2015年9月21日月曜日

KAN「結婚しない二人」feat.松浦亜弥

 先日、KAN氏について、大変失礼なもの云いをしてしまいましたので、遅まきながらフォローさせていただきますw

 「結婚しない二人」は、 1994年にリリースされたKAN氏の9枚目のアルバム「東雲」に収録されています。とは云っても、KAN氏の楽曲は、広く世間に知られているというわけではありませんし、ましてやアルバム収録曲ですから、松浦亜弥ファンにならなかったら、私など、決して知ることもなかった楽曲だと思います。
 こんな、大人のオシャレな楽曲が、全く知られていないというのも、勿体ない話なんですが、これも、KAN氏が、日頃世間から過小評価されているが故のこと、大変残念に思います。

 で、松浦亜弥さんがこの楽曲をカバーするに至った理由が『はてなでテレビの土踏まず』というサイトに投稿されていました。2009年、「想いあふれて」のアルバムがリリースされた直後の記事のようです。


 KAN氏の発言が箇条書きでまとめてありましたので、さらにそれを箇条書きにしました。

  ・昔の曲から、あややが歌う良い曲を出してくれと言われた。
 ・もっとインテリジェンスに富んだ歌があるでしょうとダメ出しされた。
 ・(やけになって)「結婚しない二人」など難しい歌をいっぱい出した。
 ・プロデューサーも松浦さんも、気に入って決定!!

 で、今度は、松浦亜弥さんの発言を箇条書きしたものを箇条書にしますと。

 ・「結婚しない二人」は、自分と重なるようで歌詞が気に入った。
 ・最後のフレーズ(できちゃった結婚)が好きで、自分もいつかそういうことになるかも。
 ・未来を想像しながら歌いました。

 だそうです。

 「結婚しない二人」のライブテイクは、いくつかあるんですが、今回は、2009年の「想いあふれて」からのテイクにしました。結婚秒読みの時期に歌っているのよりも、このくらいの頃のほうが、良い感じかなって思ったものですから。
 そう云えば、KAN氏とのコラボテイクも、この前までYouTubeにもあったはずなんですが・・・。


 楽曲が発表されたのは、1994年。バブルは崩壊していたものの、年収に深刻な影響が出てくるのは、もう少し先のことで、都会の若者の中には、まだまだ優雅な独身生活をおくっていた奴も多かった時代です。今から考えると、夢物語みたいなお話ですね。まあ、「できちゃった婚」だけは普通になりましたけどwww

 今回の記事をきっかけに、KAN氏のアルバム収録曲などを試聴してみましたが、結構、心に響く泣かせるような曲も多いんですよね。ただ、「愛は勝つ」の一発屋的イメージと、氏のおちゃらけたキャラクターが、どうも邪魔をしているように思うんですよ。

 いつのことになるか分かりませんけど、作詞曲:KAN、歌:松浦亜弥みたいなコンビでやってくれると面白いと思いました。同じアップフロントグループのタレントさんですから、楽曲を外注するより経費かからないし、堅実路線の事務所にとっても良い考えだと思うんですが。

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