2019年3月28日木曜日

「丸山純奈」POLUラストライブ ~歌わないという決断~

「丸山純奈 卒業記念 RISING STAR LIVE」も無事終了したようです。これで、当分の間はライブ活動をお休みするわけですね。淋しい限りです。あおぐみさんからの情報によると、カバー曲を中心に11曲・・・って、凄すぎるでしょう。東京でも追加公演をしていただきたいものです。

それから、POLUのラストワンマンライブのDVDについて、一般販売の要望が出ているようです。「検討します」は、大人の世界では「スルーさせていただきます」という意味にも使われますけど、こちらも実現していただきたいものです。無理とあれば、何曲かをMVとして、公式チャンネルから公開して欲しいです。POLUと丸山純奈さんの魅力は、CDよりもライブにあります。彼女の活動再開を待つ者にとっても、心の拠りどころとして、大切に守り伝える「燈」となるはずです。


で、KIWA天王洲ライブの終盤に、メンバー3人がそれぞれの想いを語るというコーナーがありました。

丸山純奈さんからのメッセージは、トライストーンエンターテイメントに所属していること、東京では、お母様と二人で暮らすことなどでした。
中学卒の女の子ですからね。昭和の頃は、事務所の社長さんの家に下宿するなんてのがありましたけど、純奈さんの場合は、お母様がついてくるようです。都会の一人暮らしに気を揉んでいた「あおぐみ」の皆さんも、ホッと一安心ではないでしょうか。

そして、今後の活動については、3年か4年の間、ライブ活動はお休みして皆の前で歌うことは無いということ、将来、バーンと現れて「あの子のライブ行ったよ」と云う時が来るから、私のことを頭の片隅に覚えていて欲しいとの話がありました。

歌わないと云ったって、何かのイベントでもあれば出てくるだろうなんて勝手に思っていたのですが、重ねて強調していることから考えると、しばらく歌わないというのは、本当のことのようです。

それにしても、数年間は歌わない、つまり仕事をしないタレントと専属契約を結ぶトライストーンという事務所も変ったところです。まあ、契約といっても、いろいろな形式があるでしょうし、トライストーンさんは芸能界でも有数の大手プロダクションですから、4年後のデビューのための余裕の先行投資といったところでしょうか。
ただ、契約したからには、いずれはデビューするという縛りが或るでしょうから、それが必ず戻ってくるという根拠であり、5年後には紅白歌合戦に出場したいという宣言につながっているのだと思います。

では、その間、東京で何をするというのでしょうか。シンガーソングライターとして、デビューする日に備えて勉強するということになっていますけど、シンガーソングライターなんて免許や資格があるわけではありませんから、今日から私はシンガーソングライターだって宣言すれば良いだけのことですし、レッスンや音楽理論の勉強だって、東京でなければできないものでもありません。学業に専念するというのならば、徳島在住のままでも良かったはずです。

そして、何より、それら全てが、歌わないということの根拠になっているとは思えないんです。

僕は、歌わないと断言した彼女の言葉が、ずーっと引っかかっていました。
彼女がPOLUのボーカルである限り、歌い続けなくてはなりません。徳島に在住する限り、歌うことを求められるでしょう。

もしかして、全ては逆ではないのかと。デビューに備えるために歌わないのではなくって、歌わないために全てがあるのではないかと。やはり昨年の秋、彼女の中で何かが変ってしまったのではないかと。そんな気がしてならないのです。

もちろん全ては僕の妄想に過ぎません。ただ、丸山純奈さんはPOLUから解放され、この先、数年間は歌うことが無い、これは確かなことなのです。

彼女の人生は彼女のものです。何より彼女はまだ15歳です。若年デビューしたタレントが、早期に燃え尽きたり、病んでしまうなんて話はたくさんあります。今はしっかり根を伸ばす時期にしたいというのも分かります。

しかし、活動の無いタレントを支持し続けるのは辛いものです。僕は、そんなファンサイトやブログの残骸をたくさん見てきました。丸山純奈さんだって、Twitterのフォロワー数とか漸減していくことでしょう。Twitterを開く度に、減り続けていく数字を見ることになるのです。


YouTube上にある12歳の丸山純奈の歌唱は、未熟なところも多いけれど、12歳の彼女でしか表せない素直さや心地よさがあります。
未熟は無価値では無いし、未完もまた魅力なのです。その丸山純奈の歌唱は、15歳で止まってしまうのです。16歳には16歳の、17歳には17歳の、そして18歳には18歳の丸山純奈でしか歌えない歌があるはずなのに、それらを捨ててしまうというのです。

僕は、彼女の「歌わない」という決断を嘆き悲しみます。何故ならば、それが僕の正直な気持ちであり、歌手「丸山純奈」への僕なりの敬意だからです。

4 件のコメント:

subway walls さんのコメント...

表だった活動休止の報告を聞いて、少しでも早くメジャーデビューすることを貴しとする今の時代にあって、とても勇気ある決断だと感動してたのですが、何故か少しつっかえてたものが今回のブログを読んで解ったような気がしました。

あれほど大勢の聴衆の前で歌うことを喜びとしてたであろう彼女が、しばらく皆の前で歌うことを止めるという。

その理由がシンガーソングライターになるための勉強に専念するというのは確かに不自然ですよね。

その不自然さは、熊ちゃんの件ではより鮮明ですね。こちらは、多くのファンも気付いてると思いますが、言わぬが花と言ったところでしょうか。

そもそも、彼女の歌は、生身の聴衆の前で歌うことにより進化してきたことを彼女が一番理解しているはずなのに。

自身での楽曲の制作とシンガーとしての活動は何の矛盾もなく同時進行で問題ないと思われます。

しばらくという曖昧な表現の時は、せいぜい半年位かと高を括ってましたが、3年とか4年などと具体的な期間を聞くに及んで驚愕しました。

本心なのでしょうか、彼女のなかで何かが決定的に変わってしまったのでしょうか。❓
或は事務所の方針なんでしょうかね❓

そうこうするうちに、SNSも止めてしまいました。それも乱暴なほど突然に。こちらは、明らかに事務所の指示でしょうね。

今の時代、才能のある歌手の成長過程をリアルタイムで知ることが出来ると喜んでたのに。
本当に16歳17歳と確実に進化して行くであろう姿を見ることも聴くことも出来ないとしたなら、取り返しのつかないほどの損失で、残念なことこの上ありません。

さんのコメント...

