2016年2月23日火曜日

「365日の紙飛行機」のヒットに便乗して、山本彩VSボーカロイド

 売れてますね「365日の紙飛行機」。しかも、世代を超えて。ヘビーローテーションとか、フォーチュンクッキーとは、異なる売れ方をしているみたいです。年配の方がCDショップに買いに来たら、ジャケットがAKBなものですから、これじゃないって言い張って、納得してもらえなかった、なんてエピソードも紹介されてました。握手券とか入ってたら、爺ちゃんどうするんでしょうかねw
 NHK朝ドラの力って言われてますけど、主題歌が必ずヒットするというものでもありませんから、やっぱりこの曲に人を惹きつける力があると考えるべきなんでしょう。

 まずは、王道ってことで、公式ショートバージョンです。


 この歌は、歌唱力を披露するには、少し不向きに思えますので、山本彩さんの自慢の歌唱力が遺憾なく発揮されているとは云えませんが、彼女ならば、ライブでも、つまり生歌でも、これと同等以上のパフォーマンスが期待できるのでしょうね。

 では、続いてボーカロイドカバーを2つ紹介します。1つめは、滑舌と発音に定評のある「VY1」と「IA」によるテイクです。合唱用の楽譜と伴奏譜を使ったのでしょうか。「卒業生を送る会」にでも使えそうな感じです。


 ピアノでのスリーフィンガー、懐かしいですね。僕もピアノを弾き始めたとき、一生懸命練習したんですよ。僕は、完全に自己流で、エレクトーンから入ったものですから、左手でコード、右手でベースを弾く癖がついちゃって、腕を交差させて弾いてましたw

 ボーカロイドの歌って、欲が無いんですよ。人間って、上手く聴かせようって、絶対意識するでしょ。感情込めまくったり、これ見よがしに美声を張り上げたり。で、それが歌手の魅力でもあるんですけど、そういうものが、鬱陶しいって云うと言い過ぎかもしれないけど、聴いている側の負担になる時があるんですよ。ボーカロイドの歌には、魂が無いと云うコメントがありますけど、魂が無いが故の安心感とか、心地よさがあるんですよ。
 山本彩さんと比べてどうって意味じゃあ無いですよ。誤解無きようにw

 2つめは動画付きの賑やかなテイクです。AKBと同じように、皆で歌っていますから、良い雰囲気を出していると思います。こっちは、声を重ねる心地よさですよね。SMAPだって、5人一緒に歌ってくれている間は、ホッとしますでしょw


 作成者の「no ka」さんのコメントによると、「混声合唱の楽譜を女声合唱に作り変え、移調による不協和音を取り除き、ドラムやベースを加えてバンド形式に作り変え、オーケストラ形式の音源と音響効果を追加した」とありました。好きで無ければできませんね。

 山本彩さんも22才だそうです。巷では、いつ卒業するのかっていうのが、関心事のようですけど、今、彼女に抜けられたら、NMB・AKBはお終いでしょうから、在籍のまま、シンガーソングライターとして、ソロデビューってこともありそうですね。作詞:秋元康なら問題ないでしょうw
 まあ、ソロになったとしても、世間は彼女を、元NMB・AKBというフィルターで見るでしょう。それがアドバンテージとなるか、ハンディとなるか分かりませんけど、CDショップに行った爺ちゃんみたいに、世の中では、山本彩が何者かなんて知らない人の方が多いでしょうから、新たなファンが開拓できて、案外すんなりと移行できるかもしれません。

 では、お終いは、山本彩さんの弾き語りバージョンです。


 アイドルとして走り続けてきた彼女が、22才でまだ燃え尽きていないのは、本当にやりたいことがまだまだ有るからだと思います。 まあ、ヒット曲が一発ドカーンと出れば、全ては解決です。
 芸能界はどう飛んだのかではなくって、どれだけ飛んだのかが全てなんですから。

2 件のコメント:

korou さんのコメント...

彩姉、いいですねえ。
AKBグループから抜けて、バンドでも組んでがんがん歌いまくってくれたら
いつ活動するのか分からない松浦さんは当面放っておいて
彩姉を本命に応援する予定ですが
そんな可能性は1%もないことも分かっているので
亜弥さんブログを続けているというのが現状です。

今日、先日放映された「スタジオパークからこんにちは」を見ました。
彩姉がゲストだったのですが
この「365日の紙飛行機」を生演奏で歌っていました。
大sansanさんご紹介の弾き語りは
アルペジオ中心の演奏でしたが
「スタジオパーク」ではストロークでカッコよく弾いていました。
音程も安定していて、声もよく出ていて
ひたむきさも伝わってきて、結構感動しました。

AKBに居る限り「宝の持ち腐れ」です(音楽に専念できないので)。
実に勿体ない。

さんのコメント...

1%以下ですかw
松浦亜弥さんの復帰より少ない可能性というのは、厳しいですね。

山本彩さんのAKBグループにおける立場は、高まる一方ですから、
しばらくは、この状態が続くのではという見方が多いみたいです。
聞くところによると、水着の写真集も中高生の男どもに好評のようで、
松浦亜弥さんがハロプロにいたこと、山本彩さんがNMBにいること、
同じような状況のように思えます。
音楽に専念できないという点では、山本さんのが厳しいですかね。

でも、korouさんのように彼女の歌唱力を評価する方は、かなり多いようですから、
案外、スムーズに移行できるようにも思いました。
直ぐにとは、いかないようですが。