で、エキシビションでなにより大切な魅せる演技ですが、さすが羽生選手ですね。ディレイド・アクセル(3分10秒)なんて格好良すぎです。
空中に上がってから回転を付けているのでしょうか。1回転半で観客を魅了できるんですから凄すぎです。まあ、これは彼がやるから良いのであって、並の選手だとパンクしたアクセルジャンプだと思われそうです。もしかして、紀平選手のSPでのジャンプもディレイド・アクセルだったりして。
ということで、紀平選手のエキシビションを貼り付けさせていただきます。
放送では、エキシビションの演技中にも関わらず解説を入れていた村上佳菜子さんですけど、ジャンプ名は云ってませんでしたので、代わりに述べさせていただきます。
①3サルコウ ②2アクセル(オーバーターン) ③3フリップ(タノ) でいかかでしょうか。
3番目はルッツの時が多かったんですけど、これフリップですよね。今日の気分はフリップだったんでしょうか。
ところが、演技後のインタビューを見ていたら、紀平選手が「初めてエキシビションで3アクセルをやってみたんだけどダメだった」みたいなことを言ってたんですよ。
えっ。あれ、トリプル・アクセルだったの!
失敗したダブル・アクセルかと思いました。よく転ばなかったものです。
というわけで、2番目のジャンプを「3アクセル(超ダウングレード)」に訂正させていただきます。
さすが梨花ちゃんですね。エキシビションに3アクセル入れちゃうなんて。
エキシビションの時は、羽生選手だって、ネイサン・チェン選手だって4回転やりませんからね。
それを3アクセル入れちゃうなんて、それでこそ梨花ちゃんです。
しかも、その3アクセルを失敗しちゃう。それもまた梨花ちゃんですね。
日本中の期待が高まる中、メダルを取れなかったことについて、いろいろと云われていますけど、僕は、このエキシビションでの彼女を見ていて、改めて彼女と彼女のスケートが好きになりました。
エキシビションに3アクセルを入れるなんて前代未聞なんですけど、それだけショート・プログラムで3アクセルを失敗したことが、悔しかったんだなって思いました。彼女にとって今回のエキシビションは、ショートプログラムのリベンジだったんですね。にこにこしてる笑顔の奥には、もの凄い闘志があるんだなって思いました。
だからといって、そう簡単には成功しないというのも、これもまた現実なわけで、だからこそ、応援しがいがあるというものです。
勝つことだけを考えれば、SPでは3アクセルを封印すべきなんですけど、この子は、これからも絶対跳び続けるんだろうなって思いました。
で、思ったんですけど、ショート・プログラムでこのジャンプが跳べていれば、0点にはならなかったんですよね。・・・ってことは、表彰台に上がれたってことなんですよ。
まあ、ちょびっとだけリベンジできたのかな。
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