2019年2月3日日曜日

「嵐」、活動休止報道に再便乗して、ボカロカバーをもう少し

 嵐の活動休止発表から一週間。メディアもいろいろとネタを掘り出してきますけど、世間では、この事態を少しずつ冷静に受け止め始めたように思います。

よく考えてみれば、休止は2年も先の話だし、安室奈美恵さんと違って、芸能界から引退するわけでもありませんからね。動揺して損した感がちょびっと出てきました。

では、さっそく、「夢光P」さんの「One Love」からいきましょうか。ソロとユニゾンやハモりの使い分けとか、歌割りも良く考えられています。5体のボーカロイドの個性もちゃんと出ているし、聴けば聴くほど神カバーに思います。


そう云えば、記者会見での「無責任」質問が批判されていましたけど、芸能記者なんて爪あとを残してナンボの仕事ですからね。それに、大野君の脱退ではなく、なぜ活動休止なんだろうって思うのは素朴な疑問だし、彼らの経済効果とその休止に伴う影響を考えれば、無責任だと云いたくなる気持ちも理解できます。KAT-TUNなんて、3人抜けてK-UNになっても解散してませんでしょ。

続けて「hartfield2011」さんの作品をいくつか。まずは「Lotus」。


夢光Pさんの作品は違和感の無さがスゴイところですけど、こちらは、嵐の歌唱に全く寄せることなく、ボーカロイドの特性を前面に出したカバーが特徴ですね。

桜井君が言うところでは、残り2年間を全力で走り抜けることが、責任を果たすことなんだそうです。無責任批判に対する神対応として、ネットで絶賛されてました。嵐の好感度はさらにアップしてますから、オールOKです。

大野君は、大好きな釣りをしていても、明日は「嵐」に戻ると思うのが辛かったそうです。こんな時、昭和だったら「頑張れ、頑張れ」って云うばかりでしたけど、平成になって、辛いときは頑張らなくって良いんだよって感じになって、そういう発想って昭和には無かったように思います。
平成と云うのは、何より「個」を尊重してきたし、周りもそれを認めてきた時代なんだと思います。だから、何となく辞めたいからヤメて、5人じゃ嵐じゃ無くなるから終わりにすると云われても、ファンは、それを理解する義務があるのでしょう。

それにしても、サザエさん症候群であることを、こんなに素直に告白できるタレントさんって、あまり記憶にありません。
だから、ファンからの、「大野君の夏休みを応援しよう」という姿勢は、決して偽善的なものでは無くって、平成と云う時代が培ってきた、1つの在り方に思います。

次のボーカロイドカバーは、かなりの高評価なんですよ。ボーカロイドの無機質な歌唱が、ドラマのイメージにピッタリなんだそうです。僕的には、もうちょっとキーを下げていただきたいところなんですけどね。


この「truth」は、大野君主演ドラマの主題歌でした。僕は、ドラマはあまり見ない方なんですが、これは見ていましたよ。部屋の壁にターゲットの写真を貼ったりしてましたね。

嵐の中では一番地味な印象の大野君でしたが、歌手としても、俳優としても、そしてアーティストとしても、一番才能があったのが大野君だったのかもしれません。ただ、一番アイドルに向いていなかったのも大野君だったということでしょうか。

ただ、アイドルというのが、憧れの存在という意味だとすれば、大野君が送ろうとしている、「全力で走り続けて、やがて自由人になる」という人生は、世の男どもの憧れでもあるわけです。

こちらは本物、全然似てませんけど、これはこれで良いです、ってスミマセン、逆でしたね。


ジャニーズの動画なんて、YouTubeに在るわけ無いって思い込んでたんですけど、思っていた以上にたくさんあって、ビックリしました。ジャニーズといえども、ムキになって動画を削除するような時代では無くなったんでしょうか。それとも、嵐ならではの余裕なんでしょうか。

これから、東京オリンピックにむけて世間が盛り上がっていく中で、嵐の活躍の場は確実に広がっていくだろうし、残り2回の紅白歌合戦と、新国立競技場でのさよならライブにむけて、ロングスパートをかけていくのでしょう。嵐の活躍に今後も目が離せません、ということで、お終いは、しっとりと「ふるさと」にしましょうか。


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