2024年6月23日日曜日

「オリビアを聴きながら」「会いたい」「わたがし」covered by 丸山純奈 ~横須賀「街なかミュージックライブ」~

横須賀でのライブは、昨年11月の「ジャズロックフェスティバル」以来。同じ会場のようですが、歌っている場所が前回と反対側になっています。壁を背にしていないので、後ろのギャラリーがチラチラと気になりますが、駅の構内放送が入り込まないようにするには、こちら側の方が良いってことでしょうか。

さて、今回のライブで気になった曲は、何と云っても「オリビアを聴きながら」であります。それから「会いたい」「わたがし」でしょうか。3曲とも、無理なく歌えていて良かったと思いますよ。

それにしても、随分、懐かしい曲をセレクトしたものです。すーちゃんは、勿論、生まれてないですし、お母さんがスキだったと云うよりも、お祖母ちゃんの運転する車で流れてましたという類いの楽曲です。どこから、引っ張ってきたんでしょう。昔、通っていた音楽スクールの課題曲だったとか、それとも、最近、誰かカバーで発表したのかなぁ。「この街」「Love me」と弾き語りして、ギターを置いて「オリビア・・」が、いきなし流れて来たときのギャラリーさんたちの反応が知りたいですね。

「オリビアを聴きながら」は、1978年リリースですから、もう46年前になります。僕的には、尾崎亜美さんの楽曲というイメージですが、杏里さんのデビュー・シングルだったんですよね。オリコンチャートでの最高順位が65位だそうですから、発売時は、全く注目されてなかったことになります。僕も、この曲を知ったのは、20代になってからでした。カラオケスナックで女の子が歌っていたのを聴いて、こんな曲があるんだって衝撃を受けました。杏里さんの持ち歌だって知ったのは、その後の話であります。いろいろと個人的に思い入れのある曲なのですが、まさか、すーちゃんがカバーするとは、思いませんでした。正に「出会った頃は、こんな日が来るとは思わずにいた」であります。横須賀に行かなかったこと、至極後悔しております。

現在、単独でアップされているのは、こちらの動画でしょうか。

改めて聴いてみますと、まあ、真っ昼間にミッキーマウスのTシャツを着て、野外で歌う曲ではありませんねぇ。これ、歌舞伎町のステージで歌って欲しかったなぁ。いつの日か、生で聴きたいです。(できれば、ちゃんとしたステージで)絶対泣くと思う。


「会いたい」は、沢田知可子さんの8枚目のシングルで、1990年発売とありました。僕は、このようなストレートに泣かせにくる楽曲は苦手なんですけど、切々と歌い上げる、すーちゃんの歌唱スタイルには、1番合っていると思います。

それから、すーちゃんとは全然関係ないんですけど、ウィキペディアに出ていた作詞家による「著作者人格権侵害訴訟」の記事が興味深かったです。こんなことがあったんですね。和解が美談として書かれてましたけど、10年後に起きた「セクシー田中さん」の事件を思うと、複雑な気分であります。

駅前で「会いたい」なんてコマセを撒いたものだから、僕みたいな「おじ」たちが集まって来ちゃいましたよ。僕的には、あと5年くらいしてから、もう一度歌って欲しいかなぁ。そしたら泣くかもです。


3曲目は、back numberの「わたがし」であります。前の2曲と比べると、昭和のフォークロック感満載で1番古めかしいんですけど、2012年リリースとありましたから、そんなに昔の曲じゃないんですね。back numberは、老若男女を問わず幅広い層からの支持を集めているそうですが、なるほど納得です。

夏祭りシーズンが近いってことでのセレクトでしょうか。男子目線の曲ですけど、今のすーちゃんには、1番ピッタリの曲に思います。テンポの良い曲ですから、あまり捏ねくり回さずに歌うのが良かったと思います。言葉さえ伝われば、あとは聴き手が勝手に感動しますからね。もし弾き語りだったら、泣いちゃったと思います。

折角ですから、「わかがし」の公式PVを貼り付けさせて頂きましょうか。バンドって良いですよね。すーちゃんは、もう、バンドボーカルする気って、無くなっちゃったのかなぁ。

わぁー、青春ですよね。めちゃめちゃ青春ですよね。今も昔も変わらない、ウジウジ系男子の恋愛ソング。これこそ何十年たっても変わることのない青春であります。