2024年9月28日土曜日

黒島結菜「夏目アラタの結婚」鑑賞記(ネタバレは無いかと思います)

3連休に映画を観てきました。ボクはシニア料金なので1000円です。郊外の映画館の小さな劇場で、観客は2人キリであります。題名は「夏目アラタの結婚」。原作は「乃木坂太郎」氏。「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて、2019年14号から2024年4号にかけて連載とありました。主演は「柳楽優弥」さん、相手役が「黒島結菜」さんであります。作品の深読みや批評については、原作ファンの方々にお任せするとして、ここでは、映画鑑賞をしての想いを述べていきますね。

黒島結菜さんについては、ずーっと記事を書いてなくって、久しぶりの投稿になります。この間にも、事実婚からの出産とかいろいろありましたね。映画のお仕事が終わったあとで赤ちゃんができたのかなぁ。まあ、元気そうで何よりであります。

予告動画は、こんな感じ。

原作コミックは未読でしたし、あらすじも予告編も見ること無く、全くの予備知識なしで行ってきました。サスペンスですからね。最後のドンデン返しとか知ってたら面白くなかったでしょうから、正解だったと思います。家に帰ってちょっと調べましたら、原作はもっと複雑で、カットされている設定などもあったようですが、全12巻106話を2時間チョットの映画に収めるためには致し方ないことでしょう。

公開されているあらすじはこんな感じ。

日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人で、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」の異名で知られる死刑囚・品川真珠。児童相談所職員の夏目アラタはその事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の首を探すため真珠に接触を試みる。アラタの前に現れた真珠は、残虐な事件を起こした凶悪犯とは思えない風貌だった。アラタは真珠から情報を引き出すため、大胆にも彼女に結婚を申し込む。毎日1回20分だけ許される面会の中で、会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されるアラタ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白をする。

死刑囚に対して出任せで「結婚しよう」と云ってしまったアラタが、本当に結婚したいと思うようになるまでの心理描写が、この話の重要な要素だと思うのですが、そこは展開が早すぎて追いついていけませんでした。実際の裁判だと公判と公判の間は何ヶ月もあるわけですし、コミックは連載に何年もかけているので、読者は時間軸を共有できるのかもしれませんが、2時間の映画では難しいですよね。季節の移り変わりを示すようなシーンがあったりすると助かったかもしれません。

あと、拘置所の面会受け付けって、本当にあんな感じなのかなぁ。いろいろと勉強になります。

見所としては、本心を隠して、互いに探りを入れながらの面会室での会話でしょうか。ドキドキな駆け引きに引き込まれてしまいました。一言毎に豹変する黒島さんのサイコ的なキャラは、薄気味悪くもアリ、可愛くもありです。

黒島結菜さんが演じる殺人鬼「品川ピエロ」こと「品川真珠」は、幼少期の虐待(?)のために歯並びが悪いという設定になっていました。特注のマウスピースを装着して撮影に臨んだようですが、笑ったときの顔が不気味なんですよ。こんなの黒島結菜じゃない!って(心の中で)叫びながら見ていました。あまりにもリアルなんで、本当の歯だと誤解されないかと心配になってしまいます。

過食症で肥満の特殊メイクは良いんですよ。でも、歯並びが悪いなんて設定は無くても物語は成立するでしょうから、事務所NGにしていただきたかったです。まあ、原作者が「ここは絶対に譲れない」と主張したとのことで致し方ないんですけどね。そう云えば、時をかける少女2016のときも、美容院で前髪を失敗したという設定で、へんてこな髪型で登場して、せっかくの可愛いお顔が台無しでした。そういうところでリアルさを追求する必要ってあるのかなぁ。やっぱり、女優は可愛く美しくあって欲しいです。

中川大志くんは、品川真珠の弁護士で、彼女の無罪を勝ち取るために奔走しています。のめりこみ過ぎてる感もあって、死刑囚にマインドコントロールさせているんじゃないかと心配になりました。原作では別の設定もあったみたいですけど、映画の大志くんは、ひたすら格好良くって、鎌倉殿の13人に出てた「畠山重忠」と同じキャラの同じ演技。

佐藤二朗さんは、趣味が死刑囚のアイテムコレクションという怪しい役どころ。「会社でイヤなことがあったときは、死刑囚と面会すると心が休まるんです。フフフフ。」だそうです。これぞ佐藤二朗という完全なハマリ役で、楽しそうに演技してました。でも、悪い奴では無くって、アラタに死刑囚の心情や裁判の行方など有益なアドバイスをしてくれる、意外と頼りになる存在。 

他には、児相の相談員でアラタの同僚役の「丸山 礼」ちゃんが良かったです。原作では重要な役柄のようですけど、映画での出番は多くは無かったかな。演技はコントの時と同じですが、脇役としての存在感がありました。映画は初出演とのこと。これからお仕事が増えそうな予感です。

