発表が2月7日とありましたから、1ヶ月以上前のことなんですが、つい最近知りました。このようなブログを立ち上げている自分とすればお恥ずかしいことなんですが、言い訳をさせてもらえば、それが現在のモーニング娘の世間からの注目度とも云えます。
鞘師さんに続いて、ズッキまでということで、モーニング娘で僕の知っているメンバーは、とうとう、「小田さくら」ちゃんだけになってしましいました。
この動画、鈴木香音さんで合ってますよね。
福祉に関わる仕事をしたいそうです。人の役に立ちたいそうです。あの、仕事がキツくて、低収入で、若者から敬遠されて慢性的に人手不足に悩んでいる福祉関係のお仕事が、モーニング娘より良いそうです。
でも、本人が決めたことならば、仕方ありません。福祉の勉強をしたいというのが、引退の理由の全てであれば、この件はこれでオシマイなんですが、記事を読んでいて気になることがあったものですから。
ズッキといえば、何と云っても、あのポッチャリ体型でした。っていうか、そればっかりでした。正直云って、僕が彼女に関心を持ったのもそこからです。面白半分は否定できません。もちろん歌唱力云々とか、ダンスがどうとかありましたけど、それだって、あの体型にしては、という言葉がついてまわっていたと思います。
でも、そうやって名前を覚えてもらって、活動の場を確保していくっていうのが、タレントという仕事だと思ってました。一時はポッチャリ系タレントとして、開き直ったかのような云われ方をされてましたけど、本当のところ、心は折れていたんでしょうか。
体型を理由に選抜メンバーから外され、ダイエットに成功すればセンターに抜擢される。分かりやすいと云えば分かりやすいし、公正公平だと思います。タレントが体型を自己管理するというのは、基本中の基本です。でも、これでは、リバウンドすれば外されるという強迫観念と闘い続けなくてはなりません。17才の女の子がです。
ズッキは、昨年ダイエットを敢行し二ヶ月で9kg、あるいは12kg痩せ、その後、猛烈にリバウンドしたそうです。思春期の女の子の急激な体重の増減は危険です。これが、精神の方にいっちゃったら、あのカレン・カーペンターの二の舞になりかねません。
ズッキは、海外では、人気が高かったそうです。アメリカ人にとっては、ポッチャリも数ある個性の1つであり、魅力の1つにもなり得るということなんでしょう。
いいえ、ズッキは、日本でだって人気者だったと思います。一推しでは無いにせよ、応援していたファンは少なからずいたはずです。センターをとれなくたって、最後列で踊っていたって、彼女をちゃんと見ていたファンがいたはずです。僕は、ズッキみたいなメンバーが存在することが、モーニング娘の強みだと思っていました。
デビュー当時、つんく♂氏は、彼女を「強力な人懐っこさが武器」「元気が有り余ってこぼれている」と評したそうです。その彼女を、デビューしてわずか5年、17才でモーニング娘を去らざるをえないところまで、追い込んだのは、一体何だったのでしょうか。
春ツアーの主役は、ズッキになるでしょうけど、でも、痩せたとか太ったとか、また言われるんでしょうね。
まあ、余計なことだと思います。ズッキは、福祉の勉強がしたくてモーニング娘をやめる。それが全てであって欲しいと願うばかりです。
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