2024年8月15日木曜日

POLU音楽花火「sing」「ミズイロ」丸山純奈

 先日、徳島でライブを開催した丸山純奈さん(すーちゃん)。5年ぶりの地元ライブは大盛況だったとのこと。長く疎遠にしても、こんなに応援してくれるのだから、故郷とは有り難いものです。他にも、イベントに参加したり、ゲリラ的(?)路上ライブを開催したりと積極的に活動しているようで、嬉しい限り。オジはYouTubeの動画を追いかけるだけで精一杯ですが、ビタッと張り付いて動画をアップし続けるYouTuberさんには、尊敬を通り越して畏怖の念さえ抱いてしまいます。

で、徳島のライブを視聴して驚いたのは、すーちゃんのMC。あんなにお喋りなすーちゃんは初めてです。聴衆の中には、知り合いも多いだろうから、リラックスして歌えていたのでしょうか。故郷とは有り難いものです。気になったのは、万代中央埠頭のsingの出だしで裏声を使ったことと、富街おどり広場でのアンコール曲「I Love You」に難色(?)を示したこと・・・まあ、どうでも良いことですね。

一部には「丸山純奈さん、故郷に錦を飾る」とか、「丸山純奈凱旋ライブ」みたいな見出しもありましたが、すーちゃんには、勝ち取った実績や飾るべき錦などありませんから、今回は、帰省を兼ねたデビュー前の挨拶回りってところでしょう。とは云え、錦を織るための準備は整いつつあり、その1つが10月の赤レンガ倉庫での有料ライブであります。徳島でもチケットの手売りをしたそうですが、チケット代の10倍以上の交通費をかけて参戦するって(もし参戦する人がいるとしたら)やはり故郷とは有り難いものであります。

それにしても、第二倉庫でsingを歌うというのは、POLUからのファン(あおぐみ)にとっては、感慨無量、此上無いサプライズだったのではないかと思います。

今回は、さびのアカペラから始まるバージョンですね。出だしが、ちょっとおっかなびっくりでしたね。singには、Aメロから始まる編曲もあって、インパクトは控えめですが、そっちの方が歌いやすかったかもしれません。

今回の「丸山純奈ストリートライブ@徳島万代中央ふ頭」は、トライストーンのHPで告知されていましたが、第二倉庫で開催するためには、NPO法人アクア・チッタの協力が不可欠。すーちゃんが東京に出てきたときの前後を思うと、こんな日が再び来るとは考えもしませんでした。だって、トライストーンのプロフィール欄には、POLUのことなんて一切触れられてませんでしたからね。徳島での活動は、封印したと思ってましたよ。

で、和解の証(?)でもないでしょうけど、2つの動画がアクアチッタから突然再アップされました。中学2年生シンガー「すーちゃん」が所属したご当地バンド「POLU」の音楽花火イベントのテイクです。これは、大サプライズであります。気が変わって、いつ削除されるか分かりませんから、丸山純奈さんに関心のある方は必聴です。

生演奏での音楽花火は、AQUA CITTA FESTAが日本初と説明欄にありました。Singは、2曲目、5:00あたりから始まります。


バンドボーカリストとしては、まだまだかもしれませんが、この頃から華はあったように思います。イベントのために1回限りで結成されたバンドが、2年以上活動を続けたのも、すーちゃんの存在があってこそ。バンドマンの最大の夢は、最高のボーカリストに巡り会うことってのは、バンさんのコメントでしたっけ?

折角、再アップしていただいたので、もう1つの動画も貼り付けましょう。1年後の同じイベントのテイクです。聞き比べるとPOLUのバンドとしての成長が実感できますよ。

この後、POLUの解散、すーちゃんの上京と活動休止の発表となっていったのですが、ホントに長いトンネルでありました。

10月29日には、ようやくのソロライブが開催されます。なんでファーストライブの会場が赤レンガ倉庫なのか、小さな疑問があったのですが、今回のライブで、一人で納得してしまいました。


いつまでも路上で歌ってないで有料ライブをやるべしと云ってた手前、これは行かねばなりませんね。

2024年7月16日火曜日

「明日への手紙」covered by丸山純奈

夏になり、活動全開の丸山純奈さん(すーちゃん)。露出が増えるのは嬉しい限りですが、オーバーワークにならないかと不安になります。中3の夏もそうでした。北海道から宮古島まで、全国を飛び回ってライブをして、9月に体調を崩してしまいましたからね。もう、オジは心配で心配で仕方ありません。しかしながら、そういうスケジュールを組めるのも、精神的にも絶好調であればこそ。今後も、アップロードされてくるであろう動画を視聴させて頂きながら、地味に応援したいと思います。


さて、先日開催された浦和駅前の路上ライブをもって、関東1都6県を制覇したすーちゃん。以前、残るは埼玉県だけですね、なんてブログに書きましたが、本当に浦和でやるとは思いませんでした。そんな「すーちゃん」は、最近「明日への手紙」を良く歌ってくれます。直近でも3・4回ほど続けて歌っているでしょうか。浦和でのライブも、慌ただしい中でしたが、なかなかのデキでしたね。

YouTubeで確認できる「明日への手紙」の最初の動画は12才の時ですから、本当にずーっと歌ってきた曲です。すーちゃんは、ライブではMCを挟むことが全然無くって、曲名さえも紹介しないくらいですが、この時は、珍しく「新宿で路上ライブをしていたときに歌わせて頂いてた、想い出深い曲です。」と語りました。過去形で語ったのは、新宿ではもう路上ライブはしないってことでしょうか。やっぱり、ストップがかかったのかなぁ。思い出深いってのは、昨年の新宿の路上ライブのことではなく、上京する前に歌っていたことを指しているのでしょう。

「明日への手紙」は、フジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌だそうです。リリースが2016年とありましたから、すーちゃんが歌い始めたときは、まだ本当の新曲だったわけで、もしかしたら、家族でドラマを見ていたのかもしれませんね。

いろいろなコンクールで「明日への手紙」を歌っていたすーちゃんですが、中学生シンガーとしての完成形と云えるのが、これ。2017年3月 横浜O-SITEからのテイクです。

僕は、どうしても、この歌唱のイメージから離れられないんですよね。新宿での路上ライブがバズって277万回も再生されても、何か違うって思ってしまうんです。

ハスキーな声で呟くように歌う手嶌さんの歌唱はインパクト大ですから、「明日への手紙」の歌い方はこうあるべきみたいな雰囲気があって、すーちゃんの歌唱にも「これは違う」みたいなコメントが付くことがあります。本家へのリスペクトは大切ですから、それはそれで良いんですけど、だからと云ってモノマネになってしまったら、これもまた意味の無いことであります。

実は、この曲は手嶌さんのオリジナルではなく、声楽家で作詞・作曲家の「池田綾子」さんの作品です。本家のそのまた本家のテイクがYouTubeにありました。デビュー20周年の記念ライブのダイジェスト動画とのことで、「明日への手紙」は4分27秒から6分10秒にあります。


美しいです。歌唱はこうあるべきというお手本ですね。記事に「地声とファルセットの境がほとんどなく、澄んだトーンのままメロディを連結させ・・・」という文がありました。すーちゃんに目指して欲しいのも、正にこれであります。地声も裏声も綺麗なすーちゃんですが、頑張って歌っていると、どうしても裏声の部分が取って付けたように聞こえてしまいます。地声とファルセットをスムーズに連結させ、「あれっ、今、どっちの声で歌ったんだろう」なんて域にまで達したら、どんな歌だって、歌いこなせるんじゃないかと期待しちゃいます。

ここって、天王洲のライブハウス「KIWA」じゃないですか。ここは、すーちゃんの歌を聴くために行ったことがあります。世間(東京)は狭いですね。びっくりしました。この時は、200人くらいだったかなぁ。今のすーちゃんだって、KIWAを満席にするくらいの動員力はあると思うんですけどね。いつになったら、有料ライブしてくれるのかなぁ。


さて、今回取り上げさせて頂くのは、歌舞伎町のテイクであります。歌舞伎町のイベントは、ちゃんとステージを組んであるし大きなモニターもあるしで、歌う環境としては1番良いところじゃないでしょうか。この日は、全体的に抑え気味の歌唱が多く、肩の力が程好く抜けていて良かったと思います。平日でなければ行きたいところでしたが致し方ありません。 


動画をアップしてくださったのは、MASKMANchannelさん。お気付きになられましたか。最初に貼り付けさせていただいた13才の歌唱と同じチャンネルなんですよ。7年の時を経て、同じチャンネルで同じ歌手の同じ歌を聴けるなんて凄いじゃないですか、って一人で感動してました。

昨年の新宿路上ライブでは、ファルセットと地声の連結に違和感を感じていた僕ですが、最近のテイクは、良い感じで聴くことができます。最近、セットリストに入れるようになったのも、気持ち良く歌えるようになったからではないでしょうか。

