で、実は、部分的ですが実現していたんですよね。「Lia」さんのライブに「IA」がゲスト出演した時のテイクです。ボーカロイドと音声データの提供者のデュエットという面白い演出なんですが、後ろでギターを弾いているのが菊ちゃんで、あとドラムの高尾さんとキーボードの桜井さんも出ています。曲は、「My Soul, Your Beats!」。テレビアニメ「Angel Beats!」のオープニングテーマだそうです。
松浦亜弥コンサートツアー2005春「101回目のKISS~HAND IN HAND~」は、2月25日にハーモニーホール座間で始まり、ファイナルは5月7日の大阪厚生年金会館とありました。全国9ヶ所で21公演。概ね1会場で2公演ずつの開催で、DVDは、5月5日の中野サンプラザの公演が収録されているようです。
ですから、フライデーは、ツアー中に発売されたということになります。こういう場合、よくライブの最初にお詫びMCみたいなのがあるんですが、実際のところ確認できませんでした。このへんの経緯は、当時のファンの方々の証言を頂きたいところです。
アンコールは、「シャイニング デイ」です。長いし、単調だし、眠くなっちゃうんですけど、「生活環境植樹 HAND IN HAND」のサポートソングなんですよね。社会貢献事業のイメージキャラクターもアイドルの重要な仕事の1つなんですからしっかり応援しなくてはいけません。
で、この HAND IN HAND活動は、愛・地球博をきっかけに始まったようで、現在も続いているみたいです。愛・地球博といえば、松浦亜弥さんも閉会式で皇太子殿下の御前で「Friends Love Believing」を歌っていますから、そんな縁でこの曲を歌うことになったのでしょうか。
この守備範囲の広さが「あやや」ですよね。感情込めまくって歌っていますけど、あまり嫌味になってません。この頃が「THE LAST NIGHT」が一番似合っていたときだと思います。
曲のラストにある沈黙の14秒ですが、ヘッドフォンで聴くとバックで無神経な声援が飛んでます。これについては、「あやオタ」を自称するファンは、かなりのご立腹だったようです。まあ、1万人もいれば色々なスタンスのファンが集まってきますから、仕方の無いことではあります。
沈黙の時間は、公演をやる度に長くなっていったようですが、さすがに14秒は、長すぎるようにも思います。見ているこっちが心配になりますからw
ライブレポートによると、歌詞飛ばしをしたのに、歌が流れていたという醜態を曝してしまったこともあったようです。ならば尚のこと、歌う必要など無かったと僕は思います。他のアイドルコンサートならともかく、松浦亜弥のライブに参戦しようって奴なら、口パクかどうかなんて直ぐに気がつくし、そんな「あやや」を見たいとは思わない筈です。「THE LAST NIGHT」とか「100回のKISS」とか「私と私と私」などをじっくり聴かせれば良かったんじゃないのかなって思います。
何はともあれ、ライブ動画を貼り付けさせていただきます。挨拶代わりに演奏した「Bohemian Rhapsody 」の前半部分と、それに続く2曲目「Radio Ga Ga」を続けてどうぞ。
「Radio Ga Ga」での手拍子が凄いんですけど、このライブは、クイーンのライブではなくって、何十組ものアーティストが出演するチャリティーライブだってことを忘れてはいけませんね。7万5千人の観衆の中にクイーンのステージを目当てに来ていた人なんて、決して多くは無かったはずです。それがいきなりの大合唱と手拍子ですから。
クイーンの最大の強みは、ライブで盛り上がれて、誰もが知っている曲を数多く持っているというところにあると思います。
午後6時とはいえ、夏のまだ明るい時間帯での野外ライブ。照明や火薬を使った演出などのない、シンプルなステージ。誤魔化しの効かない、まさにバンドの実力が試されるステージに、クイーンは全身全霊を傾けます。そして、ラストソング「We Are the Champions」。大合唱に揺れるウェンブリースタジアムの7万5千の観衆は、鳥肌モノです。