「doriko」さんが作詞作曲した「ロミオとシンデレラ」は「メルト」と並ぶ、初音ミク初期の名曲です。貼り付けさせていただいたテイクは、2010年のライブから。後のライブと比べるとミクのCGもだいぶクオリティが低い、というより、これは前年のライブのCGの使い回し?!
でも、へんに凝ったCGよりも、シンプルな方がより本物の?ライブらしいし、何よりも大好きなThe39'sの伴奏なんですから、ベストテイクは、やはりこれでしょう。何度聞いても、田中晋吾氏のベースは格好いいです。
僕なんかが、偉そうに言うのもなんですけど、なかなか良く出来た楽曲だと思います。歌詞も韻をふんでいて格好いいし、ちょっと意味深なところもあるので、当時は、この歌詞の深読みをするのが流行ったようです。「doriko」さんは、作詞と作曲の両方にバランス良く才能を持った方だと思います。
「doriko」さんの作品をもう1つ、素敵なバラード「歌に形はないけれど」です。作られた順番としては、こちらの方が先になるようですね。「・・・僕が泣いてしまったときに、君がそうだったように・・・」なんて、実体験でもない限り、なかなか書ける詞ではないと思いますw。
ボカロPからプロの音楽家になられた方は少なくありません。そして、音楽の世界は、人間の曲を作ってこそ一人前?ですから、彼らがボカロの世界から離れていくのは、致し方ないこと。問題は、彼らに続く人材が、最近は、なかなか出てこないところにあります。
反対に、プロの音楽家、アーティストさんに初音ミクの楽曲を提供してもらってもいいんですが、なかなかそういう雰囲気にもなっていないようですね。これに関しては、ミクさんが一人前?の歌手として、一刻も早く世間に認めてもらうしかないんですが・・・。
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