2021年11月7日日曜日

「黒島結菜」のオールナイトニッポン

何十年振りかで、オールナイトニッポンを聴きましたよ。僕が、喜んで聴き始めたのは、笑福亭鶴光さんの頃ですからね。次の日に学校がありますから、聴いていたのは土曜日の深夜限定だったように思います。学生になってからも聴いていましたけど、印象に残っているのは、タモリさんの「中森明菜コーナー」でしょうか。いつやるか分からないものですから、明け方まで放送に付き合って、結局、内容にガッカリの繰り返しでした。今思えば、あれ詐欺ですよ。

オープニングの音楽って、今でもアノ曲なんですね。週末の夜とはいえ、この年齢で深夜放送をリアタイするのもツラいので、radikoで聴かせていただきました。2時間の放送といっても、CMと音楽をスキップすると、中身は半分くらいでしょうか。(スポンサーさん御免なさい)「#黒島結菜ANN」がトレンド入りしたとかSNSに出てましたけど、黒島ファンにトレンドを形成できるような勢力があったとは驚きです。

さて、ラジオのメインパーソナリティが、ほぼ初挑戦という「黒島結菜」さん。ツッコミ不在の独りパーソナリティですので、グダグダ放送になることは、ある程度予想はしてました。事前録音のようでしたが、何回も録り直したりはしないでしょうから、ほぼ生放送みたいなものだったのかなぁ。黒島さんは、緊張すると笑っちゃうタイプのようで、ひとこと話す度に笑っていましたよね。自分のコメントに、自分で照れて、自分で笑っているって感じ。ファンはカワイイって思うでしょうけど、聴いているオジサンは、疲れてしまいましたよ。

で、曲をかけてくれるんですけど、曲名紹介がカンペ丸読みの咬みまくり。ファンはカワイイって思うかもしれませんけど、辿々しく紹介されると、こちらはテンションが下がってパスしてしまいました。(radikoですからね)で、自分で選曲してないんだって思っていたら、最後の方で、好きな曲でもタイトルとか全然覚えないとの言い訳。それ言うんだったら、一曲目の時に言えよ。って云うか、6曲しかないんだから、曲名くらいちゃんと云えるようにしておけ、ですね。選曲した理由とかも言ってくれれば、ちゃんと聴いたのに・・・悲。

番組内容は、メールを読んでコメントしたり、リモートでつないでインタビューしたりって感じ。「マドレーヌ現象」とか、「赤い服着て」とかコメントが雑だったのは、事前に応えとか用意しているわけじゃないってことでしょうか。構成作家が全部書いてたんだったら、それはそれで凄いと思います。

自分の話もしてくれました。こっちの方が安心して聴けたかな。妹さんと住んでいることとか、一人旅でキューバに行ったこととか、まあ、ファンだったら、知ってるような話が多かったように思いますが、大学進学を考えたきっかけの一言が、当時のマネージャーさんだったってのは知りませんでした。それから、推薦入試で小論文のヤマが当たった話とかは、面白かったです。大学入試って、そんなものですよね。それで、人生の方向が決まったりするわけで。

暗室の実習は頑張っていたけど、写真色彩学などの単位が取れなかった話とかもありました。アシガールを収録している頃は、大学に全然通えてなかったようですからね。黒島さんは、大学4年の時に日大芸術学部を中退されたので、随分もったいないなあって思ってたんですけど、4年間では単位不足で卒業できなかったのかも知れませんね。実習だけ頑張ってるんだったら、専門学校でも同じじゃんって思いましたが、今回のラジオ出演も、「オールナイトニッポン×日藝100周年記念スペシャル特番」ですし、四月には第15回日藝賞を受賞したりと、日藝に在籍していたことが、しっかり役に立っているようで何よりです。(中退でも貰える賞ってあるんだ)

放送が進むにつれて、話し方も落ち着いてきたように思いました。何事も経験ってことでしょうか。グダグダ感は、考えを変えればヤラセ無しってことでもありますし、一般のリスナーさんはどう感じたか分かりませんけど、自然体な彼女らしさは伝わったかと思います。最後には、もっとラジオの仕事がしたいみたいなことも言ってましたので、期待しましょう。吉岡里帆さんの「LIFESTYLE COLLEGE」みたいな J-WAVE系やミュージックバード系の番組だったら、コミュニティFMで聴けるから嬉しいなぁ。

#黒島結菜ANN  #日藝100周年

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