リンクでは不都合な場合はこちらを。
Winkの「スペシャル・トゥ・ミー」は、「ボビー・コールドウェル」の「Special To Me」のカバーとのことですが、僕の記憶に残っているのは、あくまでも日本語の女声の歌です。
で、聞き覚えがあった理由が分かりました。これって、1989年のワールドカップバレーボールの応援ソングだったんですね。バレーボールの中継が始まる時に流れていたのを聴いてたみたいです。Winkが歌ってたことなんて、完全に忘れてましたけど。
リンクさせていただいた動画は、ライブビデオの映像にCD音源を組み合わせた作品です。映像が綺麗で、キョロキョロと動き回る鈴木早智子さんの瞳が劇的に可愛いです。前奏の部分で若干のズレがある以外は、違和感なく口パクしています。こんなに巧く被せられるものなんですね。
貼り付け動画の方は、ポリスターからアップされているライブ動画です。低い音域が歌い難いみたいで、大分苦労していますけど、まあ、それなりに歌えてます。
と、云うわけで、僕にとっての「スペシャル・トゥ・ミー」は、「ボビー・コールドウェル」でなくってWinkです。
僕の住んでいるとこは、近くにVプレミアリーグのチームの本拠地があって、バレーボールには馴染みのある街です。近所のスーパーマーケットで2mの大男が買い物をしていれば目立ちますしね。
テレビのバレー中継はよく見ていますし、生の試合を見に行ったことも2回ほどあります。普段テレビで見ている全日本レベルの選手たちの生試合は、迫力があります。地方の体育館ですからコートと観客席との距離がめちゃめちゃ近くって、サーブやアタック練習の時は、若手選手が観客席の前に立っているんですけど、それでもボールが飛び込んできます。ワンバウンドとは云え、年寄りに直撃すれば死ぬと思います。
「清水」のアタックは、ホントに3枚ブロックをぶち抜いてきますし、「福澤」の滞空時間の長いスパイクも格好いいです。空中で止まるって、こう云うことかと。だから相手のブロックが我慢できずに降りちゃって、そこを打つから、全部ブロックアウトになるんですよ。まあ、第3セットくらいになれば、相手も修正してきますけど。それから、「ゴッツ石島」は正にムードメーカーでしたね。たいしたアタックもレシーブもしていないんですけど、彼がやると全てファインプレーに見えてくるから不思議です。
でも、応援に使う棒風船はどうにかして欲しいですね。すごい音なんで、あれを叩かれると隣の人とも話が出来ません。その点、堺ブレイザーズの応援団は、ハリセンですから好感が持てます。ブレイザーズの「なおき」応援団長は、プロの芸人もやっていて、この世界では超有名な応援団長さんです。チームを盛り上げ、観客席を楽しませ、しっかり自分も目立つという、応援団長のプロです。ブレイザーズの応援団は本当に楽しそうです。
なおき団長は、ブレイザーズの攻撃パターンを熟知しているので、レシーブがセッターに入った瞬間には、選手名が書かれたプラカードを持っていて、得点が入ったときに備えています。でも、プラカードを相手チームのブロッカーに見られたらマズいと思います。なおき団長の真骨頂はアウェイで発揮されます。ホームチームの大声援を巧みにかわしながらの応援は芸の域にあります。
でも、肝心の試合は、外国人選手同士の打ち合いです。外人の成績=チームの成績ですから、こんなことでは全日本男子が再び世界に通用する日は、まだ先のようです。
で、1989年のワールドカップバレーボールですけど、男女ともキューバが強かった時代のようです。女子だと「ルイス」(懐かしい)、男子では「デスパイネ」とか、アメリカの「ストブルトリック」(超懐かしい)の名前がありました。全日本男子監督の「中垣内」氏が世界デビューした大会で、大会のベスト・セッターが「眞鍋政義」氏と「中田久美」氏だったそうですから、ちょうど、現在、監督を務めている方々が、現役バリバリだった頃になります。
応援ソング「Special To Me」は、この年の暮れに発売された3枚目のオリジナルアルバム「Twin Memories」に収録された楽曲です。ワールドカップは、11月7日に始まりましたが、その前日に行われた開会式では、Winkのコンサートが開催されています。今から、ちょうど28年前のことになります。
今でも、日本で開催される大会では、ジャニーズなどのタレントが出てきて、相手国に申し訳ないほどの「超ホーム試合」を繰り広げますけど、まあ、昔から同じようなことをやってたわけです。
