2024年9月16日月曜日

炭焼きレストラン「さわやか」に爽やかな気分で来店するために

3連休を迎え、静岡県限定レストラン「さわやか」の待ち時間が、とんでもないことになっています。従業員の働き方改革(?)で、木曜日を定休日にし営業時間を22時までに短縮したことと、10月から再値上げが予告されていることが、混雑に拍車をかけている要因のようです。

で、恐いモノ見たさもあって、この時期に、敢えて「さわやか」に行ってきました。午後1時に整理券を取りに行って、320分待ちであります。ご案内予想時刻18時16分ですから、お夕飯にちょうど良いですね。待ち時間は、ホームページを見ればリアルタイムで分かりますから、食べたい時刻から逆算して整理券を取りに行ったわけで、全ては計画通り。午後は、家事などをして過ごしました。

よく「3時間待ちとか5時間待ちとかして食べる価値ある?」なんてコメントを見ますけど、ハッキリ言って「無い」です。生焼けのハンバーグを食べるために半日費やすなんて悲し過ぎます。「さわやか」で並ばずに食べる方法などを紹介しているサイトもありますけど、そもそも320分を待ち時間と考えることが間違っていて、これは、320分後に予約が取れたと解釈すべきことであります。だって、来週の土曜日にイタリアンレストランの予約を取ったときに、96時間待ちなんて云いませんでしょ。

大事なことは、この320分間をどう過ごすかってことです。な~んにも無くってぼ~としてたら、本当の待ち時間になっちゃいます。地元民なら、一度帰って出直しますけど、観光で来ているのなら、この待ち時間をどう過ごすのか、計画をしっかり立てて来店することを強くお勧めします。

開店が11時で整理券の発券が10時からでしょうか。たまに、店頭で8時頃から整理券をもらうための行列を見ますけど、あれってツラいですよね。並ぶのがスキって云うのなら良いんですけど、発券までの2時間って只の待ち時間じゃないですか。で、1番の整理券をもらったところで、入店は3時間後の11時ですからね。だったら、開店の11時に行って、3時間待ちの整理券もらった方が、時間を自由に使えるぶん、良いんじゃないかと思います。

御殿場店はアウトレットがありますから、整理券をゲットしてから、アウトレットで1日遊んでいれば問題ありませんが、他店では、待ち時間の過ごし方の計画を立てておくのがベストに思います。短い時間でしたらタリーズとかコメダ珈琲でしょうけど、長泉店だったら箱根方面かな。三島スカイウォークとか、巨大アスレチックとかが人気スポットですけど、芦ノ湖まで足を伸ばせばノンビリできるところはたくさんあります。函南店だと、待ち時間1時間なら「かんなみ仏の里美術館」がお勧めです。涼しい展示室で、重要文化財の阿弥陀如来さんが、食事前の高ぶった気持ちを厳かに静めてくれるでしょう。あとは、「函南ゲートウエー」、ここには「めんたいパーク」なんかもありますから、ちょっとした時間を潰すには良いと思います。ただし、美味しそうな「明太子おにぎり」の魅力に負けて食事に差し支えることのないようにしましょう。3時間あれば「韮山」「伊豆長岡」。5時間あれば「三津シーパラダイス」にも行けますけど、ここまでくると、何しに来たのか分からなくなってしまいますね。函南店の待合室には、観光案内マップもあるようですから、待ち時間を予約時間にするためにも活用していただければと思います。

整理券のQRコードから、残り何組待ちか分かりますし、来店案内のメールも来ます。でも、300分待ちとかになると、整理券をもらっていても来店しない奴とかが結構いるので、思いの外、早く呼ばれてしまうことがあるんですよね。こんなときは、整理券に印字されてる「ご案内予想時刻」が大事になります。予想時刻より前であれば、順番が過ぎていたとしても、すぐに案内してもらえます。ただ、予想時刻を過ぎてしまうと、原則キャンセル扱いになりますから、時刻を確認してから予定を立ててくださいね。

連休中の「さわやか」は激混みなのが分かっていますから、地元民は寄りつきません。平日の夕方でしたら、待ち時間0分なんて日も多いですからね。ですから、連休中の駐車場は県外ナンバーの車ばかりです。この日は、北は「八戸」から、西は「長崎」。首都圏の車も多くって、品川ナンバーのフェラーリとかありました。