あと少し、もう少し極めて、歌手「丸山純奈」の「明日への手紙」を完成して欲しいのです。そして、僕を、中学生シンガー「すーちゃん」の呪縛から解放して欲しいのです。

2024年6月23日日曜日

「オリビアを聴きながら」「会いたい」「わたがし」covered by 丸山純奈 ~横須賀「街なかミュージックライブ」~

横須賀でのライブは、昨年11月の「ジャズロックフェスティバル」以来。同じ会場のようですが、歌っている場所が前回と反対側になっています。壁を背にしていないので、後ろのギャラリーがチラチラと気になりますが、駅の構内放送が入り込まないようにするには、こちら側の方が良いってことでしょうか。

さて、今回のライブで気になった曲は、何と云っても「オリビアを聴きながら」であります。それから「会いたい」「わたがし」でしょうか。3曲とも、無理なく歌えていて良かったと思いますよ。

それにしても、随分、懐かしい曲をセレクトしたものです。すーちゃんは、勿論、生まれてないですし、お母さんがスキだったと云うよりも、お祖母ちゃんの運転する車で流れてましたという類いの楽曲です。どこから、引っ張ってきたんでしょう。昔、通っていた音楽スクールの課題曲だったとか、それとも、最近、誰かカバーで発表したのかなぁ。「この街」「Love me」と弾き語りして、ギターを置いて「オリビア・・」が、いきなし流れて来たときのギャラリーさんたちの反応が知りたいですね。

「オリビアを聴きながら」は、1978年リリースですから、もう46年前になります。僕的には、尾崎亜美さんの楽曲というイメージですが、杏里さんのデビュー・シングルだったんですよね。オリコンチャートでの最高順位が65位だそうですから、発売時は、全く注目されてなかったことになります。僕も、この曲を知ったのは、20代になってからでした。カラオケスナックで女の子が歌っていたのを聴いて、こんな曲があるんだって衝撃を受けました。杏里さんの持ち歌だって知ったのは、その後の話であります。いろいろと個人的に思い入れのある曲なのですが、まさか、すーちゃんがカバーするとは、思いませんでした。正に「出会った頃は、こんな日が来るとは思わずにいた」であります。横須賀に行かなかったこと、至極後悔しております。

現在、単独でアップされているのは、こちらの動画でしょうか。

改めて聴いてみますと、まあ、真っ昼間にミッキーマウスのTシャツを着て、野外で歌う曲ではありませんねぇ。これ、歌舞伎町のステージで歌って欲しかったなぁ。いつの日か、生で聴きたいです。(できれば、ちゃんとしたステージで)絶対泣くと思う。


「会いたい」は、沢田知可子さんの8枚目のシングルで、1990年発売とありました。僕は、このようなストレートに泣かせにくる楽曲は苦手なんですけど、切々と歌い上げる、すーちゃんの歌唱スタイルには、1番合っていると思います。

それから、すーちゃんとは全然関係ないんですけど、ウィキペディアに出ていた作詞家による「著作者人格権侵害訴訟」の記事が興味深かったです。こんなことがあったんですね。和解が美談として書かれてましたけど、10年後に起きた「セクシー田中さん」の事件を思うと、複雑な気分であります。

駅前で「会いたい」なんてコマセを撒いたものだから、僕みたいな「おじ」たちが集まって来ちゃいましたよ。僕的には、あと5年くらいしてから、もう一度歌って欲しいかなぁ。そしたら泣くかもです。


3曲目は、back numberの「わたがし」であります。前の2曲と比べると、昭和のフォークロック感満載で1番古めかしいんですけど、2012年リリースとありましたから、そんなに昔の曲じゃないんですね。back numberは、老若男女を問わず幅広い層からの支持を集めているそうですが、なるほど納得です。

夏祭りシーズンが近いってことでのセレクトでしょうか。男子目線の曲ですけど、今のすーちゃんには、1番ピッタリの曲に思います。テンポの良い曲ですから、あまり捏ねくり回さずに歌うのが良かったと思います。言葉さえ伝われば、あとは聴き手が勝手に感動しますからね。もし弾き語りだったら、泣いちゃったと思います。

折角ですから、「わかがし」の公式PVを貼り付けさせて頂きましょうか。バンドって良いですよね。すーちゃんは、もう、バンドボーカルする気って、無くなっちゃったのかなぁ。

わぁー、青春ですよね。めちゃめちゃ青春ですよね。今も昔も変わらない、ウジウジ系男子の恋愛ソング。これこそ何十年たっても変わることのない青春であります。

2024年5月28日火曜日

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」「いのちの名前」covered by丸山純奈 ~千葉中央公園・宇都宮駅西口~

丸山純奈さん(すーちゃん)の関東巡業も、残すところ埼玉県のみとなりました。

路上ライブのセットリストは、初出の曲を1つと、最近歌い始めた曲と、昔から歌ってる曲で数曲、オリジナルの「この街」で合わせて6、7曲って感じで固定されつつあるようです。

