2019年1月12日土曜日

炭焼きレストラン「さわやか」の韓国人YouTuberの食レポをレポする

大晦日の買い物の時に「さわやか」の前を通ったのですけど、お休みでした。このご時世に、レストラン「さわやか」は、大晦日と元旦の二日間を全店舗休業にしていたんですよね。昨年から営業時間を24時までから23時までに短縮したりと、従業員の休暇確保のためだそうですけど余裕ですね。

で、昨年の夏「今流行のレアハンバーグは、食中毒の危険があり、絶対食べてはいけない」というネットニュースが流れたことがありました。

レアハンバーグと云えば、炭焼きレストラン「さわやか」に来店する客の9割が注文するという看板メニューですからね。これでついに「さわやか」もお終いかと話題になりました。お店は相変わらずの盛況に見えますが、客足など、実際のところはどうなんでしょうか。

まあ、生の挽肉が危険なことは紛れもない事実ですし、O157とかに感染すれば命に関わりますからね。
「さわやか」のげんこつハンバーグで食中毒になれば本望、なんて云ってる、殉教者みたいなファンは別として、一般人としては気になるところです。

このニュースの後からでしょうか、げんこつハンバーグを注文すると「肉汁たっぷりに焼き上げますが宜しいでしょうか。」って聞かれるようになりました。今までは、「中身がレアの状態でお持ちしますが宜しいですね。」でした。レアという言葉を使いたくなかったのだと思いますけど、「レアで焼く」と「肉汁たっぷり」って同意語なんでしょうかね。そもそも、肉汁たっぷりがイヤですなんて答えることは有り得ないですから、生焼けハンバーグを強制的に食べさせられる感は、逆に強まったように思いますw

とは云っても、レアを気にする人もいますので、そういうときは、「よく焼きでお願いします。」と言えば良いみたいです。

先日、さわやかに行ったときに、隣の席の女性が「げんこつハンバーグのよく焼き」を注文されていました。いったいどこが違うのか、興味があったのでチラ見していたんですけど、通常は、席に運んでからハンバーグを半分に切って、鉄板の余熱で仕上げ焼きをするところを、厨房で半分に切って焼いた状態で持って来ました。つまり、最初から、平らなハンバーグが2枚になっているわけですね。これなら、確かに中まで火が通っていそうです。ただ、食べているときに「固い・・・」というツブヤキが聞こえてきましたから、よく焼いたハンバーグが食べたければ、ちゃんとメニューにある、「手づくりハンバーグ」を注文することをお勧めします。

さて、数ある「さわやか」の食レポ動画の中から、今回紹介させていただくのは、日本在住の韓国人YouTuber「留学生じん」さんの動画になります。留学生を名乗っていますが、在日10年だそうですから、正確には「元留学生じん」さんですね。逆風吹き荒れる日韓関係の中、開設から半年足らずで、チャンネル登録68,000という人気のYouTuberさんです。

ちゃんと具が入っている味噌汁とか、季節によってかわる付け合わせの野菜とか、目の付け所がさすがで、チャラい日本人YouTuberのリアクションだけの動画よりも見応えはあります。ただ、18分の長編動画なんで、お暇なときにどうぞです。
       

さすが、さわやかの店員さんですね。YouTuber慣れしちゃっています。

オニオンソースとデミグラスソースときざみわさびを注文しておきながら、何も付けないで半分以上食べてしまいましたよ。「水でふやかしたジャーキー」という表現は、韓国人の感性では褒め言葉なんだと信じましょう。

できれば、デザートも注文して欲しかったところですね。冬の間は、静岡抹茶デザートフェアで、濃い抹茶プリンがお勧め。京都祇園の辻利や、宇治の伊藤久右衛門に近いデザートが、本場の半額以下で食べられますから。

日本人というのは、外国からどう見られているのかを気にする国民だとよく言われます。確かに、批判されれば、たちどころに自己反省が始まるし、ヨイショされると、やっぱり日本は良い国なんだって、有頂天になる。彼の動画が人気なのは、そんな日本人の心理を巧みについているからかもしれません。

ただ、彼のコメントは、単に絶賛するだけではありませんし、皮肉ったり、外国人であるがための誤解などもあって、それが、視聴者に妙なツッコミどころを与えています。相手に隙を見せることによって、コメント欄が賑わってくるわけで、この辺を計算しているのだとしたら、たいした才能だと思います。
韓国人であるが故の、バッシング的な書き込みも見られますけど、親日家、知日家は味方につける方が得策。赤ん坊をあやしながら夫婦交代で食事をするなんて、子を持つ者なら誰しも経験してきたことで、ほのぼの感がありますし、誠実・公正であろうという態度にも好感が持てました。

で、レア・ハンバーグ問題ですけど、「さわやか」側の云い分としては、袋井市にある自社加工場において、表面を焼いてから無菌室でミンチにして成形し、各店舗の当日消費分をチルドで配送しているから問題ないそうで、それが、さわやかが静岡県限定(当日配送可能距離内)な理由にもなっている訳です。

実際のところは、店員さんが2つに切り分けて、鉄板の余熱で仕上げ焼きをするところがポイントでして、ソースがはね終わるのを待っている間に、それなりに火が通っていきますので、僕的には、生肉食べさせられている感覚は無いです。(色覚障害ですので、微妙な色具合が分からない、という幸せな部分もありますけど)
鉄板で仕上げ焼きをするときに、ふんわり感が無くなるからと云って、店員に押さえつけないように頼んでいるワイルドな奴がいるようですが、万が一殉職しても自己責任でお願いしたいものです。

動画を見ていたら、茎わさびでハンバーグを食べたくなりました。まもなく、イチゴの季節。イチゴパフェが始まりましたら、また行こうかと思います。

ちなみに、今年も1月29日は、社員研修のため、余裕の全店舗一斉休業だそうですから、遠方から来る方は要注意ですよ。

0 件のコメント: