紀平梨花選手(梨花ちゃん)が、北京オリンピックに出場しないなんて考えもしませんでした。ジュニア時代から怪我の多い選手でしたけど、丸々一年間ですからね。オリンピックの出場枠を取るために無理をして、自分がオリンピックに出ないんですから話になりません。まあ、愚痴は、ここまでにしておきましょう。
もし、梨花ちゃんの誕生日が2週間早かったら、平昌オリンピックに出られたかもしれないけど、あの頃のメンタルじゃあ、満足な結果は残せなかったと思うし、世界選手権で台乗りしていれば、北京オリンピックに出られただろうけど、こんな状態じゃあ、出場したとしても最終グループに残ることもできないでしょう。ギリギリまで全日本の出場を模索していたそうですけど、今までもそういうことをやってきたから、悪化させちゃったわけですし。周りの大人たち(オーサ・コーチかな?)が、よくぞ止めてくれたと思います。
で、オリンピックの派遣選手が決まりましたね。女子の3枠目は河辺選手になりましたけど、フィギュアファンは、圧倒的に三原選手推しだったようです。三原選手がツラい時期を乗り越えてきたことを、皆さんよく知っていますからね。だいたい、強化部長が「若いから選んだ」みたいなことを口走っちゃたのが問題だと思いますよ。全日本選手権の成績で上から3人を選んだって云っておけば良かった話です。
河辺選手は、梨花ちゃんとコーチが同じですから、スケーティングもどことなく似ていますね。結果を出せば、外野も静かになるでしょう。
それにしても、梨花ちゃんがツイッターで「みんなおめでとう。テレビで観戦していて感動しました」みたいな投稿をしたのにはビックリしました。本人の投稿か、疑っちゃいましたよ。どういう心境で、どういう情況で投稿したのか分かりませんけど、ファンの多くは、試合を見る気にもならなかったのにですよ。それを、
テレビで観てたんだ
落ち込んで損した気分です。さすが、ツッコミどころ満載の梨花ちゃん、推している甲斐があるというものです。
さて、ロシアの代表選びも、いろいろと炎上しているみたいですけど、「コストルナヤ」選手の怪我には驚きました。北京で最も金メダルに近いと云われていた選手です。北京オリンピックは、梨花ちゃんとコストルナヤの対決って、ずっと思っていましたから、その2人がいなくなってしまうなんて誰が予想したでしょうか。でも、コストルナヤは、あと4年間はスケートを止めない、って宣言したそうです。(その後は、医学部に進学するとか。)
ロシア選手権では、絶望的強さの「カミラ・ワリエラ」選手が、当然のように優勝。2位に「トルソワ」選手(サーシャ)が入って、この二人が代表内定のようです。残りの一人は、3位に入った「シェルバコワ」選手(アーニャ)か、ベテランの「トゥクタミシェワ」選手(リーザ)のどちらか。ヨーロッパ選手権の結果で決めるそうですが、そう云っておきながら、リーザは補欠ですから、余程のことがない限りアーニャになりそうです。プレーオフにするんだったら、二人とも出場して決着を付けるべきだと思うんですけど、ロシアのスケート界は、日本以上に陰謀が渦巻いていますからね。
アーニャは、フリー演技でクワッドを転倒したのに、得点がリーザより5点も多いモノですから、いろいろと叩かれているようです。プロトコルを確認した限りでは、リーザがアーニャの上になるとは思えませんでしたけど、エテリ帝国に対するヤッカミからの嫌がらせってところでしょうか。選手そっちのけで、いい大人が大喧嘩ですけど、日本みたいに裏でじめじめするより良いかもです。(いっそのこと、ロシアに4枠あげちゃえば)
アーニャも4回転なんて封印してしまえば良いのにって思いますよ。あんなに綺麗なスケートをしているのに、プレローテーションがどうとか、こんな批判ばっかりですから。北京オリンピックでも、アーニャが3位で、坂本選手が僅差で4位とかになったら、日本中のファンから叩かれまくるんだろうな。隠れシェルバコワ・ファンの僕としてはツラいところです。
北京オリンピック、推しが出場しないのは、残念だし寂しいことですけど、出たら出たで、テレビを見ながら「カミラ転べ」とか「サーシャこけろ」とか念じてしまうと思うので、かえって、純粋に競技を楽しめるかもです。(若干、負け惜しみ)
まあ、梨花ちゃんも「もっと強くなって戻って来ます」って云ってましたから、信じて待つことにしましょう。って、僕が推すと、何でみんなそうなるんだ?
お終いに昨シーズンのフリー演技を貼り付けさせていただきましょう。このプログラム、曲は良いんだけど、編集がぐちゃぐちゃでしたからね。オーケストラバージョンで合わせてみました。
クワッド・ジャンプが跳べなくなったって良いじゃないですか。怪我を治して、大人のスケーターになって帰ってきて欲しいです。その時は、梨花ちゃんじゃなくって、ちゃんと紀平選手って呼びますね。
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