オリジナル曲については、「この街」ばっかりですねぇ。僕的には、「雨音」なども聴きたいところですが、この曲でデビューするつもりなのかなぁ。だとしたら、高校生の時にデビューしてしまえば良かったのにって思ってしまいます。

さて、今回も、最近のライブで気になった曲を取り上げていきますね。まず1曲目は、千葉で披露してくれた「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」であります。この曲、聴いたことはあるんだけど、思い出せなかったんですよね。で、YouTubeでオリジナル(CHARAさん)のMVを見たら思い出しました。雰囲気があまりにも違うので繋がりませんでしたよ。

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、作詞・作曲「岩井俊二」「CHARA」「小林武史」、1996年に映画「スワロウテイル」主題歌として発売されたとありました。主演の「CHARA」さんが、劇中の架空バンド「YEN TOWN BAND」のボーカルとして歌っていたんですね。

映画の方は、当時だいぶ話題になったようですけど、あの頃の僕は、映画を見に行く余裕など全く無かった時期ですし、あったとしても絶対見ないジャンルの作品でしたから、この映画のことは全く知りませんでした。

近未来の(架空の)日本が舞台。「円」が世界で1番強い通貨で、その「円」を目当てにアジアからの移民で溢れている世界だそうです。バブルですよねぇ。30年後の日本が、円安に喘ぎ、政府が為替介入し、若者がオーストラリアに出稼ぎに行く国になるなんて、誰も想像してませんでしたよね。まあ、映画は架空の話ですから、話が面白ければ、現実がどうあれ関係ないことではあります。

楽曲としての「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、(映画と切り離されても)現在も歌い継がれる名曲となっております。僕のように、映画のことは知らなくても、この曲は知っているという人は多いんじゃないでしょうか。サビがとにかくキャッチーですので、いつまでも頭の中でリピートしていましたよ。

では、「CHARA」さんと「すーちゃん」のテイクを2曲続けてどうぞ。


動画のアップ主の「Daily life in japan」さんは、すーちゃんの路上ライブを多く撮影されている方です。縦画面ですからスマホの手持ち撮影かと思うのですが、音質が素敵ですので時々視聴させて頂いております。

それにしても、何でこの歌を唄おうと思ったのか、それが知りたいです。普通、ライブでは曲への想いとか語るじゃないですか。でも、すーちゃんは、曲名すら云いませんからね。誰かのカバーに影響されたんでしょうか。それとも、ネットか何かで映画を観たんでしょうか。

歌唱については、静かな感じで入って、サビも無事に歌い切ったってところでしょうか。安心して聴くことができました。これから歌い込んでいけば、すーちゃんなりのアジが、もっと出てくるように思います。でも、聴き心地が良いので、何度もリピートしてしまいましたよ。カバー曲の中では、Best10に入るデキに思います。


もう1曲は、木村弓さんの「いのちの名前」であります。これは僕でも知っていました。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲ですね。映画館でもテレビでも観ました。ウィキペディアによると、「いつも何度でも」が主題歌、「いのちの名前」がテーマソングという扱いになるそうです。作詞は「覚 和歌子」さん、作曲が「久石 譲」氏とありました。

オリジナルは「木村 弓」さんなんですけど、YouTubeに「幾田りら」さんのテイクがありましたので聴かせていただきましょう。

人間らしく唄っている「幾田りら」さんです。以前も書かせて頂きましたが、幾田さんの歌唱って性格と育ちの良さを感じるんですよね。それから、聴き手に寄り添うような優しい歌声が魅力に思います。

「YOASOBI」のボーカルとして大ブレイクした「幾田りら」さんですが、「YOASOBI」のボーカルって、ボーカロイドで十分に思えるんですよね。寧ろ、幾田さんがボーカロイドに寄せちゃってるって云うか・・・大成功した幾田さんですけど、これって彼女が本当にやりたいこと・・・ですよね。大きなお世話でした。

では、すーちゃんのテイクを貼り付けさせていただきます。まだ速報版の動画が多いんですけど、単独のテイクというと、こちらになりますでしょうか。

頑張ってますよね。ただ、頑張り過ぎちゃうと一本調子になりますし、張り上げた地声と裏声との使い分けが難しくなってしまいます。本当はね、語りかけるように優しく歌って欲しかったんだけど、路上だと致し方ないのかなぁ。こちらは、カバー曲の中でBest30(?)に入るデキかなぁ。


今回も勝手なことばかり書いてしまいましたけど、ライブの度に新しい曲を披露するというのって大変なことだと思うし、チャレンジするってことは、歌への情熱が確かってことですから、嬉しい限りです。正式にデビューする日を気長に待つことにいたしましょうか。

