アイドルは、(するなら)デビュー2年目にブレイクするというのが、一般的ですけど、「あやや」も一番輝いていたのが、この2002年だったのではないでしょうか。
昼の部では「YOKOHAMA SING A SONG」、夜の部では「遠距離の恋愛」を歌っています。昼の部で、ファンに「ハッピーになれる曲と悲しい曲とどっちがいい?」って聞いて、「ハッピー」と答えたところ「YOKOHAMA SING A SONG」を歌いました。夜の部は、質問無しで「遠距離の恋愛」を歌いましたから、昼の部で「悲しい」と言われたら「遠距離の恋愛」にするつもりだったんでしょう。
この他に可能性があるとすれば、「めっちゃホリ」のカップリングの「つまんないよ」とか、「草原の人」・・・は無いですね。結局、この2曲しか選択の余地は無かったってことでしょうか。ファーストアルバムからもOKとすると、「そう言えば」「私のすごい方法」「S君」「初めて唇を重ねた夜」などが考えられそうです。
「YOKOHAMA SING A SONG」は、「草原の人」のカップリングです。ミュージカル「草原の人」からのリリースで、ミュージカルテイクはYouTubeにも投稿されています。16歳のアイドルには、背伸びしすぎの歌詞ですから、似合っているとは言い難く、まあ、頑張っていると云うことにしておきましょう。この楽曲は、2006 年秋の「進化ノ季節…」ツアーで歌っていて、こちらは雰囲気的にも年齢的にもバッチリのテイクになっています。
マニアックライブでのテイクは、2006年と違った、抜いた感じが良い具合に「お洒落」に感じさせてくれるように思います。これについては、バックバンドの方々を絶賛すべきでしょう。
歳を重ねるにつれて味が出てきて、30歳になっても、40歳になっても(その気になれば)お似合いの曲に思います。
「遠距離の恋愛」は、「桃色片思い」のカップリングですね。幻想的で、幼い恋をテーマにした地味な曲ですけど、ライブやアルバムの中に1曲あると素敵な効果があるように思います。この歌は「想いあふれてツアー」八王子公演のアコースティックコーナーで披露していたようで、音源は「korou」さんのブログで聴くことができます。歌唱的には素晴らしいと思いますが、「本当は好きなのに、引っ越ししてしまうから、ワザと嫌いなふりをする」なんて歌詞は、15歳でなければ似合いませんし、2009年当時のグイグイくるような歌唱法では、尚更に思います。
ところが、このライブではイイ感じで力が抜けていて、素直に聴くことができます。15歳の時にライブで歌ったという記録がありませんので、CD音源と比べるしかありませんけど、それと比べても、なかなかのベストテイクに思います。
ところが、最後の最後にふざけています。台詞を言うのが厭なら言わなければいいだけの話ですし、2009年のツアーでは台詞を言ってないように思います。まあ、音源だけを聴いているだけなら、誰が台詞を言おうと違和感はありませんし、ファンクラブイベントですから良いんですけどね。
で、この時に「菊ちゃん」に話をふってますけど、菊池氏は、明らかに、ムッとしてますよね。絶対、怒っていると思いますw
YouTubeの再生リストに編集機能があったときは、最後の台詞の部分をカットして載せたりできたんですけど・・・まあ、この歌唱とのギャップが松浦亜弥の魅力と云えばそうなんでしょう。
2002年の2曲は、アコースティックバンドならではのお洒落な雰囲気と、松浦亜弥さんの歌唱がマッチしていて、リリース当時にも勝るようなテイクになっていると思います。
2 件のコメント:
twitterの方でこのブログちょっと紹介しました。
https://twitter.com/ayahamariyo
紹介、ありがとうございます。
小さいながらも、イイ感じのライブハウスですね。
松浦亜弥さんとは関係ありませんが、
ボーカロイド「IA」が、
4月3日に赤坂BLITZでライブをするそうですけど、
平日なので行けません。
松浦亜弥さんがライブするなら、平日でも行きますw
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