カバーでなくとも、演歌やフォークでは、男が女性目線の詞を歌うのって多いですよね。ところが逆ってあまりないように思います。女性が男の歌を歌うときのハンディって何でしょうか?女性が男言葉で歌うとなんとなく不自然なんですよね、不思議なものです。
ところが、初音ミクみたいに一線を越えてしまうと、オフコースや桑田佳祐、玉置浩二などのカバーも面白く聴くことができるので、これもまた不思議なことです。だって、人間で小田和正氏や玉置浩二氏をカバーして、サマになる人っています?しかも女性で。
オリジナル曲も、ボカロPさんは、ほとんどが男性ですから、メッセージ系の歌は男性目線が多いのですが、これらも、初音ミクは違和感なしに歌います。
このあたりが、人間と違うボーカロイドのもつ特性なのかもしれません。
で、我らが松浦亜弥さんですが、実にたくさんの男性ボーカルの歌をカバーしています。さだまさし、谷村新司、スキマスイッチ・・・。
例えば、「22歳」。この曲、女性目線の詞を男性の谷村新司さんが歌っているのですが、松浦さんが歌うと、「女性目線の詞を歌っている男性の歌を女性がカバーしている」となって、結局は、「女性の詞を女性が歌う」となります。だから、違和感がないのも当たり前なんですが、何となく新鮮な感じがして良いですよね。松浦さんのファンも谷村さんのファンも共に楽しめるのではないでしょうか。
2 件のコメント:
お邪魔します。
どこかで聞いたのですが、発生学的には男性は女性から派生した生き物で男性は元々女性らしいです。
ですから、元女性の男性は女性を出来るがその逆は難しいとのことです。
それを聞いて、男性の女装やオネエにキレイなものが多いけど(例外はありますが)、女性の男装などに違和感を感じるのに納得した次第です。
そんなことも関係あったりなかったりして、ね。
この「22歳」の歌詞は情緒があって大人な雰囲気ですよね。
全ての若者がそうとは言いませんが、当時の22歳と現在の22歳にギャップを感じてしまいます。
で、我らが松浦さんですが、この歌詞に負けない程充分な貫録風格があって素敵ですね。
(なぜかこのアカウントなんです。ふくちゃんでした。)
初コメント、ありがとうございますww。
なるほど、納得です。
確かに、女性が男性を演じるのは、難しいですよね。歌に関して言えば、僕は、松浦亜弥さんの他には、美空ひばりさんしか思い当たりません。褒めすぎましたかね。
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