2024年5月19日日曜日

おすすめ動画に出てきた「えくぼっち」って、誰? ~1本の投稿から中高生のインフルエンサーになった女の子の話(妄想)~

連休中に暇してスマホをながめていたら、突然「えくぼっち」なる女の子のショート動画が出てきた。以前から書いているように、僕は普段から女の子の動画ばかりを見ているわけでは無いので、YouTubeのアルゴリズムがこのような動画を送りつけてきた理由は不明である。


そういえば、何ヶ月か前にも、同じ子の動画が送られてきたことがあった。その時は、今時の女の子がTikTokをおもちゃにして遊んでいるように思えたのでスルーしていた。(しつこいようだが、僕は女の子の動画なら何でも喜んで見ているわけではない。)でも、今回はコメント欄に気になるところがあって、チャンネルを開いてみた。ああ、YouTubeもやっているんだって(暇してたから)いくつかの動画を見たわけである。

チャンネルの構成は、TikTokやショート動画が男子向け。YouTube動画は女子向けと云った印象で、全く異なる二系統の動画が1つのチャンネルを構成しているところが面白かった。交際してる彼氏が「えくぼっち」のファンで、嫉妬した彼女がチャンネルを覗いてファンになってしまったなんて話は、彼女のチャンネルの二面性を良く表してるエピソードだ。繰り返し云うが「えくぼっち」が、ただ可愛いだけのTikTokerだったら、僕はブログ記事を書くことなどなかっただろう。


まずは、男子向けのショート動画から幾つかを貼り付けさせて頂こう。いい歳をした大人が見るようなモノではないので、視聴は自己責任でお願いしたい。あと、家族には、決して覗かれないように。


TikTokのようなショート動画は、加工アプリを使って補正することが多いとのことである。加工アプリとは、顔の色艶を良くしたり目をパッチリしたりという、所謂デジタル上の美容整形らしい。最近ではAIによる画像処理機能が付いているモノもあって、加工されていることに気付かないことも多いそうだ。(僕もである。)


ナチュラルメイク+マスク+加工アプリという三重のコーティングを施されている画像が、可愛くないわけが無い。


中には、マスク無しの無加工みたいな動画もあるようで、まあ、結論としては「えくぼっち」は、そのままでも十分可愛い女の子ではある。


彼女がSNSの世界に登場するようになったのは、約束の時間に遅れそうになり、パジャマ着でファミレスにやって来たのを、幼馴染みで親友の「のんちゃん」がTikTokに投稿したのが最初らしい。パジャマ着が天然なのか演出なのかは分からないが、えくぼっちがボケの素養のある女の子であることは確かだ。


極度の人見知りで、進学した高校で「ぼっち」だった彼女だが、投稿がバズり、フォロワーが増えるにつれて、自らを人に魅せる術を学び、周囲から期待される「えくぼっち」を演じるようになったようだ。TikTokのフォロワー40万人、インスタグラムのフォロワー30万人、YouTubeのフォロワーが20万人とあった。もちろん3つの数字は被っているのだろうけど、令和の大女優(?)「黒島結菜」さんでさえ、インスタのフォロワーは30万人ちょっとなのだから、活動歴2年足らずの一般の女子高生で、このフォロワー数は凄いことに思う。


えくぼっちは、現役高校生(未成年)であるので、個人情報は一切公開されていない、とは云っても、素顔をこれだけ晒していれば、近しい者は当然分かっているだろうし、学校にバレそうになったけどシラをキリ通したと語る動画があって、面白可笑しく作られているが、SNSを投稿するにあたって、学校と何かしらの約束が交わされたことは確かなようである。通っている学校についても未公表であるが、ショート動画に写っている背景や他の様々な情報を合わせれば、ネットでの噂は、まあ、その通りなんだろうなと思う。

そんな「えくぼっち」だがTikTokを始めて半年を過ぎた頃、投稿動画がヤラセではないのかということで炎上したそうだ。これはフォロワーが一定の数を超えると必ず起きる現象で、エスカレーターで振り返った姿がわざとらしいといった類いの、本当にくだらない誹謗なのだが、高校生の二人にはキツかったのかもしれない。えくぼっちがYouTubeを始めたのも、この時からのようだ。


動画は「えくぼっち」が美味しそうに独り外食している映像に「ぼっち」ネタを語る音声を被せるパターンだ。兎に角、ボケまくるので突っ込み所は満載である。って云うか、視聴側にツッコませるように、ボケているのかもしれない。独特の雰囲気を持った子である。食べてる姿が可愛い。一見すると、テキトーに撮った映像にナレーションを被せただけのようだが、視聴者が不快に思うであろう瞬間は、ちゃぁんと編集されている。

