春コンツアーですから、その年の初めにリリースされたセカンドアルバム「T・W・O」の楽曲が中心だったようです。それから「GOOD BYE 夏男」が発売の時期でしたので、ツアーの途中から「トロピカ~ル恋して~る」と差し替えるかたちで、セットリストに組み込まれたようです。DVD版に「トロ恋」が入っていないのは、そういう理由があったんですね。「GOOD BYE 夏男」もファンにとっては、微妙な曲だったようですが、ライブ向けではあるし、盛り上げるためには、良かったのではないでしょうか。
フルコーラスでは、ありませんし、2009年のテイクなどと比べると未だ未だですけど、頑張ってるし、可愛いからOKだと思いますよ。それにしても、巻き舌が上手ですね。僕は、もう長いこと生きてますけど、未だに、巻き舌の発音が出来ないんですよ。
ライブとしては、典型的なハロプロ型だったようで、振り付けを競うように完璧コピーして一緒に踊ったり、ジャンプしまくったり、ペンライト振り回したりの大騒ぎだったようです。
当時のライブレポートに、男女比は7:3とか、いやいや6;4だとかいう書き込みがありましたから、この頃から、女子の比率は、高かったようです。国民的アイドルの必要条件をクリアーってところでしょう。
こんな雰囲気の曲が続いているのは、セカンドアルバムが「女子高生の1日」というコンセプトで作られていたからでしょうか。
「あなたの彼女」は、昭和のアイドルソングを思い出させてくれる、僕のお気に入りの曲の1つです。ファンのかけ声も、昭和のアイドル親衛隊っぽいですね。もっとも、昭和の親衛隊は濁声を出すのがしきたりで、最後に「あーやぢゃーーん」って叫んでましたけどw
ライブ全体にわたって、「あやや」の鼻にかけたような歌声が気になります。別に悪いというのでは、ないんですけど、彼女なりに考えたアイドルっぽい歌い方ということなんでしょうか。
この時期の女の子ってのは、せっかく可愛いのに、よそ行きのお化粧をしたがる年頃ですから、何も飾らないそのままが一番良いんだよ、なんて、おじさんが言ったところで聞く耳を持ってくれるわけがありませんね。
とは云っても、衣装などは、いかにも17才のアイドルっぽい感じが出ていて、前回のツアーより、ずっと似合っていると思います。
プロとして、あざとかわいくアイドルを演じているのも、前回のツアーと同じなんですが、余裕が出てきて肩の力が抜けた分、見ているこっちも受け流しやすくなりました。
「I Know」は、2013年のカウントダウンまで、たくさんのライブテイクがありますけど、僕は、この「松リングPink」のテイクがベストだと思っているんです。
「あやや」の良い時って、どんな歌でも、歌っている姿に悲壮感が無いんですよね。必死に歌っていますってオーラを出さない。歌うことが楽しくってしょうがないって云う想いが伝わってきます。だから聴いている方も楽しいし、安心してられるし、明るく元気になれる。歌で元気を届けるって、言うのは簡単だけど、現実のこととしてやれるアイドルなんか滅多にお目にかかれるものではありません。
歌詞はとばないけれど音を外す歌手。
音は外れないけど歌詞をとばす歌手。
許されるのは、どっち?
2 件のコメント:
年末年始、病気を召され、入院されたとの事。
察しますとご同輩かご先輩にあたると思われます。
お互いに各部に不具合が出てまいります。ご自愛されて下さい。
新年あけましておめでとうございます。
(入院しておめでたいはないでしょうが・・お許しを)
私は前期のあややと後期の松浦さんは別の認識でいます。
松浦さんが某インタビューでアイドル時代の自分をあの人と語ったように。
後期の歌声に魅了されてファンになった私ですが、前期のアイドルあややにも魅了されています。
そこで、大sansanのブログは大変興味深く、一言一言ジックリと拝見しています。
十分なコメントは出来ておりませんが、本年も宜しくお願いします。
よかいぬさん、本年もよろしくお願い致します。
今回の教訓は、
「検診(人間ドック)をしっかり受けること」
「異常が少しでもあったら、必ず受診(精密検査)すること」ですね。
よかいぬさんも、お体には、気をつけてください。
前期の「あやや」と後期の「松浦さん」については、100人のファンに100通りの捉え方がありますよね。
変な例えですけど、「青虫」と「蝶」は、同じ生きものか、別な生きものかと云うことかなと思います。
蝶が好きな人が、皆さん青虫が好きなわけじゃありませんからね。
「あの人」発言は、蝶が青虫時代を否定したかったってことでしょうかw
僕が思う、松浦亜弥さんの魅力は、
「年代毎に変化があって、その全てが魅力的」なところにあります。
「アイドル時代は、良かったけど、大人になったら劣化した。」でなく、
「今は良いけど、昔は酷かった。」でもなく、
「今も昔も変わらない。」でもありません。
そんなタレントさんは、彼女だけです。
ただ、松浦さんの歌唱は、あややの延長線上にあるって、僕は思っているんですよ。
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