さて、開店時から閉店までずっと満席状態の「さわやか」店内ですけど、とにかく笑顔で溢れておりました。さわやかのバイトさんは、高給だけど激務と云われてますが、とにかく笑顔の接客です。メニューを置いて水を出してくれると「決まった頃に伺います。」と云って去って行きます。呼び出しボタンはありませんが、頃合いを見てオーダーを取りに来ます。料理をサーブされた後は、焼き加減を聞きに来て、水をついでくれます。満席なのになんでこんなことができるのかと云うと、クルーが多いんですよね。ざっと見ても、フロアーで5・6人、キッチンに4・5人はいます。人的に余裕があって、店員さんがテンパってないからこそできるサービスであります。だから、「さわやか」の店舗は集客力は凄いけど、人件費がかかるので、利益率はそれほどでもないと云われています。

大好きな「さわやか」の季節のパフェも、メロンとかシャインマスカットとか1000円超えのものが多くなり、来月の再値上げでは、看板メニューのげんこつハンバーグも1500円を超えることになります。接客のクオリティを維持するために、働く環境を整え、来店者数の減った分は客単価を上げて対応するという方針でしょうか。お客さんを笑顔にするには、まず従業員が笑顔であること。そして、その笑顔には、コストがかかるってことなんでしょう。


過去の記事です。古い情報もありますが、参考までに。         

さわやか」にひたすらウンチクを傾けてみた

GWの御殿場店が400分待ち!

パフェ歳時記

「さわやか」語る。その6

          


2024年9月14日土曜日

「変わらないもの」covered by丸山純奈

10月の有料ライブが決定し、路上ライブを精力的に開催している丸山純奈さん(すーちゃん)。若干、鼻声気味なのが気になりますが、新曲発表の告知もあって嬉しい限りです。

路上ライブの後は、チケットの手売りもしているようです。僕は、現場を見てないので分かりませんが、手売りのチケットを買ってる人っているのかなぁ。路上ライブの告知を受けて集まる人たちって、大抵チケットを買ってる人ですよね。たまたま通りかかって、ライブを聴いて、チケット買いますって人がいたら、それはそれは凄いことでありますけど・・・。まさか、どこかのアイドルヲタみたいに。手売り目当てで、一人で何回も買ってる奴とかいないですよね。チケット1000枚売れたけど、観客は300人しか集まりませんでしたでは、悲し過ぎますw


さて、次から次へとライブの動画が上がってきますが、今回気になったのは、こちらのテイク。空港オフィスさんは初めて聴かせていただくチャンネルです。9月6日に歌舞伎町で開催された公認ストリートライブ「もっちゃん。ストリートvol.9」(名前合ってます?)からになります。

いやぁ、絶好調ですね。これだけ声が出ているすーちゃんは、本当に久しぶり。このところライブをやりまくっているのも、赤レンガライブの宣伝のためよりも、歌うことが楽しくって仕方ないからかもしれませんね。シンガーってのは、ライブを重ねて、人前で歌うことによってのみ上達していくのがよく分かります。5曲目の「明日への手紙」のデキも良かったし。

こちらは、一年前の新宿路上のテイクです。この時も、調子が良かったようで(ちょっと声が詰ったところがありますが)良い感じに歌えています。

聴き比べてみると、こちらは呟くような感じで抑え気味。曲の歌詞からすると、この歌い方の方が合っているかもしれません。聴き心地が良くって子守歌のようです。


「変わらないもの」を制作した「奥華子」さんは、千葉県出身のシンガーソングライターとありました。キーボード弾き語りによる路上ライブの驚異的な集客が話題となり2005年にメジャーデビュー。2006年公開、細田守監督の劇場版アニメーション「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」、挿入歌「変わらないもの」で注目を集める・・・だそうです。デビューしていきなりですから、大抜擢に思います。

楽曲としては、まず「変わらないもの」ができて、それから、より映画のテーマに合わせたものとして「ガーネット」ができたそうです。あくまでも主題歌は「ガーネット」で、「変わらないもの」は挿入歌、CDではカップリング曲の扱いでしたけど、今では「変わらないもの」の方が、多くの歌い手さんにカバーされているようです。「ガーネット」は、如何にも学園ドラマの主題歌って感じですから、映画を離れると「変わらないもの」の方が、汎用性が高かったのでしょう。  

こちらは、「時をかける少女2016」の映像に、すーちゃん13才の「変わらないもの」を重ねた動画であります。アナログ編集でしたので音質の悪さはご了承くださいませ。

では、7年半前のテイクを貼り付けさせていただいて、お終いにします。中学2年生になる前の春休みでしょうか。画家さんには、作風の違いで年代を推定するなんてのがありますけど、すーちゃんも、同じ曲を歌っていても、そこそこ歌唱に違いがありますから、この先、年代当てクイズとか作れるようになるかもです。

YouTubeの動画には、いろんな「すーちゃん」の歌唱があります。年齢を重ねて少しずつ変わっていくなかで、変わらないものって何でしょうかねぇ。