デビュー作は、インパクトありましたし、乃木坂との差別化という点でも成功しているかと思いましたが、なんだかナチスの親衛隊みたいでしたからね。別にナチスファッションが悪いというわけではないんですけど、せっかく普通に可愛いのに勿体ないって感じでした。
2曲目は、良い曲なんでしょうけど、朗読以外は、あまり印象に残らないって感じでしたね。その朗読も聞いているこっちが恥ずかしくなってしまう感じで・・・。オジさんにはちょっと正視できませんでした。
で、3曲目が「二人セゾン」です。
これ、良いですよね。歌詞の内容は、若干意味不明な部分もあるんですけど、サビのところとか、キャッチーですし、何だか分からないんですけど、聴いているうちに感動すら覚えてしまいました。
作詞は云うまでもありませんが、作曲は河田総一郎氏と佐々木望氏の連名になっていました。デビューからの3曲全て彼らの作品だったんですね。
では、オフィシャル動画を、
オフィシャルでフルサイズの動画を流しちゃうんですね。まあ、CDは握手券を入れておけば売れますから、ちゃんと商売として成立しているんでしょう。だったら、最初から券だけを売れば資源の無駄遣いにならないように思いますが。
東京の女子高校のサークル活動みたいです。振り付けは、相変わらず(?)なところもありますけど、まあ、何をやらせても一番可愛らしい年頃ですから。エンディングの手を重ねるところとか格好いいし。2017年のアイドル界が欅坂を中心に動いていくことは間違いないようです。
「二人セゾン」は、メリハリのある楽曲なので、ボーカロイドカバーにも向いていると思います。ただ、リリースしてからまだ2ヶ月ですから、カバー作品がYouTubeに出てくるのはもう少し先になりそうです。
で、今回紹介させていただくのは、ボカロアカペラカバーというジャンルの作品になります。
ヴォイスパーカッションは、制作者さん自身のようですね。リードボーカルと3パートに分かれているコーラス部分が初音ミクとのことです。
初音ミクのリードボーカルは、なかなか可愛く歌わせていると思います。こんなことを云ってしまうと身も蓋もありませんが、このミクの歌唱をカラオケ伴奏にのせただけでも、十分に楽しめると思います。
コーラスについては、やはりミクの声だと幼いので、ネタっぽく聞こえてしまいます。ホントにミクって奴は、歌にしてもダンスにしてもセンターしか務まらないキャラクターに思います。
ベースの男声は、ボーカロイド「Fukase」とありました。「Fukase」は、ヤマハが販売しているボーカロイドで、「SEKAI NO OWARI」の「深瀬 慧」氏の音声データから作成されているそうです。
「Fukase」については、コイツに歌わせた「セカオワ」のカバー作品が、あまりに神調教であったため本人の歌唱だと思われ、著作権侵害で削除されてしまった、というエピソードが伝わっております。
しかし、なかなかの力作に思います。1番と2番、リピートもすべてアレンジを変えてきているんですよね。テクニックの全てをつぎ込んでいるかのような気迫を感じる作品に思えました。
オリジナルへの愛、ボカロへの愛、そしてア・カペラへの愛、全てが揃っているからこそ作れる作品だと思います。
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