ぼっち系チャンネルというのは、YouTubeでも1つのジャンルを形成してるらしい。大抵は、ソロキャンプとか、独り外食が多いようだ。って、独りでやれることなんて、それくらいしか無いのだろう。このチャンネルの動画も、ぼっち系のありふれたシチュエーションなのだが、面白いのは、その語りの部分である。

ナレーションで声真似を入れながらボケまくるのは、さすが関西圏の女の子。ただ、語る内容については、わりと重い話もあって、画面とのギャップが、これまた面白い。意外と中毒性もあって、同じ動画を繰り返し見てしまう。動画の内容は多岐にわたるが、取りあえず貼り付けさせていただくのは、これ。


お箸の持ち方から、左利きなのかなと思っていたが、よく見ると映像が反転になっていた。身バレ防止のためにしては、周りの文字が反転してるのはそのままだから、ツメが甘すぎる。店員さんの名札にもぼかしを入れるなど、編集にはちゃんと気を使っていることを思えば、文字の反転に気がつかないなんて有り得ない。実は、左手でご飯を食べる女の子は可愛く見えると云う説があって、もしこれを実践しているのだとしたら大したことに思う。と書いたのに、上の動画は右で持ってる。

こちらは、朝のルーティン。動画の編集力ってのは、1つの才能である。


「ぼっち」なのに、こんなに可愛くて、面白くて、才能がある子がいる。ならば「ぼっち」であることは、恥ずかしいことでも、劣っているわけでもないわけで、だからこそ「私も頑張るから、皆も頑張ろ」という言葉に、多くの中高生が励まされるのだと思う。

「ぼっち活動を楽しみましょう。」と云っても、彼女は友人関係を否定しているわけではない。「学校は無理して行かなくても良い。」と云っても、学校を否定しているわけでもない。彼女自身、勉強を疎かにしているわけではないし、和気藹々としたクラスを羨ましいと思っている。「学校を休んだ日の午前中は、もの凄い罪悪感に苛まれる。」「とりあえず、五月を乗り切ろう。先のことは考えずに、楽しいことだけを考えて。」とか、この言葉に共感する子は多いと思う。

こちらは「銀の盾」を貰った時の動画である。チャンネル登録者10万人というのは、YouTuberならば誰もが目指す目標であり、一人前のYouTuberとして認められる証であり、(収益化の具合にもよるが)YouTuberとして生活できるかどうかのラインだそうだ。


銀の盾をもらって、テンション上がりまくりのえくぼっちと、冷静に語るもう一人のえくぼっち。動画の音声を消すことなく、ナレーションを被せるという手法である。こういう構成にお手本となる動画があるのか僕は知らないが、2つの音声の比率が7:3という、聞こえるかどうかのぎりぎりの比率になっているのが秀逸である。


YouTubeのフォロワー数は、20万人を越えた今も着実に増えている。今年は受験生だろうから、定期的に動画をアップするのは大変なことだと思う。まあ、ツラい時には、学校を休んでも構わないように、大変な時は、動画をアップする必要もないわけで、勉強が忙しいので動画はお休みと云ったとしてもフォロワーは納得するだろうし、むしろ、そういうリアルな姿をファンは支持しているのだと思う。

最後は、謎動画「ASMRウーラーヤハヤハ」で、お終いにしよう。「ちいかわ」の中で1番の推しである「うさぎ」になりきってプルコギピザを食べるだけの動画である。美味しそうに食べているように見せる編集法にも注目したい。ちなみに、僕の1番の推しは「モモンガ」である。「回り込んで、見ろ!」


ASMRって、咀嚼音を延々と聞かされる動画のことだっけ?

では、では。

2024年5月18日土曜日

「いのちの歌」「Be My Last」covered 丸山純奈 ~横浜マリンタワー「STREET PERFORMER BOX」~

丸山純奈さん(すーちゃん)のストリートライブが、5月4日に横浜マリンタワーで開催されました。このライブは事務所のホームページでも告知されていましたので、公式(?)の活動になるでしょうか。僕、マジで行きたかったんですけど、行動力が足りませんでした。結局、今回も路上ライブ系YouTuberさんのお世話になっております。

それにしても、たくさんの人ですね。ちゃんとした(?)イベントですから、ステージくらい組んであるかと思ったんですけど、これでは後ろの方は、全然見られなかったんじゃないでしょうか。


