2021年7月3日土曜日

究極の「dearest.」 松浦亜弥 & 小田さくら

後期「松浦亜弥」さんの代表曲と云えば「dearest.」でありましょう。YouTube上には、2006年から2013年までの数多くのテイクがアップされておりますが、現時点で一番回っているのは「4K 本家 あやや の凄さ dearest. '13 歌詞付」という動画であります。アップから2年と、松浦さんの動画の中では比較的若い(?)動画なのですが、再生回数は250万を越えています。

この動画は、2013年にCOTTON CLUBで開催された「ラグジュアリー・クリスマス・ナイト」のテイクですが、声を絞り出すような歌い方は、聴いている方がツラくなってきて、僕には「凄さ」が感じられません。同じ2013年ならば、この直後に行われたカウントダウンライブの方が、すっとイイ感じに聴こえます。

で、このライブイベントの一ヶ月前に、当時14才の「小田さくら」さんが、「さくらのしらべ2」というソロイベントで、「dearest.」を歌っております。

先ほどの松浦さんと、年齢が倍くらい違いますけど、この2つが同時期のテイクだったってことを改めて知って、独りで感動していた次第です。

2番の歌詞を間違えた(光を灯りと歌っているらしい)ことを批判しているコメントがありましたけど、御本家と比べたら、全然、問題なしでしょ。大先輩の2009年のライブなんて、自分の持ち歌にもかかわらず、歌詞カードをガン見して歌ってますから。

さらに、小田さんが、6年後の「さくらのしらべ8」でdearest.を歌ったテイクがこちらです。

曲の途中から歌い方を変えてるのかなぁ。捏ねくり回すような歌い方をしていないところが良いですね。ハロプロの後輩たちのカバーテイクの中でも、ズバ抜けたデキ。本家と甲乙付け難いと云える唯一の歌唱ではないでしょうか。

ハロプロのタレントさんの中で、「上國料萌衣」さんがブレイクして、残る気がかりは「小田さくら」さんになりました。これだけの逸材が、ハロヲタ君たちの間でしか知られていないのは、残念極まりありません。僕の願いは、小田さくらさんが18才で「モーニング娘。」を卒業して、アイドル系演歌歌手(?)として再デビューすることでしたけど、いつになるのかなぁ。

で、対になる松浦さんのテイクとなると、こちらでしょうか。


共に二十歳頃のテイクなんですけど、陰と陽と云いましょうか、月と太陽と云いましょうか、好対照な歌唱に思います。

 松浦さんのベストテイクとなると、2009年のギター伴奏のアコースティック・コーナーか、ピアノ伴奏のマニアックライブが双璧でしょうか。この頃は、ツアーでもライブでも、セットリストを固定していなくって、人気曲「dearest.」をいつも歌っていたわけではないようです。アイドル時代に同じ歌ばかりを歌わされたことが、よほどイヤだったのでしょう。

お終いに貼り付けさせていただくのは、こちらにしました。2010年の COTTON CLUBでのテイクになります。見た目と比べて歌唱は、いたって普通。気持ちの込め方も、これくらいが聴き手の負担にならず、丁度良く思えたものですから。

小田さくらさんが、三度この曲を歌うことがあれば、さらに進化した歌唱を披露してくれることでしょう。

今年は、松浦さんのデビュー20周年という節目の年になりますが、肝心の御本人が不在ではお祝いの仕様がありません。亜弥さんも3人のお子さんのお母さん。確か、一番上の女の子は小学生ですよね。折角の節目の年ですから、何か気の利いた投稿をと思っていたのですが、デビュー記念日も誕生日も過ぎてしまい、完全に時期を逸した次第です。

松浦亜弥さんの今って、休業中なんでしょうか、それとも引退されたんでしょうか。あの時も、恐らく周囲は、松浦亜弥さんが(その気になれば)いつでも活動を再開できるような余地を残そうとしていたのでしょう。それが、結果として、今日の流れ解散的情況を作り出してしまったように思えてならないのです。

#松浦亜弥    #小田さくら   #dearest

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