時が来るんでしょうか。

こちらは、8月のテイク、路上ライブのギャラリーも増えてきました。だからでしょうか、立って歌うようになりました。やはり、歌は立って唄ったほうが伝わります。画質・音質の良さが再生回数に直結するようで、録画する側も本格的になってきています。


抜群の安定感ですね。楽曲によっては「中学生の時の方が良かったかも」なんてテイクもなくはないんですが、「雪の華」では、この時の歌唱がベストテイクに思います。この記事を書こうと思ったのも、この動画を見つけたのが理由みたいなものです。

今回は、12才と19才の「雪の華」を貼り付けさせて頂きました。活動休止の期間があったので中抜けになっているのが残念ですが、こんな聴き比べができるのも、すーちゃんならではと思います。

2023年12月14日木曜日

「丸山純奈」at SHIBUYA PARK MUSIC Silent Live 12/10

おじさんになって4回目の渋谷である。1回目は、冨田勲先生の追悼公演「ドクター・コッペリウス」。2回目はライブハウス「eggman」での「POLU」ファースト・ワンマンライブ。3回目はNHKホールでの「鼓童」と「初音ミク」のコラボコンサート。そして今回のSHIBUYA PARK MUSIC Silent Live だ。


相変わらずの騒がしい街。スクランブル交差点で信号待ちしていたら、坂の上から某・国政政党のデモ隊がやってきた。トラックの荷台に大きなスピーカーを載せ、大音量で音楽を流しながら党首が消費税廃止を訴えている。デモ行進が交差点を横切っている間、歩行者信号がずっと赤で止まってたから、歩行者が滞留してトンデモ無いことになった。青になっても、大きなキャリーケースを引きずっている外国人旅行者が、自撮り棒を掲げて立ち止まっているから全然人が流れない。

人混みをかき分けて北に向かう。目指すは北谷公園。「eggman」のすぐ隣にある小さな公園だ。以前は駐輪場と喫煙者の溜まり場だったそうだが、二年前に渋谷区がきれいに整備したらしい。ネットで見つけた昔の写真・・・この感じ、思い出した。

こちらが、現在。

ブルーボトルコーヒーが開店し、フリーマーケットも集っていた。ブルーボトルの存在感が大きいので、公園と云うよりはカフェ前の共有スペースみたい・・・と思っていたら、渋谷区初のPark-PFIだそうで納得。付加価値のある立地でカフェは繁盛し、売上金の一部で公園は整備され、素敵なスペースでイベントが開催されるという、騒がしい渋谷のオアシスみたいなところ。

今回は「サイレント・ライブ」とのこと。これは、観客がヘッドフォンを着けて音楽を聴くライブで、会場は直接音のみの静かな環境。大きな音で周囲に迷惑をかけることも無く、限られたエリアで複数のライブイベントも可能と云う新しい試みだそうだ。ワイヤレスで飛ばして、FMラジオで受ける、というのは、奈良の巻向遺跡の見学会がそうだった。大きな音を出さなくても確実に伝えられるし、思い思いの場所で聞くこともできる。

で、主旨は、よく分かったんだけど、これを日本有数の喧噪の地「渋谷」で開催する意味って何だろう。会場が静かな分、大通りのシュプレヒコールが良く聞こえてくる。

会場に着いてラジオをつけたが、なかなか電波が見つからない。ステレオ受信にしていたのが悪かったみたいだ。ダイヤル式の安物だから、ちょっとズレただけで別の放送が入るのは致し方ないが、ガチに見られるのが恥ずかしいと、ヘッドフォンを持ってこなかったことを後悔。

通常のライブだって、僕らが聴いているのはスピーカーの音だ。それがイヤフォンに変わっただけなのに、歌っている本人が目の前にいるから違和感はある。道行く人たちが、完全に無視して通り過ぎていくのも不思議。素晴らしい歌声に思わず足を止めてってことも無い。聴きたい人だけが参加している、完全に内向きなイベント。無関心な他人を巻き込むことを迷惑と云うのなら、渋谷の街はとっくに終わっているはずだけど。

