2024年5月11日土曜日

「桜色舞うころ」「ORION」covered 丸山純奈 ~すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしの話~

新年度が始まり、海老名、高崎、水戸での路上ライブと丸山純奈さん(すーちゃん)の活動も活発になってきました。カオスな新宿駅周辺と違って、この3カ所は路上パフォーマンス公認か黙認エリアのようであります。なかなかの集客力で、地方都市での路上ライブとしては、異例のギャラリーさんが集まっていたようです。僕は、いずれのライブも参戦していないのですが、すーちゃんのファンや路上ライブ系YouTuberさんのおかげで、ありがたく動画を視聴させて頂いております。

撮影の様子もSNSに投稿されておりましたが、まるで駅のホーム端に群がる撮り鉄さんか、富士吉田のコンビニ富士山みたいです。僕も「POLU」のライブにカメラを持ち込んだことがありましたけど、結局は上手くは撮れないし、ライブに集中した方が良かったなぁと後悔したものです。中には、投稿が目的の方もいるかもしれませんけど、お小遣いが稼げるほど回っているんでしょうかね。

で、今回貼り付けさせていただくのは、 Music Collection(Mコレ)さんが投稿された、中島美嘉の「桜色舞うころ」であります。ちょうど桜のシーズンでしたから選曲したのかと思いますが、素晴らしいデキで久しぶりに感動させて頂きました。

バラード歌手「丸山純奈」の真骨頂と云って良いでしょう。このテイクなら、何処へ出しても、誰に紹介しても恥ずかしくないと思います。

海老名のライブは、お隣が随分賑やかだったようで、人間の聴覚にはノイズキャンセリング機能がありますから、生で聴いているときは、さほど気にならないのかもしれませんが、動画で視聴すると歌に集中できません。(音に遠近感がないからかなぁ。)ライブ音源を補正修正することには賛否あるようですが、こういう時には助かります。

すーちゃんは、中学生の頃と比べて、力強さがなくなったんじゃないかとか、音域が狭くなったんじゃないかとか云われてますけど、聴き手に伝える術というのは、確実に向上していますし、それらがドハマリしたのがこの歌唱ではないでしょうか。僕は、この歌を聴きながら、「松浦亜弥」さんの「想いあふれて」を思い浮べてしまいました。まあ、歌詞の中に「想いあふれて」って言葉があっただけのことかも知れませんけど。

もう1つ、Tokyo Street Live 4K (ストラブ4K)さんの動画も貼り付けさせて頂きましょう。ブレス音が多少気になりますが、エコーが控えめで、自然な感じに聴こえます。


すーちゃんは、自分がよくカバーするアーティストさんには「大好きな」宇多田ヒカルさんとか、「尊敬する」アンジェラ・アキさんのように枕詞を付けるのですが、中学生の頃から歌っているのに、中島美嘉さんには枕詞が付きません。とくにファンじゃないのかなぁ。歌唱スタイルが全く異なるので、カバーにありがちな、元歌に引きずられるということがありませんし、声域が合っているんでしょうか、安心して聴くことができます。路上ライブでの「僕が死のうと思ったのは」「一番綺麗なわたしを」「雪の華」など、どのカバーにもハズレがありません。

次は、「ORION」であります。投稿主の「DOOR」さんは、すーちゃんの路上ライブを初期の頃から投稿されていた方です。動画の説明欄に2023年6月29日とありましたから、最初の頃の新宿テイクだと思います。って、その日って活動していましたっけ? 

で、その前に、13才の時の歌唱を貼り付けますね。すーちゃんはね、昔から「歌は」上手だったんですよ。


はい、全球ストレート勝負みたいな歌唱でしたね。

そして、こちらが、19才のすーちゃんです。新宿の路上に座り込んで歌っています。いつの日か、この時の心境というか、心情を語って欲しいなって思っています。

これは、最近投稿された動画ですけど、いやぁビックリしました。新宿で「ORION」歌ってたんですね。投稿主さんには感謝です。

僕は、中学生シンガーだったすーちゃんの歌唱を聴いたとき、この子が成長していく様をリアルタイムで見守っていくことが最大の楽しみだったんですよ。まあ、空白の4年間を挟むことになって、その願いは、敵わなかったんですけど、今回投稿された2つのテイクを聴き比べて、この4年間に何があったが感じ取れるかと思って・・・詮無い話をしてしまいました。

やはり、すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしであります。

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