2015年11月29日日曜日

槇原敬之「遠く遠く」feat. 初音ミク、それから「北風 ~君にとどきますように~」

 「遠く遠く」は、1992年リリースのアルバム「君は僕の宝物」に収録されている楽曲で、シングルカットされてないのにもかかわらず、槇原氏の代表曲の1つとされるほどに、知名度、人気ともに高い曲です。NTT東日本のCMに使用されたことが大きかったかも知れません。
 松浦亜弥さんファンなら誰でも知っている「LOVE LETTER」のアンサーソング的な雰囲気のある曲ですよね。
 
 「君は僕の宝物」は、僕がちゃんとお金を払って買った槇原氏のアルバムで、今もちゃんと戸棚に並んでいます。「もう恋なんてしない」とか「冬がはじまるよ」なんか良くカラオケでも歌いました。あと「北風 〜君にとどきますように〜」もこの時期の楽曲ですよね。この頃が、槇原氏の充実期、絶頂期と云えるのではないでしょうか。 

 で、今回、紹介させていただくのは、「7900gen」さん作成のカバーになります。7900genさんは、初音ミクを使ったオリジナル曲やカバー曲を投稿されているボカロPさんですが、伴奏のギターは、全てご自分で弾いていらっしゃるそうです。


 カラオケが良い例ですけど、今までは、機械に伴奏させて、人間が歌うのが当たり前って云うか、それしかありませんでした。でも、こんな風に、機械に歌わせて、隣で人間がギターを弾くなんてのも良いですよね。
 歌うのは人間、伴奏は機械っていう固定観念を捨てて、立場を交換するのも素敵だなって思ったんです。「俺が一生懸命伴奏してやってんだから、もうちょとマシに歌ってくれよ」なんて云いながらねw

 相変わらず、初音ミクには魂が無いからどうとかこうとか、っていうコメントがありますけど、歌なんて云うのは、ただの音ですから、それに魂を感じるかどうかは、聴き手の感性の問題なんですよ。もちろん感じないのも感性。僕が言いたいのは、少なくとも送り手の問題では無いということです。


 では、御本家を。「君は僕の宝物」の方じゃなくって、CMで使用された「'06ヴァージョン 」でお届けいたしますね。理由ですか?もちろん、新垣結衣ちゃんが可愛いからです。



 この時、18才くらいでしょうか。リアルタイムでも、就職や進学で一人暮らしを始める年齢ですから、似合ってますね。このCMから10年。新垣結衣ちゃんも、最近は、お母さん役も演じているそうですから、時の経つのは、早いものです。

 僕が一人暮らしを始めた時は、携帯はもちろん、固定電話をひいている奴も皆無でした。電話があるときは、隣に住んでいる大家さんが「○○さ~ん、電話だよ~」って叫んでくれるか、階段にメモを置いてくれるかのどちらかでしたよ。で、近くの公衆電話に行ってました。まあ、電話そのものが、ほとんどかかってきませんでしたけど。「便りの無いのが、良い便り」って、メールやラインで繋がりっぱなしの、今の若者たちに理解できるでしょうかw
 
 最近では、固定電話をひかない家が増えてきていますよね。っていうか、若い家族では、無い方が普通に思います。かく云う我が家も、固定電話はあるんですが、先月の電話代って基本料金のみでした。CMから僅か10年足らずで、世の中ってこんなにも変わっていたんだって、驚いた次第です。

 この話題って、本来は、新生活を始める春のネタでしたね。最後に、冬が始まる今の季節にピッタリの曲を貼り付けさせていただいて、お終いにします。

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