2019年2月12日火曜日

丸山純奈が米津玄師の「Lemon」を歌ったらしい

丸山純奈さんのライブは、いつの頃からか動画撮影禁止となったので、YouTubeに新しいテイクが上がらなくなった。動画が無いと云うことは、弊ブログのコンセプトである「ライブの魅力を手書きポップの感覚で紹介する」ことができないので、大変困っている。
だが、写真はOKだそうだし、録音も禁止とはなっていない。だから、静止画と会場で録った音声があれば、ライブの雰囲気を紹介することは可能なのだが、うかつに「録音しても良いですか?」などと質問して、公式に禁止されてしまったら、とんだヤブ蛇であるので怖くて聞けない。

まあ、愚痴はこれくらいにしておこう。今回は、Twitter動画ではあるが、先日のライブで歌ったという、米津玄師氏の「Lemon」のカバーテイクが公開されたのだから。

御本家の動画は、ついに視聴数が3億回を越えようとしている、っていうかこの記事を書いている間に越えたかもしれない。だいたい、タダで聴ける動画が3億回も回っていたら、ダウンロードしたり、CD買ったりする奴なんかいないだろうって思うんだが、そうならないのが、今の世の中である。そもそも・・・おっと、また愚痴ってしまうところだった。


やはり、途中で切れるのは精神安定上よろしくない。今後は、Twitter動画用2分間アレンジバージョンとかが登場してくれることを期待しよう。

改めて思うのは、これはすーちゃんも云っていることであるが、この楽曲の音域の広さである。米津玄師氏は、かつて、「ハチ」の名義でボカロPとして活動していたのだが、自分でこんなに歌えるのに、なんでボーカロイドなどに手を出したのか理解に苦しむ。当時、流行っていたからと云ってしまえばそれまでだが、きっと深遠な理由があるのだろう。

で、すーちゃんの歌唱であるが、キーは自分が出せる一番低い音に合わせたのだろうが、最高音まで地声で張り上げられるのはさすがである。逆か。上を地声で張り上げられるギリギリのところに設定しておいて、それに対応する最低音がしっかり出せてるところが凄いのだ。

ついこの間までのテイクだと、低音は厳しいかなと思ってしまう場面があったのだが、確実に成長しているのは、嬉しい限りである。歌手の世界では、高音が出せる男と、低音が出せる女こそが無敵だからだ。

そして、特筆すべきは、Cメロの部分であろう。時間制限のあるTwitter動画で、この部分を選んで貼り付けたのは、このCメロを聴いて欲しかったからに違いない。

この歌は、渇ききった無機質のような世界観が特徴で、米津氏の歌唱も正にその通りなのだが、歌詞の内容は、それとは真逆の昭和の演歌調であるところが面白い。多分、そのギャップが、彼と、この歌の魅力なのだろう。

米津氏のそれと比べると、彼女の歌唱は、切なく重く湿ぼったい。そして、血の通った人肌の温もりを感じる。これが純奈節である。純奈節である限り、彼女の歌唱はモノマネにはならない。実は、歌詞の世界観からすれば、こちらの歌唱の方が自然だと云えなくも無い。

もちろん、米津氏のファンからすれば、こんなの「Lemon」じゃないとなるだろうが、虫の音と鳥のさえずりのように、質的に異なるわけだから、どちらが好みかということはあっても、どちらが良いかという比較は意味を成さないのだ。
                         
彼女は、このステージから一週間後のライブでは、「Lemon」は歌わなかったらしい。これだけ完成度の高いカバーを、たったの1回しか披露しないと云うのだろうか。ファンからすれば勿体ない話だが、彼女にしてみれば、これも数ある挑戦曲の1つに過ぎないのだろう。

米津玄師氏が、このテイクの存在を知ったところで、どうなるものでも無いのは分かっている。だが、それでも知ってもらいたい。そんな気分である。

0 件のコメント: