2018年4月24日火曜日

Winkデビュー30周年の復活騒動

1988年の4月27日、アイドルユニット「Wink」は、洋楽カバー「Sugar Baby Love」を発表しました。
つまり、この27日で、デビューから、ちょうど30年ということになります。

昨年の8月、サンケイスポーツに「30周年を機に復活か?」という記事が出ました。
オリジナルの新曲も予定されているとか、かなり具体的な報道だったのですが、
直後に鈴木早智子さんの金銭トラブルが報道されるなどして、一気に話がしぼんでしまいました。

それでも、一応、Wink 30周年特設サイトなるものがあって、過去の音源を再リリースするという、
これぞアップフロントなノーリスク企画が進行しているようです。
って、熱心なファンは、そんなの全部持ってるだろうし、ライトなファンはYouTubeで十分ですから、
いったい誰が買うというんでしょうか?

特設サイトには、彼女たちのコメントが並記されています。
歌っていたときの立ち位置と同じ、向かって左が早智子さんで、右が翔子さんです。
連名ではありません。
2人は別々の人生を歩んでいるのですから、当然と云えば当然のことですが、
せめて写真くらい2ショットで撮ればいいのにと思った次第です。(肖像権とかあるのかなあ)

産経新聞WEB版からの抜粋です。

Winkが22年ぶりに復活することが分かった。デビュー30周年を迎える来年4月に再始動する方向で調整が進められており、新曲発売やコンサートも計画中という。1996年の活動停止以降、二人はソロ活動を続けながらも、ずっと連絡を取り合うなど仲良し。現在水面下で調整に入っており、23年ぶりとなるシングル発売やコンサート活動も計画されている。活動停止後、2人は年末の音楽特番などでそれぞれ一夜限りの“復活”を果たしたが、来年は継続的な活動になりそうだ。復活計画は今年に入って浮上。節目を大切にしたい2人とスタッフの思いが合致した。相田の長女が来春小学校に入学し、育児が一段落することもきっかけの一つになったとみられる。

極めて希望に溢れた報道でした。
スポーツ紙が全面を使って報じたのですから、信憑性は、それなりに高かったと思いますし、
自信に満ちた文面からも、ファンは本気で期待したのではないでしょうか。

実際、この記事が出る前から、相田さんは「復活を考えている」みたいな話をしていましたし、
やたらと2人の仲が良好に続いていることをアピールしていました。

ただ、記事に出ているような、新曲発表や本格的なライブツアーは、さすがにどうかと思いました。
これらは、かなりのリクスを伴います。
相田さんの事務所は、超保守的経営の「アップフロント」です。
損する可能性が少しでもあるなら、何もしない方がマシと考える事務所ですからね。
まあ、新曲については、内輪で勝手に盛り上がっていただけ、ということもあったかと思います。

ところが、記事が出たとたん、相田翔子さんは、一転して慎重な、そして否定的な態度をとります。
そこに、鈴木早智子さんの金銭トラブル報道。

もっとも、このトラブルは早智子さんが未払いのギャラを前の事務所に(強引に)要求したもので、
早智子さんの印象は悪くなりますが、どちらかというと彼女の方が被害者と云えます。
それに、せっかく復活の話が出ているときに、
こんなつまらないトラブルを自ら引き起こすなんて考えられません。
相田さんが早智子さんのアダルトビデオ出演を嫌悪しているとの報道もありましたが、
では、何故、2人は今も仲良しみたいなことを直前まで(わざわざ)言ってたのでしょう。
また、再始動を行うと、明暗がハッキリ分かれている二人の芸能活動が比較されたり、
早智子さんの過去のスキャンダルが掘り返されることによって、
相田さんに悪影響が及ぶことを事務所が危惧しているとの報道もありました。

あれだけ、大々的に報じられたのは、いったい何だったのだろうって思います。
そして、ダメになった理由が、全く見えてこないんです。

相田さんが歌謡特番の司会をしたときに、再結成について聞かれていました。
彼女は「復帰は自分だけの都合で実現することでは無い」みたいなことを話していて、
僕には、復活が出来ない原因が早智子さんの側にあるかのように聞こえました。
まるで、娘(翔子)が、親(アップフロント)から、
「昔の悪い友だち(早智子)と付き合うのは、もうやめなさい」と云われたかのようです。

そう考えると、再活動に関しての相田さんの発言が、妙に冷たいのも気になります。
もしかしたら、翔子さんはWinkの復活が有り得ないことを確信していて、
だからこそ、復活したいなどと気楽に言うことができたのではないでしょうか。

Winkの再結成を妨げている最大の原因は、繰り返し否定されてきた彼女たちの人間関係にある、
つまり、二人の関係は伝えられているほどには良好でなく、
不仲ではないにしても、たまに会って話をする以上の関係は、もはや持てないのではないか、
そんな気がしてならないのです。

再活動の話は実際にあったと思います。
でなければ、あれほど自信に満ちた報道が出てくるはずがありません。
元々無い話であれば、今後の復活も期待できますが、
理由が何であれ、有った話が無くなったというのは、したくても出来なかったということです。
ここで無ければ、これからも無いと考えざるをえません。


貼り付けさせていただくのは、1日限定復活の「淋しい熱帯魚」たち。
まあ、熱帯魚と云っても、アロワナのような妖艶な魅力溢れたテイクです。

まずは、1998年ですから、今から20年前の映像ですね。リンクになります。
復活と云っても、活動停止からそれほど経っていない頃になります。

淋しい熱帯魚 1998

 
次は、2008年、今から、10年前の映像になります。


せり上がってきたときのインパクトが半端ないですね。
どうせやるんだったら、このくらい突き抜けるべきという、お手本のようなステージに思います。
普通、此手のステージというのは、聴いたときに「ああ~↓」って、落胆の溜息が出るものですけど、
「これはこれでアリかも↑」って思わせてしまうところが凄いと思います。

Winkは、時代を超えても、そして、年齢を超えても通用するグループだったわけで、
当時の楽曲も、そのまま今でも通用するように思います。
だからこそ、今回の復活話も、ほぼ確実みたいな印象を与えたのでしょう。

Winkの30周年特設サイトには、作詞家「及川眠子」さんのコメントもあります。

Winkが過去に出した楽曲を聴いたり映像を見たりしても、長い時の経過をまったく感じさせない。
サウンドはまったく古びておらず、振り付けや衣装なども色鮮やかなまま、今でも充分に通用する。
ただそこにバブル時代の余韻が横たわっているだけだ。
凄まじいまでのスケジュールで制作していたあの頃。
でもどこにも手抜きを感じさせないのも、プロがプロとしての力を結集して作っていたからだろう。
Winkはいわば「徹底した職人たちが作り出した世界」でもあった。

プロの職人が作り出したWinkとWinkの楽曲は、30年の月日を経ても色褪せることなく輝いています。

ただ、人の心にとっての30年は、あまりにも長かったのではないかと・・・
そんな気がしてならないのです。

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