制作にあまりお金をかけてないし、宣伝もそれほどしてないようですから、映画としてはかなり地味で、ネットや地上波のドラマでも十分かなってところでしょうか。ただ、黒島さんの体当たりな演技は伝わってきました。

大きなドラマの脇役というよりも、小さな仕事の主演級をコツコツとやっていくのが、彼女に合っているのかもしれません。とりあえず育休に入るのでしょうが、突然の引退なんてこともありえるし、これが最後の作品になる可能性を否定できないのが、ツラいところであります。

2024年9月16日月曜日

炭焼きレストラン「さわやか」に爽やかな気分で来店するために

3連休を迎え、静岡県限定レストラン「さわやか」の待ち時間が、とんでもないことになっています。従業員の働き方改革(?)で、木曜日を定休日にし営業時間を22時までに短縮したことと、10月から再値上げが予告されていることが、混雑に拍車をかけている要因のようです。

で、恐いモノ見たさもあって、この時期に、敢えて「さわやか」に行ってきました。午後1時に整理券を取りに行って、320分待ちであります。ご案内予想時刻18時16分ですから、お夕飯にちょうど良いですね。待ち時間は、ホームページを見ればリアルタイムで分かりますから、食べたい時刻から逆算して整理券を取りに行ったわけで、全ては計画通り。午後は、家事などをして過ごしました。

よく「3時間待ちとか5時間待ちとかして食べる価値ある?」なんてコメントを見ますけど、ハッキリ言って「無い」です。生焼けのハンバーグを食べるために半日費やすなんて悲し過ぎます。「さわやか」で並ばずに食べる方法などを紹介しているサイトもありますけど、そもそも320分を待ち時間と考えることが間違っていて、これは、320分後に予約が取れたと解釈すべきことであります。だって、来週の土曜日にイタリアンレストランの予約を取ったときに、96時間待ちなんて云いませんでしょ。

大事なことは、この320分間をどう過ごすかってことです。な~んにも無くってぼ~としてたら、本当の待ち時間になっちゃいます。地元民なら、一度帰って出直しますけど、観光で来ているのなら、この待ち時間をどう過ごすのか、計画をしっかり立てて来店することを強くお勧めします。

開店が11時で整理券の発券が10時からでしょうか。たまに、店頭で8時頃から整理券をもらうための行列を見ますけど、あれってツラいですよね。並ぶのがスキって云うのなら良いんですけど、発券までの2時間って只の待ち時間じゃないですか。で、1番の整理券をもらったところで、入店は3時間後の11時ですからね。だったら、開店の11時に行って、3時間待ちの整理券もらった方が、時間を自由に使えるぶん、良いんじゃないかと思います。

御殿場店はアウトレットがありますから、整理券をゲットしてから、アウトレットで1日遊んでいれば問題ありませんが、他店では、待ち時間の過ごし方の計画を立てておくのがベストに思います。短い時間でしたらタリーズとかコメダ珈琲でしょうけど、長泉店だったら箱根方面かな。三島スカイウォークとか、巨大アスレチックとかが人気スポットですけど、芦ノ湖まで足を伸ばせばノンビリできるところはたくさんあります。函南店だと、待ち時間1時間なら「かんなみ仏の里美術館」がお勧めです。涼しい展示室で、重要文化財の阿弥陀如来さんが、食事前の高ぶった気持ちを厳かに静めてくれるでしょう。あとは、「函南ゲートウエー」、ここには「めんたいパーク」なんかもありますから、ちょっとした時間を潰すには良いと思います。ただし、美味しそうな「明太子おにぎり」の魅力に負けて食事に差し支えることのないようにしましょう。3時間あれば「韮山」「伊豆長岡」。5時間あれば「三津シーパラダイス」にも行けますけど、ここまでくると、何しに来たのか分からなくなってしまいますね。函南店の待合室には、観光案内マップもあるようですから、待ち時間を予約時間にするためにも活用していただければと思います。

整理券のQRコードから、残り何組待ちか分かりますし、来店案内のメールも来ます。でも、300分待ちとかになると、整理券をもらっていても来店しない奴とかが結構いるので、思いの外、早く呼ばれてしまうことがあるんですよね。こんなときは、整理券に印字されてる「ご案内予想時刻」が大事になります。予想時刻より前であれば、順番が過ぎていたとしても、すぐに案内してもらえます。ただ、予想時刻を過ぎてしまうと、原則キャンセル扱いになりますから、時刻を確認してから予定を立ててくださいね。

連休中の「さわやか」は激混みなのが分かっていますから、地元民は寄りつきません。平日の夕方でしたら、待ち時間0分なんて日も多いですからね。ですから、連休中の駐車場は県外ナンバーの車ばかりです。この日は、北は「八戸」から、西は「長崎」。首都圏の車も多くって、品川ナンバーのフェラーリとかありました。

