2015年12月13日日曜日

松浦亜弥セカンド全国ツアー「Yeah!めっちゃライブ」

 今回も、松浦亜弥さんのツアーに関する記事です。何か、このシリーズでしばらく押してみようかなって気になってきました。といっても、書きたい時に書きたい順ってことになると思いますw

 「Yeah!めっちゃライブ」は、2002年の秋に全国26カ所で、のべ46公演おこなわれたツアーです。最も大きい大阪フェスティバルホールでも3,000人弱、あとは、秋田とか大分とか、全国津々浦々の中規模ホールを回っていたようです。DVDになっているのは、ツアーの中程、11月17日に中野サンプラザで行われたテイクです。
 この先もそうなんですが、ニューアルバムのリリースを受けて開催される春ツアーに比べて、リリースの無い秋ツアーは、演出に凝ってみたり、珍しい楽曲を入れみたりと工夫してくるようです。

 オープニングは、新曲「THE 美学」。ツアー中盤からは、リリース前の「草原の人」のお披露目が始まります。
 ネットで、当時のライブレポートを検索すると、「THE 美学」に関しての微妙な言い回しが見受けられます。もちろん、ファンですから悪くは云ってませんけどw。で、カップリング曲の「I Know」の評判は、この時から既に高くって、完全にA面とB面を取り間違えたことが分かります。

 DVDの作りは、かなり気合いが入っていて、この時期には珍しくワイド画面で、ハイビジョン撮影でしょうか、画面も綺麗です。ただ、大盛り上がりの観衆に比べて、肝心の「あやや」の歌が、どうもイマイチなんですよね。声が出てなくって、ちょっとお疲れ気味に感じます。それでも、後半になってくるとだいぶエンジンもかかってきて、いつもの「あやや」の感じになるんで、DVDを見るときは、途中から見ることが多かったです。・・・スミマセン、最近見てないんで過去形になってしまいました。

 シングル+アルバム曲中心の「ファーストツアー」に対して、シングル+カップリング曲中心の「セカンドツアー」って感じですよね。貼り付けさせていいただくのは、セットリスト3曲目の「つまんないよ・・・」。これは、「めっちゃホリデー」のカップリング曲ですよね。


 セカンドツアーってことで、ステージングも慣れたものなんですが、どうも、中途半端に場慣れしている感が気になります。アイドルのコンサートは、MCも台本通りの台詞に過ぎませんから当然なんですけど、それにしても台詞を噛むことも無く、あまりにもそつが無さ過ぎて、わざとらしさばかりが伝ってきてしまいます。「完璧すぎて萌えられない」と云うファンのコメントがありましたが、上手いこと言ったものです。
 なんか、ファンブログらしからぬ記述ばかりですね。実際のライブ会場では、こんなことは全然気にならないでしょうから、ライブに参戦できたオタクさんは、十分に満足していたと思います。

 ライブ中盤の衣装は、女子高生の1日という演出でしょうか、普段着っぽいんですが、普通に可愛いと思います。人生で一番可愛い時期なんですから、これで十分です。
   

 「○○-女子高生の主張-」は、「LOVE涙色」のカップリングですね。この曲も、このライブテイクが唯一だと思います。ロックバンド風のアレンジで、「かわ、カッコいい」感じに良くできている楽曲に思います。

 3番目の衣装は、「ハート星の某」だそうです。お姫様のつもりのようですが、貫禄が有り過ぎて、「不思議の国のアリス」に出てくる、トランプの女王様に見えてしまいます。「I Know」はともかく、「初めて唇を重ねた夜」をこの衣装で歌うのは、やめて欲しかったですw。またまた、ファンブログらしからぬ記述になってしまいました。反省です。
 貼り付けさせていただいたのは、「私のすごい方法」です。


 なかなかのテイクですね。2番がカットされていることが残念でなりません。

 最後は、「桃色片想い」「絶対解ける問題」「LOVE 涙色」「Yeah!めっちゃホリディ」と温存しておいた曲を、立て続けに歌って、盛り上がってお終い、という構成です。
 アンコールは、袴姿で「ドッキドキ!LOVEメール」「笑顔に涙」となっています。

 どうしても、ファーストツアーと比べてしまうんですが、ちょっと作りすぎた感じがするんですよね。変な設定とか、余計な演出なしで、もっと普通に「あやや」に歌わせても良かったかなって思うんですよ。

 では、お終いに「草原の人」を貼り付けさせていただきます。松浦亜弥さんにあまり似合わない楽曲で、ファンの評判もイマイチ。長良氏の好意も、ありがた迷惑っていう感じなんですが、この曲に関しては、「Yeah!めっちゃライブ」のテイクがベストだと思っています。僕のお気に入りなんですよ。

 「草原の人」はアイドルソングではありません。完全に片足を演歌に突っ込んだ昭和歌謡です。だからと云って、大人になった松浦亜弥さんが歌って似合う曲でもありません。やはりこの歌は、16歳の女の子が歌うに相応しい曲だと思います。演歌系アイドル歌手とか、アイドル系演歌歌手が不在である以上、この曲を託せるのは、「あやや」しかいないと考えた長良氏の判断は正しかったと思います。
 

 大人になってしまった松浦亜弥さんに代わって、「小田さくら」さんに歌って欲しいですw

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

体調の問題で更新ペースを落とされるとのこと、心配していましたがこうして精力的な新しい記事をUPされているのでそれほどのことはなさそう?なのでしょうか。
しかし健康でなければ、楽しみな事も楽しめませんのでね。お互い気をつけましょう。

さて、このツアーについてコメントしたいのですが、私はこの頃の彼女のよさがいまだ良くわかりません。
新しいのから逆に追っていっていきましたが、ツアーではオトナのナミダまでで止っています。

これでは片手落ちと思って人気としての全盛期の頃まで理解しようと思っていたのですが、最近はそれをやめました。
好きなことに対して無理をする事もないですしね。
私には相当なアイドルアレルギーがあるようです。
アイドルと言っても、1世代前の昭和末期の頃のは歌謡曲なので、親近感があるのですが。

さんのコメント...

ご心配かけて申し訳ありません。
使える時間が減っているのは確かなんですが、寝込んでいるわけでは無いので、
年内に、あと1つか2つは投稿できるかもですw。

タレントさんに対するスタンスというのは、人それぞれだと思います。
ただ、松浦亜弥さんは、他のタレントさんと比べて、変化の度合いが大きいですから、
その分、ファン同士のスタンスの違いも大きくなっているのでしょうね。

でも、アイドル好きとアイドル嫌いという、常識では、決して交わることの無い者たちが、松浦亜弥という共通項のおかげで、語り合えることができるのですから、
松浦亜弥さんに感謝しつつ、それぞれの松浦亜弥さんを楽しみたいと思います。

Unknown さんのコメント...

「使える時間が少ないとのコメント」は少々気になりますが、無理をなさらずマイペースで更新して下さい。
確かにこういった交流は今まで中々なかったでしょうね。亜弥さんだからこそ、異なった趣味の人々が交われるのでしょう。
大sansanを知らなければ、私は一生初音ミクを聴く機会はなかった?と思います(笑)

さんのコメント...

初音ミクを視聴していただきありがとうございますw

ファンのスタンスの違いという点では、初音ミクは、松浦亜弥さん以上ですからね。
ライブ会場では、痛車で乗り付けている兄ちゃんの隣に、小学生の女の子が並んでますから。
で、冨田勲先生もいらっしゃるしw

松浦亜弥さんの一般向けのライブが再開されたら、どんな人たちが並ぶんでしょうね。
やっぱり中年オヤジが中心なんでしょうかw