2016年11月19日土曜日

いきものがかり「ありがとう」feat.松浦亜弥&初音ミク

 いきものがかりの「ありがとう」については、今さら説明するまでもないと思います。相変わらずのご活躍のようで、先日の「ベストヒット歌謡曲」にも出演していましたね。デビュー10周年とのことでしたが、もっと前からやっていたように思っていました。
 さっそく御本家のテイクを聴かせていただきましょう。歌は38秒後からです。


 今はもう解体されてしまった国立競技場でのライブテイクのようです。それにしても大掛かりなライブですね。動画はミキシングされた音で聴くことができますけど、実際の会場ではどんな感じで聞こえるのでしょうか。僕は、こんな大きな野外ライブというものに参戦したことがありませんから、よく分かりませんが、一度体験してみたいものです。

 では、続いて、松浦亜弥さんのお馴染みのテイクになります。歌は3分25秒からです。


 会場の大きさは何百分の一、バンドのメンバーも何十分の一なんですけど、バンドって5人いれば、とりあえずフルバント構成の音を再現することは可能なんですね。

 「また~いつ~もの~町へ出かけるよ」のところの、ちょっと、ねちっこい歌い方がいかにも松浦亜弥さんらしいです。松浦亜弥さんって、カバーでは、あっさり歌うという印象が強いので、没個性と思いがちですが、それでも、所々にこのような松浦節が出てくるように思います。

 最初に聴いたときは、何か物足りなくって、あまり好きなテイクでは、なかったのですが、最近は、普通に良い歌を普通に歌ってくれれば十分と思うようになりました。もともと、そんなに気持ちを込めて歌う曲でもありませんからね。彼女に対するハードルが下がったとは思いませんけど、歳のせいか、気持ち込めまくってガンガン攻めてくるような歌い方に疲れちゃうのかもしれません。

 では、貼りつけなくっても良かったんですけど、ボーカロイドカバーも。


 当たり前なことかもしれませんけど、伴奏が、菊ちゃんたちと同じなんですよね。こっちの伴奏は、打ち込みかと思いますが、元にしたスコアーが同じなんでしょうかね。
 作りものだからといって馬鹿にしないでくださいね。口を見ていると分かると思いますが、ちゃんとリップシンクしているでしょw
 初音ミクのカバーもいくつかあるんですけど、一番普通に歌っているこのテイクが、一番良いように思います。キーもあまり高くしない方が良いみたいですね。あまり高いとキンキンしてきて、聴いていて疲れちゃう、って、これも歳のせいかなあ。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

古くからのファンの人は、このライブ、中でもこの曲の歌唱を酷評する人も散見されます。
このライブは、私も生で聴いたわけですが、同じ他アーティストさん曲で歌った赤いスイートピーに比べると、やはり少し印象は淡いですね。
まあ片や名立たる名曲ですし、歌う前の松浦さん云々といったやり取りもあったからとは思いますが・・
でも確かにこの曲、サビ以外は、胸声を響かせる歌い方の方が聴き応えがあるのかもしれません。
いきものがかりの吉岡さんの歌声は、突き抜けるような爽やかさがあって、彼女とは正反対といってよいでしょうね。好んでは聴きませんが、万人受けはしやすいでしょうね。

さんのコメント...

この時の松浦亜弥さんの歌唱がイマイチとは云っても、
吉岡さんと比べて、特別劣っているようにも思えないのですが、
「希望のある歌声」ということで聴いていくと
やはり、吉岡さんの方が、しっくりきます。
(持ち歌ですから当たり前ですね。失礼しました。)

「あやモト」さんと同じように、
僕も、松浦亜弥さんには、こんな曲を歌って欲しいと思うのですが、
此の手の歌って、似合わないんでしょうか。
そういえば「青春宣誓」も同じ感じだったような。

でも、カバー曲ということで云うと、
他の歌手さんよりもずっと良いと思います。
声だけ聴いていると、誰が歌っているのか分からないくらい没個性なんですけど、
ちょっとだけ、松浦テイストが感じられて、
普通に良いなと思います。