Eテレドラマ「ハルカの光」第1話を視聴いたしました。映像の撮り方や画質が、ちょっと昔の映画っぽい印象。短編映画を観ているような気分になりました。1話で25分ですから、展開もサクサク進みますし、気軽に視聴することができます。録画で2回、オンデマンドで2回も見ましたよ。
物語の舞台となる、名作照明の店「eclat」のオーナーは、カウンター越しのマスターがハマリ役の「古舘寛治」さん。チョッキが似合いすぎです。「黒島結菜」さんは、そこで働く照明ヲタクという設定でした。1話ごとにゲスト出演者と名作照明が登場するオムニバス形式のドラマですけど、使いたい照明が先に決まっていて、それに合わせてストーリーを構築したんでしょうね。
照明やインテリアに詳しい方だと、ツッコみたくなるような場面もあるのかもしれませんけど、僕みたいな素人には、勉強になるシーンも多かったです。ノジマで照明器具を買うときに、価格と消費電力しか見てなかったことを少し反省した次第です。
僕が子供だった頃、家に中古のエレクトーンがあったんですけど、初級の教則本にこの曲が載っていて、よく弾いていたのを思い出しました。「ムーン・リバー」は、歌手でない「オードリー・ヘップバーン」のために、狭い音域で簡単に歌えるように作られているそうですから、初心者の練習曲に最適だったのでしょう。そういえば、「ローマの休日」はテレビの洋画劇場で見ましたけど、「ティファニーで朝食を」は見た記憶がありません。で、今思ったんですけど、ティファニーってカフェでしたっけ?
第1話は、女将を亡くした寿司屋の大将と、フィンランドの建築家・デザイナーである「アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)」」が制作したペンダントライト「ゴールデン・ベル」の物語でした。ゲスト出演は「イッセー尾形」さん。相変わらず、おチャらけると「植木等」になってしまいますが、一人芝居のシーンはさすがです。
この店で電球を求めるのは、お寿司屋さんのカウンターでタピオカを注文するようなもの、っていう台詞がありましたけど、その例えは、ちょっと極端ですよね。大将にアボガド巻きを頼むようなもの、くらいが適当かと思います。
子ども時代のハルカを演じた「田牧そら」ちゃんも、登場シーンはちょっとだけでしたけど、良かったですよ。また出てくることもありそうですね。
お話の最後に、お寿司屋さんに食べに行ったら、大将が心の充電中でお休みだった、というオチも余韻があって面白かったですし、ハルカと母親との伏線が、5話でどのように回収されるのかも楽しみです。
でも・・・ハルカちゃんって、保険の契約を取るために、あの男とお酒のみに行っちゃったってことなのかなぁ。契約が取れなくて落ち込んでいただけなら良いんだけど・・・。大丈夫ですよね。Eテレなんですから。
「ハルカの光」は、黒島結菜さんが出演するArtek社のプロモーションビデオみたいなところもあるので、面白いですって断言はできないし、周りの人たちにお勧めするって感じでもないけれど、演じている役者さんは本物だし、後からじわっとくる不思議なドラマです。最初に見たときは、ふ~んって感じでしたけど、2回目に見たときは、泣きそうになりました。
気が重くなる月曜日ですけど、楽しみができました。
#黒島結菜
#ハルカの光
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