2018年1月29日月曜日

「丸山純奈」が歌う MISIA:Everythingとハイファイセット:卒業写真

カイトは、改札口を出ると、カラオケ屋への階段を下っていった。
仕事帰りの金曜日という開放感が、何となくその気にさせたのだと思う。

「おひとりさまで?」
ここの受付もAIか。
大きなお世話だが、AI相手に苛立つのも大人げない。
「デュエットは、お付けしますか。」
「やめとくよ。この前「AIあやや」と「あなたに逢いたくて」をデュエットしたら、その後、ソロで歌い直しやがった。」
「よくお叱りを受けます。基データが、根っからのソロ歌手なもので・・・」

わずかな沈黙。
会話から得た情報から最適解を検索しているのだろう。
「では「AIすみな」がよろしいかと。」
「すみな?聞いたこと無いな。」
「デビュー前なので、まだβ版ですが、将来性は抜群です。ただ、ステージ経験が足りないので。」

まあ良いだろう。
β版ならば、追加料金はかからないし、
何よりも、AI搭載型ボーカロイドを育てるのは、人間の大切な役割なのだから。



丸山純奈「音楽チャンプ」準レギュラー(?)記念ショートショートから始めさせていただきました。
今夜の放送、録画しながら見ちゃいましたよ。
でも、ホントにテレビ局って、視聴率のためなら何でもするんですねえ。
こんな感じで引っ張ってて、来週も見てもらおうってことなんでしょう。
もう、番組の方が完全に「丸山純奈」に乗っかってる感じがします。

まあ、今日の時点で、YouTube動画再生550万回・・・560万になってました。
リアルタイムでカウンターが上がっていくなんて、
松浦亜弥さんの「ひこうき雲」がブレイクした時みたいです。

今夜放送分のテイクは、テレビ朝日の公式チャンネルから近いうちにアップされると思いますので、
その時に取り上げさせていただこうかと思います。
以前は、YouTubeというとテレビ局からは目の敵にされてたはずなんですが、
あっという間に時代が変わりましたね。
               
で、今回、貼り付けさせていただくテイクは、2016年12月27日の日付がありますので、
今から1年と少し前のステージになるようです。
歌自慢イベントでは鉄板の選曲、MISIAさんの「Everything」ですね。


制服チャンプの時と違って、素敵なお洋服だと大人びていて、とても中学1年生には見えません。
エコーとか効かせてもらっているとはいえ、この安定感は凄いですねえ。
低いところがちょっと辛そうですけど、まあ、完璧すぎるのも可愛げ無いですし、
それも、好さの1つということで。

そうそう、彼女はMCで歌詞間違いについて語ることが多いんですよね。
実際、「さくら(独唱)」のテイクでは、日本語で歌ってるはずなのに、
「切なく散りゆく調べと知って」とか、全く意味不明になっていて、
「やっちゃった~、どうしよう」みたいな感じになってます。
松浦亜弥さんだったら、それも私の魅力みたいに開き直るんでしょうけどw

まあ、歌詞間違いについては、1つは練習不足がありますね。
アマチュアでありながら、結構あっちこっちのライブに出ていて、
たくさんの曲を歌っているので、覚えきれないってところでしょうか。

もう1つは、歌っているときの脳の働きが、言語よりも音感優位になっているのだと思います。
実は、松浦亜弥さんも同じで、こういう子って、メロディーの覚えは良いんですよね。
音程も全くって云っていいくらい、外さない。
ですから、2・3回唱ったところで、もう大丈夫みたいな気になって、
で、結果的に歌詞を間違えるってパターンに思います。

では、同じステージから、もう1曲


最高ですねえ。
何が最高って、サビ後で声が裏返ったときの「やっちゃった」っていう表情です。

歌う側が気持ちよさそうに歌ってくれるから、聴いているこっちも幸せな気分で聴けますし、
曲想の付け方も、自然で嫌味が無い。
小さい頃から合唱団で歌ってたってことですけど、そういう場で培ってきたモノなんでしょう。
よく歌で感動させるっていいますけど、感動するかどうかは聴き手の側に一任されているわけで、
送り手が感動させようってオーラを出してしまうと、かえって伝わらないように思います。
反対に、こっちが感動する気分になっていれば、コンピューターの歌でも涙できるわけですから。

ネットの住人から、絶大な支持を得ている「丸山純奈」さん。
ツイッターには、「デビューしたら絶対ファンになる」みたいな書き込みで溢れてます。

僕も、彼女がデビューしたら、ブログのタイトル名変えようかしら。

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