丸山純奈さん(すーちゃん)の出番がやってきた頃は、完全に日も暮れていた。すーちゃんは、SNSのフォロアーが10,000人を越えたようだが、ここに集まっているのは100人もいないだろう。FMラジオ持参が壁になっているとは云え、人を集めるというのは大変なことだと、つくづく思う。

小柄なことは分かっていたけれど、思わず「ちっちゃ。」と呟いてしまう。ぶかぶかの黒いジャンパーに帽子を深く被って、出で立ちは闇夜のカラス。椅子に腰掛け、セットリストも渋めな歌が多かったから、横須賀の時とは真反対の印象。あの時は昼のロックフェスティバル、今日は夜のサイレント・ライブと云うことで雰囲気を変えてきたのだろう。

スタート前の緊張感。ちょっと芸能人オーラが出ていて頼もしい。

暗くて分からなかったけど、毎回、帽子が違っていたんだ。

「はじめま~す。」から2曲歌って、簡単な挨拶。「聞こえてる~。」から「30分たった?」まで、ひたすら歌うだけ。自己紹介もなければ、近況報告も観客に話しかけることもない。拍手をするのさえ躊躇いがちになる静けさの中、不思議な時間が過ぎていく。夜の大通り裏の公園に、彼女は歌うためだけに来て、僕らは聴くためだけに集っている。・・・でも、曲名は云って欲しい。


最前列には、YouTuberさんたちが構えていたけど。これ、録画難しかったと思う。昭和のラジカセみたいにFMラジオを直接録音するのがベストかなぁ。でも映像と合わせるのが難しそう。

「はま」さんの動画が、音質的にベストに思ったので、リンクを貼らせて頂きます。

僕が一番欲しかったもの

セットリストは、

① 「僕が一番欲しかったもの・槇原敬之」

② 「Oz.・ Yama」

③ 「TOKYO・YUI」

④ 「紡ぐ・とた」

⑤ 「Gold~また逢う日まで~・宇多田ヒカル」

⑥ 「悪魔の子・ヒグチアイ」

とあった。曲目は入れ替わっているけど、歌舞伎町ライブと同じような印象。

今回は、全曲カバーで、2番目と最後の曲が初めて歌った曲だろうか。「TOKYO」と「紡ぐ」は、よく歌ってくれる曲だ。全体的に今回はチャレンジングな歌唱が多かったように思う。僕のとこまでは届かなかったけど、最前列では生声を直接聴くことができたらしい。これはサイレント・ライブの副産物。

大きなヘッドフォンに生音声。録音スタジオで聴いているみたい。

Oz.

すーちゃんは、同じ曲の同じ音域でも、地声の時と裏声を使う時がある。考えて使い分けているなと思わせるときと、行き当たりばったりに思えるときがあって面白い。地声の比率が高いと調子が良いのかなって勝手に思っている。

いずれの声でも、すーちゃんの歌には「圧」がある。声量(声の大きさ)とは違う、声圧(声の重さ)みたいなものだ。圧の中に情があり、艶がある。よく「天使の歌声」と云われるけど、その形容に違和感を感じているファンも多いんじゃないか。少なくとも、僕には天使の声には聴こえない。

悪魔の子

6曲目が終わって、時間のことを聞いた。まだ3、4分はあるし、インターバルを15分とっているから大丈夫なはず。「では、次が最後の曲です。」と云う言葉を期待していたが、あっさりと終えてしまった。歌いたくないのでなく、時間をきっちり守ろうとする、妙な律儀さが「すーちゃん」の人柄でもある。あそこで皆が「え~!」って云ったところで「じゃあ、もう1曲」とは絶対ならない。MCをほとんど挟まなかったのも、限られた時間でたくさん歌おうとする気持ちの表れだったのだろう。

帰りの新幹線があるので、僕もここまで。駅に近づくにつれて賑やかになって、駅前広場では、ガザ侵攻反対の集会が開かれていた。改札に向かう通路が狭い。池袋・新宿・渋谷の中で、渋谷は一番オジサンと無縁の街のはずだが、何か一番来ている気がする。北谷公園という良いところも知れたし、ライブハウス「eggman」でアコースティック・ライブを開催してくれたら嬉しいこと此上ない。

