2016年4月24日日曜日

松浦亜弥コンサートツアー2007秋「ダブル レインボウ」 その2 ~アルバム神曲編~

 オリジナルアルバム「ダブルレインボウ」の収録曲は11曲。このライブで、松浦亜弥さんは、「ソウルメイト」「風に任せて」を除く9曲を歌っています。「ソウルメイト」については、2008年のライブで披露していますが、「風に任せて」はマニアックライブで歌ったくらいでしょうか。

 では、4曲目に歌った「灯台」です。


 ライブでは、「LOVE涙色」→「灯台」→「宇宙で La Ta Ta」の流れで歌っていますからね。歌っている方の切り替えも凄いですけど、聴いている側の切り替えも大変だったのではないでしょうか。サイリュームを遠慮がちに振るオタさんが印象的ですね。コールは不必要ですが、サイリュームは問題ないと思いますw

 後半の1曲目は「blue bird」。この後「今はレットイットビー」「砂を噛むように」「HAPPY TO GO! 」とアルバムの曲が4つ続きます。


 生バンドの雰囲気も良い感じだし、何より松浦亜弥さんが楽しそうに歌っているのが良いですよね。しっとりバラードも良いけれど、彼女の良さが一番発揮されるのは、此の手の楽曲なんだと改めて認識した次第です。



 同じ衣装で、同じような雰囲気の楽曲を2つ続けてるんで、完全に被っちゃって、すごく勿体ないように思います。
前半は、アルバム曲とアイドル曲を交互に歌っていたんですけど、後半は、4曲づつ、前後に寄せているんですよね。最後に盛り上げようって意図かと思いますけど、この部分は、やっぱり勿体ないです。
 とは云っても、「砂を噛むように」は、予想外の出来の良さですね。このツアーの頃は、あごの調子とか、声の調子とかに不安を抱えていたようで、歌に関しては、次の2008年のライブの方が評価が高いみたいですけど、なかなかどうしてのテイクに思います。

 やっぱり、ライブにおいてのビジュアルって重要ですよ。歌さえ上手ければ、容姿は関係ないって云う発言を偽善とは云いませんけど、人前に出て歌うからには、容姿は大いに関係ありだと思いますww

 アンコール曲は「ダブルレインボウ」。ツアーのタイトルにもなっている重要な曲です。アンコールが無かったらどうするのかな、っていうのは、要らぬ心配ですね。


 歌上手いでしょオーラを全開にして歌っているんで、自然と拍手も出てきますよね。ダブルレインボウは、マニアックライブでもコットンクラブでも歌ってくれましたが、どのテイクもなかなかの出来だと思います。本人曰く、「頑張んないと歌えない曲」とのことで、気を抜かずに歌っているからでしょうか。本気を出せば、ちゃんとできる子なんですね。
  「Everything」を歌っている時の「MISIA」さんとか、あと「小柳ゆき」さんみたいに、歌手であるからには、素人にも分かり易い形で、歌唱力をひけらかすことって大事なんだと思います。
 地方のコンサートホールで、常連さんから拍手もらってるだけじゃあ、虚しいばかり、「ダブルレインボウ」でも「dearest」でも良いんですけど、此の手の曲を世間に向かって披露する機会を持てなかったことが、最大の問題点だと思います。
 
 最後に景気の良い曲で終わりにしましょうか。コンサートでは、アルバム曲や初期のシングル曲以外の楽曲も、3曲ほどセットリストに入っています。


 やっぱり、この二面性が松浦亜弥ですよね。

 僕がファンになりたての頃、どのライブDVDを買おうかなって、Amazonのレビューとかを見ていろいろと研究しました。そしたら、次の「AYA The Witch」の評判が良かったんで、そっちを注文したんですけど、YouTubeの動画を見たら、「ダブルレインボウ」が良い感じなんで、慌てて追加注文したんですよ。まあ、結局、全部買うことになるんで、どっちでも同じだったんですけどね。
 中古じゃありませんよ。新品です。って云うか、この頃のDVDってほとんど中古に出てこないんですよね。きっとファンの方々が秘蔵しているからだと思いますよ。決して、中古に出るほど売れていないからでは無いと信じています。

2 件のコメント:

アヤまる さんのコメント...

熊本の地震に追われて少し亜弥さん聴くのが少なくなっていたんですが、今日は電車で移動中にiPhoneで聴きほれ、見ほれ、幸せでした。

SMAPの中居君が被災地に行ったようで、「生きる元気が湧いてきた」みたいな話しをTwitterで見かけました。少し前まではそのファン心理が実感としてよく分かりませんでしたが、今は分かります。生で亜弥さんに会えたら相当落ち込んでいても生きる元気が湧くでしょうね。

贅沢を言えば「HAPPY TO GO! 」も貼って欲しかったです。あの曲は亜弥さん以外では成り立たない上に、ダブルレインボウのテイクは歌というかノリが絶品で、何度見ても見飽きません。

コットンクラブやブルーノートもいいですが、亜弥さんはこういうステージがやっぱり絶品なんですよね。もう無理ですかねぇ。

さんのコメント...

確かに、お終いは、「ナビが壊れた」でなくって、
「HAPPY TO GO! 」の方が良かったですね。
ノリノリの曲を、観客を煽りながらっていうのは、彼女の最も得意なところ、
やっぱり、「HAPPY TO GO 」→バンド紹介(衣装替え)→絶好調MC→「トロ恋」が、
このライブの一番の見所ですよね。

ライブ再開してくれれば、どんな形でも良いんですけど、
やっぱり、サイリューム振りたいですw