この時のライブはYouTube動画で視聴できます。検索しますと「涙をみせないで」「Shining Star」「One Night In Heaven」「Remember Sweet」「淋しい熱帯魚」の5曲がありました。ところが、肝心の「Special To Me」がありません。応援ソングですから、歌っていないことは無いはずですけど・・。
では、代々木ライブから「Remember Sweet」を。アルバム収録曲ですけど、明治チョコレートのCMで使われていたようですから、ご存じの方もいらしゃるかもしれません。
音が体育館の鉄屋根に反響しているのでしょうか。グワァン・グワァン鳴ってます。他のテイクは、こんな風になっていないんで、動画には、会場の音を拾っているものと、そうでないものの2系統あるのかもしれません。
でも、この音響大好きです。壮大な感じで、ビックになりましたっぽく聴こえます。デパートの屋上でキャンペーンイベントをしたら観客が5人だったなんてユニットが、たった一年間でここまできたかって思うと、感動すら覚えるテイクです。
開会式のイベントですが、ちゃんとステージを組んでの本格ライブのようです。代々木第一体育館と云うと「あやや」の松クリスタルが思い起こされますけど、その15年前の話です。映像から判断すると、会場を横長に使って、ロイヤルボックスのあたりにステージを組んでいるように見えます。次の日から国際大会をするわけですから、アリーナには観客を入れてないと思います。
1989年の11月というとWinkの超絶頂期です。代々木体育館とはいえ、客席として使えるのはスタンド席の半分だけでしょうから、もの凄い競争率だったと思います。
1回限りのライブでこれだけのステージを組むのは、さすがバブル期です。ただ、カメラの位置が低くって、見上げるようなアングルばかりなんで、肝心の鈴木早智子さんが全然可愛く撮れていません。
では、お終いにもう1つ。「Shining Star」は、作詞が「松本隆」氏となっていて、Winkには珍しい正統派アイドルソングです。
代々木体育館は、現在、東京オリンピックに向けて大改修中とのことです。外見はそのままのようですが、内部は全て建て替えるそうですから、きっと音響も改善されるのでしょう。
前の記事で紹介させていただいた「ts」さんのご厚意により、代々木体育館ライブ「Special To Me」のテイクのリンクを貼らせていただけることになりました。聴いていただければ分かるように、いろんな意味で大変臨場感あふれるテイクです。
歌唱的には、「Wink First Live」よりも上手く歌えているように思います。ただ可愛いだけじゃ無い、でもちゃんと可愛い、と云うWinkの魅力が伝わってきます。
2 件のコメント:
大sansan さん、こんにちは。
YouTubeのフリートークでのコメント、ありがとうございました。
お礼がわりに、ワールドカップバレーボールの時の「Special To Me」の限定公開動画をYouTubeに上げてみましたので、URLをお教えします。YouTubeでしか視聴できない設定にしていますが、この動画に関しては、リンクは大sansan さんのブログでお使い下さっても結構です。
ttps://www.youtube.com/watch?v=kOUcwv6sdcY
コメントありがとうございます。
ご厚意に甘えて、リンクを貼らせていただきます。
大変臨場感あふれる動画に思います。
口パク動画についての解説を読ませていただきました。
スタジオ収録なのに口パクをさせられているということは、
リハーサルでボロボロだったのかもしれませんね。
動画を見ながら二人の心境を考えていたら、マジで泣きそうになりました。
何も知らなければ、「なんだ口パクかよ」で終わりますし、
少し考えたところで、「風邪だったのかな」でお終いになるところです。
3月24日OAと云う日付が、他の事実と組み合わせることによって、
これだけの意味を持つのかと。
松浦亜弥さんも口パクはしないと言いながらも、
口パクだと思われるテイクがいくつかあります。
きっと、ファンには決して言えない事情があるのでしょう。
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