2024年5月28日火曜日

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」「いのちの名前」covered by丸山純奈 ~千葉中央公園・宇都宮駅西口~

丸山純奈さん(すーちゃん)の関東巡業も、残すところ埼玉県のみとなりました。

路上ライブのセットリストは、初出の曲を1つと、最近歌い始めた曲と、昔から歌ってる曲で数曲、オリジナルの「この街」で合わせて6、7曲って感じで固定されつつあるようです。

オリジナル曲については、「この街」ばっかりですねぇ。僕的には、「雨音」なども聴きたいところですが、この曲でデビューするつもりなのかなぁ。だとしたら、高校生の時にデビューしてしまえば良かったのにって思ってしまいます。

さて、今回も、最近のライブで気になった曲を取り上げていきますね。まず1曲目は、千葉で披露してくれた「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」であります。この曲、聴いたことはあるんだけど、思い出せなかったんですよね。で、YouTubeでオリジナル(CHARAさん)のMVを見たら思い出しました。雰囲気があまりにも違うので繋がりませんでしたよ。

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、作詞・作曲「岩井俊二」「CHARA」「小林武史」、1996年に映画「スワロウテイル」主題歌として発売されたとありました。主演の「CHARA」さんが、劇中の架空バンド「YEN TOWN BAND」のボーカルとして歌っていたんですね。

映画の方は、当時だいぶ話題になったようですけど、あの頃の僕は、映画を見に行く余裕など全く無かった時期ですし、あったとしても絶対見ないジャンルの作品でしたから、この映画のことは全く知りませんでした。

近未来の(架空の)日本が舞台。「円」が世界で1番強い通貨で、その「円」を目当てにアジアからの移民で溢れている世界だそうです。バブルですよねぇ。30年後の日本が、円安に喘ぎ、政府が為替介入し、若者がオーストラリアに出稼ぎに行く国になるなんて、誰も想像してませんでしたよね。まあ、映画は架空の話ですから、話が面白ければ、現実がどうあれ関係ないことではあります。

楽曲としての「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、(映画と切り離されても)現在も歌い継がれる名曲となっております。僕のように、映画のことは知らなくても、この曲は知っているという人は多いんじゃないでしょうか。サビがとにかくキャッチーですので、いつまでも頭の中でリピートしていましたよ。

では、「CHARA」さんと「すーちゃん」のテイクを2曲続けてどうぞ。


動画のアップ主の「Daily life in japan」さんは、すーちゃんの路上ライブを多く撮影されている方です。縦画面ですからスマホの手持ち撮影かと思うのですが、音質が素敵ですので時々視聴させて頂いております。

それにしても、何でこの歌を唄おうと思ったのか、それが知りたいです。普通、ライブでは曲への想いとか語るじゃないですか。でも、すーちゃんは、曲名すら云いませんからね。誰かのカバーに影響されたんでしょうか。それとも、ネットか何かで映画を観たんでしょうか。

歌唱については、静かな感じで入って、サビも無事に歌い切ったってところでしょうか。安心して聴くことができました。これから歌い込んでいけば、すーちゃんなりのアジが、もっと出てくるように思います。でも、聴き心地が良いので、何度もリピートしてしまいましたよ。カバー曲の中では、Best10に入るデキに思います。


もう1曲は、木村弓さんの「いのちの名前」であります。これは僕でも知っていました。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲ですね。映画館でもテレビでも観ました。ウィキペディアによると、「いつも何度でも」が主題歌、「いのちの名前」がテーマソングという扱いになるそうです。作詞は「覚 和歌子」さん、作曲が「久石 譲」氏とありました。

オリジナルは「木村 弓」さんなんですけど、YouTubeに「幾田りら」さんのテイクがありましたので聴かせていただきましょう。

人間らしく唄っている「幾田りら」さんです。以前も書かせて頂きましたが、幾田さんの歌唱って性格と育ちの良さを感じるんですよね。それから、聴き手に寄り添うような優しい歌声が魅力に思います。

「YOASOBI」のボーカルとして大ブレイクした「幾田りら」さんですが、「YOASOBI」のボーカルって、ボーカロイドで十分に思えるんですよね。寧ろ、幾田さんがボーカロイドに寄せちゃってるって云うか・・・大成功した幾田さんですけど、これって彼女が本当にやりたいこと・・・ですよね。大きなお世話でした。

では、すーちゃんのテイクを貼り付けさせていただきます。まだ速報版の動画が多いんですけど、単独のテイクというと、こちらになりますでしょうか。

頑張ってますよね。ただ、頑張り過ぎちゃうと一本調子になりますし、張り上げた地声と裏声との使い分けが難しくなってしまいます。本当はね、語りかけるように優しく歌って欲しかったんだけど、路上だと致し方ないのかなぁ。こちらは、カバー曲の中でBest30(?)に入るデキかなぁ。


今回も勝手なことばかり書いてしまいましたけど、ライブの度に新しい曲を披露するというのって大変なことだと思うし、チャレンジするってことは、歌への情熱が確かってことですから、嬉しい限りです。正式にデビューする日を気長に待つことにいたしましょうか。

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