2023年11月24日金曜日

「KissHug」covered 丸山純奈 ~路上ライブでaiko.ちょうどええ~

11月4日に横須賀で開催された「ジャズロックフェスティバル・街なかROCKライブ」に丸山純奈さん(すーちゃん)が出演しました。これ、マジで僕、行こうと思ってたんですけど・・・ちょっと行動力が足りませんでした。

この日のセットリストは、オリジナル3曲を含めての7曲。すーちゃんにしては珍しく、バラード少なめで明るい曲が多かったのは、ROCKライブというイベントの主旨を意識してのことでしょうか。

で、このライブ動画の中で、僕が一番良いなと思ったのは、aiko.さんの「KissHug」であります。「KissHug」は2008年にリリースされた24枚目のシングルで「花より男子F」の挿入歌とありました。如何にもaiko.さんらしい楽曲っていうか、aiko.さんの曲はどれもaiko.さんですね。

お笑い芸人「二丁拳銃」のネタに「クイズ丁度いいもの]というのがあって、「ハリウッドスター来日、6年ぶり、ちょうどええ」とか「4人家族、お米4合半、ちょうどええ」などがあるんですけど、自分的にウケたのは「カラオケの1曲目、aiko、ちょうどええ」。確かに、aiko.さんの楽曲は、ほどほどに明るくって、ほどほどに歌唱力をアピールして、ほどほどに盛り上げるという意味で最適に思います。カラオケで、いきなり「僕が死のうと思ったのは」では、みんなドン引きしてしまいますでしょ。

この日は、京急線に遅延が発生していて、駅の構内には告知の放送がひっきりなしに入るという劣悪な録画環境だったそうですが、高音質に処理された動画はBGMに最適ですし、スマホで撮ってそのままアップしたのは、会場の雰囲気が良く出ています。

それで、今回セレクトさせて頂いたのは、こちらの動画。理由は、雑音が気にならず、音質も自然で「ちょうどええ」と思ったからです。

都市伝説にも「カラオケでaikoの曲歌ってる女子は、男性からウケる」ってのがありますが、この時のすーちゃんは、明るい雰囲気で、ニットの帽子もお似合いで、しかも歌っているのが「aiko.」ですから本当に可愛いく思います。

久しぶりに間違えましたね。スマホを見ながら歌うようになって歌詞間違えもなくなったと思っていたんですけど、気持ちが入ってスマホから目が離れたからでしょうか。ここ、正しくは、「突然、唇に触れた唇を(とつぜんく・ちびるに・ふれた・くちびるを)」で、言葉がフレーズをまたぐので、確かに歌い難そうです。


さて、すーちゃんは、過去の路上ライブでも「KissHug」を歌っています。動画の日付は6月27日となっていますが、横須賀と同一人物とは、とても思えません。

初めて路上ライブの動画を見たとき、その歌っている姿には複雑なものがありました。決して、ストリートライバーが落ちぶれていると云うんじゃないんです。帽子を深くかぶって、道端に座り込んで歌う姿に、何をやっているんだと思ったんです。正体を隠して、お忍びで歌っているようでいて、オリジナル曲でなく、昔歌った歌を歌っているわけで、見つかりたくないのか、見つけて欲しいのか分かりませんでした。

以前だったら、「そんなところで歌ってないで、ちゃんとライブをするべき」なんて云ってたかもしれませんけど、今は、再び歌い始めてくれたことへの嬉しさが一番。このライブを拾ってくれたYouTuberさんたちには感謝しかありません。


もう1つは、こちら。8月22日付けの動画です。路上ライブのことが知れてきて、ギャラリーも増えてきた頃ですね。「KissHug」のスローバラード・バージョンのようです。

(キーが)高かったのでワンコーラスでお終いって、ぶっつけ本番だったってこと?

