危なかったです。以前もオートチューンがかけられた歌を、ボーカロイドが歌っていると間違えたことがありましたからね。
オートチューンは、「音程の不安定な歌声を半音ずつ最も近い完全な音高に補正するもの」とありました。この補正を強くかけると独特のカエル声になることが知られていて、逆に、これをエフェクトとして使おうって考えた奴がいたみたいです。で、これが結構面白いということで、最近では、音程補正だけでなく、エフェクターとして使われることも多いとありました。
ただ、「ケロケロボイス」にするには、テクニックが必要のようで、ボーカロイドなどは、決して音程を外しませんから、ワザとピッチをズラして歌わせるか、一度、音程補正でズラしてから再補正をかけるなどのプロセスが必要とありました。
では、椎名林檎さんの「長く短い祭」です。
さすが椎名林檎さん、なかなかの楽曲と意味深なPVです。まあ、PVの解釈については、いろんな方が行っているので、そちらのサイトにお任せするとしましょう。
いろいろと前衛的な挑戦をしてきた椎名林檎さんですが、歌声にエフェクタをかけたことは、あまりなかったそうです。今までも、かけてるっぽい歌声があったように思いましたが、あれは生だったということでしょうか。
さて、オートチューンと云えば、やはりPerfumeですよね。ヘリウムガス吸ってPerfume歌う、というネタがあるそうですけど、良い子は決して真似をしないでください。アイドルの声にオートチューンをかけるというのは、当時は、画期的というか、そんなことダメでしょ、なことだったそうです。では「ポリリズム」、貼り付けさせていただきます。
この楽曲は、「ポリループ」とも云われるリズム打ちが特徴ですね。間奏部分のCDの針飛びみたいなところがそうですけど、これはこれで1ネタ作れそうですw。
初音ミクのオートチューンといえば、livetune Kz氏です。初音ミクの場合は、氏があまりにもビッグですから、他のボカロPがオートチューンを使うと、ファンからパクり扱いされちゃうらしくって、氏以外で使っている人は少ないと聞きました。
ボーカロイドは、決して音程を外しませんから、オートチューンをかけるのは、勿論エフェクトとしてです。オートチューンをかけることにより、いい具合に歪んでボーカロイドの不自然さが消えた独特の声になるとありましたが、僕は、その独特の声の、つまり加工された完璧な音程の不自然さの方が、ボーカロイドの不自然さより問題だと思いますけどね。まあ、人間だろうが機械だろうが、なんでもかんでもオートチューンかければイイってもんじゃないということです。
要は、人間はオートチューンをかけることによって人間らしさを消し、ボーカロイドはオートチューンをかけてボーカロイドぽさを消すと,両方から近づき合って、似たようなものになるということのようです。まあ、オートチューンが人間とボーカロイドの垣根をなくしたとも云えますけど、僕が、以前、Perfumeの記事を書いたときに、ボーカロイドの歌声と間違えちゃった理由もここにあるわけですw。
では、livetuneの作品を貼り付けさせていただきますね。初音ミクにオートチューンをかけるとこんな感じです。椎名林檎さんのテイクと比べていかがでしょうか。
スミマセン、間違える方がどうにかしてましたねw
今回は、椎名林檎さんの記事ですので、せっかくですから、がんばれニッポンの想いを込めて、林檎さんのテイクを最後に貼り付けさせていただいて、お終いにいたします。
オートチューンかけてません・・・よねw
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