2017年3月24日金曜日

「100回のKISS三昧」③~松浦亜弥13年のキセキ~ 2004年編

 まずは、2004年の6月に放送されたNHKの「夢・音楽館」からのテイクです。この番組では、「買い物ブギ」とか「ドッキドキLoveメール」など、村田陽一氏がアレンジを担当したテイクが放送されました。リンクになります。


 このNHK番組のテイクは比較的短命のものが多かったんですけど、このファイルはアップしていただいてから、かれこれ1年半ほどになります。視聴回数は一年半で600回ちょっとと、淋しい感じですが、ファンには有名なテイクだと思います。
 このビッグバンドバージョンがあって、スローバージョンがあって、これらがあるからこそ、末永く歌うことが実現できたわけで、そう云う意味でも、このテイクは貴重ですよね。歌に対してのチャレンジングな姿勢というのは、後のカバー曲にも通じるところで、彼女の特徴の1つに思います。

 そして、ただ貴重なだけでなくって、本当にイイ感じなんですよね。アレンジも素晴らしいと思います。

 そして、もう1つが「アロハロ2」ヴァージョンになります。DVDのリリースが2004年の7月とありましたから、この2つは、ほぼ同時期のテイクになります。どちらのテイクからも云えることですけど、発育は確かに良いと思います。Amazonのレビューなんか、そのことしか書かれてませんからね。CDよりも写真集のほうが売れたというのも納得です。


 こんなレビューがありました。
「松浦が大人になるのが早すぎて、複雑な思いがライブをみても、これをみても感じられる。」
ですって。

 「大人になるのが早すぎて」・・・当時のファン心理をうまく言い表していると思います。そして、今回取り上げた2つのテイクに共通していることでもあります。
 この妙な背伸び感は、彼女の魅力でもありましたが、アイドル「あやや」に対するイメージは混乱していったのです。

2 件のコメント:

アヤまる さんのコメント...

ありがとうございます!「アロハロ2」のテイクは初めてみました。
ついでに同じチャネルの ね~え? (Alo-Hello! Ver.) も初めてです。
https://www.youtube.com/watch?v=fxc6MTCMhqo
まだまだ知らない世界がありますね。


少女としてのあどけなさと、女性としての魅力が混在する年ごろではありますが、
外見に加えてこの時すでに男を篭絡する、表情、しぐさ、そしてなによりも必殺の声を身につけていたわけですから無敵ですね。

ほとんどの人はそういう状態になると道を踏み外すものですが、、、
そこが亜弥さんの聡明にして強運なところで、
すでに慶太という虫がついていたので、それ以上スキャンダルに見舞われることもなく、
様々な恋愛感情や喜怒哀楽など歌詞に出てくる場面の実体験もでき

おそらくは事務所も知るその暗黙の関係が、後ろめたさという抑制にも働き
早熟な天才の暴走をぎりぎり抑えてたんじゃないかなと妄想してます。

ファンとしては微妙かもしれませんが。


さんのコメント...

今でも松浦亜弥さんのことをマスコミが取り上げるとき、
「豊満なアイドルの・・・」みたいな枕詞が付くことがありますから、
こういうイメージを持っている人は多いと想います。
ハロプロも、こういう露出にはサービス精神が比較的ありましたし、
実際、ミキティと「GAM」なんてやっている時は、ここを売りにしていましたからね。
ただ、仕事とはいえ、こういうことがイヤだったのは確かに思いますし、
それが、脱アイドルに異常なまでにこだわったことの理由の1つに思います。
もちろん、慶太氏の存在も無縁では無かったと、妄想しています。

まあ、「成長が早すぎた」から20代半ばで、やることがなくなっちゃったわけですけど。