僕は運動に関しては全くの音痴なんですけど、観るのは好きな方です。ただ、最近は野球もサッカーもあまり観なくなってしまって・・・、そんな中で、テレビ中継があると欠かさず見ているのが、バレーボールとフィギュアスケートです。(女子だけじゃありませんよ、ちゃんと男子も見ています。)
で、フィギュアスケートのファンのレベル(?)を表す尺度に、6種類あるジャンプをどれだけ見分けられるかというのがあります。それで云うと、僕は「アクセル」と「それ以外」って感じでしたから、超初級でしょうか。
さて、「紀平梨花」さんについては、昨年の全日本選手権の頃から知ってはいたのですが、今シーズンのスケートを見て、一発で虜になってしまいました。
何が良いかって、とにかくスケーティングが綺麗で、可愛らしい。最近の日本の女子フィギュア選手って、スケートに悲壮感を漂わせてる子ばかりだったんですけど、こんなに楽しそうに滑っている選手は久し振り、いえ初めてかもしれません。何度見ても飽きることがありません。それは、歌の上手い子の動画を何度も見てしまうのと同じ感覚でしょうか。
まあ、おじさんが女子フィギュアの動画を食い入るように見つめているのはマズい光景だとは思いますんで、家族に内緒でコッソリと・・・それはそれでアブナイですね。
とにかく凄い人気ですよね。国内外、YouTubeに上がってくる動画の数がハンパないです。その中から、ロシア語実況ヴァージョンを貼り付けさせていただきます。よく笑う解説の女の子は、あの「ラジオノア」ちゃんとのことです。
このガッツポーズで、瞬殺されたヲタクは多いと思います。
ロシア語は、全く分からないのですけど、絶賛しているであろうことは分かります。フィギュア大国であるロシア人に褒められると、なんだか凄く嬉しいです。
で、ネットには、このロシア語を翻訳してくれる方がちゃんといるんですよね。訳文を一部お借りしました。
(3Aの後で)
「GOE+2に見えます。」
「僕には+2.5に見えましたよ。」
「ww」
「技術的には女子の中で一番難しいプログラム」。
(演技終了後)
「ブラボー。ブラボー。」
「素晴らしい技術点に賞賛です。この選手を見てください。弱点を探そうとしても、ジャンプの高さ、回転数、全く非が見当たりません。スピンにはスピードがあって、ポジジョンも興味深い・・・。」
「彼女はリスクをとっている。スカートを穿いた羽生だ。落ち着きましょう、女子は始まったばかりです。」
「私はショック、ショックを受けました。何と云って良いのかすら分かりません。世界記録、更新するでしょうね。」
「これは確実に記録になるでしょう。この後、ザキトワが滑ります。今季、紀平の得点は、技術点でザキトワを抜いています。演技構成点では4,5点下回っていますが。」
「とても優雅で気迫のある演技。」
「これはドビッシーの『月光』という曲で、カロリーナ・コストナーがかつて演じました。モスクワでも愛されている曲です。素晴らしいプログラム。この音楽のもとに彼女も傑作です。とても心が籠もった演技。柔軟性のある振り付け、全てがしっかりとしていて最上級。」
「長い間記憶に残る選手になるでしょうね。まるで太陽を見ているかのように・・・。」
動画に寄せられたロシア語のコメントの中には、ザキトワさんに勝った紀平さんへのやっかみも多いようですけど、絶賛するコメントもたくさんあるらしいです。強力なライバルの出現を楽しんでいるかのようです。
ロシアには、4回転を軽々跳んで、技術点が90点を超えるようなジュニア選手がいますから、余裕の発言でしょうけど、フィギュアのことをよく知っているし、本当に好きなんだと思います。
一方、日本が大好きだと言ってくれてるザギトワさん。フリーでは互いに1ミスとなり、結果的に紀平さんが勝ちましたけど、このままで終わるとは思えません。愛犬マサルのためにも巻き返してくるでしょう。
かつて、浅田真央さんVSキム・ヨナさんの時には、スケートそっちのけでの罵り合いがありましたからね。今シーズンのフィギュア女子は、日本とロシアの一騎打ちの感じですけど、お互いにリスペクトし合って対戦を楽しみたいものです。
で、僕にとっての最大の難敵は、解説の荒川静香さんです。荒川さんは、ジャンプを跳ぶと瞬時に「トリプル・ループ」とか云っちゃうんですよ。
ちょっと、考えさせて!!!
すぐに答えを云わないで!!!
って、思います。世界選手権までに、もっともっと勉強して、静香さんより早くジャンプ名を云えるようになろうと思います。
・・・あっ、無実況放送を副音声で見ればいいのか。
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