歌えると思って入れたら思ってたのと違うってのは、典型的なカラオケあるあるですけど、出だしの音から戸惑ってます。路上ライブで唄う曲ってのは、ある程度は決めているんでしょうけど、聴衆のリクエストに応えたり、その場の様子で選んだりしているみたいですから、完全にカラオケ感覚。aiko.の楽曲がハマるのも納得です。

でも、やっぱり、バラードは良いですよね。これ、残念です。今度はキーを下げてでも歌い直して欲しいです。ピアノの生伴奏でゆっくり気持ちを込めて歌ってくれたら、泣いてしまうかもしれません。中学生シンガーの歌唱でオジサンが泣いていたらドン引きでしょうけど、今のすーちゃんだったら許してもらえるかもです。

3本とも雰囲気に違いがあって面白かったです。路上ライブに、aiko.・・・ちょうどええであります。

2023年11月21日火曜日

「僕が死のうと思ったのは」covered 丸山純奈

2023年11月16日、丸山純奈さん(すーちゃん)の何回目かの路上ライブが、新宿駅西口であったようです。ブログの更新は滞っておりますが、路上ライブ系YouTuberの方々のおかげで、チェックだけはちゃんとしております。

事前に告知されていたこともあって多くの人が集まり、始まる前から警察の解散要請が出ていたと聞きました。場所を変えたりしながら、2曲だけ歌ってお終いになったそうです。路上ライブもそろそろ限界じゃないのかなぁ。警察から事務所に苦情とかいってそうだし。

で、その時の1曲目に歌ったのが、中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」。いつ中止になってもおかしくない情況で1曲目に歌ったってことは、これが一番歌いたかったんだと思う。すーちゃんは、昔から中島美嘉さんの曲をよく歌ってましたけど、この曲は、中学生には歌えないですね。

今回貼り付けさせていただいたのは、Music Collectionさんの動画。歌詞付きなのでセレクトいたしました。オジサンになると、聞えてはいるんだけど、なに云ってるか分からなくなってくるんで、字幕は大切です。

全然、中島美嘉っぽくないなぁ、どこかで聴いたことあるなぁって思ったらamazarashi(秋田ひろむ氏)の楽曲だったんですね。改めて聴いてみるとamazarashiそのもの。と云うわけで、こちらが御本家。            


さすがですね。本家に優るもの無し。電灯を消した部屋で、聴きながら泣いてる奴とか居そうな感じ。僕は、もう歌を聴いて泣くこともなくなってしまいましたが、秋田氏の楽曲は、ほどほどに抽象的で、一つ一つの言葉が心に響いてきます。

「絶望していたけど、君に出会えて希望が出てきた。」みたいなオチでしょうか。死にたいなんて負のオーラが出ている奴に、素敵な彼女なんてできるわけないって一瞬思ったんですけど、ここの「あなた」は、必ずしもカノジョではないんですよね。むかし、人生に絶望していたけど「あやや」に救われた、みたいな話を聞いたことがありますけど、人に希望を与えてくれるものって、アイドルであったり、楽曲であったりするわけです。

折角ですから、中島さんのテイクも貼り付けさせていただきましょう。見つけたのは、ファースト・テイクのやつです。

これも、儚く激しく切ないですね。途中、怒っているのかと思いましたよ。

三者三様でありますが、すーちゃんが一番平凡に歌っています。絶唱しても怒鳴ることなく、地声で張り上げてもどこまでも優しく。ようやく、僕の知っているすーちゃんが戻って来てくれました。

路上ライブを始めたばかりの頃は、どことなくおっかなびっくりで、自信もなさげに聞えたんですけど、ようやく潤滑油がまわってきたようです。ファンの方々は、大人になって歌がさらに上手くなったって云いますけど、歌唱力って云うのは、人前で歌い続けることで向上するモノ。だから、動き始めたこれからに期待しています。

二十歳になって最初のライブに「僕が死のうと思ったのは」を選曲したってのは、意味のあることだと思うし、この曲に登場する「あなた」のような、そんな歌手になってくれたら良いなと考えた次第です。

2023年10月1日日曜日

「みんな空の下」covered 丸山純奈

丸山純奈さん(すーちゃん)の活動が再開したようだ。今年の春頃から、吉祥寺や新宿で(覆面?)路上ライブをしていたのは聞いていたが、今回は、事務所のホームページにライブの告知がちゃぁんと出ていたので、正式に再始動したと考えて良いだろう。


東京(新宿)には、路上ライブを専門とするYouTuberさんがいて、動画をアップしてくれている。便利な世の中になったものである。SNSがなければ、すーちゃんが活動を再開したことなど、僕は知る由もなかっただろう。


撮り手としては動画が回れば小遣い稼ぎにはなるだろうし、歌い手としても世に知らしめてもらえる。とは云え、さすがに事務所的にはNGだったようで、「オリジナル曲は歌わない」「名前を出さない」ということで活動していたらしい。事務所が寛大だったってことだろうか。

何だかんだ云っても、すーちゃんには知名度がある。再生数が稼げる素材と分かれば、いろいろな撮り手がアップするようになる。ライブの回数を重ねるごとに動画の数も増えてきた。面白いのは、同じライブなのに撮り手によって音質が全く異なることだ。何か補正でもかけているのだろうか。まあ、視聴させていただけるだけで良しとしよう。

というわけで、今回貼り付けたのは、こちらの動画。音質の良さでセレクトさせていただいた。後ろに見えるプラカードが歌舞伎町ならでわで面白い。

「みんな空の下/絢香 cover 丸山純奈|Kabukicho Music Live vol.9 2023.9.30」

「みんな空の下」と云えば、こんな動画もある。すーちゃんが中学2年生(13才)のときの歌唱だ。怖いもの知らずで、裏声に逃げることもなく、何でもかんでも声を張り上げて歌っていた頃である。

路上ライブの動画を聴いたときは、昔と同じような歌ばかりだったから変化を感じられなかったけど、比べて聴くとやっぱり違うんだなと思う。

POLUを解散してからの4年半、特にウダガワガールズコレクションをドタキャンしてからの1年と8ヶ月間に何が起こっていたのか、僕は知らない。歌唱がどのくらい進化したのかも、正直分からない。でも、彼女は、三度歌い始めた。ライブ終盤での、改めての自己紹介は感動モノだった。格好良すぎる。他に何を望むことがあろう。

今僕の記憶が正しければ、すーちゃんは、もうすぐ二十歳になるはずだ。大人になった丸山純奈さんは、どんな歌を聴かせてくれるのだろうか。

2023年3月19日日曜日

松本零士「男おいどん」「戦場まんがシリーズ」「ワダチ」

漫画家「松本零士」先生が逝去されました。訃報がマスコミ各社によって報道されたとき、氏の代表作として紹介されていた作品が「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」でした。

宇宙戦艦ヤマトは、僕が最も影響を受けたアニメですし、銀河鉄道についてはそれほどの思い入れはありませんが、氏の代表作とすることに異論はありません。ただ、ヤマトについて云えば、松本零士氏は、宇宙戦艦ヤマトのキャラクターデザインを担当しましたが、ヤマトの原作者ではありませんし、企画の中心人物でもありません。ヤマトの各キャラクターは確かに松本零士作ですが、物語の構成は全然松本零士っぽく無いですよね。

とは云っても、キャラクターあってのアニメーションですから、「ヤマト=松本零士」というイメージが、これからも残っていくのでしょう。それにしても、宇宙戦艦ヤマトって格好良すぎです。まあ、元になった旧帝国海軍の戦艦大和が理想的な船型だったってこともありますし、それに宇宙船としてのアレンジが程好くされていて、子どもだった僕は、一目で虜になってしまいました。

で、ヤマトは横に置いといて、僕が、松本作品の中で印象に残っている作品をあげるならば、「男おいどん」と「戦場まんがシリーズ」でしょうか。あと「ワダチ」も喜んで読んでました。

「ワダチ」は、世間的に無名ですし、それほど高い評価を受ける作品では無いかもしれませんが、日本中の建物を取り壊して瀬戸内海を埋め立てるとか、奇想天外なストーリーに、子どもだった僕は惹き付けられました。松本先品は、出てくるキャラクターが全部同じなので、いろんな話が記憶の中でこんがらがっていますが、印象に残っている場面は、新国連軍の攻撃から移民宇宙船を守るために、老い先短い老人たちが盾となって、対戦車ミサイルをぶっ放しているところとか、移民した「大地球」の木が意思を持ち歩き回っているとこでしょうか。終末思想にエヴァンゲリオンっぽさを感じるのは、僕だけでしょうか。そういえば、「浦沢直樹」氏も「ワダチ」に衝撃を受けたとネット記事にありました。僕は、浦沢氏と、ほぼ同世代ですので、その気持ちよく分かります。

「男おいどん」は、「週刊少年マガジン」で1971年から2年間にわたって連載された「四畳半漫画」です。僕は、この漫画で、この世に「ラーメンライス」なる食べ物があることも知りました。親にせがんでマネしたような記憶があります。さすがに「玉子酒」はマネしませんでしたけど・・・。

この作品は、氏と氏の下宿仲間たちの実体験を描いた作品とされていて、作者の人生観が、台詞の1つ1つに表れています。今思うと、若干、説教臭い感もありますが、子どもだった僕には、その一言一言が心に響いたものです。

そんな漫画を喜んで読んでいた僕も、やがて学生になり下宿生活を送ることになりました。「おいどん」とは違って、田舎の学生ではありましたが、農家の納屋を改造した全6部屋の間借りで、風呂無し、流し・トイレ・玄関共同の生活を送っていました。家賃は8000円。僕は、仕送りもそれなりにもらっていたので、極貧な生活というわけではありませんでしたが、それでもテレビはなくって、ラジカセが唯一の情報源。布団は万年床で、冬はコタツで寝ていました。一週間分の洗濯物をボストンバックに詰めて、歩いて15分のところにある銭湯に通ってました。もう少し近いところにも2軒ほど銭湯があったんですけど、そこが一番広くて気持ち良かったんですよね。気になって調べてみたら、今もちゃんと営業していてびっくり、市内で残っている唯一の銭湯とありました。

僕にとって、これぞ松本作品と云えるのは「戦場まんがシリーズ」でしょう。バッグナンバーを床屋や歯医者の待合室で断片的に読んだだけですので、未読の話もかなりあるかと思います。以前、このブログにも投稿した「亡霊戦士」とか「成層圏に鳴くセミ」の記憶があるので、第4巻「わが青春のアルカディア」は、読んでいたようです。

零士氏の父親は、旧帝国陸軍の佐官で、軍用パイロットの草分け的存在だったそうです。戦時中は飛行学校の教官を務めていたともありました。戦後は、自衛官への誘いを頑なに拒み、炭焼きや野菜の行商を生業とし、かなり貧しい生活を送っていたそうで、その生き様は、松本零士氏の戦争漫画に大きな影響を与えたと云われています。

この物語で登場するのは、敗色濃厚な日本軍やドイツ軍の兵士です。敵味方を善悪で分けることなく、戦場における男の戦いを、両軍の立場から描いています。その作風は、決して戦争賛美ではなく、かと云って反戦漫画でもなく、戦争をロマンにしていると云えばそうかもしれませんが、理系目線で第二次世界大戦を描いた物語は、軍事ヲタク少年であった僕には、とにかく格好良く思えました。

松本零士氏の作品の中で、最も再読したいと思ったのが「戦場まんがシリーズ」です。

2023年2月4日土曜日

炭焼きレストラン「さわやか」を語る(その6) ~至極のパフェが遂に900円超え~

炭焼きレストラン「さわやか」が相変わらず繁盛しています。特に、首都圏に近い県東部の店舗の混み具合が半端ないようです。平日は、それほどでもありませんが、成人の日の三連休なんて、どの店舗も5時間待ちとかになっていました。

「さわやか」は、炭焼きレストランと名乗っている通り、肉は炭火で焼いています。随分前になりますけど、開店前のキッチンをちょっとだけ見せてもらう機会がありました。炭火なんて云っても下からガスで煽っているんじゃないの、なんて思ってたんですけど、本当に炭火だけで焼いてました。そういえば、この上に油をこぼして、火事になった店舗がありましたね。