さて、動画を視聴させて頂いて、まず印象に残った曲は、「いのちの歌」であります。

「いのちの歌」は、双子のタレント「茉奈・佳奈」さんがNHKの連続ドラマで歌った劇中歌で、作詞は竹内まりやさん、作曲は村松崇継さんとありました。この歌は、中学生シンガーの頃もよく歌っていて、(僕は大知直樹先生のギター伴奏にストレスを感じてしまうので、あまり聴いておりませんが)、動画は10万回以上再生されています。いのちの歌は、たくさんのアーティストさんがカバーし、様々な場で歌われていましたが、茉奈・佳奈さんが歌っていたことや、連ドラの劇中歌だったってことは、すーちゃんのカバーを通して知りました。

今回貼り付けさせて頂くのは、music紫乃さんの動画です。music紫乃さんは、すーちゃんの路上ライブを初期の頃からアップしてくださっているYouTuberさんですね。

こういう、普通の歌を普通に歌って聴かせられるのが、すーちゃんの良いところであります。この曲は、合唱曲として学校でも歌われているそうで、このような万人向けで、(例えそれが超ド素人でも)歌い手を選ばない。それが「いのちの歌」が親しまれている理由に思います。

地声とファルセットの使い分けとか、地声からウラ声に上がるところとか、ちょっと雑っぽく感じられましたけど、路上ってこともあるし、最近はそんなに歌い込んでもないでしょうから致し方ありません。もちろん、生で聴いていれば、じゅうぶん感動できると思います。


前回のブログで書き忘れたんですけど、水戸のライブで「この街」の1番を2回歌ってしまい。やり直したテイクがありました。「この街」なんてオリジナル曲だし、何回も歌っているんですから間違えようが無いと思うんですけどね。で、この1番を2回歌うってことなんですけど、「あおぐみ」さんなら分かるかと思いますが、過去にも同じことがあったんですよ。

渋谷のeggmanでの「POLU」ファーストライブ、当時話題になっていた「I Love You」を披露してくれたんですけど、その時も、1番を2回歌ってしまったことがありました。当時のブログ記事です。

丸山純奈が最大の魅せ場「ILove You」でまさかの歌詞飛ばし

この時は、歌詞がとんでしまって、そのまま終わってしまったんですけど、今回は(戸惑いながらも)歌い終えて、その後、ちゃんと、やり直したってところに、すーちゃんの成長を感じました。


で、話を横浜に戻しますと、このライブで僕的に1番良かったと思ったのは、宇多田ヒカルさんの「Be My Last」であります。この曲は、今年の路上ライブでは何回か歌っていたんですけど、この横浜のテイクが最高によかったです。

Wikipediaによると「Be My Last」は、2005年9月28日にリリースされた、宇多田ヒカルの14thシングルで、同年10月公開の映画「春の雪」の主題歌として使用された、とありました。「春の雪」は、「三島由紀夫」の長編小説「豊饒の海」4部作の第1部で、上流階級の若き男女の暴走する恋を描いた作品であります。

たくさんアップされている動画の中で、セレクトさせて頂いたのは、live on-street performance さん投稿の動画です。live on-streetさんは、すーちゃんの高画質・高音質の動画を投稿してくだっているYouTuberさんであります。

この1曲に懸けているっていうか、気魄を感じます。

母さんどうして 

育てたものまで

自分で壊さなきゃならない日がくるの?

Yahoo!の質問箱で、この曲は宇多田ヒカルさんの母親「藤圭子」さんを歌っているのですか。なんていう質問がありました。回答欄では、この曲は映画の主題歌であり母親は関係ありません、と全力で否定していましたけど、歌詞をどう読んでも、原作のイメージは湧いてきません。輪廻転生がテーマである原作の主題歌が、なんでBe My Lastなのか、凡人にも分かるように教えて欲しいです。

宇多田ヒカルが「母さん」と歌えば、そこに「藤圭子」を連想するのは、素朴で当然の発想でしょうし、となれば、この曲を歌いこなせるのは宇多田ヒカル本人だけであり、ファンは彼女以外の者がこの曲を歌うことを認めないと思います。そんな曲に、弾き語りで挑戦するんだから、「すーちゃん」もかなりのチャレンジーといえましょう。

弾き語りというのは、自己で完結していますからね。感情を表現するにこれ以上の方法はありません。大好きな「宇多田ヒカル」さんのカバーでも「traveling」あたりを歌っている時は無難でしたけど、最近は「Gold」のような難曲を歌うことが多くなりました。歌舞伎町の時は、どうなのかなぁって感じでしたけど、横浜での「Be My Last」は、本当にサマになっていて格好良かったです。できることならば、宇多田さん本人にも聴いていただきたいと思った次第です。


