貼り付けさせていただいた動画は、2010年 Zepp Tokyoから「Dear Cocoa Girls」。
この動画で注目したいのは、ベースの田中晋吾氏。田中氏はT-SQUAREのサポートベーシストも務めるミュージシャンです。
動画の方は、一言で云えば、ふざけた動画です。水着姿のCGに向かって、男たちが奇声を上げています。しかし、余計なことに気をとられることなく、あくまでもベースの演奏に集中してくださいw。
もう一つ。最初の20秒は無視してくださいww。
いかがでしたか、このテイクは、特別凄い演奏ではないのですが、アップテンポのアイドルソングを見事にサポートしていると思います。五弦ベースを巧みに操り、合間に挟む小技のアドリブ、余計なパフォーマンスをすることなく演奏に徹する姿勢、どんな楽曲にも対応できる、仕事を選ばぬ、正に職人です。
では、上手すぎるバックバンド「The39's」の演奏をもう1曲。同ライブから「Moon」です。
当然のことですが、初音ミクは、伴奏に合わせて歌いません。人間同士なら、お互いにフォローしあうこともできるでしょうが、このライブでは、伴奏者がミクに合わせるしかありません。そういうプレッシャーの中でこれだけ余裕のある演奏ができるのですから、黒田氏、田中氏らの個々のレベルがいかに高いかが、お分かりいただけると思います。彼ら「The39's」の演奏を聴くだけでも、十分お金を払う価値があると思います。
最後は、2014年MATSURI DA DIVAから「エンヴィ キャットウォーク」。完全にヲタクさんたちが置いてきぼりですねww。
初音ミクのバックバンドは、ライブごとに変わります。「The39's」は、セガが主催するライブのバックバンドです。現在のマジカルミライは、主催者が異なりますので、「The39's」が伴奏を担当することはありません。しかし、今年のマジカルミライは武道館公演、彼らを出せとは言いませんが、彼らに匹敵する一流のミュージシャンに担当してもらいたいものです。
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