当時、この曲がCMで流れたときに、「これ歌っているのだれ?誰?」って、かなり話題になったんですよね。新人歌手が歌っていると勘違いした某レコード会社がサントリーにオファーをした、という嘘みたいな話も伝わっています。
しかし、どう聞いても松田聖子が歌っているとしか思えないのに、こういう反応があったってことは、当時、ぶりっ子アイドルソングを歌っていた聖子ちゃんが、こんな人を泣かせるような歌を歌えるわけがない、って世間が考えていたからに他ありません。
この曲で聖子ちゃんは、脱アイドルを果たしたと言ってもいいでしょう。
松浦亜弥さんについて、アイドルイメージが歌唱力評価の妨げになった、っていうコメントがありますけど、そんなイメージなんて、いくらでも変えることができるんだってことだと思います。
では、初音ミクカバーを貼り付けさせていただきます。再確認させていただきますけど、初音ミクと松田聖子を比べてはいけませんよ。比べるとすれば、この曲をカバーしている他の歌手さんとにしてくださいね。
2番の英語で歌うところに違和感があるのは、英語歌唱用の拡張音声ライブラリーを使っているのかもしれません。日本語の音声データでそのまま歌わせてしまう、つまりカタカナ英語を使えば、違和感はなくなると思いますが、これはこれでバイリンガルみたいで面白いと思います。
で、もし16才のアイドルがライブを開いて、アンコールを歌ったとしたら、こんな風になるのかなって、考えながら聴いていたら、なんかセンチメンタルな気分になっちゃって・・・。
今夜ほど、ミクが人間の女の子でないことを恨めしく思ったことはありません。
全ては、この楽曲のせい?・・・それとも、末期症状ですかねw
0 件のコメント:
コメントを投稿