2019年10月20日日曜日

丸山純奈「ハナミズキ」 ~もっと四国音楽祭2019~ 再編集

10月1日、トライストーンから、丸山純奈さんが「もっと四国音楽祭2019」に出演すると正式に告知されました。合わせて、10月22日に入間市で開催される「1080人で歌おう!~どこから来たの?~」への出演も発表されています。丸山純奈さんは、トライストーン所属のタレントであって、今後の活動については、トライストーンのホームページをチェックしていれば良いと云うわけですね。つまり本物のタレントさんになったということです。


途中で切れてしまい、申し訳ありませんです。

ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)。このアメリカ原産の街路樹は、丈夫で育てやすいこと、樹木としてのまとまりが良いことなどで、最近、あちらこちらで見かけるようになりました。
僕の家の近くにも「花水木」が植えられています。さもない一方通行の道路なんですが片側に2・30本ほどの花水木が街路樹として植えられているんです。普段は地味な街路樹なんですが、春になると、突然、薄紅色というか、限りなく白に近い大きな花を咲かせるので、ああ、花水木だったんだ、なんて思い出すんです。

街に出たときに、写真を撮ってきましたので、丸山純奈さんの素敵な歌に合わせて、スライドショーにしてみました。ちょっと桜とかも混じってますけど・・・w
こちらは、歌は途中では切れませんので。



で、音楽祭のフルテイクは、こちら。YouTubeへのリンクになります。


肝心な、彼女の進化の具合は・・・昨年の「HOME」のデキも良かったですからねぇ。

ただ、彼女がこのステージで「ハナミズキ」をこういう風に歌いたかったんだなってことは、伝わってきました。もっと張り上げることもできたと思うんですけど、そうはしなかった。これまでの彼女は、この歌い方しかできないって歌唱を全力でこなしてきたように思います。もちろん、それはそれで、とっても素敵なことだったんですけど・・・ってことは、進化しているってことなのかな。

出だしこそ、あれって感じを受けましたけど、NHKの歌番組にしては強めのエコーの助けもあって、「天使の歌声」という看板通りの歌唱を披露してくれたように思います。特に、二番のサビが良かったです。彼女の進化をもう一つ感じるとすれば、この部分でしょうか。


松浦亜弥さんのファンになりたての頃、僕は彼女の二番の歌唱を聴くのが好きでした。二番って何処となくアジが有る歌詞が多いし、二番を歌う頃って歌手の気分も乗ってきて、こちらも気持ち良く聴けるからです。松浦亜弥さんは「あやや」と呼ばれていた頃から、二番の歌い方が上手でした。彼女の二番の歌唱は、一番の単純な繰り返しではありませんでした。そして、二番から間奏に入る前のCメロの盛り上げが彼女の真骨頂でした。1回しか歌わないCメロは、歌手の実力が一番分かりやすく現れるところでもあります。

僕が松浦亜弥さんのファンになったのは、彼女が休業寸前の時でした。僕は、14才でデビューした彼女が、如何にして希有なシンガーへと成長していったのかを、ライブDVDやYouTube動画を追うことによって知ろうとしました。それは、とても楽しい作業でしたが、全ては過去の出来事でした。

そんな時、僕は、14才の丸山純奈さんに出会いました。丸山純奈さんの歌に初めて出会ったとき、彼女が二番とそれに続くCメロを、情感を激込みして歌っているのを聴いて嬉しくなりました。何より彼女は、最近の若い子がよくやる巻き舌の英語日本語でなく、普通の日本語で普通に歌っていました。彼女のストレートな歌唱は、感情を込めまくっても決してクドくならず、心の奥に響いてきたんです。

僕は、一人の少女が日本を代表する歌手に成長していく過程を、今度はリアルタイムで実感できるのではないかと思いました。だから、数年は、人前で歌わないと宣言した彼女が、こうやってステージに立ってくれたことをとても嬉しく思います。

「ハナミズキ」は、彼女が歌を始めたばかりの頃、地元のカラオケ大会で歌った曲だと聞きました。その時、優勝できなかったことが、歌に真剣に取り組むきっかけになったそうです。
2016年のライブでこの曲を歌ったとき、お母さんに「上手になったね」と褒めてもらいたくて(セットリストに)入れたと語りました。

今回、彼女が「ハナミズキ」を選曲したのも、きっと家族に聴かせるためだったと思います。上手になった自分を見て欲しかったのだと思います。
これからも、彼女は節目節目で「ハナミズキ」を歌い続けていくような気がします。「上手になったね」と褒めてもらうために。

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