まあ、昔から、科学的根拠が無いだとか、そんなの言ってるのは世界中で日本人だけだとか指摘されてましたけどね。血液型性格診断を否定するのが一流の社会人であり、喜んでいるのは低俗な人間で或ると云うのが、現在の風潮のようです。どうも、最近は、何でもカンでも右にならえの感があって、ひとたび否定し始めると一斉にそっちに偏りますからね。
まあ、僕だって血液型性格診断なんて本気で信じているわけでもないんですが、話すネタが無いときとか、重宝しますからね。それなりに人間関係を構築するツールとして、世の役に立っていたようにも思います。
少し前までは、B型が、「空気読めない」とか「自己チュウ」みたいな云われようで、頻繁にからかわれていましたっけ。ブラハラの最大の被害者がB型といえるかもしれません。B型は自由奔放の裏で傷つきやすいって言いますからね、ってこう云う発言をブラハラと云うんですよ。
僕らの世代だと、B型の代表は、「長嶋茂雄」さんなんですけど、われらが松浦亜弥さんもB型だそうです。
では、1つめは、2007年のライブテイクからでいかがでしょうか。
自虐的自己啓発系B型応援ソング「女 Day by Day」は、アニソンの作曲なども手掛けている「村井 大」氏の作詞になるもので、松浦亜弥さんを歌ったものとされています。
けど、何か変ですよね。まず、松浦亜弥さんは、僕の思っている限りでは、歌詞に描かれているような人ではありません。ホントは、こういう方かも知れませんけど、世間がイメージしている松浦亜弥さんをちゃんと描いてくれないと、聴く側としては納得できません。
それから、歌詞に歌われている人物像は、一般的に云われているB型人間とは少し異なっています。「気まぐれ」は、良く言われていますけど、B型人間が「自己主張が苦手」ってことは無いですよね。
この楽曲は、松浦亜弥さんのリクエストによって作られたそうです。オリジナルアルバムに収録されているということからも、楽曲の内容については、打ち合わせ等が行われたはずです。と云うことは、この歌詞に書かれている内容は、やっぱり、松浦亜弥さんのこと、あるいは松浦亜弥さんの考えが反映されたものなんでしょうか。
でも、あまり直接的に書いてしまうと、重い感じになってしまいますから、適当にぼやかしたんでしょうね。結果的に「これ誰のこと」、って感じになっちゃったように思います。
耳障りの良い単語を羅列しただけの歌詞は、読解力に難があり東大受験をあきらめたという「東ロボ」君でなくても読解不能です。でも、松浦亜弥さん以外が歌っても違和感の無い、普通の楽曲になっちゃったおかげで、こんなカバーも行われています。
鈴木愛理さんも、今年22才で、B型だそうですよ。でも、カバーしていただいて、こんなことを云うのも何ですけど、イマイチ似合ってないような・・・。
3つめは、マニアックライブⅤからのテイクです。歌は2分18秒からです。
Cメロで盛り上げて、間奏に入っていくところが最高ですね。どの曲でもそうなんですけど、松浦亜弥さんのCメロの歌い方は、抜きんでて素晴らしいと思います。
この他、2008年のライブでも歌っているのですが、何故か、このマニアックライブのテイクが一番良いように思います。
鈴木愛理さんのカバーからも分かるように、この楽曲ってアイドルソングじゃないですよね。だから、アイドルソングの歌い方じゃあ似合わないし、アイドルが脱アイドルっぽく歌っても無理がある。
マニアックライブのテイクが良い感じに思えるのは、実年齢が、歌詞の世界観に近づいていて、無理に演技して歌わなくてもサマになってきたからだと思います。歌が似合う、似合わないというのは、歌唱力で代替えできることでは無いようです。
ですから、「女 Day by Day」は、今の松浦亜弥さんが無理なく歌えて、一番似合う楽曲のように思います。松浦亜弥さんが復帰したら、歌って欲しい曲のNo.1です。まあ、一番安心して聴けそうってのが本当の理由なんですけどね。他の楽曲だと、声出るかな、上手く歌えるのかなって、ヒヤヒヤしながら聴かなきゃならないでしょ。これだったら、とりあえず大丈夫そうって云うか。
ってことは、やっぱり「女 Day by Day」は、松浦亜弥さんについての、松浦亜弥さんのための楽曲だということになるのかなあ。
2 件のコメント:
久々の亜弥さんネタお待ちしておりました。
こう言うアップテンポなノリのいい曲がやっぱり絶品ですよね。
ライブでの煽り同様、聞く人を乗せるというか巻き込むというか盛りあげ職人芸みたいなものを感じます。
今回あらためて女 Day by Dayの歌詞を読み返してみました。
一番気になったのは
「キラキラの人生 もうすぐ終わりそう」
22歳の頃の歌だとすると、その頃もう幕引きを考えていたのかなと。
たしかにその頃は内膜症も進行していたでしょうから限界を感じていたかも知れません。
次は
「もし 愛に生きても 将来(みらい)設計できない!!
悩むほどdeep 正直(マジメ)なのyou 赤裸々の相談 誰か受けて」
お相手は慶太さんだとすれば、イマイチ伸び悩んでいるし、
私と結婚したら人気ガタ落ちかも知れないし、、、将来(みらい)設計できない!!
悩むほどdeepだけど慶太 正直(マジメ)に考えてくれてるの?みたいな。
「自己主張 苦手が基本」はわかる気がします。
自分が思ったことは曲げないという意味では自己主張は強いんですが
それを言葉で説明するのは苦手なんじゃないかと思います。
ちょっと発想が飛んでて凡人には理解しがたいというか、
説明してもわかってもらえないもどかしさがあるような気がします。
それが100回のKISSの、
「別に隠してるわけじゃないよ 誰かみたいに面白く話せないだけ」
「誰も本当の私を知らないわ 言いたくないと思う って言うか別に、別に、別に」
というところに繋がっているように思うんです。
だから亜弥さんが100KISSを歌うときには「言い表せない思い」みたいなものが
どこかにあるんだろうなと感じています。
妄想は膨らむばかり。
キラキラのアイドル人生が終わって、
その先の長い長い残りの人生を、どうやって生きていこうかと悩む日々を歌ったということだったんですね。
でも、こうやって詞にして歌い飛ばせているってことは、
この時期には、ふんぎりがついていたってことなんでしょうか。
それから、
「自己主張 苦手が基本」
「誰かみたいに面白く話せないだけ」
了解しました。
ここは、B型人間のことでなく、亜弥さん自身のことだったんですね。
確かに、バラエティー番組に出ても、気の利いたコメントとか全然出せてませんでしたからw
いろいろと勉強になります。
最後に、Cメロの歌い方を褒めておいてこんなことを云うのも変ですけど、
最後のところ「バラ色 Hard days」って歌っていたんですね。
歌詞を検索するまで、全然分かりませんでした。
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