「さわやか」は、土日になると約900人のお客が来店するそうです。週末の「さわやか」は、午前11時の開店から午後11時の閉店まで常に満席ですから、900人という数は1店舗当りが対応できるお客さんのマックスになります。つまり、さわやかは、定員900人の来店予約制ファミレスであります。これを、7名のキッチンスタッフと10人のフロアー係でまわしているそうです。店長さんもアルバイトさんも「さわやか」で働くことに誇りを持っているのが分かります。どんなに混できても決してパニクりません。こういうところはテーマパークのクルーと似ています。

1月4日には、御殿場アウトレット店の整理券が、フリマサイトに出されていたそうで、ネットニュースになっておりました。何時間も並ぶなんて馬鹿馬鹿しいみたいなコメントもありますが、アウトレット店の待ち時間はネタみたいなものですから、皆さん「400分待ち」みたいな整理券をゲットして面白がっているわけです。念のため話しておくと、さわやかは整理券方式ですから、5時間待ちと云っても店の前に並ぶ必要などなく、番号が近づいてメールで呼ばれるまでは何処で何をしていても構わないわけであります。よく、行列必至なんて書き込みがありますけど、さわやかの店舗前に行列なんてありません。2時間待ちなのであきらめましたなんて書き込みもありましたが、できることならば2時間前に整理券を取っておくことをおすすめしますね。

地元民だったら、食事したい時間を逆算して整理券を取りに云って、家に帰って出直しますし、観光客の皆さんは、待ち時間の計画を立てておくことをお勧めします。アウトレットならばいくらでも時間はつぶせますし、チョット足を伸ばして箱根方面で遊ぶこともできます。さわやかの待合室には、周辺の観光施設のパンフレットなども置いてあります。駐車場には、ちゃっかりとタリーズの看板も出ています。こう云うのを経済波及効果というのでしょう。コメダ珈琲も近くにありますが、コメダは食事に差し支えますのでやめておきましょう。

そんな「さわやか」も3月からは、いよいよ値上げをするそうです。全品10%程度とのことですが、このご時世では致し方ありません。

さて、さわやかは、年5回、季節毎にパフェメニューを変えるですが、冬の「三ヶ日みかんパフェ」が終了する前に行ってきました。僕は、さわやかで一番のメニューは、あの生焼けハンバーグではなく、パフェだと信じております。ネットでも「この程度のハンバーグならば他でも食べられる」なんて書き込みがありますけど、確かにそうです。けど、パフェは特別です。税込み800円未満で、このクオリティーのパフェを出してくる飲食店を僕は知りません。でも、注文する人、全然いないんですよね。僕が行った時間帯で三ヶ日みかんパフェを食べていたのは、僕だけだったみたいです。勿体ない話です。

ファミレスのパフェといっても、缶詰の蜜柑なんかじゃなくって、生の蜜柑を丸ごと一個使ったパフェですから侮れません。三ヶ日みかんと云っても、ピンからキリまでありますが、さわやかの蜜柑は、今シーズン食べた蜜柑の中で一番美味しかったです。まあ、生クリームが付いていましたけど。

「季節のフルーツパフェ」は、今は苺に変わっております。今年も静岡県産完熟大粒「紅ほっぺ」7粒使用の苺パフェです。昨年は、確か丸ごと使っていたはずですが、今年のパフェは、スライスしてあるようです。これで、税込み935円ですから、食べるしかありません。

って、ここまで書いてきて思ったんですけど、昨シーズンの苺パフェは、800円以下だったような・・・。3月を待たずに、デザートメニューは先行値上げってことなのかなぁ。まさか、ここからさらに10%アップってことは無いですよね・・・。

まあ、苺のパフェは、他のファミレスでも美味しそうなのがありますから、無理に注文しなくてもという方には、「静岡抹茶プリン」をお勧めいたします。抹茶スイーツは地味な存在でありますが、クオリティーは「京都辻利」レベルと云っても過言ではありません。レギュラーメニューにして頂きたいです。苺チーズケーキと抹茶プリンを両方注文しても900円以下ですから、これは悩みます。

・・・決めました、次回のさわやかでは、苺チーズケーキのお皿に抹茶プリンものせて写真を撮りましょう。