この曲の制作を担当したのが「小松一也」氏で、他に「Kaz」という名義でも活動しているアレンジャーさんのようです。ボーカロイドの楽曲というのは、アマチュア投稿が大きなウエイトを占めているのですが、このようなCM作品やコラボ作品などは、プロの音楽家が起用されることが多くなってきたようです。
で、この方、実は、w-inds.の楽曲に数多く関与していて、2005年以降にリリースされたw-inds.のほとんどの楽曲と橘慶太氏のソロ楽曲は、全て小松氏が編曲している、とありました。
先日、投稿したLiaさんの記事で、バックバンドに菊池真義氏が参加しているとtonwgoさんから教えていただいたのですが、「IA」「Liaさん」「小松氏」「橘氏」「菊池氏」という人脈(?)が存在するようで、その中核となっているのが、小松一也氏ではないかと考えられます。
だからどうしたって云われてしまうと、それまでなんですが、僕が期待しているのは、ボーカロイド「IA」のライブの伴奏を菊池真義氏が担当する可能性があることなんです。
ボーカロイドは、コンピュータプログラムのアウトプットにすぎませんけど、それを中心にして、生バンドと観衆が会場に作り出す雰囲気は、決して作りものでも、偽物でもない、本物のライブといって良いと思います。
でも、ボーカロイドって、伴奏に合わせて歌うってことを絶対しませんから、バンドがボーカロイドに合わせるしかないんですよね。で、そういう状況で、伴奏にアドリブを入れたりするのって、並みのミュージシャンじゃ、なかなか出来ないんですよ。当たり前のことですけど、ボーカロイドってどんなライブでも常に同じに歌うんで、余計にバックバンドの差が出ちゃう。だから、ボーカロイドのライブに参戦するオタクたちは、常に最高のバンドに担当してもらうことを夢みているんです。「初音ミク」に「THE39'S」があったように、「IA」に「菊ちゃん」がいてくれたら最高だなって思ったんです。
で、実は、部分的ですが実現していたんですよね。「Lia」さんのライブに「IA」がゲスト出演した時のテイクです。ボーカロイドと音声データの提供者のデュエットという面白い演出なんですが、後ろでギターを弾いているのが菊ちゃんで、あとドラムの高尾さんとキーボードの桜井さんも出ています。曲は、「My Soul, Your Beats!」。テレビアニメ「Angel Beats!」のオープニングテーマだそうです。
中の人とボーカロイドの共演って、有ることはありますけど、ガチでデュエットする動画は珍しいです。ただ、ちょっと気になるんですけど、「Lia」さんが、あまり楽しそうに見えないんですよ。こう云うのって、本人の前でモノマネされているのと同じで厭なものなんでしょうかね。
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