「春の雪」に出てくる奈良の門跡寺院は、どう考えても圓照寺しかないし、実際そのようで、映画のロケも圓照寺で行ったそうです。圓照寺は現代では珍しいガチな尼寺ですから、仏像巡りで全国350ヶ寺以上拝観した僕でも、圓照寺には行ったことがありません。まあ、行ったとしても、主人公「松枝清顕」のように門前払いされるのは必至であります。

2024年5月11日土曜日

「桜色舞うころ」「ORION」covered 丸山純奈 ~すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしの話~

新年度が始まり、海老名、高崎、水戸での路上ライブと丸山純奈さん(すーちゃん)の活動も活発になってきました。カオスな新宿駅周辺と違って、この3カ所は路上パフォーマンス公認か黙認エリアのようであります。なかなかの集客力で、地方都市での路上ライブとしては、異例のギャラリーさんが集まっていたようです。僕は、いずれのライブも参戦していないのですが、すーちゃんのファンや路上ライブ系YouTuberさんのおかげで、ありがたく動画を視聴させて頂いております。

撮影の様子もSNSに投稿されておりましたが、まるで駅のホーム端に群がる撮り鉄さんか、富士吉田のコンビニ富士山みたいです。僕も「POLU」のライブにカメラを持ち込んだことがありましたけど、結局は上手くは撮れないし、ライブに集中した方が良かったなぁと後悔したものです。中には、投稿が目的の方もいるかもしれませんけど、お小遣いが稼げるほど回っているんでしょうかね。

で、今回貼り付けさせていただくのは、 Music Collection(Mコレ)さんが投稿された、中島美嘉の「桜色舞うころ」であります。ちょうど桜のシーズンでしたから選曲したのかと思いますが、素晴らしいデキで久しぶりに感動させて頂きました。

バラード歌手「丸山純奈」の真骨頂と云って良いでしょう。このテイクなら、何処へ出しても、誰に紹介しても恥ずかしくないと思います。

海老名のライブは、お隣が随分賑やかだったようで、人間の聴覚にはノイズキャンセリング機能がありますから、生で聴いているときは、さほど気にならないのかもしれませんが、動画で視聴すると歌に集中できません。(音に遠近感がないからかなぁ。)ライブ音源を補正修正することには賛否あるようですが、こういう時には助かります。

すーちゃんは、中学生の頃と比べて、力強さがなくなったんじゃないかとか、音域が狭くなったんじゃないかとか云われてますけど、聴き手に伝える術というのは、確実に向上していますし、それらがドハマリしたのがこの歌唱ではないでしょうか。僕は、この歌を聴きながら、「松浦亜弥」さんの「想いあふれて」を思い浮べてしまいました。まあ、歌詞の中に「想いあふれて」って言葉があっただけのことかも知れませんけど。

もう1つ、Tokyo Street Live 4K (ストラブ4K)さんの動画も貼り付けさせて頂きましょう。ブレス音が多少気になりますが、エコーが控えめで、自然な感じに聴こえます。


すーちゃんは、自分がよくカバーするアーティストさんには「大好きな」宇多田ヒカルさんとか、「尊敬する」アンジェラ・アキさんのように枕詞を付けるのですが、中学生の頃から歌っているのに、中島美嘉さんには枕詞が付きません。とくにファンじゃないのかなぁ。歌唱スタイルが全く異なるので、カバーにありがちな、元歌に引きずられるということがありませんし、声域が合っているんでしょうか、安心して聴くことができます。路上ライブでの「僕が死のうと思ったのは」「一番綺麗なわたしを」「雪の華」など、どのカバーにもハズレがありません。

次は、「ORION」であります。投稿主の「DOOR」さんは、すーちゃんの路上ライブを初期の頃から投稿されていた方です。動画の説明欄に2023年6月29日とありましたから、最初の頃の新宿テイクだと思います。って、その日って活動していましたっけ? 

で、その前に、13才の時の歌唱を貼り付けますね。すーちゃんはね、昔から「歌は」上手だったんですよ。


はい、全球ストレート勝負みたいな歌唱でしたね。

そして、こちらが、19才のすーちゃんです。新宿の路上に座り込んで歌っています。いつの日か、この時の心境というか、心情を語って欲しいなって思っています。

これは、最近投稿された動画ですけど、いやぁビックリしました。新宿で「ORION」歌ってたんですね。投稿主さんには感謝です。

僕は、中学生シンガーだったすーちゃんの歌唱を聴いたとき、この子が成長していく様をリアルタイムで見守っていくことが最大の楽しみだったんですよ。まあ、空白の4年間を挟むことになって、その願いは、敵わなかったんですけど、今回投稿された2つのテイクを聴き比べて、この4年間に何があったが感じ取れるかと思って・・・詮無い話をしてしまいました。

やはり、すーちゃんの中島美嘉カバーにハズレなしであります。