さて、開店時から閉店までずっと満席状態の「さわやか」店内ですけど、とにかく笑顔で溢れておりました。さわやかのバイトさんは、高給だけど激務と云われてますが、とにかく笑顔の接客です。メニューを置いて水を出してくれると「決まった頃に伺います。」と云って去って行きます。呼び出しボタンはありませんが、頃合いを見てオーダーを取りに来ます。料理をサーブされた後は、焼き加減を聞きに来て、水をついでくれます。満席なのになんでこんなことができるのかと云うと、クルーが多いんですよね。ざっと見ても、フロアーで5・6人、キッチンに4・5人はいます。人的に余裕があって、店員さんがテンパってないからこそできるサービスであります。だから、「さわやか」の店舗は集客力は凄いけど、人件費がかかるので、利益率はそれほどでもないと云われています。

大好きな「さわやか」の季節のパフェも、メロンとかシャインマスカットとか1000円超えのものが多くなり、来月の再値上げでは、看板メニューのげんこつハンバーグも1500円を超えることになります。接客のクオリティを維持するために、働く環境を整え、来店者数の減った分は客単価を上げて対応するという方針でしょうか。お客さんを笑顔にするには、まず従業員が笑顔であること。そして、その笑顔には、コストがかかるってことなんでしょう。


過去の記事です。古い情報もありますが、参考までに。         

さわやか」にひたすらウンチクを傾けてみた

GWの御殿場店が400分待ち!

パフェ歳時記

「さわやか」語る。その6

          


2024年9月14日土曜日

「変わらないもの」covered by丸山純奈

10月の有料ライブが決定し、路上ライブを精力的に開催している丸山純奈さん(すーちゃん)。若干、鼻声気味なのが気になりますが、新曲発表の告知もあって嬉しい限りです。

路上ライブの後は、チケットの手売りもしているようです。僕は、現場を見てないので分かりませんが、手売りのチケットを買ってる人っているのかなぁ。路上ライブの告知を受けて集まる人たちって、大抵チケットを買ってる人ですよね。たまたま通りかかって、ライブを聴いて、チケット買いますって人がいたら、それはそれは凄いことでありますけど・・・。まさか、どこかのアイドルヲタみたいに。手売り目当てで、一人で何回も買ってる奴とかいないですよね。チケット1000枚売れたけど、観客は300人しか集まりませんでしたでは、悲し過ぎますw


さて、次から次へとライブの動画が上がってきますが、今回気になったのは、こちらのテイク。空港オフィスさんは初めて聴かせていただくチャンネルです。9月6日に歌舞伎町で開催された公認ストリートライブ「もっちゃん。ストリートvol.9」(名前合ってます?)からになります。

いやぁ、絶好調ですね。これだけ声が出ているすーちゃんは、本当に久しぶり。このところライブをやりまくっているのも、赤レンガライブの宣伝のためよりも、歌うことが楽しくって仕方ないからかもしれませんね。シンガーってのは、ライブを重ねて、人前で歌うことによってのみ上達していくのがよく分かります。5曲目の「明日への手紙」のデキも良かったし。

こちらは、一年前の新宿路上のテイクです。この時も、調子が良かったようで(ちょっと声が詰ったところがありますが)良い感じに歌えています。

聴き比べてみると、こちらは呟くような感じで抑え気味。曲の歌詞からすると、この歌い方の方が合っているかもしれません。聴き心地が良くって子守歌のようです。


「変わらないもの」を制作した「奥華子」さんは、千葉県出身のシンガーソングライターとありました。キーボード弾き語りによる路上ライブの驚異的な集客が話題となり2005年にメジャーデビュー。2006年公開、細田守監督の劇場版アニメーション「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」、挿入歌「変わらないもの」で注目を集める・・・だそうです。デビューしていきなりですから、大抜擢に思います。

楽曲としては、まず「変わらないもの」ができて、それから、より映画のテーマに合わせたものとして「ガーネット」ができたそうです。あくまでも主題歌は「ガーネット」で、「変わらないもの」は挿入歌、CDではカップリング曲の扱いでしたけど、今では「変わらないもの」の方が、多くの歌い手さんにカバーされているようです。「ガーネット」は、如何にも学園ドラマの主題歌って感じですから、映画を離れると「変わらないもの」の方が、汎用性が高かったのでしょう。  

こちらは、「時をかける少女2016」の映像に、すーちゃん13才の「変わらないもの」を重ねた動画であります。アナログ編集でしたので音質の悪さはご了承くださいませ。

では、7年半前のテイクを貼り付けさせていただいて、お終いにします。中学2年生になる前の春休みでしょうか。画家さんには、作風の違いで年代を推定するなんてのがありますけど、すーちゃんも、同じ曲を歌っていても、そこそこ歌唱に違いがありますから、この先、年代当てクイズとか作れるようになるかもです。

YouTubeの動画には、いろんな「すーちゃん」の歌唱があります。年齢を重ねて少しずつ変わっていくなかで、変わらないものって何でしょうかねぇ。