コメントありがとうございます。

僕は、トライストーンさんには好印象をもっております。一月には専属契約をしていたのにも関わらず、この3ヶ月間、ソロライブとかバンドライブとか、かなり自由にさせてもらえてましたからね。契約は1月でも、契約内容の実施は4月からみたいな約束になっていたのかもしれません。

SNSについては、更新を止めるのは当然としても、まとめて全部消してしまったのは純奈さんの意思に思います。そもそも過去の活動はトライストーンさんとは関係ないことです。

歌わないことについても、事務所の方から「数年間は歌うな」なんて言うとは思えません。彼女の商品価値を考えれば、有り得ないことです。
純奈さんの「歌いたくない」という意向を了承した上で、彼女の将来性を信じて契約したのではないでしょうか。

「歌わない」のは彼女の意思だと思います。「中学生シンガー」とか「天使の歌声」とか云われてきたことを、捨て去りたくなったのだと思います。そういう扱いの中で歌うことが、イヤになったのだと思います。でも、とにかく3月までは頑張ろうってことで、やってきたのではないでしょうか。

僕は、上京することも、POLUから脱退することも、SNSをやめることもアリだと思います。歌わないのは、納得できませんが、彼女がイヤならばどうしようもありません。

ただ、全てが行き当たりばったりに見えるのが残念でなりません。
映画のエンディング・ソングを担当しました。映画が封切りされました。でも、バンドは解散してますって、或る意味、失礼な話です。
SNSのアカウント停止だって、たくさんの書き込みのあるSNSは、ファンとの共通財産でもありますからね。やめるんだったら前もって報告するべきです。

そういうところは、周りにいる大人の方々に、もう少し頑張って欲しかったです。この件では、純奈さんの印象が、かなり悪くなったと思います。

「あおぐみ」さんたちは、何よりも純奈さんのことを第一に考えてますから、こんなことを云ってるのは僕だけかもしれませんけど。

まあ、時間はたっぷりありますから、ゆっくり考えていきたいです。この妄想が当たっていないことを祈るばかりです。

subway walls さんのコメント...

本当に歌うのが嫌になったゃったんですかね❓
勿論、今までのしがらみの中でということなのでしょうが。

SNSの件については、僕にはよくわかりませんが、少し前に「かねはまひかり」さんのツイッターにご本人が事務所の指示で一般人(友人も含めて)フォローを外す様指示されたことを謝罪していました。
それに対しファン方から「アイドルやってる友達も厳しい事務所なのでTwitterアカウント削除して、新しく作ったり、LINEもメールアドレス、電話番号も事務所管理」であるとする書き込みを読んでたものですから、事務所の指示に間違いないと考えたわけです。

僕自身SNSに無知であるが故に根拠の無い恐れみたいなものがあるのですが、不用意なSNSの発信によってタレント自身に危険が及ぶことも十分あり得る昨今ですので、事務所の指示もあながち間違いでは無いのかもしれません。ましてやまだまだ未成年ですから。

ただ、事前になんの断りもなしに削除したのは、ずいぶん乱暴だなあとは思いました。

それでも僕も(心優しい)あおぐみの端くれですから、引っ越しであたふたしてる時に事務所から急に指示されて、慌てて削除してしまったのではないかと、それも事務所の指示とか言うなと釘を刺されちゃったのかと(笑笑)

結局のところ僕にはその経緯については皆目分からんわけですが、仮に、全て自分の意思で行ったことだとしたら、それはそれでちょっと驚きます。

ふるさとまとめて花いちもんめじゃないけど、一切合切を精算して新たな生活に向かう感じがして何か凄いです。

因みに僕の娘は、母親からたまには、部屋を掃除するよう叱られて、大量のゴミを出してきましたが、僕らはその「ゴミ」から小中学校時代の思い出の品々を落ち穂拾いよろしく回収してます。笑笑

さんのコメント...


SNSは、(NGT48の例を持ち出すまでも無く)事務所が最も神経を使っているモノの1つですから、1月に契約をした時に、何かしらの取り決めが必ずあったと思います。だとすると、アカウント停止をするまで3ヶ月間あったわけで、その間に、すべきことがあったのではないでしょうか。

もう1つ云うと、停止の直後に、POLUのアカウントを使って、フォローが入りましたけど、その時に「やめることになりました。」でなくって、「やめることにしました!」となっているのも気になります。

この件について、彼女の決断力や、決心の強さや、思いっきりの良さや、覚悟とかを賞賛するのも良いんですけど、僕は、周りの大人は何をしていたのかなって考えてしまいます。

ライブについては、デビューに備えるために封印ってことでしょうけど、そこに「本当は歌いたいのに」とか「歌えなくなることが悲しい」という雰囲気があまり感じられないんですよね。彼女なりに、やりきった感があったんでしょうか。

あれこれと妄想するのが、楽しみの1つになってしまいました。
ちょっと空しい気もしますが、活動が無いんですから仕方ありません。
本当のところは、御本人に聞くしかありませんけどねw